充電池活用法」カテゴリーアーカイブ

出掛けることのリスクは感染症だけではない 久しぶりの車の運転には慌てずに注意を払おう

昨日は、日々籠もって暮らしている部屋の中で不満が残る部分を解決するためのグッズと、小さめのソーラーパネルを物干し竿に吊るすためのS字フックを100円ショップに買いに行ったついでに、先日ブログで紹介したUSB経由で単三・単四のエネループを充電できる専用充電器BQ-CC87Lについて、実際にどんなものか見たくなったため近くの家電量販店も車で回ってきました。

今回の話とは関係ありませんが、100円ショップを回った際に、先日紹介したダイソーの「燃料用五徳」(ダイソーの500円メスティンの中に入る組み立て式の鉄板三枚構成の五徳)が、早々と店頭から無くなっていました。大型の三枚五徳はあったのですが、やはり小さくてコンパクトに持ち運べるゴトクへのニーズは相当あり、人気商品になっているようです。商品の詳細については内部リンクになりますが、このブログの当該記事をリンクしています。見付けた方はぜひ手に取ってみて下さい。

ミニマムコンロのゴトクが100円ショップで手に入る ダイソー「燃料用五徳」

100円ショップから家電量販店に向かったのですが、売場をうろうろしながらやっと充電池を売っているところまでたどり着いたところ、昨年末に新たに発売になったライト内蔵の充電およびモバイルバッテリーになるUSB充電器(残念ながらこちらは普通の充電時間なので旅行用としては不向き)「BQ-CC91」しか置いてありませんでした。そこで、改めて少し遠くにあるもう少し大きな家電量販店へとはしごをしてみたのですが、何とそこでもお目当ての充電器は店頭には置いてなく、これではやはり人はネット通販に流れるのも仕方ないとしみじみ思いましたね。とにかく、ガソリンを無駄に使ってしまったと思いながら自宅へ戻ってきたのですが、走行中にびっくりするような光景に出くわしてしまったのです。

帰り道は片側二車線の幹線道路の左車線を通っていたのですが、急に前方の車が右車線に進路変更をする車が続出し、工事か事故か? と思って進んでいたところ、前方に交通整理をする警察官の方の姿が見えました。別に交差点もない普通の道でどんな事故が起こったのか? と思いながら進路変更のタイミングをはかっていると、左車線が塞がれている原因がわかりました。一台の車(本論とは直接関係ないが車種は日産リーフでした)が路外からかなり頭を出した状況で止まっていたのです。車自体に損傷はないので事故ではないと思ったのですが、その車が走行車線にはみ出して身動きが出来なくなった理由がわかると、かなりおかしさがこみ上げてきました。

その車は、左にある建物に用事があり、建物正面に車を停めていたのだろうと思います。この道には歩道もあるのですが、歩行車保護のために簡単には車が入ってこられないように長く縁石が続いていました。恐らくその車が駐車場に入る時には縁石のない車入口から入ったのだと思うのですが、出る時に久し振りの運転だったかどうかまではわからないものの、正面に縁石が続いていることを忘れ、そのまま縁石を乗り越えて発進してしまい、ちょうど車の腹のところできれいに止まってしまい、前進も後退もできない状況になってしまって、多分その車の中からドライバーは警察に連絡をしたのではないかと思います。

私はさすがにそこまでの凡ミスはしないと思いますが、つい駐車場所の前後左右にあるちょっと高くなっている部分や縁石を意識せずに無理に出ようとしてホイールをこすってしまうことは過去に何回か経験し、その都度恥ずかしい思いをしてきました。最近は、車を停める時に、できるだけ出る際に縁石とは関係ないところに停めるように気を付けていますが、今の新型コロナウイルス騒動でしばらく運転をしていないような人なら、こんな基本的な事もすっかり忘れてしまうのかも知れないと思ったりしました。

私の現在の生活の中では、そこまでして車を使う状況というものはないのですが、常に少しでも車は動かしていたいので、近場まで車を出すことは一応しています。そうでなく、このステイホーム状況の中で、車に乗る機会を逸してしまっている方については、感覚自体が鈍るかも知れませんので、思わぬところで車に傷を付けてしまうようなうっかりした運転ミスを起こす可能性も出てくるのではないかと思ったりします。

私自身、最初はそのドライバーの事を笑ってしまいましたが、まさに明日は我が身でもあります。さらに車を運転するということは、ちょっとしたミスでも人に怪我をさせたりする可能性もあるので、改めて慎重に発進してから駐車を終えるまで気を付けたいと思います。


今さらながら単三・単四充電池の現況について考えてみる 新充電器の購入はもう少し待つのが吉か?

何気なくネットサーフィンをしていたら、「エネループの時代は終わった」というようなことが書いてあるページを見付けました。今やバッテリーはスマホを始めとして高容量化しているだけに、各種モバイルバッテリーを使って本体を直接充電するような利用が主で、単三・および単四電池を利用する場合、多くの人がテレビのリモコンや体重計・血圧計など、そこまで頻繁に電池交換を行なわないなら、たまに格安で販売されるアマゾンの非充電の乾電池が安く売られていた時にまとめ購入し、ストックしておいた方が便利なのではないかという内容でした。

これは、確かにそのページで書かれている事にも一理あると思わざるを得ません。充電池が増えるとそれだけ同時には使えませんし、充電器自体もどこへ行ったかわからなくなると、充電自体ができないトラブルというのも十分に考えられます。昔はデジカメを始めとして単三・単四電池を使う機会はそれなりに多くの人にありました。ゲーム機のリモコンにも単三電池が使われていたので、そのためにエネループのセットを購入した方も少なくないのではないでしょうか。

翻って自分が今使っているエネループの用途を考えてみると、やはり各種リモコンに単四型電池を入れ、体重計と血圧計、電動歯ブラシとハンディタイプのラジオ、ひげ剃りおよび各種ランタンや懐中電灯にエネループを入れています。昔からこうしたものを使い続けているために人より使っている頻度が高いと思うのですが、特に「ひげ剃り」については、フィリップスの回転式シェーバーの乾電池式(単三2本用)は旅行用として持っていると、もし充電池が切れても(実際は充電池を入れての使用は保証外です(^^;))、コンビニに飛び込んで電池を買えばすぐに剃れ、使い方のコツを覚えるとかなりすっきりと剃れるのでおすすめです。

・フィリップス 乾電池式 ポータブルシェーバー PQ208(過去の当ブログ記事です)
https://syachu.net/2014020801-2

現在は、エネループ充電のために急速充電のできないパナソニックのBQ-CC53という四本タイプの充電器を使っています。とにかく充電池のストックがあるので、使った電池をすぐに充電して使わなくても、電池を傷めないようにゆっくりと充電すれば良いという事でメインで使っているのですが、最近になり別のニーズによって急速充電ができる充電器についてもあった方がいいのかなと思えてきました。

というのも、今後長期に旅に出た場合、先日注文した100Wのソーラーパネルを使うと、ACコンセントの使えるポータブル電源を直接充電したり、USB経由でスマホ・タブレット充電用のモバイルバッテリーを充電できるのですが、できればUSB経由で一度に四本のエネループを充電できる急速充電器があれば、旅先でポータブル電源のACコンセントを塞ぐことなく(今あるエネループ充電器はACコンセント直結型)、複数ある満充電にしたモバイルバッテリーと接続してエネループの急速充電が旅先で可能になるからです。

そんなわけで、本家パナソニックのホームページを探したところ、USB充電のできるエネループ用の急速充電器はBQ-CC87Lという型番のものがありました。この充電器はモバイルバッテリーとしても使えるのが特徴で、エネループだけでなく同社のエボルタや乾電池を混在して入れても利用可能になります。出力が5V1Aと、タブレット充電をするには少々心もとないですが、それでもいざという時に充電できるパターンが増えるということは有難いことです。さらに、モバイルバッテリー出力用のUSB Type-A(普通の大きさの端子です)に差せるLEDライトが付属し、本体を懐中電灯の代わりとしても使えるようになっています。

ただ、購入するのに躊躇した点は、本体からエネループを充電するための端子がType-Cではなくmicro-B端子であるという一点です。最近では母親用にスマホを代えたのですが、その理由は、充電を行なう場合にmicro-B端子の場合には裏表を逆にすると差し込めず、無理に差そうとすると端子そのものを壊してしまう可能性があるからでした。現在は充電ケーブルはType-Cのものを使っていますので、端子の裏表を気にせずに無理なくケーブルを差して充電することができています。

そういう事で、他のメーカーでUSBケーブルで充電できる単三・単四充電池用の充電器はないかと探して、パナソニックでない他のメーカーが作った充電器を見付けたのですが、基本的には自社の電池以外の電池を充電して起こった不具合についてはクレームが効かないので、充電器本体は安くても今ある電池の事も考えると、選択肢としてはmicro-B端子仕様のBQ-CC87Lしかないということになります。

幸いにして、まだすぐには長期間かけて車で旅に出られるような状況ではないので、BQ-CC87Lの性能で端子だけをUSB Type-Cに変更するような新しいモデルが出てくれることを期待しつつ待つのが賢明かな? と思います。ただ、今後そんなモデルをパナソニックが出してくれる保証はないので、これからエネループを使ってみたいと思われた方は、BQ-CC87Lを先買いしても問題はないのではないかと思います。ただし端子部分を壊さないようにご利用には十分気を付けることを忘れないで下さい。

話を最初に戻しますが、「エネループの時代は終わったのか?」と問われると、私自身は断じて違いのではないかと思っています。エネループ(スタンダードモデル)の特徴の一つに、10年後でも残容量約70%保持というのがあります。災害用に単三エネループをそれなりの数用意し、満充電してその存在を忘れたまま災害用持ち出し袋の中に入れておいても、しばらくの間夜間の明かりについての心配をしなくて済みます。私が常備しているのは単三電池1本で使えるモンベルのコンパクトランタンですが、照度を最低に落としても、真っ暗な部屋ではそれなりに明るくなるので、長い期間の利用でも十分使えます。

ちなみに、リチウムイオン電池使用のポータブル電源は、数ヶ月何もしなかったら見事に放電してしまっていました(^^;)。全てのリチウムイオンバッテリーでこのような事はないとは思うのですが、大きな災害が起きた場合、明かりとラジオを連続して鳴らせるだけの用意として、満充電したエネループは100円ショップで購入できる単三電池が10本入る電池ケースに揃えておこうと思っています。と同時にUSB Type-C対応の急速充電器の登場を待ちながら改めて乾電池の使える機器の使用についても考えていこうと思っています。


車中泊旅にも流行できる発電システムを注文 100Wソーラーパネルとポータブル電源

たまたまネットを見ていたら、Amazonで評価がないのが気がかりですが、折りたたみ式で小さくなるタイプのソーラーパネルが安く購入できるものを見付けました。割引とクーポンを使うとだいたい1万3千円くらいになるので、ついポチってしまいました。一応、「サクラチェッカー」というサイトを見たものの、レビューがない製品ということで分析不可ということでしたが、購入して失敗する可能性もあるので、到着して自分で製品内容を確かめるまでは製品名は伏せさせていただきます。ちなみに、有名な価格調査サイトでも紹介されていたので、興味のある方は探してみて下さい。

ソーラーパネルは、USB出力の付いた20Wクラスのものは持っているのですが、これはバックパックにセットしてモバイルバッテリーを充電するくらいの性能なので、現在持っているACコンセントの使えるポータブルバッテリーの充電は残念ながらできません。いつかは100Wクラスでポータブル電源も充電できるタイプで、さらに折りたたんで持ち運べるタイプのソーラーパネルを欲しいなと思っていたのです。

購入の決め手となったのは、ソーラパネルの商品紹介の写真に私の持っているポータブルバッテリーが出ていて、付属するケーブルで直接充電することができそうだとわかったからです。その他にもUSB端子からの充電もできるようなので、自宅のベランダに広げて充電することも可能になると思うので、もし停電した場合でもポータブルバッテリーやモバイルバッテリーに充電して使うこともできると思います。

さらに自分でコツコツ集めていたタブレットの中にはテレビのフルセグチューナーおよび、クレードルにテレビアンテナ端子があるものを持っているので、停電時でも地上波テレビなら何とか電源を供給して見ることができるのではないかと思います(アンテナは自宅からのアンテナ線を繋ぎます)。さらに、インターネットについても楽天モバイルの基地局が生きていれば何とかモバイルバッテリーから電力を供給し、普通にネットが使えますし、手持ちのパソコンの中にはモバイルバッテリーからの充電が可能なものもありますので、まずネット関連で不自由することはなくなると思います。

もちろん電子レンジや冷蔵庫・洗濯機のような大型家電はポータブルバッテリーでは動きませんので、保冷剤を入れたクーラーボックスに冷蔵庫の中のものを移したり、洗濯物は手洗いする必要はありますが、その辺は仕方ないでしょう。ソーラーパネルからポータブルバッテリーに充電できれば、災害時に車をアイドリングさせてシガーソケットからスマホやモバイルバッテリーを充電しなくても、まずポータブルバッテリーやモバイルバッテリーにソーラーパネルから一気に充電しておけば、全て自宅の中で電気については完結してしまいます。

もちろん、この新型コロナウイルス関連の自粛期間が終了すれば、短期滞在型の車の旅でも天候が良ければポータブルバッテリーを走行充電ではなく、ソーラーパネルから充電しながらの旅をすることもできます。その場合、やはりソーラーパネルは折りたたんで小さくして持ち運べるタイプの方が旅に持って行きやすく、使わなくてもじゃまになる可能性も少ないでしょう。

私の場合、本格的に全ての電気をソーラーパネルから賄おうとは思いませんが、いざという時に使えるという意味では100Wクラスのポータブル電源の充電ができるソーラーパネルというのは、災害時にもレジャーにも使える分、持っていても邪魔にはならないように思います。商品が到着したら、改めて紹介できればと思いますが、外れ製品に当たったらと思うと、その点が少々気がかりです(^^;)。


今さら乾電池式のモバイルバッテリーはどうなのか

私はこのブログの中でもたびたび紹介していますが、充電式の単三・単四電池が大好きで、いまだに好んで使っていますが、モバイルバッテリーの用途としては使っていません。なぜかというと、単三電池4本を使うモバイルバッテリーの出力は5V1Aがいいところで、スマホやタブレットを利用しながら充電するためには2A以上の出力は欲しいところなのですが、今回ちょっと紹介しようと思うパナソニックのモバイルバッテリーの性能もそう高くはないのです。

少し紹介すると、乾電池と充電池の両方が使える(単三型4本)モバイルバッテリーをパナソニックが2020年6月に発売するということがニュースになっていたのです。型番はBH-BZ40Kで(店頭では1,800円前後?)、ぱっと見はエネループ・充電式エボルタの充電器のように見えますが、この製品には充電池の充電機能はないとのことで、まずその内容を見てがっかりしました(^^;)。

製品にはUSB端子(Type-A)が付いていて100円ショップで売っている充電用ケーブルがそのまま使えます。モバイルバッテリー以外にもLEDライトが付いているので、懐中電灯代わりにもなるそうですが、別にこれは無くても本体でUSB充電ができる機能の方が私には欲しかったですが。出力は5V~4V、1A~0.05Aで、電池の消耗具合によって数値が低下するというのは使う電池の特性によるので仕方ないですね。

また、このバッテリーでは電池一本ずつの電圧を個別管理していて、4本のうち1本だけダメな電池があった場合、給電がストップするようになっているそうです。ある程度判定がシビアになるのはスマホを充電するには仕方がない部分はありますが、初めてモバイルバッテリーを買う方は、今はもう乾電池やニッケル水素電池でスマホを充電するよりも、安定して出力することができるリチウムイオン・リチウムポリマー電池を使った方が、外に出て使う時に安心できるという面があります。

恐らくこの商品のキモは、もしリチウムイオンのバッテリーを使い切ったり、充電するのを忘れてしまった場合、コンビニに行って乾電池や充電済みのエネループを買えばすぐにある程度の充電ができるということで、過去にモバイルバッテリーで痛い思いをした人には買う意味があるのかも知れませんが、製品情報だとアルカリ乾電池の「エボルタNEO」では約2700mAhのバッテリーを備えるスマホのバッテリーを50%~70%ぐらい充電できるくらいの容量しか持たないので、4本でなく8本くらい買わないとほとんど切れかけのバッテリーを復活させるには無理のような気がします。

エネループの場合、使った後に充電する場合ACコンセントがないところだと、再充電が難しそうなのも問題ですね。単三電池が使える機器については、事前に充電してから旅に出れば旅の途中で再充電が必要なくらい使うことはほぼなく、それに反してスマホの充電というのは一気に容量を必要としますので、モバイルバッテリーとしての効率は良くないと言わざるを得ません。私は5Wくらいの太陽電池バネルを持って歩いていますが(^^;)、もし大きな災害が起きて手持ちのモバイルバッテリーの中味を使い切ってしまった場合、継ぎ足し充電もそれなりにできるリチウムイオン電池のバッテリーの方が、日が陰って出力が落ちても充電し続ける粘りを持っているような気がするので、サバイバル状態に陥った時には複数のスマホをだましだまし使いつつ、太陽電池で時間を掛けて少しずつ充電したモバイルバッテリーを使うのがいいかなという気がします。

ただ、全く使えない製品なのかと考えると使い方によっては味が出るかなという感じはします。今のバッテリーの状況を把握して製品化されたということで、電池の個別判定など安全性に十分配慮した製品であるということです。現在の自宅内に十分なアルカリ乾電池の買い置きがあったらそれなりに使えるでしょう。

また過去に多くのエネループを買いあさって持っているものの使う機会が最近あまりないという方は、エネループ自体は長期保存をしても容量が低下しにくいという特性があるので、一日スマホを使うとき夕方になると少々バッテリー残量が心もとないような時に積極的に使い、もしもの時に様々な機器で使えるエネループを常に満充電の状態で保っておくために(モバイルバッテリーとして使ったエネループを充電後ローテーションして使うと多くのエネループが高容量で保管できます)、持つのはありかも知れません。

さらに本体は電圧の上がらない不良電池があると動作を停止するので、いわゆる「ハズレ」電池を別に分けるために使うというのもいいでしょう。電圧が充電しても上がらない電池は、捨てるのではなくそれほど電圧が高くなくても使える機器(ラジオなど)に使い回し、常に最高のパフォーマンスを発揮できるエネループだけを分けることも製品を使い続ければできるわけです。この辺は評価の分かれるところかも知れませんが、個人的にはなかなか頻繁に充電できないエネループを使うためのグッズという風にとらえるのもありかも知れませんね。


ダイソーの500円バッテリー 5V1A出力容量3000mAには利用価値があるか

昨日、充電していたiPadのケーブルを何の気なしに力を入れて引き抜いたところ、根元からもげるように取れてしまい、ケーブルが壊れてしまいました(^^;)。横着にも力まかせに取り外そうとしたことが仇となったようです。皆さんは私のような事にならないように、優しくケーブルを扱って下さい。

ただ、壊れたケーブルが100円ショップで購入した安物だったことだけは幸いでした。代替品としても充電専用の安物で十分だと思って、近くのダイソーに行ってケーブルを買い直してきたのですが、その際に見付けたのが表題の「5V1A出力容量3000mA」という薄型の500円バッテリーでした。

一応、持ち運ぶためのバッテリーとしては先日Amazonでベストセラーの10000mAのモバイルバッテリーがあるので、その点は大丈夫なのですが、この微妙なバッテリーの容量について、ちょっと思うことがありましてこのバッテリーを買ってきてしまいました。

実は以前に、災害時で停電しても昼間にバッテリーの充電ができるよう、持ち運びしやすい薄型の太陽電池パネル(USB出力付・中国産)を購入していまして、その性能もテストしていたのですが、「10W」というのは誇大広告かも知れませんが(^^;)、多少曇っても充電するパワーはあります。大きな容量を持つモバイルバッテリーを一日で満充電することは難しいものの、3000mAクラスのものだったら空になるくらい使ったものでも一日いい天気なら何とか満充電にすることも可能でした。

逆に10000mAクラスのバッテリーだと朝から夕方まで連続して充電していても数日間は満充電までかかるということもあり、太陽電池パネルを持ち歩きながらモバイルバッテリーに充電しつつ、同時にスマホやガラケーの充電を行なうには3000mAクラスのバッテリーが複数あれば、ローテーションして「充電」→「使用」を同じタイミングで続けることができるので、一つ欲しいなと思っていたのです。

すでに持っているのはAnkerのスティックタイプのものですが、今回購入したダイソーのものは、直接お店で買えて500円という価格はそれほど高くなく、スペック的には十分この2台を使い回せれば車での旅でなくても、日の光にソーラーパネルを当てられれば何とかその日のうちに翌日分の電気を蓄えることができます。

実際、付属の10センチくらいしかないケーブルを使ってソーラーパネルからの充電を試みたところ、LEDが異常点灯してしまい(^^;)、これは失敗したかと思ったのですが、しっかりお金を出して購入した高いケーブルをつなぎ直したところ、正常に充電を開始しました。購入時は4つある容量を示すLEDの3つまでが常時点灯しており、購入してからすぐ使えるようになっていることも確認しましたが、ソーラーパネルから充電中には消えていた4つめのLEDが点滅し(写真では4つ目が点灯しているところで、正常に充電されている状態です)、充電中であることを示しています。

びっくりするのはモバイルバッテリーについてもそうなのですが、このソーラパネルもそこそこ仕事をするということもかなり自分的には意外でした。大きさは、私がいつも持ち運んでいるASUSのTransBook T90CHIと同じくらいなので、同じカバーに入れてバッグに入れれば荷物が増えた感じがしませんし、パネルとしてもペラッペラなのに、ダイソーの500円バッテリーくらいなら天気のいい日に満充電も可能なくらい発電してくれるということになると、工作もしないで利用できるソーラー発電システムという点でいうと、購入額合計2千円ちょっとで、スマホ一台だけなら何とか使い続けられるシステムになるということになります。

もちろん、私のように3000mAクラスのバッテリーを複数持ってローテーションしていったり、ソーラーパネルも複数枚用意してセットで使うようにすれば、ソーラーパネル・モバイルバッテリーともにかさばらず持ち運べて、しかも十分実用になるセットが完成します。

ただ、くれぐれも接続するケーブルだけは100円ショップのものにしないで、専門店かネットで安定して充電できるものを手に入れることをおすすめします。今回紹介したダイソーのモバイルバッテリー以外のものは以下のリンクからその概要をご覧下さい。


常時携帯できるソーラーパネルについて考える

先日購入したポータブル電源はあくまでノートパソコンの予備バッテリーの代わりという風にしか考えていなかったのですが、すでに購入していたソーラーパネルを使えば割と短時間でポータブル電源自体の充電ができそうな感じになっているので、今改めてソーラーパネルの活用について色々と調べてみたくなりました。

実はかつてモバイル環境でどこでも充電することができない時に備え、こじんまりとした太陽光発電セットを購入したことがあり、まずはそのパネルを試してみました。写真の製品はすでに販売が終了していて、あえて今購入するべきではない(他の製品で十分安いものがあるので)と思うのですがELECOMのDE-SCSET01WHという、単三電池2本を使ったモバイルバッテリーを小型ACアダプタか写真のソーラーパネルでの充電をするという製品です。

ちなみに、ソーラーパネルの最大出力は1.8Wで5V 260mAという、今ではスマホすらまともに充電できないレベルの製品なのですが、写真に写っているガラケーを電源オフの状態でこのソーラーパネルに接続したところ(ソーラーパネルにはUSB出力が付いています)、すっからかんになった電池を満充電するには当然1日では無理で、だいたい4~5日くらい日が出ている時にこまめに充電して何とか電池マークが満充電になるくらいでした。ただ、充電は野外ではなく室内で行ない、ガラス窓を通しての充電ですから野外で直射日光の場合とはさらに時間が伸びるので、こんなおもちゃのようなものでもあれば何かの役に立つことだけはわかりました。

改めてネットで販売しているソーラーパネルを見ていくと、空前の太陽光発電ブームが一段落し、中古でもそれほど使っていないソーラーパネルを購入すればかなり安く太陽光発電を試すことができますが、そのパネルというのは家などに設置する固定用のものです。本格的に自分で使う電気はポータブル電源や自動車用のバッテリーに貯めて、エコな生活を目指すようなケースではかなりいいシステムを組むことができるようになると思いますが、さすがにそれでは日々持ち運ぶことはできないので、そうしたものは自分の用途にはなりません。ただ、そうして安く手に入れたパネルをキャンピングカーに自分で設置するようにすれば、かなり安く快適な空間を作ることができるようになるでしょう。ネット検索で「中古 ソーラーパネル」というようなキーワードを使うと、目的のショップにたどり着きやすくなるでしょう。

ただ、今回考えているのは、50Wや100Wというようなポータブル電源を充電するようなものではなく、スマホやタブレットを外出時で充電できないような状況になってしまった場合に充電できるよう、小型のモバイルバッテリーに一旦蓄電し、スマホやタブレットにはモバイルバッテリーから充電するようにできればいいので出力は少なくてもその分小さくて薄くて軽いソーラーパネルがあればという感じになっています。

あくまで私の場合ですが、最大出力5Wから10Wくらいのパネルで、DE-SCSET01WHのようにそれ自体にバッテリーは内蔵されていないで汎用のUSB出力があるものが望ましいと考えています。基本的には、ソーラーパネルからの充電というのは天候によって発電量が変わったり、全く電気を発生しなくなったりしますので、直接スマホやタブレットにつないでの充電はおすすめしません。まずは小型のモバイルバッテリーを時間を掛けて充電することができるというのが基本になります。その時、小型のモバイルバッテリーを複数用意し、一つを使い切るうちにもう一つの充電が完了するようにできれば十分です。小型でも大容量のモバイルバッテリーは、小さなソーラーパネルでは満充電するのはかなり大変なので、普段持ち歩く小さなモバイルバッテリーを複数の方がこの場合は小回りが利いて便利でしょう。もし大きな災害が起こったような場合でも、晴れの日が続けば節約しながらスマホを使うようにすれば何とか最低限の利用電力を小さなソーラーパネルから供給できる可能性を実現に移したいと考えて、現在は色々と調べています。

ちなみに、私がいつも使っているバッグの中には別に小型の手回式ハンドルが付いたキャパシタに充電するラジオが入っています。このラジオはラジオ本体の充電だけでなく汎用のUSB出力も持っているので、夜間などソーラーパネルから充電が不可能な時の緊急用充電ができますが、当然ながら手回し発電だけで空のバッテリーを満充電にするということは現実的ではありません。そもそもガラケーの時代に、待ち受けや通話時間を少し伸ばすために使用するような感じで使うものという認識なのではなかったでしょうか。もしバッテリー容量の少なくなったスマホの電池を満充電させようと本気で回し続けたとしたら、腱鞘炎になってしまう可能性の方が高かったりするかも知れませんし(^^;)。

そういう意味でも、もしもの時の電源供給のシステムは汎用のソーラーパネルからモバイルバッテリー・ポータブル電源にいったん充電して、そこから様々な機器を使うようにすることで大人のお遊びのようでいて実用的なものにしていきたいという希望があります。まだ自分の運用に合った製品の選定をしている段階なので、この続きは改めて時間をいただくことになるかと思いますが、その際はまたよろしくお願いします。


Panasonic充電器セット K-KJ53MCC40(充電器BQ-CC53)使用レポート

先日のブログで購入を考えた単三や単四のニッケル水素電池「エネループ」の充電用にと考えていた充電器を購入しました。現在、エネループを販売しているパナソニックの出している中で、急速充電ではない普通充電の行なえるBQ-CC53という充電器と単三エネルーブ4本とのセットK-KJ53MCC40を注文し、先日自宅に到着しました。

ネット上では高速充電ができ、さらに電池の診断機能があるBQ-CC55の人気が高いわけですが、この電池の診断機能というのは実際のところどうなのかと正直思うところがあります。というのも、ニッケル水素電池を充電するというのは電池内部で化学反応を行なうことになるので回数を繰り返すうちに劣化したり、放電しすぎて反応がなくなったりして充電しなくなる事があることは十分理解しつつも、充電器を変えて充電することによって充電できるようになったり普通の充電器でも充電できるように回復したりする場合があります。

それはあたかも、急速充電の仕組みに耐えられないものの、普通の充電器で時間を掛けて充電したり、電池の状況に応じて最適な充電をしてあげれば多少性能は落ちるものの、使う機器によっては十分に使えるのに「使えない」という烙印を押されるようなもので、エコだからアルカリ乾電池でなくニッケル水素電池を使っているという事に逆行するようにも思えます。そういう意味で今回はあえて急速充電器のBQ-CC55ではなく、普通充電を行ない電池の診断機能のないBQ-CC53の方を購入することにしたのです。

この充電器は電池を入れると緑のLEDが点滅した後に点灯に変わると充電が開始されます。点滅が止まらないような場合はこの充電器では充電できない電池ということで、これはこれで電池の状態を分類してくれています。ちなみに、そうしてはじかれた電池については、以前購入した「スーパーチャージャー」という電池の状態を分析した上、必要ならば放電をしてから電池に優しい充電をしてくれる充電器で一本ずつ充電すれば(複数まとめての充電だとうまくいかないのでこの充電機はいわゆるダメ電池専用として現在使っています)何とかその電池のポテンシャルを引き出す形で充電することができます。

電池は一本ずつ個別に充電されるので、写真のように同じ状態で使っていた電池を一度に入れても充電終わりでLEDが消えるタイミングに差が出てきます。そうした電池容量のバラツキを目で見られるというのはそれだけでも有難いと思えます。今後は私のメインと充電器として活躍してくれるのではないかと思います。

ただ、普通充電器とはいっても昔の充電器と違って充電完了までの時間が早くなっていることと関係があるのか、そこそこ電池や充電器自体が使い続けているうちに熱くなってしまうこともあります。電池が触れないほどには熱くはなりませんでしたが、充電時間の早さはその分電池の寿命を縮めるということもあると思いつつ、妥協して使う必要はあるでしょう。きめ細やかな充電にこだわればこだわるほど、充電器の前につきっきりになったり、時間がかかったりするので、私も先述の「スーパーチャージャー」を使うのはこの充電器でも充電できない電池を何とかして復活させる時だけに限定するようにします。そうしないと電池を使うことが目的ではなくて電池をコレクションのように買いあさって充電することが趣味のようになってしまいます(^^;)。

かつては単三電池を使っていたデジカメが多かったため、趣味が単三電池の充電というような状況になりかけましたが、今回の新充電器の購入で、そこまで充電にのめり込むことのないように気を付けたいと思います。


昔と今のニッケル水素電池充電器の性能の差

最近になって普段使いしていたエネループ用の充電器が動作しにくくなったので、昔の充電器を使ってお茶を濁そうと思っていたのですが、昔から充電式のニッケル水素電池を使っていた割には昔の充電器の仕様に改めてびっくりしてしまいました。

その前に、現状でのエネループ用の充電器のベストバイは何かというところを今後のためにも書いておきますと、元々エネループは三洋電機の製品でしたが松下電器に買収されたので、公式にエネループに対応する充電器としては、やはりパナソニック製の充電器を使うのがセオリーでしょう。

・単3形 エネループ 4本付充電器セット K-KJ53MCC40(充電器単体BQ-CC53)
単3形×2本を約3.5時間で充電可能
単4形×2本を約2時間で充電可能

・単3形 エネループ 4本付急速充電器セット K-KJ55MCC40(充電器単体BQ-CC55)
単3形または単4形×2本を約1.5時間で急速充電可能

・単3形 エネループ 4本付USB出力付急速充電器セット K-KJ57MCC40(充電器単体BQ-CC57)
単3形×2本を約2時間で急速充電可能
単4形×2本を約1.5時間で急速充電可能

・単3形 エネループ 4本付USB入力充電器セット K-KJ61MCC40(充電器単体BQ-CC51)
単3形×2本または4本を約10時間で充電可能
単4形×2本または4本を約10時間で充電可能

このように挙げてみると、最後のBQ-CC51の充電の時間のかかり方が際立っていますが、これは急速充電をしない方式ということで、急速充電器では充電できないような電池に使ってみると何とか充電できたりするので全く存在する意味がないということではありません。ちなみに、今私が仕方なく使っているパナソニックのBQ-330というえらい昔の充電器があるのですが、こちらの説明を見ると、同じ単三か単四を1本~4本充電するためには12時間から15時間もかかってしまいます(^^;)。電池にできるだけ負担を掛けずに充電するためにはこのくらい時間をかけた方がいいということなので、多くのエネループのストックをお持ちの場合は、そこまで急速に充電することにこだわることもないのではないかと思います。

それでも、10時間以上の充電時間ということになると夜寝る前に充電しても翌朝にまだ充電できていないという可能性があるので、私がこれら4機種の中から選ぶとしたら急速充電機ではないのに2本単位の充電時間が早いK-KJ53MCC40(充電器単体BQ-CC53)が一番無難な気がします。

というのも、単三4本でも7時間、3本なら5時間とちょっとで満充電にできるので、ホテルに泊まった場合でも充電し残しのような状態になることはまず考えられませんし、今使っているエネループをできるだけ電池に負担なく充電するためにはあえて急速充電器を選ばなくても良いかと思うからです。

ちなみに、ここで紹介したのは全て電池セットの製品ですが、充電器単体とそれほど価格は変わらないので、あえて充電器だけを購入することはないと思います。人によってはモバイルバッテリーとしてや、USB出力のあるACアダプターとしても使えるK-KJ57MCC40については、今ここまでモバイルバッテリーが小型になり性能も高くなっている今、よくコンビニで乾電池式のスマホ充電器を購入するような人でなければそこまで必要ではないように私には思えます。

これも昔話になりますが、K-KJ57MCC40が単三4本で出力できる電力は5V1Aですが、これだけの性能があれば十分ガラケーやスマホをエネループのセットで充電できたわけですが、今はタブレットやノートパソコンまで充電可能なモバイルバッテリーもあります。他の機器を充電するためにエネループを使うより、エネループはあくまで乾電池の代用として使った方が無理に充電を繰り返す必要もなくなり、コストカットの意味が出てくると思います。車中泊で使う明かりなど電気を使う製品をできるだけ単三や単四の電池で動くものにしておくことで災害時に対応できるようにもなりますので、モバイルバッテリーとはうまく住み分ける形で使ってみるのもいいかも知れません。


ダイソー LEDスリムライト 電池一本タイプ

このブログでは過去にかなりLEDライトの事を書いていましたが、先日100円ショップのダイソーへ行ったところ、LEDライトのラインナップがかなり充実していましたので、その中の一つ、単三電池一本で使えるキーライトくらいの大きさのライトを購入してきました。

まず、このスリムライトは写真ではわからないかも知れませんが金属製ではなくABS樹脂などで形成された防水機能なしの製品であるということをお断りしておきます。本体がやわい分落下の衝撃で壊れる可能性もあると思いますが、15ルーメンの白色LEDを搭載し、アルカリ単三電池一本で9時間から10時間の利用目安時間となっています。ライトの点灯はお尻の部分のボタンを押すことで入切することができます。

また、本体には小さいですがストラップホールがあり、手に持った時の落下を防いだりキーホルダーに付けたりもできるようになっています。ただ、個人的には荒い使い方をしてしまうとすぐに使えなくなるイメージが100円ショップのライトにはあるので、ここはあえて常用しない使い方をしようかと考えています。

このライトは100円ショップのライトとしては珍しくボタン電池のような入手しにくい電池ではなく汎用で利用できる単三型一本で使えてしまうので、他に単三電池を使っている家電を併用しておけば、どうしても明かりが欲しいのに他に用意していたライトが使い物にならなくなった場合の予備として使える可能性が増えます。元々耐久性を期待するようなものではないので、いざ使おうと思った時に使えない可能性もありますが(^^;)、夜に車の中に物を落としたような時にはこのくらいコンパクトなライトは役立つのではないかと思います。そんな緊急時に使いたいと思った時に使えるように、直射日光に当たらないような所で保管しながら、電池の方も他の機器でも使える単三および単四電池のストックは車内にも準備しておきたいと思います。

今回はライトの紹介でしたが、モバイル関連では各種ケーブルやモバイルバッテリーのようなものの品揃えも充実しているので、旅行の際にケーブルを忘れたり、変換アダプタの類が必要になった場合はまずはダイソーなどの100円ショップに投び込むというのが基本という感じがします。


乾電池利用の際の電池本数と「角型ランプ」

私がこのブログを始めた頃には、デジカメの電池としてアルカリ乾電池を使い捨てするような製品も多く、まだ充電池対応のなかった各社のデジカメに充電可能なニッカド電池を入れて使うことでゴミを出さず電池代も節約することができていました。

その後、デジカメの電池は充電可能で扱いやすいリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池に置き換えられ、乾電池も使えるデジカメ自体がなくなって行きましたが、ラジオやライトを始め、まだ乾電池で動く家電も多く、充電池の方も三洋電機が「エネループ」を発売してからは、今まで電池を使い捨てていたこともしなくなり、ゲーム機のリモコンなども含めて単三や単四電池が使えるものはほとんどエネループでまかなうようにしています。

そんな中で車中泊や災害時に役立ちそうなアイテムとしてはやはりラジオとライトが双璧をなします。基本的には単三にしても単四にしても、2本・4本という偶数本で動くものが過去には主流だったので、充電器を使う場合には最大4本同時充電できるものでは4本充電して4本まとめて使うか、2本ずつ使うなどしてローテーションを組んでいたのですが、ブログで様々な電池を使った製品を使っていくうちにその状況も変わってきました。

これは、特にライトの劇的な変化によってその様子も変わってきたと思うのですが、それが電球からLEDへの光源の変化だと言えるでしょう。白色LEDの場合は4V前後あれば十分に使えるので、アルカリ電池一本だと1.5Vになり(エネループの場合は1.2V)3本使うと4.5V(エネループの場合3.6V)となり、LEDを光らせるなら十分な電力になります。2本では足りないので電圧を上げる回路が必要になり、さらに余分に電力を使うので利用時間にも影響が出るので、最少にして最大の効率を発揮する本数が3本ということに変わってきたということなのだそうです。さらに単一や単二という容量の大きな電池を使わなくても、単三でも十分になってきています。

もちろん、4本使うようにもできるそうですが、乾電池の場合は一本増えればその分本体も大きく重くなるので、3本で使える製品が普通になれば3本ずつローテーションを組むように変えていけばいいだけなので、今後電池を使う製品を購入する場合は、3本の電池で動くものを多く購入すれば、一つの製品で電池が切れた時に、別の製品に入っている電池を全て入れ替えてもすぐに使えますし、3本ずつ充電をしたセットがあればすぐに使えます。

今回、こんな事を書くのはパナソニックが昔の松下電器の時代、1927年にナショナルブランドで発売した「角型ランプ」をLEDの2ウェイランプとして復刻発売するというニュースが有ったのですが、このランプで使用する電池も単三が3本のタイプだということがわかったからです。

手に持って使えるハンドルが付いていて、遠くまで光を届かせたり、本体の底にもLEDが入っていてランタンのようにも使えるようになっているそうです。電車の車掌さんがホームで使っているようなライトなのですが、ちょっと面白そうなライトです。まだ現物を見ていないので何とも言えないのですが、こうしたライトには何より耐久性が大事だと思っているので、店頭に出てきたら特に電池を入れる構造とスイッチ部分を見て、今使っているGENTOSのランタンより作りがしっかりしていたらいいなと思っています。

単三3本仕様といえば、外部入力端子としてUSBのBタイプのコードが使える5Vで動く中国製のラジオもエネループ3本で十分に動きます。日本製と比べて小型ですが短波やワイドFMもカバーするので、現在は単三3本を使う家電製品としてLEDライトとラジオとの間でローテーションをするのが効率よく使え、4本セットのエネループが一本余ったら手持ちのモンベルのヘッドライトが単三1本で使えるので、いざという時に備えて置いておくか、4本のセットを3つ購入し、3本セットを4つ作ってローテーションしていくかということも考えます。

充電する場合でも4本充電するより3本の方が充電時間が少なくて済みますのでメリットは出てきます。災害用に揃えているグッズについても改めて見直し、使っている電池の本数によってどの製品を非常用持出袋に入れるかということも考えておいた方がいいのかなと思っています。