月別アーカイブ: 2025年1月

旅行前に身体のアクシデントが起こったらまずはかかりつけ医に相談することが大事

最近、感染症がはやっていますが今回は感染症にかかったわけではありません。そろそろ事前に予約していた旅の予定日が近づいて来たのですが、歯のトラブルで金属の詰めものが取れてしまったのです。

幸いにも詰め直したらそこまで簡単に取れない状態だったのですが、過去の経験からすぐにかかりつけの歯医者さんに連絡を取って週明けの昨日出掛けてきました。知り合いには詰めものや差し歯が取れてしまった場合、市販の瞬間接着剤で仮どめをする人がいますが、これは絶対止めた方が良いです。接着剤の成分が体に悪いものだった場合、身体の調子自体が悪くなりますし、瞬間接着剤の接着力は強力なので、外してもらうために歯を余分に削られる可能性が高くなり、本来は単に詰めものを詰め直すだけで済むところがおおごとになってしまうこともあるのだそうです。

今回の治療は一回では済まず、恐らく旅行から帰ってから本格的に治療を受けることになりそうですが、それでも旅行前に応急処置はしてもらったので、その点安心して出掛けることはできそうです。

最近、職場の方でもしばらく使っていなかった体温測定のタブレットを再導入してきまして、毎日体温が平熱かどうかのチェックを受けるようになりました。そのため、現在はちょっと熱が出たら職場に入れなくなっているので、とにかく感染症対策には気を付けています。新型コロナ騒動の時には相当気にしていたのに、昨年末からインフルエンザを始めとする感染症の流行が報じられてくるまでは、毎日体温を計ることなどなかったですし、いつの間にか自宅にある体温計の電池も切れてしまう始末です。改めて熱しやすく冷めやすい自分の行動に反省することが多いのですが、電池は今回予備の分と合わせて買ってきたので、手元の体温計の電池が切れてもすぐ使えなくなるということは避けられそうです。

ネットによる予約が当り前になってきた旅行の準備も、前倒しして早めに予約しないと希望通りには行かない状況も多くなってきました。予定を立てて予約をしてから当日まで時間があると、実際に行くまでの想像が膨らんでそこまでの楽しみは増えますが、もし当日までに何か予期せぬトラブルになってしまったら、せっかくの旅が楽しめなくなるばかりか、予約したものをキャンセルしなくてはいけなくなるかも知れません。

もし、当日までに何らかの体調不良を感じた場合、ギリギリまで家で休むよりも、早めにかかりつけ医に出向き、今の自分の身体についてしっかりと診てもらうようにした方が良い結果になることが多いです。今回は、本当に旅行あるあるのようなもので、旅行の前に歯の調子が悪くなってしまったということだったのですが、きっちり診てもらい現状がどうかということを知らせてもらったことで、不安を抱えたまま旅に出ることはなくなりそうなので、行動を早く起こすことの大切さを改めて感じています。皆さんの中でも近々出掛ける予定のある方は、まずは自分の体のことをちゃんとケアすることと、何かちょっとわだかまりのようなものがあったらすぐにかかりつけ医に行きその不安を解消してから出掛けることをおすすめいたします。

クラウドファンディングでの各種グッズの早期購入は結局オトクなのだろうか?

ネットニュースを見ていると、私のブログで紹介するために用意されたようなぱっと見には便利そうで実際に購入してレポートしたいような品物が出てくる場合があります。
これは、私の消費動向を分析して私の好みのジャンルを選んでAIが広告に限りなく近い紹介記事を出してくることはわかっているのですが、それでもちょっと購入を考えてしまうところは、まんまと広告主の策略にハマっているという感じでもあります。

ただ、あまりに高額なものについてはそこまでお金は出せないこともありまして、一番悩むのは今の自分の懐具合で買えないこともないというような場合です。ただ、どちらにしても定価で買うのは馬鹿らしいので、私の抵抗としてはすぐに買わずにとりあえずアマゾンの「買い物リスト」に入れ、セール時やセール時でなくてもいきなり値引きされるようなタイミングを見て、その価格を見て改めて買いたいと思えば買うというようにワンクッション置くようにしています。

最近、そうしたお知らせまがいのグッズ紹介記事の中で、クラウドファンディングで先行投資を促し、発売前の商品を買う人を集め、早めに予約した人には安い価格で誰も持っていないものを手に入れることができるような売り方のものの紹介が増えてきたように感じます。

こうしたグッズは私の場合パソコン系、キャンプグッズ系、ソーラー発電系などが多く配信されるのですが、いつもネット通販で買っているグッズと比べると、いかに早割でも高めの価格設定なのですね。確かに、クラウドファンディングの場合、あえて安売りをして経営を苦しくするような値付けはしないので、それを買うかどうかというのは、本当にその商品にそれだけの価値があるのかということになります。ただ、色々なところで商品を見ていると、本当に革命的なすごいものだと感じるものはそうないのですね。かつては色々と新しい技術を駆使して画期的なものが出てきましたが、今は本当に冒険をしなくなり、普通のものについてはなかなか画期的な商品には出会えません。

そんな中で、クラウドファンディングによって先にお金を集めることによって、画期的な商品が現実に手に入るという形で動いている方法は悪くはないと思うのですが、そこまで私の心には響いて来ないというのが今のところの状況ではあります。

まだ世に出ていない商品を安く売るというのはもう一つ意味があって、安く買える代わりに、本格的に売り出された場合にクレームが増えないように製品テスターとしての役割を購入者は担っているところもあります。それならもっと安く買えるようにすれば良いと個人的には思うのですが。

それについてさらなる問題なのは、いくら画期的な商品だと言っても、発売前の試作のようなものだと、商品自体にトラブルがあったり、使っている途中で自然故障した場合の保証はどうなのか? ということですね。テスターとして役割を担うことはあっても、やはり多くの人はテストだけでなく道具としてちゃんと使いたいから購入するので、その辺の問題はしっかりとして欲しいところです。ソフト的なもの(町おこしなど)と違って、ハードにはどうしても故障したり修理が必要な場合があるので、その辺がきちんとしているかどうかということもじっくり判断してから出ないと、買い物に失敗するケースも出てくるのではないかと思うわけです。

ただ、今後もクラウドファンディングで売り出そうとしている商品についての記事は、私のスマホの方に定期的に配信されてくると思いますので、こちらが全く予想しないような素晴らしい商品が出てくることを期待はしています。将来、このブログで紹介することになるくらいのものが出てきて欲しいですね。

古いパソコンを再生するのはなかなか難しいものの使えるハードが増えるたびに便利さは増す

今まではOSが対応しなくなったら粗大ごみまっしぐらの道しかなかったパソコンについて、新たなOSを入れることで再生できることを知り、このブログで紹介しているように、多くのパソコン(ほとんどがノートパソコン)をLinux化してきました。一時はChromebookを主に使ってきたのですが、インターネットが接続されていない時に使いにくいことと、私が主に使っている日本語入力をセットできるのが、Chormebookの日本語入力では無理ということがわかり、Mac、Windowsに加えてLinuxなら何とか日本語入力をセットできるということがわかり、最悪日本語入力ワープロとしてだけでも使えればと思って始めたOSの入れかえは、私が持っている普通のノートパソコンでは全く問題なく完了し、現在は便利に使っています。

ただ、いまだその作業が終わらないまま放置してあるノートパソコンがあったのですが、最近になってそうしたいわゆる「特殊」なハードへのインストールを試すようになってきました。まず、ややこしいのがいわゆる2in1というキーボード脱着式のノートパソコンです。基本的にはこういったものはWindowsタブレットに分類されるので、基本画面表示が縦での表示になるので、画面表示がうまくいかなかったり、マウス操作をしてもうまく狙ったところにポインタが動かないというような事が起こります。色々調べていると、コマンド入力で表示を横にしたり、OSが立ち上がってから画面の設定で表示を横にすることで普通に使えるようになりました。

また、私の入れたLinux Mintでは何もしないと、一定時間操作をしないと画面が落ちて、何かキーボードを押すとパスワード入力画面が出てパスワード入力で復帰するのですが、同じくWindowsタブレットの端末は、いったん画面が落ちてしまうとパスワード入力画面が出て来なくなるので強制再起動をするしかないのが悩みの種でしたが、これもOSの設定画面で電源管理のところをいじることで、画面を時間経過によって落とさないようにする設定に変えたことで、ようやく普通に使えるようになりました。その分、席を離れている間に勝手に使われるリスクや、一回の充電での稼働時間は少なくなるかも知れませんが、それでも普通に使えるようにはなったので、今後も使い道は出てくるでしょう。

私のところには、まだそうしたOSを入れ替えていないWindows10の入った特殊なノートパソコンがあるのですが、特殊なためになかなかインターネットにも情報がなかったり、あっても自分がうまく理解できなかったりとすぐに何とかするのは難しい感じになっています。ただ、時間がかかってもハードは捨てないで、今使っている他のパソコンのように再生させたい気持ちは残っていますので、暇を見てインターネット上から情報を仕入れ、色々と試行錯誤しています。

考えてみると、昔のモバイル環境を作る中でも最初から完成されたハードを買うのではなく、一般に売られているハードに様々な工夫をして便利に使えるような「改造」をした人がその便利さを獲得できたというところがありました。これから書くのは古すぎてわかる人も少ないかも知れませんが、その昔、MSDOSベースで作られたワープロや電子手帳類において、それをDOS化するキットが出回ることで、まだWindowsCEになる前のNECモバイルギアをDOSパソコン化し、NECのハードで富士通の日本語入力方法である「親指シフト」を実現するソフトを作った人もいて、単に日本語入力マシンとして考えると、当時富士通から出ていた「オアシスポケット」より購入しやすく、普通に使えたので私も中古でモバイルギアを購入して改造にふけったものでした。

電子手帳関連だとMac系のCPUを使ったUSロボティック社の「Pilot(後にPalm Pirotに改名)」がありました。このハードは当初海外からの輸入品で日本語化すらされていなかったのですが、有志による日本語化が行なわれ、日本語化キットを自分で入れることで当時のシャープが出していた同じ電子手帳のザウルスよりも小さく、便利に使うことができました。当時はまだ電気製品やパソコン販売が中心だった東京・秋葉原までPalm Pilotを買いに行ったことも良い思い出です。

また、スマートフォン以前のモバイル機器において、NTTドコモが契約者用に出していたWindowsCEを使ったキーボード付きモバイル機器「シグマシオン」を他の通信環境でも使えるようにしたり、USBハブを接続して他の周辺機器を使えるようにしたりと、多くの自己責任による改造方法が出回ったことで、それまでは大きくて重い当時のノートパソコンを外出時や旅行に持って行かなくて済むようになりました。

現在は、そうした特殊なハードというものはあらかた姿を消し、スマホはSIMフリーになっているので回線を乗り換えてもそれ一台で使えるようになり、便利は便利になったとは思います。ただ、スマホに関しては仕方ないとは思いますが、軽いOSを入れれば古いものでも動きそうなパソコンの世界であれば、私が今まで集めた個性的なハードに軽めのOSを入れることで、モバイル環境にも対応できるようになるのではないかと思っています。

今ではなかなかメジャーな世界ではないのですが、先日紹介した電子辞書のBrainあたりでもOSを変えて使うことはできますし、インターネットには様々な情報が転がっています。その中から自分に合った情報を引っぱり出し、今まで使いものにならなかったハードを使えるものに変えていく試みというのはお金のかからない趣味としても面白いと思います。私自身、そこまでパソコンの知識はありませんが、実際に改造する時には色々と勉強して必要な知識を得て改造するということを繰り返していますので、未だ乗り換えられていないハードについても自力で何とかして改めてここでその様子などを紹介させていただければと思っています。

外出時のノートパソコントラブル対策として100円ショップの有線マウスを購入してみました

基本的に今、家や外用に使っているマウスはほとんどワイヤレス方式のものです。特に外で使うことを考えると、ケーブルのとり回しが大変だということもあり、また電車などでノートパソコンを使う場合、パソコンは膝の上に載せて、マウスだけ小さなテーブルに置いて使うような事もあるので、そういった時にはケーブルがない方が便利なのですね。

ただ、外でノートパソコンを使う際には様々なトラブルと背中合わせでもあります。充電のし忘れや、カバンの中で勝手にスイッチが入ってしまい、いざ使おうと思った時にスイッチが入らないというようなケースもあります。単四電池で動くものを今は使っているのですが、かつて電池フタがゆるくなっていて、気が付いたらフタとともに電池をどこかに落としてしまったこともありました。USBレシーバーを止めるところがゆるくなっていて、レシーバーだけ失くしてしまうというトラブルも経験してきました。常にノートパソコンに差しておくのも手ですが、失くす時にはわざわざ外してマウスに収納している時にトラブルが起こってしまうのです。

で、使うノートパソコンにもよるのですが、マウスがあるとないとではかなり使い勝手に違いが出ます。私が使っているノートパソコンにはタッチパッドが搭載されているものがほとんどですが、本当に何かの拍子で全くタッチパッドが反応しなくなるとらぶるというものになると、それまでの作業を中止し、再起動をかけないと復帰しないのですが、その作業終了のための操作にポインタを動かさないといけないということになると、それこそキーボードショートカットをきちんと知っておく必要があります。

そんなこともあって、私が持ち運びを考えているレッツノートの入ったセットには、一般的なキーボードショートカットが書かれたマウスパッドを入れているのですが、最悪有線のマウスが使えるようにしておかないとと、常々考えていたのでした。

そんな時、自宅近所にある地域でお店を開いている100円ショップに行ったら、何と110円の有線マウスが置いてありました。LEDによる光学マウスで、しかも青色LEDを使っていて110円という、かつてダイソーなどフランチャイズの100円ショップにも置いてあったものと同じだと思います。

マウスの大きさは小ささを感じますが、常用でなく非常用として考えれば小さい方がカバンの隅に入れておいて、いざという時に出して使えるという、日常運びには適しているように思います。写真ではちょっとわかりませんが、一部スケルトンになっているので、使っていてピカピカ光るのが少々うるさいという感じはするものの、とにかく一個110円という価格においては、こうした点についても十分に私なら許容できます。

実は、以前小さな有線マウスが持ち出し用に欲しくて専門店を回ったことがあったのですが、小さなサイズの有線マウスというのはなかなか売っていなくて、購入を一時断念したことがありました。今回単に110円という価格だけではなしに、持ち運びに適したマウスとしても相当いい線いっているのではないかと思います。

なかなかお店で見掛けない110円マウスですが、地方などに出掛けた際に見付けたら即買いをしても良いと思えるほどモバイル用としては使いやすいと思います。個人的には予備にもう一つ買っておくべきかどうか考えているところです。

イトーヨーカドーの「FOUND GOOD」から出ていたBluetoothキーボードを日常使いに?

先日ふとイトーヨーカドーに行ったら、何やら洋服にまじって安い雑貨類が目に付きました。「FOUND GOOD」というのがそのブランドで、3COINSに売っているようなパソコン周辺機器もありました。

たまたまイトーヨーカドーがセールをしている時期だったため、これらFOUND GOODの製品も少し安くなっていました。中でも今回紹介するワイヤレスキーボードに興味を抱き、色々と見てみたところ、私の使い方なら安くてもそれなりに使えそうだということで、定価1,980円が1,320円にディスカウントされていたワイヤレスキーボードを購入しました。

このキーボードの電源は内蔵充電池ではなく単四電池2本を入れて使うもので、エネループでも私の環境では問題なく動きます。丸形のキーでキーピッチは18.2mm、キーストロークは2.6mmと、普通に使えるキーボードです。打っているとカチャカチャ音がするので、音が気になるかも知れませんが、価格が価格だけに静音のキーボードが欲しい場合は最初からこのキーボードは選択肢から外すべきでしょう。

私の場合は、今回常時持ち出しのバックパックに入れるのに、キーボードはどうしようかと考えていたのですが、Androidのタブレットに合わせて使うだけでなく、もはや旅先で壊れてもそこまでショックにならないパソコンとして、Linux Mintを入れたLenovoのIdeaPad D330のキーボードの上にこのキーボードを載せて使っても、ノートパソコンのキーボードに影響を与えないので、10.1インチと小さく、キー配列も小さいがゆえ特殊だったりキーとキーの間が狭かったりと、快適にタッチタイピングするには少しストレスがたまるので、それこそ壊れても惜しくないような持ち運びに便利なキーボードを探していたのでした。

このように、単にキーボードを載せただけですが、タッチパッドも問題なく使えますし、この組み合わせだけで外での入力マシンとしては十分な性能を持たすことができました。ただ、このキーボードの配列も特殊な部分はありますので、特にかな入力を主戦にしている人にとってはおすすめしにくいところです。

普通のキーボードはスペースバーの左右が「変換」と「無変換」ですが、キーを大きくしたためでしょうか、本来ホームポジションの右側にあるはずの「ろ」「む」のキーが下段のスペースバーの右側に並んでいます。ローマ字入力の方はそこまで影響は出ないと思いますが、「¥」やカギカッコをキーから直接入力する際には注意が必要です。私の場合はその点についても、特殊な入力方法を使っているのでこのキー配列でも何とかストレスなく入力することはできそうです。また、ENTERキーも他のキーを大きくしている兼ね合いもあるのか、小さくなっているので、大き目のENTERキーに慣れている人も注意が必要です。

手軽に持ち運ぶということだと、折りたたみキーボードも考えたのですが、ギミック的に折りたたみ部分が壊れやすい割に高く、さらに今だと内蔵充電池式のものが主流になっているので、微妙に私の使い方には合いませんでした。結果的に安くてそれなりに自分で使えそうなキーボードを手に入れることができました。ちなみに、この文章もFOUND GOODのワイヤレスキーボードを使って書いています。打ってから画面表示までの遅延もなく、頭に思い浮かんだことを即座にキーボードで打てるので、音の気になる場所では使えないかも知れませんが、外でも躊躇なくこのセットを出して使うようにできそうです。耐久性についてはわかりませんが、毎日使うものではなく、どうしても外で使いたい時に使うような感じの使い方になるので、そうした使い方では十分すぎるといった感じです。

日本の有名な温泉地で日帰り客を含めた入場規制を行なうようになったニュースを聞き旅の変化を思う

山形県の銀山温泉といえば、川を挟んで古い木造建築の旅館が立ちならび、そのひなびた雰囲気は昔から温泉ファンの間でも人気がありました。特に海外の方々がイメージする日本の温泉というものに近いイメージがあるからなのかも知れませんが、新型コロナ騒動が落ち付いた今、内外から相当の観光客が押し寄せていて地元の方々を巻き込んでた大変なことになっているようです。

2025年1月7日から、温泉地付近のマイカー規制を行ない、利用者は近隣の駐車場に車を停め、有料のシャトルバスを利用しないと旅館の立ち並ぶエリアには行けないようになったそうです。ただ、問題なのは宿泊客だけではありません。場所柄新しく宿泊施設を作るわけにもいかない中、その雰囲気を求めて多くの宿泊しない「日帰り客」も押し寄せることがさらに問題になっているので、その対策として宿泊しない17時以降の観光利用者に1人1150円のチケット制にして、ネットでの予約でチケットを販売しているものの人気で多くの日はキャンセル待ちになっているそうです。

有料のチケット制というと白川郷の入場にも今はお金がかかるようになっているようですが、私は幸いにも多くの観光客が押し寄せる時期よりかなり前に訪問することができました。銀山温泉にはちゃんと宿泊してその様子および共同湯を楽しみました。ただ、その頃も観光地としての銀山温泉は大人気で、第一候補としてリストアップした宿は予約でいっぱいで泊まれませんでした。また、私たちが泊まった宿も、川に面した部屋はかつての客室だったようですが、私が泊まった時には食堂として使われていて、夕食時に窓から川を挟んだ旅館のライトアップや橋に人が出て花笠温度を踊っている様子を見ることはできました。まだインターネットがそこまで普及していない時代で、当時海外からやってきた女将さんがいる「藤屋」さんを正面に見ながら(泊まった宿はその反対側でした)、いい雰囲気の温泉情緒を楽しんだものでした。

改めて銀山温泉について調べてみると、先述の藤屋さんはもうなく、私たちの泊まった宿も名前を変えてリニューアルして営業されています。ちなみに私たちが泊まった時の宿泊料金は一泊二食付きで9千円くらいだったのですが、今同じ旅館に泊まろうとした場合一人25,000円くらいから泊まれるものの、今からだと3月いっぱいは予約すらできない大盛況でした。

ひなびた温泉が好きで自分が体験したことなどを作品として発表している漫画家のつげ義春さんのエッセイを以前読んだことがあって、ひなびた温泉宿に泊まる時の予算は、一人1万円でお釣りが来るかということを基準にしているという話を読んだことがあります。私が行った当時の銀山温泉はその条件にはまっていたのでした。

私も以前このブログで紹介し、私の温泉趣味の師匠とも言えるジャズ・ライブハウスのマスターで本人もジャズ・ピアニストとして活躍され昨年逝去された明田川荘之さんから教わった宿も、人もそれほどいないひなびた温泉宿の雰囲気を楽しめるような宿でした。

確かに時代は変わり、以前はつげ義春さんの出す条件を満たすだけの宿はどんどん減っているというのが正直なところでしょう。物価の上昇などを考えると一泊1万5千円から2万くらい出せばそうした温泉の雰囲気を楽しみながらゆっくりできる場所に泊まりに行きたいと思いますが、現在は東京で温泉もなにもないホテルに泊まっても相当高額だったりしますから、古き良い日本の温泉を宿で楽しむことはだんだん難しくなっているように思います。

ちなみに、もうすぐ来てしまう阪神・淡路大震災が起こる直前、私は友人たちといっしょに明田川さんから教わった岩手の大沢温泉・山水閣に泊まり、前日の夜中に帰って17日の月曜日は代休を取って家で寝ていてその状況をテレビで見ることになりました。楽しかった湯治場の雰囲気の残る温泉宿から、一気に現実に引き戻されてしまった思い出があります。その時の衝撃は大きく、たまたまその直後知人から被災地に未使用のタオルを届ける役目をお願いされたので、現地まで他の支援物資を持って訪れたことも連動して記憶しています。

災害の記憶とは悲しいものですが、温泉の仕組み自体も地震の原因にもなる火山との関係もありますし、日本で生きていくということは、その場所の様々なところを見て、それを楽しんだり涙を流したり、そうしたことを記憶していくことが大事だと思っています。今後、様々な場所を訪れたいとは思っていますが、チケットで入場制限するような場所というのはどうしても人気で海外からの人が集まりやすいように思います。私自身は、今までの思い出などともからめながら、単純に景色がきれいというような事ではなく、色々なものを読んだりしてその場所に思い入れを作ることで、その思いを共有する人が少ない場所へ行ければいいなと思っています。

今あるものの中で行ない日常生活の中でも持ち運べる「防災用リュック」を考えてみました

先日の宮崎県の地震は、またまた南海トラフ巨大地震の前ぶれではないかと思わせるような地域で起こった大きな地震でした。専門家の見解は、そこまで心配することはないというものでしたが、「天災は忘れた頃にやってくる」ということもありますし、日頃の生活のやり方にもこれからは考えてみて、自宅にいる時だけでなく外に出ている時に大きな地震が発生したら? というテーマで日々持ち出す荷物について考えていることを書きましたが、全て満足ではないものの、仕事に持っていく荷物をバックパックにして、両手が空いた状態で移動ができるように変えました。

職場のロッカーはお風呂の貴重品用のロッカーぐらいの大きさしかないので複数のバックインバックを用意し、細かいものがバラバラにならないようにしました。リュックに入れたそれらの持ち物は、仕事上で使わないものはリュックから出してロッカーに入れ、リュック自体は普通の棚に入れる方式で問題は起こらないような感じです。バックパックは昔から使っているものを流用しているので、他の人の目から見ると単に重いだけの価値のなさそうなリュックに見えるような感じですし、もしそれを誰かに持っていかれても、大事なものは分けた状態でロッカーに入れているので、もしもの時の機能というのはそれだけで使えるようになっています。

私の場合、スマホだけでなくタブレットやモバイルバッテリー、ケーブル類といったような少し多目の周辺機器とともに持ち歩いていますので、本来まだ軽くするために持っていくものを減らすことはできると思うのですが、日常において全て災害のためというのでは寂しいと思い、先日購入した2つ合わせてペアリングするとステレオスピーカーとして機能するスピーカーセットや、ちょっと時間が空いた時に音を出さないで楽しめるように、Amazon Kindleの専門機なども合わせて持っていっているので、以前持っていたバッグの中味よりちょっと増えているということはあります。それでも、リュックの中にはそれなりに隙間を作っているので、ちょっとした旅であればひげ剃りや洗面道具のようなものを入れ、換えの下着を入れれば2~3日の旅行にも対応できるようには作っています。

サバイバル系としては電池式のライトや寒さ対策のアルミシート、携帯用トイレや簡易浄水器、水を入れて運ぶための折りたたみタンク、防災用ラジオなどを中に入れています。また、食料として用意した羊羹と飴もちゃんとまとめてあり、これもいざという時の事を考えると心強いかなと思っています。

リュックの中味については人それぞれで色々と変わっていくものかと思いますが、ここ数日手持ちからリュックタイプの中に必要なものを詰め込んでみて、やはり背負って体に密着させるような設計になっている登山用のリュックは、長く背負って歩いても体力的にきついということはないので、ビジネス利用には困る点はあるかも知れませんが、それほど派手でないものなら、通勤用としては問題なく便利だと思います。

一昨日は地域限定ではあるものの津波注意報が出たりと、もし自分の回りで地震が起こったら? と心配されている方もいると思います。別にお金を改めて掛ける必要はないので、家にあるものの中で災害時に役立ちそうなものをリュックに詰め込んで用意しておくだけでも安心できるのではないかと思います。ネットで検索したり、AIからの助言を求めたりすれば、自分で考えてはいないものの、いざという時に自分には必要なものが何かということもわかってくるのではないでしょうか。

NHKを批判する前にスポーツ中継を平気で途中で切ってしまう民放テレビについてその事例を見ていく

NHKは受信料という名目で、NHK自体ほとんど見ない人からもお金を徴収することが一部の人の間では批判的に語られています。私自身はNHKの番組は見るほうで、しかも最近はネット動画配信サービスでの詳細を知らされないまま先に値上げ(しかもけっこう高い)のニュースが入ってくる状況に、今の時間のコンテンツ利用という点では見たい番組を人質に取りながら身代金(利用料金)をつり上げるような商売を見る中ではいくらかましなのかなとも思える出来事が昨日また起きてしまいました。

興味のない人には全くないと思うので、私の憤りは伝わりにくいかも知れませんが、普通テレビ局が生放送の番組を作る場合、最初から最後まできちっと伝えるということがまずは大事なのではないかと思います。例えばコンサートの中継の場合、一通り演奏が終わってアンコール曲をやろうと再度アーティストが出て来た時に放送終了になってしまったら、これこそ金返せとテレビ画面に向かって叫んでしまうでしょう。こうした状況というのはスポーツ中継においてよく起こるのですが、これは競技の種類によって変わってきます。

試合時間がある程度決まっている競技については多少余裕を持った放送時間にすることであらかた試合の内容が尺に収まると思うのですが、タイムリミットが基本的にない競技というのも存在します。昔はテレビでのプロ野球中継で、試合が終盤になって本日のクライマックスになった時点で放送時間が終了してしまい、多くの家庭内でテレビに向かって悪態をつくような状況が頻発していたと思います。しかし、テレビがアナログからデジタルに変わったことで、この状況も劇的に変化しました。

昔は夜9時過ぎまで野球を中継していた局に変わり、地域の放送局が「リレーナイター」というちゃっかりと中継が終了したところから試合終了までの時間野球中継を行なうという番組がありましたが、今はそんな事をしなくても、同じ放送局の中で中継を続けることが可能になっています。というのも、各キー局には「サブチャンネル」という仕組みがあり、予定通りの放送を続けながらメイン以外のサブチャンネルを使って本放送で終了した中継を継続することができるのです。リモコンボタンを操作することによって、画質は落ちるもののそのまま中継を見続けられます。今は野球中継でNHKだけでなく民放もサブチャンネルに移行するという方法で、試合開始から終了まで私たちはスポーツを普通にテレビで見ることができるようになっています。

野球は延長戦になることだけでなく、投手交代にも時間がかかるので、試合内容によってはとんでもなく長い試合時間になることがあるのですが、それにもサブチャンネル移行で対応できているので、ある程度時間が読めるスポーツにおいても、基本的に試合開始から終了まで中継をすることが当り前という風に視聴者も思っている状況が今はあるように思います。

そんな中、昨日は男子の高校サッカーの決勝戦が行なわれたのですが、サッカーは野球に比べれば多少試合時間が伸びたとしても、野球中継よりは時間は読めるスポーツです。ただ、決勝戦のみ前後半で決着が着かなかった場合は延長戦(前後半それぞれ10分)が行なわれます。それでも決着が着かなかった場合にはPK戦になるのですが、PK戦は準決勝までにもあるので、決勝戦は他の試合に比べて20分+α取り、もし何らかのハプニングがあって予定時間に終わらなかった場合にサブチャンネルで中継を続けるというのがセオリーだと思うのですが、昨日高校サッカー決勝を中継した日本テレビは肝心なPK戦の終わりまで中継せず、突然何のアナウンスもなくCMに入り結局かなり時間が過ってから後のニュース枠で報じるにとどまりました。

こうした、きちんとしたスポーツ中継という観点で見ると、個人的には民放よりもNHKの方が優れていると思えます。臨機応変にサブチャンネルを使うところもNHKのスポーツ中継はやりますし、相撲で結びの一番が終わるまでは決してニュースに入らないというようなスポーツ中継に対する律儀さを感じるところもあります。

今回高校サッカーを最後まで中継しなかった日本テレビは、大リーグが東京ドームで開幕戦を行なう試合を「無制限延長」で放送するのだとか。個人的には多くの人が見たいと思っていて、当然最後まで放送すると思っていた試合を何のアナウンスも無く途中で放送を打ち切るような放送局に本当にちゃんと試合の中継ができるのか不安に思います。

2025年10月1日から無料でNHKテレビの同時配信を見られなくなるらしいが

NHKは受信料という形でテレビを設置している家庭からお金を取っていますが、今後はテレビを持っていなくてもNHKの番組を見たいと思った場合、現在の地上波視聴料と同じ額の料金がかかることにこれからなっていくことが明らかになりました。

ちなみに、現在はテレビがなくインターネットで動画などを見られる環境にある場合、ウェブサイトやスマホ用のアプリ提供という形でサービスを行なっている「NHK+」を利用することで、メッセージが入って見にくいことはあると思いますが、NHK総合とEテレ(NHK教育)の地上波のほとんどの番組を同時配信でリアルタイム視聴できるようになっています。ニュースでは、今後「NHK+」自体の新規登録ができなくなる可能性についての言及がされつつ、今年の10月からは現在受信契約者のみの特典である一週間分の見逃し配信の利用および、同時配信を含めてのものに変わるそうなので、今後インターネット経由で正式にNHKの番組を見るためには受信契約(地上波)と同様の料金支払いが必要になるということなのです。

つまり、自宅にテレビはなくてもチューナーレスのモニターがあったり、パソコンやタブレット、スマホでNHK地上波テレビとの同時配信および見逃し配信を見るためにも受信料と同額の負担が必要になるので、ユーザーの行動は分かれるのではないかと私は思っています。

ちなみに私は、地上波だけでなく衛星放送も見られるようにしていて、古いテレビでは見られないはずの4K放送も単独の外付け4Kチューナーをメルカリで買って画質はそれなりですが4K放送独自のコンテンツまで楽しんでいますので当然NHKも衛星放送契約をしています。今のNHK+はBSや4Kの放送については同時配信や見逃し配信の対象外なので、あえてお金を出してテレビを見ることを選んでいます。

ネットフリックスなどの有料配信は、いつ料金が上がるかわからないというところもあるので、今後の状況によってはNHKテレビのコンテンツと比較して高いと感じるような価格設定になるかも知れません。そういう風に、テレビ受信料を払ってテレビだけでなくNHKのテレビの見逃し配信を見たいという考えを持っているというのが一つの方向でしょう。なお、その場合は今払っている受信料だけの負担でインターネットの配信サービスは使える方向で考えられているそうです。

逆に、インターネット接続料の支払いを基本にして、必要な配信にお金を払うと決め、NHKの番組は必ずしも見ないので必要ないとしながらも、テレビのコンテンツは何とか工夫して見たいと思うような人です。即時性のあるニュースを見たいという場合、民法のニュース専門チャンネルをブックマークするか、アベマTVのニュースチャンネルを使えば、大きな災害・事件が起きた場合にテレビがなくても、テレビからの情報とそこまで遜色なく情報を入手することができます。

最近は地上波テレビで放送されないスポーツ関連のコンテンツもありますので、日常的に受信料を払わないことにして、必要な時に有料のコンテンツにお金を出して見たいものは見るというスタンスは当然出てきますね。

もう一つあるとしたら、今まで挙げたようなテレビによるニュースを全く見たいと思わず、動画コンテンツなどにも全くお金を出す気はないという人たちでしょう。以前、NHKがパソコンやスマホなど、インターネットを使えるハードを持っている人にも受信料を請求するのでは? という話題が出て騒動になったことがあります。ただ、今回の報道ではあくまでパソコンやスマホを使ってNHKの番組を見たいと思った人に今の地上波受信料と同じ料金を払わないとサービスを利用できないとするものなので、ネットは利用するもののテレビに関連するものには興味はないという場合にもNHKから料金を請求されるということはないと思います。

今回の変化によるポイントは、果たしてどれくらいテレビのないご家庭で(チューナーレステレビしか家にないご家庭を含む)ネット経由でのNHKテレビのコンテンツを契約する人が出てくるのかということですね。NHKでは2025年度の受信料収入のうちネット受信料は、年間で1万件・およそ1億円を見込んでいると言うことですが、果たしてそううまく行くのかどうか。私自身はNHKの全てが嫌いということではありませんが、言論の多様性という点では疑問に感じることもあります。ジャニー喜多川氏の問題がUKの公共放送であるBBCの特集番組から日本に逆輸入されて大きな問題になりましたが、日本の公共放送であるNHKも権力におもねることない報道姿勢を持っているかというのは、一部にはあってもそうしたくない人も中にはいる感じがしていて、全面的に信頼できるかどうか判断が難しいところがあります。

現在のテレビに対する批判の中には全てが正しいものではないと思いますが、きちんとした報道姿勢であったり、安心して見ることのできる質の高い番組を作って評価を受けていけば、テレビ受信機がなくてもネット経由でNHKの番組を見たいと思う人が増え、ネット契約が増えていくのだろうと思います。そうした事ができるかが、ネット利用者に利用料を払ってもらえるかどうかの鍵になる気がしてなりません。

単三エネループ2本で動く電子辞書シャープBrain PW-G5200を今さら持ち歩くメリット

前回の最後に紹介した電子辞書のセッティングが終わったので、改めて今から10年以上前に発売された高校生用の電子辞書「シャープBrain PW-G5200」について簡単にレビューさせていただければと思います。

なぜ最新仕様でなく古いもの(PW-G5200は2012年1月発売)を中古で買ったかと言いますと、実は一時期のシャープのBrainという電子辞書は、本来の電子辞書を使いつつ、Windows CEやLinuxを走らせることができる「改造」ができるハードであることがあります。

このように、通常では出てこない昔懐かしのWindeos CEのデスクトップ画面を出すこともできるのですが、果たして今の時代にこんなものを使うのかということを考えてしまうのですが、私が購入した金額は大きなキズなどはない説明書付きて2千円弱とえらく安く買えたので、おもちゃとしてだけでも悪くはないのかとも思えてしまいました。ただ、使ってみて本体の機能だけでもそれなりに使えますし、ブックリーダーとして使うのもありではないかと思えてきました。

そもそも、この機種はこれを書いている時点から15年も前の最新機種です。普通のスマホやパソコンだったら全く使いものにならないところなのですが、これは本体メモリに多くの辞書が入ったハードです。広辞苑だと第六版ですが、現在は第七版と改訂されているものの、基本的な言葉の意味を調べることについては、それほど使えなくなるということもありません。そもそも辞書の改訂とは何かということになってくるのですが、言葉というものは常に新しいものが生まれ、使われなくなった言葉は廃れていくわけで、古くて現在はあまり使われなくなった言葉も辞書から消えていくのですが、これがかえって不便になる可能性があります。

現在、古今東西の名作といわれる本が、誰でも無料で使える「青空文庫」という取り組みがあります。基本的に著作権の切れた作家の作品をボランティアの人たちでテキストデータ化して、パソコンやスマホ、ブックリーターを介して自由に読めるようにしているのですが、実はこの電子辞書でも青空文庫を無料でダウンロードして読むことができます。青空文庫の作品の多くは明治から大正~昭和までありますが、古い小説の場合、当時の風俗とからめてよく使っていた言葉が載っている場合も少なくないでしょう。

話は辞書の話に戻りますが、新しい辞書の場合、現在使われている「新語」を収録すればするほど、今までずっと掲載されてきた言葉の中から古いもの・今では使われなくなった言葉を消していく必要に迫られます。電子辞書の場合にはあまり関係はないかと思いますが、辞書は今でも紙の形で出ているので、改訂によってどんどん厚くなってしまうと使うのも大変になるだけでなく定価も上がりますし、そのために新しいものは増やし、その分古いものを減らす必要が出てくるのです。

シャープの古い電子辞書についてのサポートは今でもちゃんと行なわれていて、追加辞書とともに電子辞書で読める書籍が専用サイトで販売されています。電子辞書で使えるコンテンツデータをダウンロードできるアプリをダウンロードして会員登録し、会員情報と手持ちの電子辞書を連携させ(中古の場合前所有者の情報がある場合はいったんそれを上書きすることができます)ると、パソコンでダウンロードしたデータをケーブル経由で電子辞書本体に送ることができます。そのコンテンツの中に0円でデータを落とせる膨大な青空文庫データがあるのです。

電子辞書の画面が小さいので、文字も小さいままですが、縦書きにも表示可能ですし、ルビを表示するように設定すると見やすい感じで行間が空くので、老眼で小さな文字が見えにくいのでなければ、文庫本を読むように電子辞書で読書ができます。それだけだと他の電子書籍ビューアーと比較してあまり良い性能ではない気がしますが、逆にこの使い方でしか利用できない便利な使い方があるのです。

それが、ダウンロードした文庫を読みながら、昔の文章でよくわからない言葉や表現が出てきた時にその部分を選択すると、本体内に入っている辞書で調べてくれるのです。広辞苑だけではなく、その言葉が掲載されている辞書が複数候補として出てくるので、物語の理解により役立つというわけです。

昔の物語に出てくる語句というのは、当然古い言葉であることが多いので、その用途においては辞書の新しさというのは問題になりません。むしろ、新しくなった事で辞書から消えてしまった言葉がある場合は、むしろ古い辞書の方が良いわけで、その点では私の用途では少なくとも辞書の古さについては問題になりません。

シャープの電子辞書は、学習用として「中学生用」「高校生用」「ビジネス用」におおまかに分かれていて、搭載する辞書の種類に違いがあります。画像付きの図鑑を電子機器上で見たい場合は「中学生用」、学習用辞書のグレードを上げて専門辞書を使いたいという場合には「高校生用」を。ビジネス関連から日常生活に関する事を主に調べたい場合には「ビジネス用」をという感じになっています。私はネット上でニュースを見る場合に、学生時代に日本史を本格的にやってこなかったので、知識を補填したいと思って山川出版と旺文社の二つの歴史小辞典(日本史・世界史とも)がある高校生用のPW-G5200を選びました。受験対策用のコンテンツはクイズ感覚で楽しめればそれを目的に暇つぶしするのも良いでしょう。

個人的に迷ったのは「ビジネス用」のもののコンテンツの一つとして、テキストエディターが付いているものがあったのですが(付いてない機種の場合はコンテンツを購入することで利用は可能)、テキストデータとしてメモを取るなら、スマホの方が便利ですし、今後Windows CEやLinuxを入れて使う中で、テキストエディターが入るならお遊びで入れれば良いかなと思って、高校生用にしました。この辺は使う人によって色々な好みがあるので、私の選択が一番良いということはないと思います。もしハードオフなどで安く手に入るようなら、それを買うというのも一つの方法です。

今後は、ネットに繋がなくてもパソコンやスマホ以外で色々な事を調べる方法が増えることになるので、パソコンで作業しているところの側に置いて使ったり、青空文庫で読んでみたい本を旅の前にダウンロードして、旅先での読書及び旅先での非ネット検索用として便利に使わせていただこうかと思っています。