100Wの実用的な折りたたみソーラーパネルを購入してみて思ったこと 複数の小さめポータブル電源との併用が便利そう

先日、そのさわりだけを紹介した100Wの折りたたみソーラーパネルが到着しました。Amazonで購入したのですが、商品名は「Enginstar ソーラーパネル 100W ソーラーチャージャー 折りたたみ式 DC出力 最大100W/18V/5.5A」というものです。

折りたたんでの大きさは、比較のために並べてみた、これもAmazonで購入した15インチノートパソコン用のバッグより一回り大きく、重量は4kgとちょっと重いですが、これは発電量の大きさから考えるとある程度は仕方がないでしょう。パネルは4枚あり、パネルの裏に自立するような布製のスタンドがあるので、不安定ではありますが一応自立します。

このような感じで展開するのですが、広げると結構な大きさになります。さすがに走りながら車のダッシュボードで展開するのは難しいというか無理でしょう(^^;)。あくまで日の当たるベランダに設置するとか、出掛けた際には車を停めてまったりしながら太陽の方にパネルを向けながら充電をするような形になるでしょう。多少曇ったり、雨であっても防水機能もあり少しは発電はするので、そのまま置いておいてもいいのではないでしょうか。

この製品には様々な端子があり、出力は付属の様々なプラグが使えるDC出力の他に、USB端子が2つ、USB TypeC端子が1つの合計4つの出力合計が100Wになっています。当然、光の当て方で出力は変わってきますが、様々な機器に対応しているのは有難いです。日が当たっている時には最大100Wに近い出力があると思いますが、曇りや影になった時などは出力が落ちますので、複数端子に差さないで利用する方がいいでしょう。

今回購入に至ったのは、以前購入した155Wh(14000mAh/11.1V 42000mAh/3.7V)でACコンセントの定格電力100W 瞬間最大電力150Wのポータブル電源(現在カタログ落ちになっているものです)を充電できることを期待してだったのですが、DC出力のケーブルに、写真のように多数の付属の変換プラグがある事で多くの電源に対応しやすくなっています。プラグの内容を確認した上で、変換プラグを装着し、持っているポータブル電源に接続すると、ちゃんとAC電源で充電していると同じように充電することが可能でした。変換プラグは他にもあるので、今後はプラグ交換をすれば複数のポータブル電源での利用もできそうです。

ちなみに、私は今使っているポータブル電源を7千円くらいで購入したのですが(Amazonのタイムセールでの購入なので、セールでないと同等のものはもう少し高いと思います)、同じくらいの価格でもう一台ポータブル電源をゲットできれば、災害時でも車中泊旅でも連続して電力を使い続けることができるようになると思います。恐らく、この比較的小型のポータブル電源でも空の状態からだと天気に恵まれていてもほぼ一日掛けて満充電できないのではと思います。実際天気の良い日に4分の1くらいの残量になったポータブル電源を朝9時半から夕方4時半くらいまで充電しても半分を少し超えるくらいの量しか充電はできませんでした。

さらに、曇りの日や雨の日にはさらに出力が落ちますので、満充電にするためには数日間かかるのではないかと思います。これは別にこの製品のウィークポイントではなくて、ソーラーパネル自体の特性ですので、大容量のポータブル電源を早く充電したい場合には、この製品を並列に接続し(本体には製品同士を接続するためのケーブルが付属しています)、かなり大がかりなソーラー充電システムを作るようにしないと難しいということもしっかり理解しておかなければならないでしょう。

車の旅の場合は移動中にシガーソケットから充電することもできるのですが、長く走ればその分ガソリンも消費しますし、長く同じ場所に留まることができれば翌日以降の電気をソーラーパネルから充電できるので、このくらいの大きさのパネルであっても、長期にわたる車での旅をする場合には、ポータブル電源でなくてもモバイルバッテリーをUSBケーブルで繋いで充電することもできますので、あると便利です。ただ、私が持っているモバイルバッテリーの場合、出力が不安定になると充電ができなくなるソーラー充電とは相性の悪いモバイルバッテリーもありましたので、これは手持ちのもので試しながら、ACでもソーラーパネルからでも充電のできる製品を揃えていくしかないと思います。

私の場合、何とかポータブル電源が充電できるので、基本はポータブル電源を充電するために使うつもりです。専用のソーラーパネル付きのキャンピングカーではなく、普通車で工夫して車中泊をしているので、車内で通信機器の充電や夏には扇風機、冬には電気毛布が使えるポータブル電源を充電する手段を増やしておくことは、あらゆる状況に対応することも可能になるため、将来的には大容量の電源ではなく、複数の小型ポータブル電源を揃えたいですね。そうすれば、モバイルバッテリーもポータブル電源で充電するようにすれば良くなるので、焦って充電することも無くいざという時に備えられます。ただ、私の場合常用するまでは行かないので、またポータブル電源が安く売られていて、このソーラーパネルで充電が可能なことがわかったら、そのチャンスに購入してみようかと思います。

幸いなことに、送られてきた製品は不良品ではなく、きちんとポータブル電源を充電することができることを確認しました。私と同じように購入した場合、やはりその使い勝手を購入後すぐに試さないと、いざ使おうと思った時に保証期間が切れてしまっているなんてことにならないように、電源・バッテリーをすぐに充電できるような状況で購入するのが良いでしょう。車旅時には折りたたんだ状態で、今の車に載せても邪魔にはならないような感じで収納できるくらいの大きさなので、この記事を読んでソーラーパネルを購入したいと思った方は、その収納サイズに注目してみて下さい。ちなみにこの製品の収納サイズは52.5 x 35.5 x 6cmです。


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