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5-5 もしものための認印

 最近は以前のように全ての決済に判子を使うという習慣は変わってきたように思いますが、やはり日本は判子社会という感じはまだまだあります。特に車に乗っての移動が主だと、あえて書きたくありませんが警察のご厄介になる可能性というのは当然ながらあるのですね。

 交通違反で止められる場合もあるでしょうし、事故の時もあります。事故の場合、全くこちらに落ち度はなくても、当事者であれば書類に捺印を求められます。また、これも考えたくありませんが、車上荒らしに遭遇し、被害を報告する際にも調書を取られますので捺印が必要です。

 認印がない場合でも拇印を押せば代わりになるのですが、指紋を取られることにナーバスになっている方もいると思います。全く悪い事はやっていなくても、何か大きな事件があった場合検索される大規模なデータベースに自分の指紋も登録されてしまうということにもなりますから、警察に指紋を取られていない方については、あえて拇印を押したくないと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 そうした場合に備えるだけでなく、日常生活においては意外と認印を押す機会というのは多いと思います。荷物の受け取りを宅配便の会社や郵便局へ取りに行く場合はサインでも代用できるものの、認印があるとスムーズです。また、役所へ書類を取りに行くような場合、やはり認印がないと書類が出ない場合もありますので、手持ちのかばんの中だけでなく、車の中にも別の認印を入れておくと意外なところで役に立つことが出てくるかも知れません。

 個人的には個人認証のためには自分の署名(サイン)で十分だと思うのですが、まだ全てサインで代用できない社会であるだけに、気が付いた時にでも100円ショップや、格安で認印を作ってくれるはんこやさんを利用して用意しておくといいでしょう。また、車の中に認印があるということを覚えておけば、自宅にいて荷物がきたような場合、むしろ車から認印を取り出した方が早く対応できたりすることも私の場合はありました(^^;)。珍しい苗字の方は安く買えないということもありますが、最近では手彫りではなくパソコンのソフトに専用の機械をつなぐことでどんな複雑な文字の入った苗字でも500円以下で作ることのできるお店も存在します。作って車の中に置いてあっても邪魔になるものではなく、他人からしたら全く価値のないものですので、用意しておくことを個人的にはおすすめします。

5-4 携帯できるコップについて

 普段持ち歩くものについて、常に使うものもあるのですが、いざという時の助けになるものでそれほど荷物にならないものをバッグの中に入れておくという携帯の仕方もあります。以前紹介したラジオのようなものはまさにそうした考えから持っているものですが、同じような感じでバッグの中に入れているのが携帯できるコップです。

 旅行先で水が飲みたくなったり、歯磨きをしたいような場合、洗面所に備え付けのコップなどはないことが多く、あっても人によっては衛生面での不安を感じる方もいるかも知れません。普段の車で出掛ける場合ならコップ付きの水筒も常備しているので心配はありませんが、車を離れている際に役立てばと思って用意したのが折りたたみのできるシリコン製のコップです。これがあれば、手を濡らさずに水を飲む事ができます。

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 旅行用ということですと、金属製の折りたたみコップもありますが、写真のシリコンコップは100円ショップで買ったもので気軽に使え、熱いものを入れても何とか手で持つことができますので(金属製のコップに熱いものを入れたら直には持てないと思います(^^;))、季節や飲み物の種類を問わずに使えるというのが気に入っています。

 写真に写っているもう一つのものは、シート状の紙せっけんで、水さえ用意できれば汚れた手を洗うことができます。普通の洗面所には手を洗うための石鹸は用意されていますので必要ないといえば必要ないのですが、災害に巻き込まれた時の事を考えて少ない水でも手を洗えるように、このような石鹸もあると便利かなと思ってセットにしています。全く水のいらないウェットティッシュの場合、あまりに放置するとカラカラに乾いてしまい(^^;)、その点メンテナンスフリーな石鹸は仕舞ったのを忘れていても使いたい時にはしっかり使えるというのがずぼらな私にぴったりだったりします。

 コップに石鹸とくると、歯ブラシも用意してはどうかという事になるかと思いますが、さすがに口の中に入れるものを他のかばんの中に入っているものと一緒に入れておくのははばかられます。旅館においてあるような歯磨き粉が最初から付いている使い切りタイプのものを放り込んでおくことも考えたのですが、用意しておくだけで全く使わなくなってしまうことも十分考えられたため、今は用意していません。

 どちらにしても、この種の用意というのは手持ちのバッグしか持たない状態で何とかしなければならないような状況を想定していますので、本当に最低限のものでということでこのようなものを用意してみました。紹介させていただいたコップにはカバーが一緒についていますが、カバーがついていないものについては密封できる袋に入れて持ち運ぶなどの工夫も必要になってくるかと思います。持ち歩く場合はいざ使おうと思った際にすぐ使えるような対策もあわせて考えてみてください。

5-3 放射線量測定器を常備する

 以前紹介したエステーのエアーカウンターSは、近所のホームセンターやドラッグストアでも簡単に購入できる安価な放射線量測定器として認知されてきたように思います。定価でもそれなりに安く、簡単に測定することができます。個人的には単三電池1本で動くという事が気に入っていて、少ない電池を使い回すにも便利です。

 ただ、測定器だけでできることというのは限られています。購入された方は気になる場所を一通り測定したり、旅行先で気になるところを測定して終わりといった形にもなってしまいがちです。そうした使い方からさらに一歩進める使い方として、商品を購入した際に書かせていただいた事で、メーカーが提供する測定結果をネット上に投稿することで共有するサイトのオープンがしばらくされず、以前のエントリーではそこまで紹介できていませんでした。しかし現在はそのサイト「エアカウンターリポート」がオープンしました。

http://www.st-c.co.jp/air-counter/map/index.html

 このサイトのマップではエアーカウンター系で測定した値しか見ることはできませんが、全国の他の放射線測定器のユーザーが測定した結果を見たり、測定器を持っていない人が測定場所のリクエストをし、登録したユーザーが測定結果を共有できる「測ってガイガー!」サイトを利用してアップロードして共有することができるようになっています。

http://hakatte.jp/

 さらに、iOS限定ながら専用アプリの「測ってガイガー!」も無料で提供されています。このアプリではすでに計測されている地点とリクエストがあったスポット、その中でも特に未計測のスポットが確認でき、必要な地点で測定したデータをアップロードできるようになっています。現在位置がすぐにわかり現場ですぐにアップロードできるので、iPhoneやiPod touchを持っている方はセットで使うと便利です。アンドロイドでもアプリはありますが、私のスマートフォンでは線量は見られるもののアップロードができないので、アップロードはiPod touchでとりあえずは行なうことになると思います。

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 エアーカウンターSの測定精度はそれほど高いとは言えないものの、サイトを確認される方もそうした状況の下であっても全国どこでも線量の確認ができることのメリットはあるように思います。アプリでリクエストのある未計測のエリアを見付けたら、積極的に測定して測定器を持っていない人のために役立てるようなデータの集積をはかることができるので、単なる自分のためではない活用の方向があり、常に持ち歩く意味というのも出てくると言うものです。そういう意味ではペンタイプで、それほど持ち運ぶのにも苦にならないのがいいですね。

5-2 持ち運びで邪魔にならないラジオの選択

 旅行に出る際には、携帯用のラジオを持って行くにしても荷物の中にもぐりこませればいいのでそれほど悩まないのですが、日常的にバッグの中に入れて持ち運ぶものとすると、いわゆるポータブルラジオですらも大きいということになってしまいます。もちろん、そうしたものでも十分持ち運べると思われるならそれでいいのですが、私のバッグは他のものであふれているので(^^;)、どうしてもラジオに大きなスペースを割くことができないという事情があるので、さらに小さいラジオを物色することとなりました。

 このような小さいラジオとして考えられるのは、日常的な持ち運びを考えた手の中にすっぽり入るライターサイズやカードサイズのラジオでしょう。しかしそれらのラジオは例外なくイヤホン専用のラジオになってしまいますので、自分一人でしか聴けないという問題も出てきます。

 そうしたことの対策としては、安く売っているイヤホンジャックに差し込むタイプの外付けスピーカーとセットで持ち運ぶという手段が考えられます。アンプ内蔵でない安いスピーカーですとそれほど大きな音は出ないのですが、それでもこうした外付けスピーカーは持っておくと何らかの役に立つと思われますので、100円ショップクラスのものでもいいですから、小型のイヤホンで聴くラジオを常備している方はこれに加えてバッグの隅にでも入れておきましょう。

 私も少し前まではこの組み合わせで持ち運んでいたのですが、たまたま中古で適当な大きさのスピーカー付きFMAMラジオを見付けてしまったので、これ一つに集約してしまっています。

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 写真のものはすでに販売終了になってしまっているのですが、実はラジオというよりはラジオ録音の可能なICレコーダーです。大きさ的には他社のライター型のラジオと変わりませんが、それがICレコーダーであるため録音内容確認のための小さなスピーカーが裏に付いているのが大きな特徴です。SANYOという会社自体がなくなってしまったので、このシリーズに続くコンパクトなラジオ録音のできるICレコーダーの販売については期待薄ですが、他のメーカーからもラジオ録音ができることをうたったICレコーダーは出てきています。単体のラジオと比べると価格面で高いのが難点ですが、ICレコーダーの購入を考えている場合なら荷物が一つにまとまるので、この種のものも選択肢の一つとなるでしょう。

 ただし、ラジオの大きさが小さくなればなるほど、電波を受けるアンテナが小さくなってしまうので、特にAM放送の受信感度が悪くなってしまいます。ただしFMの場合は、イヤホンやスピーカーをつないだコードがアンテナの代わりになる機能を多くのポケットラジオは有していますので、主にFMを聴かれる場合はラジオの大きさはそれほど大きくなくてもいいということはあります。それでも、いざという時にラジオがあるかないかでは何かあった際の情報収集力にはかなりの差が出てくると思います。どちらにしても日常的にラジオを持ち歩く場合は、大きさと感度のバランスを考えながら絞り込んでみて下さい。

5-1 必要最低限の明かりについて

 今までは携帯電話やスマートフォンに関連するものが中心だった私の携行品ですが、さすがにそうした機器だけを持ち運んでいるわけではありません。ここからは、モバイル端末以外で持ち歩いているものを紹介させていただきたいと思います。まずは、闇夜でも周辺を明るく照らしてくれる照明器具です。

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 照明器具といっても、大きいものを常日頃持ち歩くわけにもいきません。さしあたって車のキーホルダーに小型のキーライトを付けています。以前の豆電球とは違い、LEDライトが当り前になったこともあり長時間でも安心して使い続けることができます。キーライトにはさまざまなものが出ていますが、写真のものは以前のこのブログでも紹介したGENTOSのパトリオ4というキーライトです。このライトはボタン電池でなく単四電池1本で使えることが特徴で、私は車内や太陽電池パネルで充電可能なニッケル水素電池を使っています。

 とりあえず車で移動しているなら、ちょっとした明かりが必要なときはこれで十分なのですが、車で出掛けない時もあるわけで、その時だけキーホルダーからキーライトを外すというのも面倒です。改めて、持ち運びしやすくさまざまな用途に使えるLEDライトということを考えると、これも以前にブログで紹介させていただいたモンベルのコンパクトヘッドランプが電池が単三1本という最少構成で使えるので、バッグの中に入れていても邪魔になりません。室内で急に停電したような場合でも、あわてずに首からぶら下げれば両手を自由な状態にしたまま常に前方を照らすことができます。

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 避難が長期間に及んだ場合にも、ヘッドランプの上からかぶせるランタンシェードと併用すると、ランタンのようにして周辺を照らす明かりにも変化します。ランタンシェード自体はかぶせるだけのものなので、折りたためば全く荷物にはならず、このセットと予備の電池(あるいは充電池を充電できる太陽電池パネル)があれば、しばらくは明かりに困ることはありません。

 別の明かりを取る方法として携帯電話やスマートフォンの液晶画面や、カメラ撮影用のライトを付けるという方法もありますが、この種のライトは長時間付かない仕様になっていたり、肝心の通話や通信に使おうとしてもその分バッテリーが少なくなってしまうことから、瞬間的に使う場合以外は別の明かりを用意しておく方がいいと思います。

 暗闇で明かりもなく動くということは、下手をしたら命の危険性も出てくるかも知れません。私自身、あの東北地方を襲った大震災がなければそこまで考えなかったかも知れませんが、もしかばんの中に余裕があるなら、こうした明かりを照らすための道具を一つでも入れておくということをお勧めいたします。

4-7 モバイルパソコンとインターネット電話

 スマートフォンがこれだけ市場に出てくると、使いようによっては実に面白い使い方というのも工夫できます。携帯電話ではかければかけるほどお金がかかるのが当たり前だったのが、IP電話とも呼ばれるインターネットを使った電話アプリを入れることによって格安の通話環境が実現するようになって来ました。もちろん仕事など、どんな環境でも発信着信がされなければならないような場合はインターネット電話をメインに使っているといろいろ問題はあるでしょうが、旅先から時間が取れる時に自宅との連絡を取るくらいだったらその都度アプリを起動させて、電話する前にメールなどでスタンバイしてもらうなどすればスムーズに相互無料のインターネット電話を楽しむことができます。

 私の持っているGalaxy S2でも、Wi-Fi環境のところならSkypeで十分な音質による通話が可能です。ちなみに、128kbpsというIIJmioのSIMカードでSkypeのテストを試したところ、実際の通話環境とは違うとは思いますが、全く問題なく先方の声とこちらの声を確認できました。もっと言うと、IIJmioでは月額315円のインターネット電話、050plusでの動作を確認しています。他のインターネット電話のLINEやViberでも何とか使えるようなレポートが挙がっていますし、050plus以外の無料通話アプリはとりあえず入れておいて損はないと言えるでしょう。

 スマートフォンでこうしたことができるなら、あえてパソコンでインターネット電話をしなくてもいいのではないかということはあるのですが、車の中で外から見られないような状況で使えるなら、パソコンのモニターに向かってテレビ電話をするためにパソコンに向けて話しかけるようなことをしても気になりませんし(^^;)、画面上に小型カメラが付いているノートパソコンを持っているなら、スマートフォンでテレビ電話をするよりも大きな画面でスムーズにテレビ電話を利用することができるでしょう。ただしこうした通話が成立するには、発信者と着信者の間でしっかりテレビ電話のためのセッティングをしておくことが必要になりますが、相手もカメラ付きのノートパソコンならそれほど大変ではありません。お使いのノートパソコンによっては、マイクやスピーカーの位置が通話に使いにくい場合があるかも知れませんが、その場合は通話用のヘッドセットを用意していけばさらに便利になります。

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 私のパソコンはbluetoothが標準では付かず、パソコンの端子にマイク端子がないということで、昔何かに使えるだろうと思って買った写真のSkype用のUSB端子に差す用の電話型のアダプターを使ってパソコンでSkypeを使っています。これなら、まさに電話のようにパソコンから電話できるのですが、ヘッドセットが使えるのならそちらの方がいいという方もおられるでしょう。bluetoothのヘッドセットなら、携帯電話やスマートフォンと共用できるものを購入すれば便利ですね。パソコンでインターネット電話をする場合はWi-Fi通信ができる環境が必要にはなりますが、使えるようにしておけば例えばホテルに宿泊したような場合にも有線LAN経由で国内だけでなく海外からでも無料電話が使えるようになりますので、少なくともアプリケーションはインストールしておくのがいいのではないかと思います。

4-6 モバイルパソコンに「PaSoRi(パソリ)」を使うメリット

 スマートフォンのラインアップも多くのニーズに応えるような形で充実してきましたが、自分の欲しい機種に望まれるすべての機能が入っていない場合も考えられます。欲しい機能の優先順位からおサイフケータイの機能が漏れてしまった時に、モバイルパソコンと一緒に用意しておくと便利なのが、今回紹介させていただくUSB接続のパソリという周辺機器です。

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 利用するためにはパソコンがインターネットに接続されている必要がありますが 、各種無線ルーターや公衆無線LAN環境でインターネットに繋げるならば、自分のパソコン上から車の中からでもパソリを使って電子マネー(Edy・Suica・WAON)の残高照会やクレジットカードを使ったチャージができます。おサイフケータイに電子マネーを入れている場合でも、あえて携帯電話からネットにつないでチャージを行なわなくても、パソコンにつないだパソリ経由で残高確認やチャージができます。データ定額契約が一般的ではない普通の携帯電話に電子マネーをセットされている場合、携帯電話の通信機能は使わないでチャージできるので、これはこれで役に立ちます。

 携帯電話やスマートフォンに電子マネーをセットしている場合、困るのが水没など突然の故障があった時です。機種変更の場合は事前に準備はできますが、そうでなく突然使えなくなったらどうにもなりません。そういった点では各種電子マネーをカードの形で持ちスマートフォンのケースに入るようにしておサイフケータイのように使うというのは、実は結構賢い使い分け方だと言えます。カード自体が水に濡れたとしても、携帯電話のように簡単にだめになるわけでもありませんし。ただ、唯一困るのがカード単体でオンラインでチャージできないことですが、車での旅ならパソコンを起動させてネットにつなぎ、パソリ経由でのチャージでもぎりぎり何とかなる許容範囲でしょう。

 私の持っているパソリは2世代目ですが、現在出ているものはetaxで直接納税ができる機能がプラスされています。もしかしたら納税のために購入された方もおられるかも知れませんが、パソコンを持ち歩く方についてはこのパソリも一緒に持ち運んでおくと(電子マネーのチャージに使う場合、事前にクレジットカードの設定をしておいた方が無難です)、思わぬところで役に立つ可能性もあります。私の場合は、チャージ自体も役に立ちますが、旅の時ぐらいしか使わない電子マネーのかーどもあるので、利用履歴を簡単に照会できる機能が便利だと思っています。

4-5 パソコンは購入時からリサイクル対策を

 ノートパソコンを使うにあたっての下準備は、以前書いたことでほとんど終わっていたと思っていたのですが、一つ忘れていたことがありました。パソコンに限らずどんな電子機器でも長く使っていれば処分する時がやってきます。以前のように粗大ごみに出せばそれでおしまいということは今の社会ではなく、ほとんど例外なく処理料というものがかかってきます。買ったばかりのパソコンでも、最終的に処理する時のことを考えなければいけないということですね。

 幸いにして、ノートパソコンの場合は購入時に入っていた案内に従って申し込むと、PCリサイクルに対応していることを示すシールを送ってくれ、これが貼ってあるものについてはメーカーが無償で回収および処理をしてくれるのです。PCリサイクルマークシールは無料で発行され、申し込みは郵送などの他、インターネット経由でも簡単に申し込めます。

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 そんなわけで、先日自宅までメール便でリサイクルシールが届いたので、早速ノートパソコンの底の部分に貼りつけました。その際、シールの内容が消えてしまうことを避けるため、以前紹介した透明なカッティングシートを上から貼り付けてあります。

 旅に持っていくノートパソコンの場合、自然故障だけでなく、落としたりぶつけたりして壊れることもあり得ます。そうなったらもう処理をお願いするしか仕方ない状況にもなるでしょう。旅先ではもちろんですが、自宅周辺でも勝手に捨てるわけにはいかないものですから、そんな時のためにも、買ってすぐに同封の書類を確認し、PCリサイクルマークシールの請求をして、シールはちゃんと本体に貼っておくようにしましょう。

4-4 持っていくと便利なパソコンの周辺機器

 スマートフォンとは別にノートパソコンを旅に持って行ける場合、スマートフォンに準じるだけの使い方だけではちょっと勿体無い気がします。そこで、パソコンにつなげて車中泊の旅でも利用できる周辺機器についても考えてみました。

 まずは、モバイルパソコンの操作上の問題として、普段デスクトップのパソコンで作業されている方は、ポインタの移動などでストレスになる方もおられるかも知れません。私の購入したレノボのThinkPadにはキーボード中央にポインティングデバイスが付いていて、キーボードのホームポジションから手を離さずにポインタを動かすことができますが、普通のトラックパッドですと使い慣れない方は扱いが難しいと思いますので、何らかの対策があればさらに作業が快適になります。パソコンを設置するスペースが取れる場合は単純にマウスを付け、マウスパッドを置くだけでいいかと思いますが、ひざの上でパソコンを扱うことしかできないような限られたスペースしかない車で車中泊をする場合、トラックボールが搭載された周辺機器を追加してみるというのもいいでしょう。トラックボールの場合は置く場所さえ確保できれば、マウスと同じことがトラックボールでできます。ショップをのぞくと、大型のトラックボールのようなものだけでなく、小さなトラックボールを採用した入力デバイスの数々を見付けることができると思いますので、ご自分の車内で使う場合に使いやすいようなものを探してみましょう。

 そして、パソコンを使って携帯電話やスマートフォンに搭載されているテレビ放送のワンセグよりも高画質でテレビを見たい場合、普通のテレビを車に設置するというのが一番楽ではありますが、ノートパソコンでテレビを見るというのはどうでしょうか。ノートパソコン用に出ているテレビチューナーの多くは携帯電話やスマートフォンと同じワンセグ用ですが、中にはご家庭でごらんになっているテレビと同じフルセグが見られる製品も出ています。テレビの受信環境は山間部などでは都市部と比べて悪く、普通の地上波アンテナですらきれいに放送が映らない難視聴地域に指定されているところもありますので、いつでもどこでもということは難しいかも知れませんが、市街地に近い場所で車中泊ができるのであれば、チューナーに付属のアンテナや室内アンテナクラスのものでも普通の地デジをパソコン上で楽しむことができるでしょう。

 そうは言っても、テレビの電波が届かない場所では、用意した映像ソフトを見るというのも例えば子供さんのご機嫌を取る場合には必要になることもあるかも知れません。大型のパソコンの場合はDVDドライブが内蔵されていますのでパソコン本体のみで映像ソフトを楽しめますが、ドライブがないタイプのモバイルパソコンでもUSB接続の外付けドライブを使えば同じ事ができます。また、そうしたパソコンの場合はCDやDVDからソフトや音楽をインストールすることも本体のみではできませんので、安いものでも一つ用意しておくといざという時にも役に立つようになると思います。ポータブルタイプのDVD/CDドライブの中には、パソコンのUSB端子から電源を取って、パソコンの電源のみで使えるものもあります(実際はパソコンの電源周りの能力に依存します)。ドライブをつなぐことで駆動時間が短くなるなどの影響はありますが、旅先でディスクを使いたいという場合には購入を検討してもいいでしょう。

 パソコンの周辺機器はスマートフォン以上にいろいろあり、私自身は持っていませんが、高速でファイリングできるモバイルスキャナがあれば、旅先でもらいすぎると後で困るようなパンフレットの山も、全て電子化でき、パソコンの大きな画面で確認できるようになるので、将来的には手に入れたいなと思っています。

4-3 モバイルパソコンにメールソフトは入れるべきか

 前回の作業で、ようやくパソコンの設定前の環境が整ってきたということで、ここで改めてパソコンの設定をします。設定といっても、いつも使っているプリンタや通信関係の設定、日本語入力ソフトのユーザー辞書やキー定義の設定の引越し、インターネットブラウザのお気に入りなどの設定を移行する程度のものです。その前に他のパソコンやスマートフォンでも使えるストレージサービス「Dropbox」をインストールして他のパソコンでエクスポートしたファイルを同期させるようにすれば簡単に設定の移行は可能です。このような移行作業用のファイルをネット上に保管しておけば、旅先でアクシデントがあってリカバリー作業をした後でもスムーズに環境を再現できるようになるでしょう。それは、自宅でも屋外でも常にインターネットに接続して作業できる今の日本のネット環境があってのことでしょう。

 あとは使っているソフトを入れていくぐらいで作業は終了するのですが、ここでモバイルパソコンを常時接続前提で使われている方の心構えについて考えてみます。車で旅行をし、パソコンを持って行くということになると、スマートフォンなどのように常に身に着けておくことは難しくなります。となると、車の中に入れたままということになるのですが、そこで怖いのが車上狙いによる盗難です。もちろん金銭的な被害というものも心配ですが、データの紛失というものは個人の範疇をこえて、他人の個人情報を他人の目にさらしてしまう危険性があるという事の方が大きな問題と言えます。

 外でも時間に関係なく常時接続ができるなら、ファイルなどはストレージサービスから必要に応じて入手すれば良く、パソコンの中にわざわざ保存しないほうが安全ですが、パソコンからメールのやり取りをしたい場合のメールソフトをどうするのかというところでちょっと悩みました。

 メールソフトでメールを管理するのが普通だと思いますが、多くの人からメールを受け取りそれが蓄積されると、メールソフト内部のデータ自体が不特定多数の個人情報となってしまうという困った問題も抱えています。しかしせっかくキーボード付きでちゃんとメールが書ける環境があるのですから、全くメールをやらないというのも勿体無い気がします。ということで、私はメールソフトをあえてインストールしないことにしました。

 私自身複数のメールアドレスを使い分けているのですが、こうしたプロバイダやドメインのメールについては全てGmailに転送をかけました。ウェブ上のGmailの設定で、あて先のメールアドレス別に振り分けて表示することも可能で、たとえGmailからであってもドメインメールのアドレスにメールをくれた人に対する返信には、Gmail経由であるもののドメインメール発のヘッダが付くようになります。メールを受け取る相手が、Gmail経由でやってくるメールにフィルターをかけていてゴミ箱に直行されてしまうと届かないのですが、そこはしっかり相手に伝え、外出時にはGmail経由でメールを出すことをちゃんと言っておけば、メールの使い勝手的には全く問題なくなるだけでなく、送信メールの控えもweb上に保管されるので、スマートフォンを含むGmailを使っている端末すべてから参照できるようになるので、それはそれで便利です。

 まだモバイルパソコンを導入して日が浅いので、これからどんどんつまらないソフトを入れまくってしまうかも知れませんが(^^;)、基本は最低限のソフトのみで、できるだけデータをパソコンの中に入れず、パソコン自体が盗まれてしまったら即効でデータストレージやGmailのパスワードを変更することでオンライン上のデータを見られないように対策しようと思っています。それもこれも、携帯電話のデータ通信やWimaxなどで外でも常時接続が定額でできるようになったおかげです。もちろん、ネットにつながないでデータをパソコンの中に溜め込む従来の旅におけるパソコンの使い方自体を否定するものではありませんが、良くも悪くも今の世の中、データを蓄積して持ち歩くこと自体に危険性が出てきてしまったことがパソコン自体の使い方を変えつつあると言えるかも知れません。パソコンに詰め込むデータは、特に個人情報が含まれるものについては慎重に取り扱うようにすることが大事です。