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4-1 旅行用のノートパソコンに求める条件

 スマートフォンやタブレット端末と違い、パソコンはちょっと荷物として大げさになると思われる方もいるかも知れませんが、車での旅ということであれば一台用意しておいても便利です。

 今回、主に外に持って行くことを目的としてたまたまネット上で見付けたノートパソコンを購入しました。そこで、このカテゴリで外に持ち出すパソコンについて、私が導入したものを具体的に紹介させていただきたいと思います。その前に、一般的に車中泊の旅に持って行くためのパソコンについて考えてみたいと思います。

 モバイル用途のパソコンということですと、まさかデスクトップパソコンを持っていく人はいないと思いますが(^^;)、やはりどんなものでもノート型のものがいいでしょう。まずはウィンドウズがマックかで選ぶことになるとは思いますが、マックの場合そもそも種類が少ないので、ここではウィンドウズパソコンについて考えていきます。一般的なノートパソコンの分類というと、だいたい3つに分類されるのではないかと思います。

・大画面ノートパソコン(15インチ 全部入り ディスクドライブ内臓)
・モバイルパソコン(12インチ前後 ディスクドライブ無しもあり 2kg以下)
・ネットブック(10インチ以下 ディスクドライブなし 低価格だが性能は劣る)

 まず、入門用としても多くの種類が出ている大画面のノートパソコンは、持ち歩きには適さないもののサブバッテリーを搭載している車などでしっかり作業できる場所が確保できるなら、まさに走るオフィスのような形で使うことができます。撮影旅行をされる方が車の中で画像や動画の編集などまでやってしまおうとする場合は、むしろこのクラス以外のモバイルパソコンでは処理能力の点などで不満が出てくるでしょう。そういったことはやらなくても、車内で動画やDVDなどのメディアを鑑賞したいような場合もこのクラスの格安のパソコンを導入してしまうという手もあります。価格と性能のバランスを考えた場合、このクラスのパソコンは探せば性能のいいものでも安く手に入る場合が多いと思います。ただし、パソコン自体の消費電力が高いものが多いので、サブバッテリーなしで長時間運用することはちょっと難しいと思います。

 次に手持ちでも何とか持ち運びができそうなモバイルパソコンですが、これはいい意味でも悪い意味でも3つの分類の中の中間という位置づけです。性能による価格の幅も広く、できるだけ高性能なものを安く買いたいところです。きびきび動き、持ち運びにもそう苦にならないという意味で、私はこのクラスのノートパソコンを買いました。購入時に気を付けたいのは、バッテリーによる連続使用時間でしょう。搭載しているCPUやバッテリーの大きさによっても変わってきますが、カタログ値で7時間とか10時間というのもあります。そういったものなら夜通し使っても走行時に充電しておけば大丈夫ですし、サブバッテリーを設置できないような車で使う場合にはぴったりでしょう。またディスクドライブ内臓のものの場合で、DVDを見続けたり、Wi-Fiを入れておいたままだと電池の消耗が早いですから、節電しながら使うようにしましょう。

 そして、いわゆる小型で価格の安いパソコンということで出てきたのがネットブックというノートパソコンです。画面が小さく拡張性もあまりなく、動作も多少遅いと感じるほどながら、安いものでは2万円以下でも見付けることができる価格に特徴があります。どちらかというとタブレット端末を買おうと思っている方の比較対象になるものかも知れません。しかしながら基本性能が低いということもあり、タブレット端末のようにすぐに起動させて調べるということはとてもできませんが、タブレット端末では別に買わなければならないキーボードが付いていて安いということで、スマートフォンの機能を補完するものとして導入すれば、意外と便利に使えるでしょう。

 ただ、どちらにしても今あげさせていただいた3種類の大きさのパソコンは、円高の恩恵を最も受けている製品であることは確かで、海外生産の直販のパソコンは、重い作業をさせない程度のものでいいなら、どちらにしても予算は5万円ほどあればお釣りがきます。ちなみに、今回私が購入したミドルクラスのモバイルパソコンは3万円程度で購入でき、スマートフォンよりも安く購入できてしまいました。これは、小さなモバイルパソコンが20万円以上していた時代から見ると考えられないようなところです。

 すでにノートパソコンを持っていて、旅行のために新たに買うのはどうかと思われている方もいるかも知れませんが、できれば自宅で使っているパソコンをそのまま旅やお出かけの際に持ち歩くことは盗難や故障の可能性もあり、できるだけ避けたいところです。旅用のパソコンはあくまでサブ的なものであるので、次回からは購入してからのセッティングから始めて、旅の中で使いこなす事を目的にしたパソコンについて語っていきたいと思います。

3-5 USB汎用の充電ケーブルを揃える

 これまで紹介してきた外付けバッテリーやACアダプタから充電するためのもう一つのアイテムとして当然ながら機器同士をつなぐケーブルが必要になります。前のところでも書きましたが、USB端子に差す各種充電ケーブルおよびアダプタは今では日本全国どこの100円ショップでもまず簡単に手に入れる事ができるでしょう。

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 写真のものは私が常備しているもので、向かって右側からDSi用・PSP用(実際は汎用の5V用)・docomoおよびsoftbank用(docomo用の上にあるのがスマートフォンなどに適合するmicroBを利用可能にするアダプタ)・au用・miniB用(同じくmicroB用アダプタ)になります。

 このうち、Nintendo DSiは普段持ち歩かないのですが、たまたま使っていてアダプタがないような場合に使えるように常に一緒に持ち歩いています。他にmicroB専用のケーブルも手元にはあるのですが、こんなこまごましたものもこれ以上たくさんあるとごちゃごちゃするので、できるだけ本数を少なくしようと思ってスマートフォンを出先で充電するにはアダプタを付けて充電するもので兼ねるようにしています。

 100円ショップでこうしたケーブルを購入する際に気を付けたいことは、携帯電話などのケーブルには二種類あり、充電用でないデータ通信用のケーブルもあるということです。基本的にはデータ通信用のケーブルでも充電はできるかと思うのですが、私の場合一部のデータ通信ケーブルでパソコンのUSB端子につなぐとうまく充電できないことがあったので、あえて充電のみに特化したケーブルで統一しています。

 便利な100円ショップで買えるケーブル類ですが、写真を見ていただければおわかりの通り、どうしてもこの種のケーブルはちゃちな感じがし、何かの拍子で断線して充電できなくなるような感じもします。旅する場所にもよりますが、少なくとも代替品を入手できないようなところへ旅に出る場合は、旅出つ前にきちんと充電ができるのかしっかり確認をしてから旅出つようにした方がいいかと思います。

 このように準備をして、パソコン以外の携帯電話・スマートフォン・携帯ゲーム機がいつでもUSB端子経由で充電が可能ということになると、そこからバッテリーなり電源アダプタなりダイナモ式発電ラジオを選ぶようにすると、いざという時に心強くなります。今のところUSB端子を持つダイナモ式発電ラジオは東芝のものなど限られていますが、特に緊急時に役立てたいなら、非常用ラジオを選ぷ際には端子の形状そのものが選択肢となりうるでしょう。何しろ汎用のケーブルが使えるというのは、専用のケーブルがなくなったらアウトの他社製品と比べると、その優位性は際立ちます。

 ただ、私のようにいちいち100円ショップで必要なケーブルをその都度探すのがめんどくさいという方もおられると思います。その場合は汎用のUSB端子から出力するタイプのバッテリーに最初からたくさんの種類の充電ケーブルが付いた製品を選ぶという手もあります。もちろん、主はバッテリーなのですが、バッテリーが消耗して使えなくなってもケーブルのみは汎用的に使い回しができるようなものを選んで買っておけば、後からケーブルを買い足すこともなく合理的です。車の走行中に充電するためにもシガーソケットからUSB端子に出力するアダプタを用意した上でさまざまなケーブルさえ用意しておけば便利ですし、まずはご自身で使われているスマートフォンや携帯電話の充電用のケーブルから揃えてみるのはいかがでしょうか。

3-4 ACアダプターの共通化・コンパクト化について

 今まで紹介したバッテリーをどこでも充電するためには、やはり家庭用のコンセントや車のシガーソケットに接続するインバーターを通じて行なうのがセオリーかと思います。ただ、さまざまなバッテリーや電子機器をお使いの方はおわかりかと思いますが、それぞれの機種にそれぞれのACアダプターがある場合、それを全て持ち歩くなんていうことはとてもではありませんができないでしょう。

 そういうこともあり、私はここまで挙げさせていただいたバッテリーやモバイル機器を充電するためのACアダプターは、同じものを使い回せるように機器の選定を行ない、USB出力のもので充電できるものを選んでいます。

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 一般的にパソコンのUSB端子から給電する出力は5V500mAですが、写真にある小さい方は5V1A、大きい方は単体で5V2Aで、付属の二股コードを使うことで1Aずつにも分割できます。大容量バッテリーやスマートフォンを短時間で充電したい場合には2Aで使い、携帯電話だけなら分割して使うなどの使い分けが可能なので結構気に入って常備しています。ただ、これらの製品は古いものなので、現行品を購入するに際しては今お使いのスマートフォンやタブレット端末の充電ができるかどうかの情報を確認して購入するのがいいでしょう。ものによってはここで紹介したものより高性能である、同じ総出力2AでもUSBを4ポート常備したものまであります。

 ちなみに、お使いの機器を充電するケーブルについては、携帯電話各社やスマートフォン用のものはそのほとんどが100円ショップで手に入ると思います。USB端子に繋いで充電するケーブルということでまとまっていますし、汎用のバッテリーを充電する場合、ケーブルのタイプはPSP用で間に合うと思います。他にもNintendo DS用のものもありますので、これはお好みで入手すればいいでしょう。外出先でコンセントを使わせてくれるところがあればそのまま使えばいいですし、車の中で複数の機器を充電したい場合は家庭用コンセントを車内で使える環境をあらかじめ車内にそろえておきましょう。

 あと、注意したい点として、紹介したアダプタは全て5Vのものなので、一部のタブレット端末やパソコンでは利用できないものもあります。普通のパソコンに付いているACアダプタは今回紹介したタイプのアダプタでは充電できないと思いますのでその点は十分にご理解の上こうしたアダプタをお使い下さい。個人的にはパソコン付属ののACアダプタにUSB出力が付いたものがあればとても便利に使い回せると思うのですが、パソコン自体も買い替えすることでまたACアダプタの種類が変わってしまうのが問題ですね。せめて携帯電話やスマートフォンのように、大体の仕様が決まっているネットブックなどで共通のACアダプタを採用するとかしてくれれば、電源回りはずいぶん便利になるような気もするのですが。ただ今のところ、ノートパソコンは常に持ち運ばないことにし、常時携帯するものの充電にはこのタイプのアダプタで全て対応可能なようにしているので、取り回しは楽になっています。まだこの種のアダプタをお持ちでない方は、旅行用として一つ揃えておくと何かと便利です。

3-3 ニッケル水素電池をまとめて外付バッテリーとして使う

 外付けバッテリーとして小さくて取り扱いがしやすく高容量ということになると、前回紹介したリチウムイオン電池を搭載したバッテリーが多くの場合でおすすめということになり、これ以上の言及は不要だと思われるかも知れません。しかし、多少とり回しが悪くなったり、荷物がかさばったりするものの、直接機器を動かすことのできる乾電池型の電池を外付けバッテリーとして使用する方法もあります。それが単三型のニッケル水素電池を使った外付けバッテリーです。

 普通、こうした充電池は単三型の電池を使う機器にのみ使うというのが普通かも知れません。かくいう私もラジオや各種ライト、ICレコーダーやワープロのポメラなど、さまざまな機器でニッケル水素電池を使い、充電して電池を使い捨てることなく利用できています。また、常時携行はしていませんが、髭剃りやテレビのリモコン、家庭用ゲーム機のwiiリモコンなどにも使っているので、私自身の利用頻度はかなり高くなっています。そのようにして単三単四の電池のストックが常にしてあるので、その一部を使ってモバイル機器の充電用の電源としてしまおうというわけです。

 基本的に単三2本を使用するタイプでは携帯電話を、単三4本を使用するタイプではスマートフォンの充電が普通に可能です。ただし、前回にも書きましたが、外付バッテリーの出力の数値に注意して下さい。単三を4本使うタイプの外付けバッテリーでも、5V1Aで出力できないと(それ以下の出力のものも結構あります)安定してスマートフォンの充電ができない場合があります。

 また、外付けバッテリーに入れる電池にもこだわりましょう。少し前のニッケル水素電池では時間の経過により使っていなくても自己放電してしまうものも多く、充電後しばらくして使おうと思ったら電圧不足で全く使いものにならないということはよくありました。しかしそれも三洋電機の出したエネループから改善が図られています。選び方としては高容量と充電回数のバランスからすると、松下のエネループとエボルタと同様の性能を持つものから選ぶようにすればまず大丈夫です。そしてこの種の電池は店頭に並んでいるものでも買ってすぐ使えるだけのクオリティがあるようですので、単三電池を入れるタイプの外付けバッテリーを持っていれば、手持ちの電池を全で使ってしまったとしても、専用のリチウムイオン電池より安いこうした充電済みのニッケル水素電池を現地で購入し、さし当たってのモバイル端末に使用するという方法が使えます。このタイプのモバイルバッテリーは充電式の電池ではなく、アルカリ電池やオキシライド電池などの使い切り電池でも使えるのですが、購入金額は多少高くても、帰宅後に改めて充電して使えるので、購入が可能なら充電池中心で使って行った方が後々の事を考えるといいような気がします。

 私の場合は充電もいざという時には自力でできるように、太陽光パネルで単三や単四のニッケル水素電池を充電できるバッテリーチャージャーをセットで持ち歩いています。急速充電はできませんが、旅行中に常に太陽に当てるようにしながら使ったり、車で移動中の場合はダッシュボードに置きっぱなしにしたり、車のシガレットアダプターから利用できる充電器も用意していますので、1本単位ならかなり短時間で充電ができます。リチウムイオンの高容量のバッテリーの場合、使用時間は長いですが、その分充電時間も長いですから、少なくとも携帯電話の充電だけ何とかできればいいと思われる方は、単三2本タイプの外付バッテリーと充電器を用意しておけばそちらの方が手軽だということも言えるでしょう。

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 ちなみに、私が常時携行している充電セットは写真の3点です。三洋のエネループスティックブースターは単三2本使用の外付けバッテリー、バイオレッタソーラーギアは太陽光充電器で予備の単三電池を2本入れてあります。そして単三と単四の両方をUSB経由で充電可能な三洋のNC-MDU01は、車のシガレットソケットに付けるUSBアダプタを介して充電が可能な優れものです。これにモバイル端末をUSB経由で充電できるケーブルとACコンセントやシガーソケットに接続してUSB出力のある充電用アダプターを用意すればちょっとしたお出掛けなら何とか対応可能かと思います。ただこのセットではスマートフォンの充電は十分に出来ません。あくまで同じ方法で充電する場合は単三4本タイプのバッテリーケースと予備の電池を増やすという事になりますので、ここは単純にリチウムイオン電池が入った外付けバッテリーを併用する方が荷物は減らすことができます。私のようにどんどん電池が増えていってしまって、多くの電池を持ち運ぷ事が苦でないという変わった嗜好の方でなければ、単純にリチウムイオン電池のバッテリーとの併用がいいと思います(^^;)。

 最後に、電池自体の寿命について書いておきます。どんな外付けバッテリーでも何回も充電と放電を繰り返していると電池そのものの性能が劣化します(○○○回充電可能とパッケージに書いてあると思います)が、単三や単四のニッケル水素電池の場合はモバイルバッテリーとしては使えなくなった電池でも、ライトやラジオ専用にすればそれなりに使えるので、つぶしが効く分最後まで使い倒すことができます。物を最後まで大切に使い切りたいと思っている方は、どちらかというとニッケル水素電池の方がいいかも知れませんね。

3-2 リチウムイオン電池を利用した汎用バッテリー

 今の携帯電話やスマートフォンの電池は、小型で高容量を誇るリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池となっています。外付けのバッテリーでもこうしたリチウムイオン電池を使用したものを用意した方がかさばらなくて便利だと言えるでしょう。

 このようなバッテリーは実にたくさんあるわけですが、選ぶ際のポイントはいくつかあります。まずは、バッテリーの容量ですが「mAh」という単位で表されています。この数値が多ければ高容量になるわけですが、充電しようとする携帯電話やスマートフォンの電池パックを一回だけでなく何回も充電できるくらいの容量があれば言うことはありません。これはカタログや商品紹介ページにiPhone何回充電可能かなどの具体的なスペックが記載されていますので、予算と相談しながらできるだけ高容量のものを選ぶのがいいでしょう。

 そして、バッテリー充電のためのもう一つのポイントは出力のところの数値です。ほとんどがUSBポートからの出力のものだと思いますが、ノートパソコンに付いているUSBポートの場合、5V 0.5Aになっています。これと同じ出力のものがあれば携帯電話の充電については問題なくできますが、iPhoneや一部のスマートフォンではこの出力では使いながらの充電ができないという問題があります。一般的にスマートフォンを使いながら充電もしたい場合は5V 1.0Aのもの、さらに大きいタブレット端末を充電したい場合は5V 1.5Aや2.0Aなんていうものまであります。一般的にはスマートフォンを充電したい場合は1.0Aのものを少なくとも用意しておくべきだろうと思います。

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 私の場合はUSB端子が二つあって容量が5000mAhあり、出力も5V1A(USB端子を2つ同時に使う場合はそれぞれ0.5A)というパナソニック(旧SANYO)のエネループモバイルブースターを使っています。メーカースペックによるとiPhoneを2回分充電できるくらいの容量があります。外付けバッテリー自体の充電も家庭用コンセントや車のシガーアダプターから簡単にできるので、旅行中もそれなりに充電することができると思います。

 さし当たって何を買おうか迷った場合は家電量販店で買えるこうしたリチウムイオン電池が入ったポータブルバッテリーを一つ用意しておけばいいと思います。USB出力による汎用バッテリーというのは、携帯電話やスマートフォンだけでなく、ものによってはデジカメ(USB端子につなぐケーブルで充電するものがあります)やニッケル水素電池の充電にも流用できたりしますし、便利グッズとしてUSB端子につなげて使うLEDライトとつなげれば懐中電灯の代わりにもなったりします。スマートフォンをこれから買おうと思われている方は、ちょっと使うとすぐ電池容量が気になったりしますので、こうした管理の簡単な外付けバッテリーと組み合わせて使われることをおすすめします。

3-1 常時携行する予備バッテリーについて

 ここまで、携帯電話およびスマートフォンについていろいろ書いてきましたが、そうした機器はすべて電気で動いているということで、いざという時の事を考えると別に予備のバッテリーを持ちたいと思われる方が多いことでしょう。

 バッテリーといってもいろんな種類があります。まずは携帯電話やスマートフォンのバッテリーについて考えると、iPhoneのように本体とバッテリーが一体化してユーザーによる交換ができないものについては、外付けの大容量バッテリーを使っての充電しかできませんが、裏蓋を開けて交換できるタイプのバッテリーを使っている端末の場合は、専用バッテリーを増やすことだけで対応が可能です。リチウムイオン電池ではある程度バッテリーを使いきった状態で充電した方が長持ちするという特性があるので、スペアのバッテリーを予備として持ち、使い切ったら交換するというのが電池にも優しく長時間の使用にも耐えうる方法です。携帯電話会社の中には、保証プランに入って1年経ったら予備の電池パックをもらえるという場合がありますので、こうして入手した場合は改めて使い切り→交換というパターンで長く持たすという工夫はあっていいのかなと思います。

 ただ、本体に電池が内蔵されているスマートフォン以外の場合でも継ぎ足し充電のような形で旅行中などは満充電にしておきたい場合や、私のように持って行く端末が増えていちいち電池パックを用意するのに手間とお金がかかってたまらないという方は、外付けの汎用バッテリーを用意した方がいい場合もあるでしょう。

 一口に汎用バッテリーといっても様々な種類があります。車での移動だけなら端末の充電だけでなくものによってはノートパソコンの充電や、家電による湯沸かしや炊飯までできてしまう大型のポータブルバッテリーがありますが、ここではあくまで携行品程度のものということであまり大きいものは紹介しません。持ち運びが簡単でちょっとしたところで役に立つ小型の汎用バッテリーについて何回かに分けて紹介させていただこうかと思います。

2-5 非通信系端末の存在意義

 以前はモバイル機器といえば、それ単体ではインターネットに接続することができない電子手帳のようなものが主でした。それに携帯電話をつなげてネット接続したり、携帯電話そのものでメールやウェブをするのが主だったように思えます。それが、スマートフォンが普通に利用できるようになったことでこうした非通信系端末というのは今ではそれほど一般的ではなくなってきていますが、この章の最後として、そんな中でも私の持っているこうした端末について紹介してみようと思います。

 いわゆる電子手帳としてのみの機能しか持たない端末を使いたいというならスマートフォンの白ロムの中でSIMカードを差さないで動くもので十分ですが、私は長文のブログをどこでも書けるようにと最初から通信機能のない文字打ちに特化した端末を常時携行しています。パソコンと同じような使い勝手で文字入力ができ、電源には単三の電池2本を使い、スマートフォンと比べるとケタ違いの長時間動作が可能なのがキングジムのポメラDM100です。もう少しコンパクトにまとめたい場合にはキーボードを三つ折りにできるDM20などのタイプもあります。ただ、狭い車内で使うことを考えるとセットしたり折りたたむ際にはちょっと壊しそうで怖いですし、シートに座りながら打てないのがネックです。DM100はバックライト付きなので夜間の入力も簡単です。携帯電話やスマートフォンでの入力に慣れている人からすると、なぜわざわざこんな入力専用の機器を使うのかと思われそうですが(^^;)、私の場合はパソコンと同じように両手で打てるのキーボードでないとこのように長文を書く気になれないので、何といっても私にとってポメラは旅に必須アイテムなのです。わざわざ大層なお金を出してこうした端末を購入される方は、ポメラの文章作成能力に魅力を感じているのだと思いますが、私としては全ての人にこうした端末が必要とは思っていませんので誤解なきよう。

 よく考えながら長文を書きたいと思う方が車中泊の旅のお供として考えると、サブバッテリーシステムをきちんと構築し、電源の心配がない状況を作っている方ならノートパソコン一台で済んでしまいますので、これで十分と言われればその通りです。ただ旅は車での旅だけではありません。電車での長距離移動の際やなかなか携帯電話の充電すらできない状況には電池で動くポメラの有難さが実感されるでしょう。それでもあえてスマートフォンで全てやろうとした場合、外付けのキーボードを繋げるなども方法も使いつつ、長い時間電源を入れて画面から文字入力するとなると、それだけでも中の電池を結構消費してしまいます。ポメラと他の通信系端末の組み合わせなら、入力と送信を分けることができるのでスマートフォンの電池を節約しながら使い続けることができます。また、いくら無線接続とは言え、使う前にいちいち認識させたりするなど、キーボードとのペアリングをその都度行なうというのは案外面倒臭いものです。電源を入れればすぐに書き出すことができるポメラの便利さはこういう所にもあると私は思っています。もう少し細かいところで興味がある方は、以前のエントリーで何回かポメラについては書いていますので、そちらの方もご参照下さい。

 ここまではポメラという具体的なハードの話に終始してしまいました(^^;)。多くの方は私のように文字を書くためにのみ専用の端末を持つということはないと思いますが、他の用途でも通信を行なわない端末をスマートフォンと併用することで、スマートフォンの電池を節約できるというやり方は現実的なところもあります。具体的にはミュージックプレーヤーやビデオプレーヤー、電子ブックリーダーを別に持つというやり方です。こうした機能をスマートフォンでよく使っている場合、どうしても電池の持ちが悪くなってしまうという事はあるでしょう。大がかりな外付けバッテリーを使う前に、非通信系の端末に事前にダウンロードしたり、その場でダウンロードしたものを移すようにしながら、できるだけスマートフォンは本来の通信機能のみに使うというのが安定して充電ができにくい状況で使い続けるためのセオリーでしょう。次章からはモバイルバッテリーについて考察していく予定ではありますが、まずは改めてご自身で使われているスマートフォンの使い方について分析し、本体のバッテリーを長く保たすため、他のもので代用可能な機能がないのかを確かめておくのもいざという時には役立つかも知れません。

2-4 白ロムで端末を買う意味

 ネットニュースは季節ごとに発売されるスマートフォンやタブレットの新しい端末の情報であふれていますが、普通に携帯電話の契約とともに端末を買えばほぼ2年間縛られてしまうわけですからおいそれと買い足すわけにも行きません。今の契約方法では契約してすぐ解約すると、追加で端末料金を請求される他に違約金が請求されてしまいますから、普通の契約をしている方が季節の変わりめに出てくる新機種をコロコロ変えるというのは現実的な話ではないと言えるでしょう。

 しかし、何でもそうだと思いますが、新しいものとの入れ代わりが早いというのが世の常で、新しいものが出たのを見てもう少し待てば良かったと思う事も私自身結構あります。私がドコモの契約とともに最初に購入したのがタブレット端末であったため、購入当初からそれなりに不便な面もありました。画面が大きければ見やすく操作はしやすいのですが、持ち運びにはどうしてもかさばってしまいます。そして、人によっては画面をタッチして入力するのにどうしてもストレスを感じてしまうこともあるでしょう。私の場合そうした不満点を埋めるものとして、本体が小さくてキーボードが付いた端末ということで白ロムのドコモSH-10Bを選びました。もう一つ言うと、タブレット端末のGalaxy tabには付いていなかったワンセグも付いていて、SIMカードなしでも中の機能が全て使えることは事前にリサーチ済みです。携帯電話の白ロムの場合、いくら高性能のものでもSIMカードを挿入しなければ使えません。しかしスマートフォンの中にはSIMカードなしでも使えるものがあります。SIMカードを差しかえて複数の端末を使うことを想定した場合、別の端末にカードを差していても、Wi-Fiによる通信やワンセグなどを同時に使えれば結構便利なので、SIMカードを入れなくても使えるかどうかというのは前もって調べておくといいでしょう。

 さて、白ロムの中古端末といってもいろいろあって、新しく発売されたばかりのものはお値段もそれなりに高くなっています。ただ、もし使っているうちに不具合が出た場合、中古は中古なのでメーカーや携帯電話会社からのサポートは期待できません。そこで、私が白ロムを購入する基準としてはすぐに壊してしまっても惜しくない価格まで下がった古いものを狙うことにしています。そうして購入したSH-10Bはアンドロイドのバージョンも1.6と古く、ダウンロードすらできないアプリが多数あったりしますが、SIMカードを差し替えることで立派に通信端末やGoogle Mapを利用したカーナビとして機能するので、やはりあると便利です。

 私のように常用している端末があって、それに白ロムを買い足す場合というのは、利用している端末で不満がある点、足りない点をつぶすような形で白ロムを選んでいけばいいと思いますが、携帯電話会社との契約なしで最初のスマートフォンとして白ロムを買う場合はどうでしょうか。その場合はある程度お金を出しても高性能な端末が欲しいだろうと思います。そうは言ってもあまり高いと予算的な問題も出てくるでしょうから、自分がスマートフォンでやりたい事を考えながらまずはじっくり機種の研究を行ないましょう。先述の通りSIMカードがなくても全ての機能がWi-Fiを接続することで使えるような端末をまずは選ぶべきですが、保証がほとんどないということを考えた上で機能以外に気にしてほしいポイントはやはりあります。

 まずは突然の故障が起こる確立を下げるため、できるだけ程度のいい端末を選ぶべきだろうと思います。ちょっとした凹みがあったら落下して破損した可能性を疑い、相場との金額の差を考えながら選ぶようにしましょう。さらに、故障というよりは破損や水没に備えた対策についても考えておくべきでしょう。防水機能のあるスマートフォンを選ぶ場合、接続端子のカバー部分がきちんと塞がれているか確認しましょう。購入後は落下の際のダメージを防ぐため、本体をガードするカバーや、画面の保護シートなど、購入時に付いていないようだったらできるだけ付けた方がいいでしょう。そして、本体の電池は自分で交換できないものは避けるべきだろうと思います。なぜなら、電池が消耗してしまった場合、本体内蔵のものは携帯電話会社経由で交換を申し込むしかなくなるからです。電池交換にはお金もかかりますし、本体自体を渡さなければなりませんので帰って来るまで端末が使えなくなってしまいます。それが電池パックを入れる構造のものなら、自己責任の範囲ではありますが格安なバッテリーを入手するだけで電池切れの懸念から解放されます。この差はかなり大きいように私には思えます。

 このように注意を払って使おうとしていても、白ロムを買ってすぐ故障したり落として割ってしまったら悲劇ですが、普通に長い期間使い続けられたとしたら、携帯電話会社と契約してスマートフォンを使うよりも自由に好きなだけ使うことができるので、SIMカードのみで通信のできるデータ用ネット接続プランと組み合わせて使う方を個人的にはおすすめしたいです。ただし、今のSIMロックされた端末の中でデータ通信専用SIMと一緒に使って使い物になるのはNTTdocomoの販売している端末のみになります。別の会社のスマートフォンがいくら安いからといっても、イオンAプランやIIJmio128ミニマムプランのSIMカードを差して使うことはできませんので(SIMカードなしでも使えるものならWi-Fiのみでの接続になりますが)その点には十分に注意してください。

2-3 新品で購入できるSIMフリー端末およびWi-Fi専用端末

 スマートフォンやタプレット端末を購入する場合、携帯電話会社から通信プランの契約とともに購入するのが一般的ではありますが、全ての人が電話回線を契約しながら使わなければならないというわけではありません。ノートパソコンに最初から通信機能が付いたものがないのと同じように、Wi-Fiのみに特化したネット端末や、携帯電話会社の提供する通信カードを差してそのまま使える(現状ではドコモとソフトバンクのカードに限られます)SIMフリーのスマートフォンなどがあります。こうしたものを新規購入し、お店などが提供している長期保証サービスを利用すれば突然の故障にもちゃんと対応できます。

 このうち、日本国内で使用可能なSIMフリーのスマートフォンは日本通信が販売しているIDEOSがあるものの、後継機の発表は私がこれを書いている時点ではありません。IDEOS自体がすでに販売されてからかなり時間が経っているということもあり、次々に新しいスマートフォンが発売されている現状では、日本におけるSIMフリーのスマートフォンというのは現状ではそれほど期待できそうにないので、個人的にはあまりおすすめできるものとは言えないのかも知れません。というわけで、ここでは、Wi-Fiのみの接続をサポートするネット端末について見ていきたいと思います。

 自力ではネット接続はできないものの、無線LAN経由でネット接続できるスマートフォン替わりの通信端末としては、各社から出ているWi-Fi接続のみをサポートしたアンドロイドタブレットや、SONYのウォークマンZシリーズ、そしてiPadやiPod touchなどがあります。このうち、私はiOSを使ったiPod touchやiPadは持っていないので詳しくは語れませんが、単体でネット接続が可能な端末とは違い、外でこうした端末をインターネットに接続するにはどちらにしても無線LANネットワークに接続する必要があります。自宅で無線LANを使っている方は簡単に自宅でネットできるでしょうが、問題になるのが外へ出た際のネット接続をどうするかです。コストが低い順に、その方法について紹介してみます。

・無料の公衆無線LANスポット(FREESPOT や、セブンイレブン、ローソンなどの提供するWi-Fiを利用)
・有料の公衆無線LANスポットの利用
・自前で無線LANモデムを用意し、セットで利用する

 全て無料の公衆無線LANスポットでまかなうのは難しいかも知れませんが、行動範囲にローソンやセブンイレブン、道の駅などFREESPOTを提供している場所が多い場合はあながち無料とは言っても莫迦にできません。特に毎日の行動範囲が狭い学生なら、あえて携帯電話会社とスマートフォン契約を結ばず、メールはガラケーでやり取りするようにすれば、ネット関係はiPod touchやウォークマンZシリーズのみで意外と何とかなりそうな気さえするのですが。もし無料のスポットだけでは無理な場合は、マクドナルドで提供しているサービスなどを行動範囲に応じて利用するなどの工夫で毎月の支払いを抑えられます。ちなみに、私の場合は自分のところに来るメールはGmail経由で携帯電話のアドレスに転送をかけているので、あえてスマートフォンでメールを読まなくても済むようになっています。

 ただ、どうしても使いたい時にネット接続したいという要望はあると思います。そうしたニーズを満たすのが無線LANモデムであるのですが、予算に応じていろんな種類があり、これも人によってどこまで求めるのかによって違いが出てきます。まずは最低限メールとブラウザによる調べものくらいができればいいという場合、IIJmioや日本通信(イオンでの販売のみ)に携帯電話のSIMカードだけを販売して月1,000円以下という通信カードがあります。このカードの場合NTTdocomoのエリアが使えるので、どうしても高速通信が必要な場合は無料の公衆無線LANアクセスポイントを探すと割り切ることで使い分けができるでしょう。そこで、問題になるのはSIMカードを差す無線LANモデムをどうして購入するかですが、サービスを提供している会社で1年保証の付いた新品が購入できる他、携帯電話やスマートフォンの白ロムを売っているようなショップで中古の製品(利用できるのはNTTdocomoで出している製品のみ)を安く購入するかどちらかになります。これも、きちんとした保証を求めるのなら新品を、できるだけ安くというのなら中古の白ロムをといった判断になります。また、自分の行動範囲でのネット接続ができればよく、出先でも動画を見たり音楽をダウンロードするなどヘビーな使い方をしたいような場合は携帯電話会社の通信専用サービスや、Wimaxのモデムを導入するという手段があります。先日ウィルコムからPHS電話機と無線LANモデムが一緒になった製品が出ました。興味深い製品ではありますが、もし故障した場合にサービスセンターに同じ機種の代替機がなかったら、恐らく無線LANモデムはしばらく使えなくなってしまいます。auで提供するWimax内蔵のスマートフォンについてもこの辺の事情は同じです。常に外でのネット接続環境が必要な場合は、単機能のモデムを揃えた方が無難ではあります。

 私の持っている中でWi-Fi専用のアンドロイド端末、NECのLife touch Noteはキーボードを持つノートパソコンのようなものなので少々特殊ではあります。それでもネットへの繋ぎ方は同じで、私の場合は簡単にWi-Fi接続に特化したアプリを導入していて、モデムの電源を入れた後にWi-Fiを有効にすることで本体の設定メニューからWi-Fiの切り替えをするよりもスムーズにネット接続に移行することができます。ただし、それ自身でネット接続ができる端末と比べると、接続するまでにちょっとしたタイムラグがあったり、メールの配信状況がアクセスしないとわからないなど、気にする方はちょっとしたストレスになるかも知れません。

 ただ、こうした端末にもメリットはあります。スマートフォンのウィークポイントの1つとして知らない間にどんどん電池が減っていくというのがありますが、これはかなりの頻度で自分の意志とは無関係に通信してしまうことにより電池も消耗しているという事実があります。それだけではありません。今問題になっているスマートフォン内部の情報が漏洩してしまう問題ですが、これも知らないうちにネットに接続されてしまっていると情報が漏れてしまう危険性はより高くなります。使う時だけ自分の意志で接続できるWi-Fi専用端末ならそうした心配についても、ネット接続の時だけ気を使えばいいわけです。改めてどちらの端末がいいかは端末にどこまで依存するかということにもよると思います。メールの確認は普通の携帯電話でできるのでそこまで頻繁に通信しなくてもいいと思うなら、あえてこの種の端末を選んで持ち歩くという選択は当然あるでしょう。

 モデムとセットで持ち歩くということで、多少荷物が増えるというでぃメリットのあるWi-Fi専用の端末ですが、説明した通り本体から通信を切り離したものであるためのメリットがあるということもおわかりいただけたと思います。購入を迷われている方も単に安いからという理由だけで購入するのではなく、十分活用するためにはスペックについて確認し、今売られているスマートフォンと同様の能力を持っているものを購入した方が後で後悔しないと思います。また、私の選択したキーボード付きの端末のような特殊なものは後から買おうとしても買えなくなってしまうこともありますので、その点にも十分気をつけましょう。

2-2 携帯電話会社と契約して購入したGalaxy Tab

 私が今メインで使っている通信端末は、NTTdocomoが販売し、韓国のサムソンが製造するGalaxy Tabなのですが、この端末を購入したきっかけはドコモの端末無料キャンペーンにありました。

 当時はスマートフォンと比べ、大きめのタブレット端末というのはあまり人気がなく、ドコモが相当販売キャンペーンを行なっていたにも関わらず、その売上は低迷していたように思います。そこで、端末をほとんど只で売り、しかも他社からの乗り換え組に対してはショップポイントや商品券などのバラ巻きを行なっていました。たまたま私のところに、月8円で休眠させていたソフトバンクの契約があったので、これ幸いと乗り換えたことで端末を手に入れたわけです。

 現在もそうですが、携帯電話会社と契約して通信端末を手に入れる場合、料金プランをどう考えるかによってその後の使い方も変わってきます。おそらく大多数の方は携帯電話会社がすすめるままにデータ定額の料金と基本料をめいっぱい払われると思うのですが、それだとこの端末でしかネットが使えなくなるのでそうした使い方をせず、SIMカードは通話用の別の端末に入れ、最低限の基本使用料しか払っていません。私の場合は端末代の月々の負担がないので、思い切って毎月の通信料をぎりぎりまで切り詰めることが可能でした。端末を月割で購入してしまった場合は、様々なオプション契約を解約してしまうと相殺されていた端末料金の負担が新たに出てくる場合があります。したがって、私のように端末だけ入手して安い通信料のSIMカードと入れ替えて使おうと思っている場合は(現状でこういった用途で考えると、NTTdocomoの提供する端末に限定されます)、端末の購入金額がいくらになるのかの確認が大事です。他社からの移行という条件ならこうした問題がクリアできる場合がありますので、同じ会社で機種変更や買い増しを考えるより他社の動向を気にしながら購入のタイミングをはかる方がいいように思います。

 そんなめんどくさいことをしてまで携帯電話会社での契約で端末を入手するメリットは、会社ごと独自に行なわれている補償サービスがあります。月々の料金はかかるものの、故障や水没など、中古購入では修理そのものを諦めざるを得ないような場合でも、安い料金で修理及び代替端末を提供してもらえます。私の場合、こうした補償サービスを契約せず、毎月の支払額を抑える方法もあったのですが、あえて補償サービスは付けるとにしています。故障が怖いということももちろんあるのですが、もう一つの理由があります。私の使っているGalaxy Tabは、電池が本体に内蔵されていてユーザーレベルで交換ができないということがあるのです。

 このブログでは改めて中古の白ロムを購入しての運用についても紹介していくつもりですが、iPhoneやiPadもそうですが、電池内蔵型の端末については電池の寿命がきたらその後の対応に違いが出てきます。私としては、中古で買う場合は自分で電池交換ができるものに限定しようと思っています。その場合、電池そのものを注文すればそのコストだけで使い続けられますのでいいのですが、電池内蔵型端末については携帯電話販売店の窓口を通して、それぞれのサービスセンター送りになりますので、最低限回線契約を継続しておき、必要に応じて補償サービスに入っておくことで安心して使えるというわけです。

 購入の契約をしたからには2年の継続利用をしないと解約時に追加料金が出るということもあり、契約して新たな端末を入手しようと考えておられる方は、欲しい端末を2年使い続けることができるかということもしっかり考えておくことが大事です。その辺さえ納得でき、契約する際に入らされた様々なオプションを解除する手間を厭わなければ、回線とともに端末を持つ事はそれなりのメリットは出てくるでしょう。

 なお、NTTdocomo以外の会社で通信端末を購入する場合、日本通信やIIJmioの提供する格安のSIMカードを直接端末に挿入して使うことはできません。その場合は3G通信を切ってWi-Fi接続にして、格安SIMを差して使える無線ルータの導入などが新たに必要になってきますので、その点にも十分考慮した上で導入するかどうか決めるようにしましょう。