東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点

TY-JR10正面

東芝の充電ラジオと言えば、私が今でも使っていてTY-JKR5にも通じる小型ラジオ、TY-JR10の存在を抜きに語ることはできないでしょう。写真のように大きさはほとんど同じですが、当時同じようなハンドル付きのラジオ「充電たまご」を意識したフォルムになっています。

このラジオはその大きさもそうですが、手回しハンドル付きでFMワイドバンド仕様(当時はアナログテレビの1~3チャンネルの音声を聞けるという事でその表示がありました)、充電池の他、単四電池2本でも動き、付属のケーブルを使って携帯電話の充電が可能という、ほとんどTY-JKR5の特徴に通じるコンセプトのラジオに仕上がっています。

TY-JKR5との違いという点では内蔵充電池がニッケル水素電池からコンデンサーに変わった事の他、携帯電話充電のための接続ケーブルが独自規格で、無くしたらこの機能ごと使えなくなってしまうということと、けたたましい音を立てるブザーが省略された事が挙げられるでしょう。

TY-JR10裏

また、ハンドルの収納部は写真のように作リが甘いので、ハンドルを折らないように気を付ける必要がありました。

実は私は今でもこのTY-JR10は車のダッシュボードに入れて使っているのですが、気が付いた時にハンドルを回すことで充電池の容量を空にしない事を常に気を付けています。残念ながら携帯電話充電用のケーブルを無くしてしまったのでハンドルはラジオの内蔵電池を充電するのみになってしまいましたが、きちんとメンテナンスをしていればすぐに内蔵電池がダメになるほどの事はないということも実証できています。

ただ、そうだからといって非常用持出袋に放り込んだまま5年も6年もそのままにしておいたらその時にも普通に使えるかどうかはとても保証できません。もし現在このラジオと同じような内蔵充電池にニッケル水素電池を使っている防災ラジオを使っている方は、普段も手回し充電をしながら使うことをおすすめします。

逆に言うと、こうした手間がかからない分、TY-JKR5を買っておけばいざという時に役立つツールになるだろうと思えます。ラジオを多く持っているような方は、どうしても使う時と使わない時との差が出てくると思いますが、ある程度全く使っていなくても必要な時に活躍が期待でき、さらに充電用のケーブルも付属のものでなくても汎用のケーブルが使えるので、TY-JKR5はTY-JR10の正常進化でできた製品であることが改めて確認できました。

ラジオの形には好みがあると思いますが、TY-JR10はその形のせいかなかなか安定して置きにくいということがあり、TY-JKR5の直方体の形状の方がどこでもどんな風にでも安定して置けるので、私はこの点も正常進化をしたのではないかと思っています。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題


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