通信サービス全般ニュース」カテゴリーアーカイブ

モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

イオンモバイルの「やさしいプラン」(60才以上限定)の速度アップのニュースも……

以前、スマホプランのいわゆる「高齢者優遇プラン」が色々ありまして、私もその年になったらかけ放題を安いオプション料金で付けられるUQモバイルを契約しようかなと思っていたものでした。

しかし、時の流れとは恐ろしいものです。もはや電話番号を使った音声通話を使うケースというものは減り、友人たちとであればSNSやメッセージアプリや、LINE通話のように直接音声通話をデータ通信のみでできてしまう未来はその時には想像できませんでした。現在は、同じくデータ通信を使って音声通話とSMSの料金がかからない(例外あり)楽天モバイルのRakuten linkを使っているので、いわゆる「かけ放題」に対してのプランは契約していません。

私の家族用には5分定額のプランを付けていて、スマホのアプリでこちらからの発信が5分に達する前に強制切断するように設定してあるので、何回こちらから電話しても通話については定額料金のままで毎月の支払いは推移しています。こうなってくると、何が高齢者有遇かとも思いますし、今のプランで掛け値なしに高齢者有利なプランがあるのかとも思うようになっています。そんな中、イオンモバイルの60才以上限定という「やさしいプラン」の変更についてニュースがあったので見てみました。

イオンモバイルは全国のイオンモールに実店舗があるので、MVNOであっても相談しやすいというメリットがあります。で、その「やさしいプラン」の内容ですが、1GBから10GBまで1GBごとにプランを選べ、音声通話の付いた音声プランは、1GBが638円という価格で、1GBごと110円ずつ上がっていき、10GBの場合は1,628円になります。

ただし、このプランは安い代わりに高速通信時の下りスピードが制限されていて(上りは制限なし)、今までは最大500Mbpsだったのが、2025年9月下旬から最大1Mbpsにスピードアップするというのです。確かにこのスピードアップがあれば、電子マネーの利用時などまごまごすることは無くなるかと思いますが、これなら年齢と関係なく契約が可能な別会社のプランの方が良いのでは? と思えてしまいました。

それは、私が現在データ通信用のメイン回線として使っているmineoの「マイピタ」です。この1GBプラン(月額1,298円)にオプションの「パケット放題Plus(月額385円)」を付けると合計1,683円と「やさしいプラン」10GBプランと同等(ちょっと高くはなりますが)となります。「やさしいプラン」は10GBまでは9月末から1Mbpsで使えますが、動画などを見たりして月10GBを超えてしまうと一気にスピードが最大200kbpsとそれまでの5分の1になり、電子マネーの利用にも大変になってしまうことが予想されます。

mineoの場合は、最初の1GBは高速通信ができますが、高速通信を使い切っても「やさしいプラン」より速い最大1.5Mbpsで月末まで利用可能です。これだけの速度で使えるなら、家族との電話(音声)でのやり取りは全面的にLINEに頼ってしまえば、こちらからどうしても電話を掛けなければいけない状況があるなら、mineoでは10分かけ放題を月550円で提供していますので、全て合わせても2,233円で収まります。

もちろん、外では電子決済以外ほとんど使わないという方もいるかと思いますが、データ容量を気にせずに毎月使えるという意味では、今回紹介したmineoのプランは安心して使ってもらえます。そう考えると、必ずしもイオンモバイルのプランが改定されても、高齢者有遇プランとしてもう少し頑張ってもらえないかとも思います。

何でもそうですが、スマホを使い慣れない人ほど間違ってデータ通信をだだ漏れにして使ってしまうこともあるため、肝心の時に高速通信を使うことができず大きなストレスになることもあります。本来はそうした「超初心者にも優しい」プランが出てきて欲しいと思っているのですが、最近は大手キャリアでもプランの料金だけでなく店頭での手続きの価格が上がったりと高齢者になかなか優しくなれないような状況になっています。それでも、色々なスマホプランの中には今回紹介したmineoのような格安を維持して十分使えるプランも混ざっていますので、そうしたものを使いながら真に高齢者に優しいプランの登場を待ちたいものです。

パソコンブラウザの機能拡張を使ってLINEを使うためのコメントボックスが消えた原因は?

スマホとパソコンでの文字入力を比べた場合、フリック入力を使ってパソコンのキーボードを使って打つよりも早く入力できる方は今回紹介する問題については関係ないかと思います。私の場合は、パソコンのキーボードを触ってけっこう慣れているというのと、それなりに入力を速くすることにも自信があるので、パソコンを開いた時に自分のLINEにメッセージが来たら、スマホのLINEアプリを開くのではなく、パソコンのブラウザの「機能拡張」として入っているLINEアプリをスマホと同期させたものからメッセージを送っています。

この方法は、昔やっていた「チャット」のようにメッセージのやり取りができるので、スマホからだと時間がかかるメッセージも早く返すことができるので、自分としては気に入っています。しかし、ここ数日私がメインで使っているChromeブラウザの機能拡張のLINEアプリが、きちんと表示はされるのですが、今まで普通にあった入力用のスペースが無くなっており、画像や顔文字の送信だけはできるのですが、メッセージ自体が送れないようになってしまったのです。

これは、パソコンを開きながら作業をしていることが多い私にとってはかなり辛いアプリの不具合で、何が問題なのかと途方に暮れていたのですが、機能拡張のアプリをインストールすることができる「Chromeストア」にあるLINEの不具合についてのコメントを見たら、その理由はLINEアプリにあるのではなく、知らない間にアップデートしてしまうChromeブラウザに問題があることがわかってきました。

同じLINEの機能拡張をEdgeブラウザやFireFoxブラウザにインストールすると、そうしたブラウザ上から問題なくLINEの機能拡張を使ってメッセージを送信することができるというので、Linux Mintを使っていて最初から入っているFireFoxブラウザの方にLINEの機能拡張を入れてみたところ、問題なくパソコン上からLINEが使えるようになりました。

こうなってくると、ある一つの重大な問題が明らかになってきました。WindowsでもMacでも、Linuxでも複数あるWebブラウザの中から自分の好きなブラウザを選ぶ事ができるので、今回の不具合がChromeブラウザだけで起こっている事がわかれば、すぐに別のブラウザから使うことができるので私と同じように一息付けます。

しかし、Windows10からの乗り換えとしてChromebookを使っている方は、何せ全てのOSをChromeブラウザから動かす仕様になっているので、自動的に最新バージョンのChomeにアップデートされてしまったら最後、そのパソコンからLINEのメッセージを送ることができなくなってしまいます。これは唯一のブラウザしか使えないChromebookのウィークポイントということになります。

今後、Chormebookを使っていて、同じようにChromeのアップデートに起因する不具合が起こった場合、いつまで我慢できるかというのが、今後Chormebookを使う人にとっての問題になっていくような気がします。というわけで、もし私と同じようにChrome上のLINEが使えなくなって困っている方は、別のブラウザに機能拡張をインストールして試してみて下さい。

ソフトバンクに続きドコモの契約事務手数料の値上げを発表……その違いは何か?

先日、ソフトバンクの携帯電話回線の手続きをするための契約事務手数料の改定について紹介しました。人手が足りなくなる中で、店頭で手続きをする場合の手数料値上げは仕方がない事だと思ってはいたものの、インターネット上で店頭へ行かずに手続きをする場合にも、それまでの無料から一気に手数料を取るという事をソフトバンクが決めたので、もし他社がソフトバンクと同じような形で値上げをするなら、もはや大手キャリアに乗り換えることは無いだろうなと思っていました。

最新のニュースで、ドコモの新規契約や契約変更、機種変更、名義変更のほか、SIMカードやeSIMの再発行、電話番号の変更などをする場合についての契約事務手数料の値上げが発表されました。現在、店頭での手数料は3,950円ですが、2025年9月5日から、その金額を4,950円に引き上げるとのこと。ただ私が問題だと思っていた、Web経由の手続きについては、今までの通り手数料はかからないとのことです。

見方としては、先日ドコモは全体的にプラン利用料の値上げを行ない、ソフトバンクはプランの値上げはしていないので、どういう形で契約者に負担を求めるのかという差なのかも知れませんが、個人的にはもし今の手持ち回線を大手キャリアに変更するとしたら、現状では当然ahamoも選択肢の中に入るので、ドコモのこういった形での発表は、私にとっては幸いでありました。

ahamoの魅力には、海外でも使えるということがあります。私の持っている回線の中では楽天モバイルでも同じように海外での利用が可能ですが、利用できるデータ量に違いがあります。そういう意味では、個人的にはドコモの良心のようなプランがahamoだと思っているのですが、今後どう変わっていくのかこのまま変わらないのか、それも気になります。

そしてこれは大手キャリア全般について関わってくることですが、地上波基地局が圏外になった場合の通信サービスの付加価値をどう付けていくかということでしょう。

今のところ先行しているauでは当面無料での衛星通信サービスを行なっていますが、ここのところテレビコマーシャルでこのサービスを推してきていることを感じます。ちなみに、サブキャリアのUQモバイルでは月額550円、さらにau以外のユーザーがこのサービスを使いたい場合には月1,650円かかります。実際のところそのくらいの支払いをお願いしたいくらいお金がかかっているのではないか? とも思えますので、どちらにしても今のプラン料金からの値上げ(というか衛星プランのオプション料金が新たに設定される?)もそれなりに予想されるわけです。

私の場合、これも今後どうなるかはわかりませんが、auのサービスを使わせてもらうことはせずに、衛星インターネットの元売りであるStarlinkとの直接契約を選択したわけですが、車中泊で使うならいざという時にはStarlinkを使うので、スマホの方は直接衛星と通信しない今まで通りで料金据え置きの方が良いなと思っています。

今後、爆発の危険のない小型バッテリーが一般化すれば、Starlink miniを入れ、バッテリーとそれを充電できるACアダプターおよび折りたたみ型のソーラーパネルを一緒に持ち出せば、車中泊の旅でなくてもスマホだけでなくパソコンでもモバイル通信が圏外になったり、国内のモバイル通信がトラブルで不通になった場合の代替通信手段として十分使えます。

もちろん、持ち物がスマホ一つで低高度にある衛星や飛行機・飛行船との通信ができ、日本国内(海上含む)の圏外がなくなることは素晴らしい事ですが、それも人によってはオーバースペックになるわけで、今後は事務手数料や衛星関連のプランの有無など、トータルの通信費のかかり方についての知識についてもしっかり把握しておくことが大事になると思います。

改めて自分の恥を晒す事になりますが、旅先でスマホを落としたことにより、物理SIMとeSIM計2枚の再発行を余儀なくされたのですが、これについて店頭でないWeb上でも店頭と変わらない手数料を取られるとしたら、それだけでかなり懐が痛みます。とりあえず、現在ドコモに加入されている方、さらに近い将来ドコモの契約をしようと思っている方は、Web上から手続きをすることで、手数料を節約できる事に変わりはないということを覚えておきましょう。また、同じ事をソフトバンクでやろうとした場合にはドコモと比較すると(同じくWeb上での手続きを行なった場合)、トータルの支払額が変わってきますので、その点にも注意しましょう。

動画の生配信に絞って考える中でのサブスクサービスは何を選べば良いのか?

テレビの事を「オールドメディア」という呼び方をする方もいますが、私自身はそこまでテレビをオワコンとは思っていません。現在、NHKの衛星放送契約をしているので、月額にして1,950円を払っていますが、この金額というのは一つのサブスクサービスを契約するくらいの価格です。NHKについて色々意見がある方もいるとは思いますが、例えば連続ドラマを見忘れたり、その時間に仕事や用事があって見逃してしまった場合、今まではテレビ放送の録画機能を使っていましたが、今は配信サイトの見逃し視聴を使っているので、無駄にハードディスク・レコーダーの容量を食うこともなくなりました。

地上波の通常放送はそれで良いのですが、衛星放送を含めた全ての番組についての見逃し配信の仕組みが整っているわけではないので、今の金額のままでこうした機能が付けば、私自身は受信料というよりも動画見逃し配信料として今の金額は悪くない設定の金額ではないか? という風に思っています。問題になるのは、この「テレビとその見逃し配信」以外のテレビ利用についてのサービスをどうするかということです。

私は現在、有料のサブスクサービスとしてはアマゾンのプライム会員になってプライムビデオを利用しています。昨日も、先日日本で公開されたばかりの映画「教皇選挙」を自宅で見ることができました。見られる作品は常に変わっていくので、事前の情報収集が必要ですが、それをきっちり把握すれば他にも通販の送料がかからないメリットなどもあるので、月600円(年間では5,900円)はこちらも悪くないのではないかと思います。格闘技やボクシング、最近ではMLBなども生配信してくれる場合がありますので、何かの拍子でテレビ中継が見られない時など(先日の津波警報もそうですが、主には天候の関係で衛星からの電波が届かない場合)、頼りになります。

人によってはオリジナル作品が充実しているネットフリックス(スタンダードで月1,590円)とか、Hulu(月1,026円)など他の動画配信もありますが、映画やドラマでなくスポーツの生配信を見たいということになると、さらに複数のサブスク契約が必要になってくるのが今の時代頭が痛いところです。

以前は、モバイル通信のpovo2.0のトッピングの中で日本のJリーグの独占配信権やアジアサッカー連盟の試合など、サッカーを見る場合にはこれしかないというDAZNを7日間限定で見られるものがあったのですが、昨年にこのトッピングは終了したので、Jリーグのサポーターを中心に、DAZN(スタンダード料金は月4,200円)を契約する選択になりますが、この辺はもう少し何とかしてもらって、例えば一試合だけのチケットを販売するような事もあってはいいのではないかと思っています。

他のスポーツについては、先日楽天が楽天モバイル契約者に与えていたアメリカプロフットボールNBAの配信サービスを終了しています。来シーズンはアマゾンプライム会員が追加料金を払う形で試合が見られるようになるようです(料金は未発表)。この点でもアマゾンプライムに加入するメリットが出てきた感じです。

あと、日本独自のスポーツで盛り上がるバレーボールについては日本のBSTBSで多くの国際試合の中継があります。また、卓球についてはBSテレ東やテレビ東京での放送がありますが、どちらのスポーツもU-NEXT(月額2,189円)で配信されています。TBS系・テレ東系の配信サービスをU-NEXTが吸収した関係で、一部のゴルフについても独占配信があります。ちなみに、通常料金で加入するとサービスで使えるポイント(毎月1,200ポイント)が付くので、そのポイントを使ってNHKの過去の番組が見られる「NHKまるごと見放題パック」(月額990円)の利用が月額2,189円の範囲内で可能になります。U-NEXTは映画などの配信数も多いので、映画もスポーツもということになると検討する意味はあるかと思います。ただ、先日発表された楽天モバイルとのセット契約ではポイントの支給はないので、追加サービスを受けるには追加料金がかかるので注意が必要です。

また、MLBをドジャース以外の試合も楽しみたい場合には、AbemaTVのアベマプレミアム(月額1,080円)で利用可能です。日本のプロ野球については、最近になってBS放送がかなり充実してきていますので、まずはBSアンテナのない方は取付を検討した上で他の配信サービスについて考えた方が良いのでは? という感じがします。

最後に、こうした有料の配信サービスに興味がない方も、YouTubeで意外なスポーツ・映画が無料配信(期間限定のものもあり)されていたりします。先日終了した高校野球の夏の予選大会も「バーチャル高校野球」で全国の予選の試合を無料で生配信されていたりと、見るための料金を払わなくても楽しめる手段は多くあります。私たちがこうした配信や放送を見ることができる時間は有限なので、そんな事も考えながら自分に合ったサービスを利用することを考えてみてはいかがでしょうか。

「Rakuten 最強衛星サービス」の実施時期が前倒しされる? 衛星携帯電話について思うこと

当初、2026年末からサービスが開始されるという話だった楽天モバイルの「Rakuten 最強衛星サービス」(米AST SpaceMobileの通信衛星利用)について、もしかしたらサービス開始が前倒しされるかも知れないということが発表されました。

auではすでにSMSにおいて地上や海上のサービスエリア外からでも衛星を介して連絡できるような形になっていますが、楽天の方は大きな低空にある衛星で、特別なものでなく普通のスマホでも地上波の基地局を捉えるように通話やデータ通信もできるという触れ込みです。

そうなってくると、面倒な操作を必要とせず、今使っているやり方を同じようにするだけで、山間部や海上でのネット・通話ができるということになると、料金がどのくらいかは気になりますが、魅力的な状況が楽天モバイルで揃うということになるのかなと思います。

そもそも、衛星通信を使った携帯電話サービスはかつて「イリジウム計画」で打ち上げられた衛星を使ったサービスがあったものの個人的には契約することは無理で、スターリンクが一般的になってきたことで、ようやく個人でも使えるような環境になってきました。ただ、楽天の方式は特別な機材を必要とせず、スマホ対スマホでの通信も衛星を通じて行なえるようになるということになると、私はある古い歌を思い出します。

かつて、日本のテレビがまだアナログだった頃、テレビのための通信衛星を打ち上げ、そ全国に放送するBSが立ち上がった時、初めての有料放送であるWOWOWが開局することになりました。私はアナログのチューナーとBSアンテナが一体になった松下電器(現パナソニック)のCOMBO BSという製品をいち早く購入し、早い段階からBS放送を楽しんでいました。

WOWOWはまだ試験放送で、BSを使ったラジオ放送のSt.GIGAとともにその本放送の前のサービス放送を見たり聴いたりしていました。特にSt.GIGAは日の出・日の入り・月の出・月の入りなどをアナウンスし、沖縄で録った波の音などをアナウンスなしの状況で音楽とともに流していて、夜中にずっとつけながら眠れない夜のお供にしていたものです。

日本のどこでもアンテナを衛星の方向に向ければ、安定した状態で放送を見たり聴いたりできるというのはかなりのカルチャーショックで、その面白さを満喫していたことを昨日のように思い出します。今なら、車中泊の夜、St.GIGAを夜中から朝まで流しっ放しにできたら最高だなとも思えますが、これもバブル時代の思い出で、採算の取れる事業ではなかったようで、時の流れとともに内容変更から放送終了という形になってしまったのは今だに残念です。

その時(記憶ではサービス放送の時なのですが、改めて調べてみたらその後にシングルのカップリングで出ているのでもう少し後に見たのかも知れませんが)、WOWOWがプログラムとプログラムの間に流していたのが、歌手の高野寛さんの「衛星から愛をこめて」という楽曲でした。この曲は「衛星」をテーマに書き下された当時ではちょっとめずらしい曲で、衛星放送という言葉もまだ一般的ではなかったような時代、私の中でもかなり特別な一曲です。

改めてその歌詞を見てみると、「小さな衛星から降り注ぐ電波にのって話してる」というフレーズなどは、まさに今これから人々が持っているスマホ同士が衛星でつながって通話やメッセージのやり取りができる時代にマッチした内容になっています。昔は放送局からの言葉を聞けただけだったのが、これからは当り前のように宇宙空間に浮かぶ衛星を介して人と人がつながっていける時代になっていくのかと思うと感慨深いものがあります。

改めて、この高野寛さんの楽曲にもスポットライトが当たるといいなとも思ったりもします。果たして楽天および他社の衛星通信はどのような形でサービスを開始していくのか、楽しみにしたいと思います。

物価高騰の波が通信費にも波及するきっかけがソフトバンクの各種料金の値上げなのか?

通信回線の契約や機種変更、プラン変更など、新たに回線を契約したり、契約している回線でも内容変更するような場合、店頭での手続きをするとかなり高くなってしまうので、このブログ的には店頭契約でなく、オンラインショップおよびウェブ上での契約(変更)をおすすめしてきましたが、近々そうした事も言っていられなくなるような発表が、まずはソフトバンクから出てきました。

ソフトバンクというのは本家だけでなく、ワイモバイルやLINEMOも含むということで、私は今のところLINEMOに回線を持っているので、他人事として受け取るわけにはいかないので、改めてニュースサイトの内容を読みながら今後の付き合い方についても考えてみたいと思います。

ソフトバンクグループ(ワイモバイル・LINEMOも)での新規契約、機種変更、SIM再発行、譲渡、電話番号変更、ブランド間ののりかえに設定している事務手数料が、2025年8月20日に改定されるのですが、その金額は店頭だと3,850円→4,950円となり、さらに今回驚いたのが、Web上でこちらが手続きを行なった場合でも、今までは無料だったものが一律3,850円かかるようになるとのことです。

少しでもこうした手数料を安くするためには、PayPayカード(クレジットカード)による決済を行なうことで(注意点あり)、現金でなくPayPayポイントでの還元が受けられるそうですが、通常では1,100ポイント、ワイモバイルからソフトバンクなどブランド間の乗り換えの場合に3,850ポイントが一定の条件のもとで還元されるという形を取る必要があるとのこと。私はPayPayカードを作ってなく、今後も作る気はないので、こうした還元については諦めるしかないようです。

気になるのは、今後他の3キャリアもウェブ手続きでの手数料を3,850円取るのか? ということですね。今までは一つのキャリアが値上げを行なうと他のキャリアもその流れに乗って同じように値上げしてきましたので、近いうちに手数料のかかる変更や新規契約を考えている方は、そうしたスケジュールについて前もって調べておく必要があります。

いわゆるライフラインについての料金の中で、今まで通信費のみ以前より安くなっていたのですが、今後はそうしたところから値上げをしていくことで、以前紹介した新しい通信方法(ソフトバンクの場合は成層圏付近まで飛ばすという飛行船の費用?)を整備していくための費用になるのか、それとも単に従業員の人件費として使われるのかわかりませんが、こうなってくると「黙ってキャリアに付いていく」のは本当に自分にとって良いのか? ということをしっかり考えなくてはいけないでしょう。

店頭でしか契約・変更ができないならこれはキャリアの言う通り、値上げされた料金を払って手続きをしてもらうしかありません。しかし、今後自分のパソコン・スマホ上から手続きをするWeb上での手続きにも費用がかかるということなら、多少速度が遅くなっても手数料だけでなく利用料金も下がる可能性のあるMVNOの方に積極的に移っていくという選択肢も出てくるのではないかと思います。大手MVNOではソフトバンク回線を選ぶことも可能なので、そうした可能性も考えるべきでしょう。

また、先日紹介したばかりのpovo2.0についても、「必要になったら入ろう」と思っていたら、もしかしたら今回のソフトバンク並の手数料に値上がってしまう可能性も0ではありません。必要なくても今のうちに入っておけば、毎月の維持費はほとんどかからないわけですので、メインの電話番号にするのでなければ、今のうちに加入しておくというのも考えておいた方が良いような気がします。

ともあれ、こうした情報については継続して追っておくことで、いざという時に移行して費用を抑えることも可能になるのではないかと思います。

動画のサブスクはうまくBSとの補完ができるようなパターンで考えてみたい

先日、サッカーの天皇杯をNHKBSが生中継していたので見ていました。対戦カードはJ1のアルビレックス新潟対東洋大学というプロ対アマチュアの興味深い対戦でした。

東洋大学は前の試合で、現在J1のトップの位置にいる柏レイソルと対戦し、延長戦まで粘ってPK戦になる前に勝ち切った勢いに乗るチームで、今回の試合でJ1チームを連続で撃破できるのか注目されていました。

試合は、先に東洋大学が点を取ったものの、新潟が後半になって追い付き、さあここからが勝負だという時にテレビが映らなくなりました。そして肝心の東洋大学が決勝点を取ったシーンを見逃してしまったのです。

これは、たまたま私の住んでいる場所で大雨が降ったことにより、BSからの電波が雲で遮断されてしまったことが原因で、台風の時など結構このような事があります。

現在、同じBSのWOWOWなどで行なわれているインターネットでのリアルタイム配信が行なわれていれば良いのですが、今のところNHKのBSにおいては同時配信はありません。2025年10月に現在の「NHK+」が「NHK ONE」という新しいサービスに変わるということですが、この状況で今回のような途中までBSで見ていた番組が見られなくなった場合、ネット環境さえあれば現在放送中の番組が見られるようになってくれれば、今のテレビにはAmazon FireTV Stickをつないであるので、それにインストールしたアプリから引き続き見られるようにはできると思うのですが。

ちなみに、サッカーの天皇杯については、動画サブスクサービスのUNEXTで中継が行なわれていたそうです。UNEXTはTBS・テレビ東京系のParaviのサービスを引き継いでいるので、先日行なわれたテレビ東京独占中継の世界卓球選手権をネット上で独占中継したりしていて、興味はあるのですが、果たして毎月出す費用分を見られるのか? という懸念もあるので現在入っているサブスクサービスはアマゾンプライムにとどまっています。

この辺は、自宅あるいは外でどのくらいこうしたサービスを使うのかという事とも関係してきます。最近は家から出て実際に映画館で大画面の新作映画を見て楽しむ機会も増えてきたので、毎月のサブスク代を払うなら、月一回ないし二回映画館で映画を見た方が良いのでは? という気もします。

個人的には、今回紹介したような、天候の関係でBSが見られない時にその置き換えになるようなサービスであるなら(TVerの有料化でオールタイムリアル配信できるなら良いのですが)、そのコンテンツは個人的には魅力的に移ります。
というのも、自宅に光回線を引く際に、専用チューナーを購入してインターネット経由でのケーブルテレビ利用ということも考えたので、それと同じような事がBS放送だけでも利用できれば、どちらかが利用できなくなっても放送を継続してケーブルテレビにするより安く見られそうな気がします。

改めて考えてみると、地上波の難視聴地域(山間部に多い)で大雨が降り街へ行く道が閉ざされてしまった場合、もし天候の影響でBS放送全般も見られなくなった場合、どのような救済策が考えられているのか? という疑問が起こります。

紹介したNHKの新しいサービス「NHK ONE」がどんな感じでネット配信を行なうかをまずは見ていき、その後必要があればある程度の費用を掛けても地上波・BS・CSとの同時配信を行なってくれるサービスを検討するのもありかな? と思っています。

地域商品券の情報収集はネット通販の大きなセールよりも家計には助かる?

全国各地、地域によって違いはあると思いますが、私の住む自治体が政府からの補助金を使って多くのお店で利用可能なデジタル商品券を売り出し、今月から使えるようになったので買い物に行ってきました。結構色んな場所で使えるのですが、我が家では日々のスーパーの買い物に使うようにしています。

商品券の詳細は、一口5,000円で一人4口まで購入でき、一口ごとにプレミアムが1,250円付くので最大4口2万円購入すると25,000円までの利用ができるようになっています。商品券の有効期間は4ヶ月で今年の10月いっぱいまで使えるので、日々の買い物のために使ったとしても比較的早く使い切ってしまうだろうと思います。

この商品券が発売される際には、市民が多く申し込むことが予想されたので、一定の申込み口を超えた場合、抽選で購入できるかが決まると言われていました。実際、昨年も同じ商品券が販売されたのですが、家族の分も申し込んだものの、5口中1口がハズレてしまい、結局15,000円分の3,750円の上乗せに留まったという経験もしていたので、今年は満額使えるようになるかと抽選の日を待っていました。

すると、政府から出た補助金を使うことで期限内に申し込んだ人は全ての口数を当選にするという発表がありました。それで我が家では申し込んだ全員が2万円→2万5千円分使えることになりました。家族の人数が増えればその分お得になる金額も増えるわけで、こうした情報を事前に知っているかいないかで、補助金などの恩恵を受けていない方でも家計費の助けになるかが変わってくることになります。

商品券の使い方は、電子マネーのようにかざしたり読み込んだりするとその分の決済が完了するわけではありません。これは、この商品券が追加チャージ不可ということもあるかと思いますが、商品券が使えるお店のレジに設置されたQRコードを商品券専用アプリで読み込み、改めて請求金額(足りない場合は残額)を手入力して支払いを行なうという形になっています。不足分はもちろん他の方法で決済可能です。

今回の参議院選挙ではある党が公約として給付金の存在に言及していますが、それだと使わないで消費に回らないような事も当然起きるでしょう。今回のプレミアム付き商品券があったからこそ買うものもあると思いますし、使わなければ失効するだけなので補助金がそのまま消費に回る効果はあるのではないかと個人的には思っています。地域によっては難しい部分もあるかと思いますが、以前のような紙による地域振興券のようなものよりも、印刷・輸送・販売に掛かるコストが浮いていることもあるので、今後の地域で利用できる商品券はスマホのアプリから使えるデジタル商品券になる傾向は変わらないでしょう。こうした試みによって多くの人がスマホに親しみその便利さも享受していただきたいと思ってしまいます。

最近はスマホアプリにも本人確認用にマイナンバーカードを利用するものが増えてきた

新型コロナが言われてきた時くらいから、情けないと思いつつも仲間うちで遊びに行くことがしばらくなかったのですが、ようやくそうした状況にも変化があり、ここ数年全く行っていなかったカラオケに行こうかどうしようか? という話になりました。

今は何でもスマホで調べて、お店の予約までできてしまうので、とりあえず便利そうな全国チェーンのお店が出している専用アプリをスマホに入れてみたのですが、しばらくこうしたサービスを使っていなかったので、その内容に少々驚きました。

というのも、今まではお店へ行って必要であれば免許証による本人確認をしてから会員証を作ってもらうという流れだったのが、今ではアプリをダウンロードして会員証の発行が全てオンラインで完結してしまうのです。

その際、運転免許証を撮影して本人確認をするというのは、MVNOの回線を契約する時に経験してきたのですが、最近はモバイル回線でも運転免許を使わない本人確認の方法として主流になりつつあるのは、マイナンバーカードの内容を読み取って本人確認をするという方法です。

今回のカラオケ店での会員登録についても、免許証の写真をアップロードするだけではなく自分の顔の写真を主面だけでなく色々な角度で撮影して本人確認をするというめんどくささと比べると、取り出したマイナンバーカードをスマホにかざして(対応スマホのみ)それだけで本人確認が完了するというのは本当に楽になったと感じました。

こういった確認方法が浸透すると、事前に会員でない本人確認が必要なサービスをアプリをダウンロードするところから行なう場合でも、自宅か外出先(この場合はマイナンバーカードを持ち歩いている必要があります)で先に会員登録して、そのまま予約というような手段が使えるということになります。

今後は、事前に電子証明書をスマホの方に読み込ませてあれば、いちいちマイナンバーカードをかざさなくても手続きができるように進化すれば(当然電子証明書を利用する前には指紋認証などの生体確認がないと怖いですが)、例えば天気が急変してその場所から動けなくなった時に様々なお店の予約を会員になって割安で利用できるような事もできるようになるのかも知れません。

ちなみに、会員登録はマイナンバーカードを読み取ることのできる機能のあるスマホでないとできないのですが、いったん本人確認を済ませて会員登録をしてしまえば、そうした機能のないタブレットにも同じお店の専用アプリを入れ、そちらはメールアドレスとパスワードでログインすれば同じようにアプリが使えるようになります。メニューが多い専用アプリの場合、画面が大きなタブレットで操作した方が便利な点もあるので、そういう点でもスマホとタブレットの2台持ちのメリットというものが出てくる気がします。

au・楽天とは違った災害対応の空中基地局を模索するソフトバンクの戦略とは?

対応スマホと通信衛星とを直接やり取りし、テキストメッセージでの送受信を可能にしたauのStarlink Directや、今後それより低い軌道で大きな衛星を使って全国エリアでの通話およびデータ通信を目指す楽天モバイルが、通信衛星とスマホとの直接接続による通信サービスの充実を目指しています。

そういった取り組みはユーザーにとっては有難いものの、いったいどのくらい費用がかかるのか(毎月の利用者のコスト)、さらに衛星は米国の企業のものを借りて運用するということもあり、もし何かが起きたらサービスが続かなくなるのではという不安も出てきます。

まだこの種のサービスを発表していなかったドコモとソフトバンクは、通信衛星でなく飛行機を使うという話をちょっと聞いていて、それで通信衛星と勝負になるのかと思っていましたが、今回ソフトバンクが新たなメッセージとしてメインの空中基地局を飛行船にすることを発表したので、色々と自分でも調べてみました。

飛行船は飛行機と比べると、ヘリウムガスを中に入れて浮力を得ることから、飛行機と比べて少ない燃料で飛べ、基地局として空中に長い期間(一年中空に留まることも想定されているそう)留まるためのソーラーパネルを設置するためのスペースも取りやすいということで、より太陽エネルギーを蓄えやすい形状をしています。

ソフトバンクの発表によると、この飛行船は衛星ほどの高さではないものの、気球が飛ぶようなかなり高くを飛び(高度は高度20kmで一機で200km程度のエリアをカバーできるそう)、とりあえずは災害が起こって通信手段がなくなった場所まで飛んで行ってそこで通信需要を満たすことを考えているそうです。

それこそ、能登半島で地震が起こった時には、現地へ行く道が無くなり、さらには海からも行けないような交通遮断された状況が起こりました。しかし、上空から罹災している人が多く集まる場所まで臨機応変に飛んで行けるというのは大きなメリットでしょう。

個人的に不安だと思ったのは、従来の飛行船の観念でいると悪天候で落雷が発生している場所へ行っても大丈夫なのかという点もあったのですが、上空20kmという高さは雲の上なのだそうで、いったん成層圏まで上がってしまえば天気は関係ないということになります。その状態でもし安定して長期間ソーラーパネルを使った空中基地局を浮かべられるのであれば、衛星のようにロケットで打ち上げなくても良くなるわけで、飛行船でもそれなりに維持コストはかかるものの、衛星よりはさすがに安くなるのでは? と思いますし、それで利用者のコスト上昇を抑えられるのであれば、それはそれで悪くない選択肢であるような気はします。

少なくとも今後、災害対策として使われるものについては、追加料金は請求されないだろうとは思いますが、衛星と飛行船の運用に関する費用にどのくらいの差があるのか、その辺がわかってくれば、また新たな展開も出てくるでしょう。やりようによっては、十分通信衛星によるサービスと対抗できるのではないかと思いますし、逆に飛行船による空中基地局の方が、不具合が起こったら地上に戻して修理してからまた戻すということができるなら、トラブルメンテナンスという観点でも安定してサービスを続けられるという可能性もあると思います。

こうしたソフトバンクの発表を受けて、現在自社契約では料金を取らないものの、サブブランドやMVNOからは多少金額の上下はありますがしっかり利用料を取るau、料金については不明な点のある通信衛星を使う楽天との対抗として、ドコモがどんな手段を提案してくるのか期待は大きいですね。

今回ソフトバンクが非衛星の提案をしてきたので、ドコモは飛行機(今回の飛行船と同じように、私たちが普通に考える飛行機とは違うものかも知れませんが)で行くのか衛星を使うのか、はたまたこちらが全く想像できないようなものを出してくるのか楽しみに待つことにします。