名古屋~下呂~高山B級グルメの旅 その5 車内で飲むコーヒーとお茶受け

雪が降ったため早めに高山駅の方に帰ってきたのですが、帰りの列車出発までもう少し時間があったので、列車の中で何か飲もうかと思って駅の正面にあるコンビニのファミリーマートを訪ねました。駅の隣りにあるバス待合所にはヤマザキデイリーストアが入っているもののコンビニそのものではなく、中にある商品もいまいち揃っていないということで、一旦駅まで戻ってきたのですが、改めてコンビニの方を訪ねることにしました。

実はこの旅で何かに使えるだろうと、以前このブログで紹介した格安ながら保温性能の高い真空断熱ボトル、象印の「SJ-JS10-BA(ブラック)」に熱湯を満載して持ってきていたのでした。ちなみに、SJ-JS10-BAについてのレポートは以下のページで過去に行なっていますので、興味のある方はごらん下さい。

象印ステンレスボトル SJ-JS10

この時点で、当日の早朝に熱湯を入れてから12時間経過していたのですが、熱々のコーヒーを煎れるには十分な温度を保っているのはさすがと言うしかありません。とりあえずあまり何に使うか考えず、旅先で白湯だけでも飲めればいいかと思ってお湯を入れてきたのですが、全国どこのコンビニにも置いてあるカップ付きのインスタントコーヒーに、お茶受けのお菓子を購入してみました。

UCCのカップ付きのインスタントコーヒーセットは2杯分で税抜100円と、現在はやりのコーヒーマシンから抽出するタイプのコンビニコーヒーと比べると味は落ちますが、何より使い捨てにできるカップそのものが付いてきますし、使わなければそのまま家に持って帰って好きな時に楽しめます。

さらに、コーヒーと一緒に食べようと思って購入したのが、ブルボンの「アルフォート」というチョコレート菓子です。この製品はビスケットにチョコレートが乗っているのでチョコレートが温まって柔らかくなってしまっても、手を汚さずに食べられるという旅行中にはありがたい仕様になっています。そして安く買えますので、旅先ではありがたいですね(^^)。

旅の話とは関係ないのですが、過去に映画「刑務所の中」(花輪和一 作の漫画が原作)を見ていて、模範囚になると月1回ある映画鑑賞会に出られ、そこでのみ缶のコーラとともに支給されるのがこの「アルフォート」なのだという話をそのまま映画に使っていて、社会からドロップアウトした人からすると懐かしい「娑婆の味」だというエピソードを見て以来、自分の中ではこの「アルフォート」を全てのお菓子の中でも象徴的なB級スイーツとして認識するようになりました。

なんでこんなことを書こうかと思ったかと言うと、先日知り合いからゴディバのチョコレートの詰め合わせ「プレステージ ビスキュイコレクション」を頂いたのですが、見てくれがアルフォートそっくりで、しかももらったものの値段を調べるのは大変失礼とは思いつつも、一枚あたりの単価を計算したら一枚約135円と、それだけでアルフォート一箱が買えてお釣りが来るという高価さで、その価格差に愕然としてしまったのでした(^^;)。それでも、ゴディバの紹介したシリーズはいわゆる高級チョコレートをお手軽な価格で食べられる製品であることも知り、確かに贈答用として有難がられつつお財布にも優しい製品だということもわかりました。さすがに自分が美味しいと言ってもアルフォートの詰め合わせを送るようなことはできないと思いますので、こういった知識は知っていて損はないと思います(^^)。

旅とは関係のない話はこのくらいにして、話を進めます。高山から下呂を経由して美濃太田までの長時間乗車になるので、カップを先日購入したばかりのコンビニカップに入れて汽車の中でも安定してコーヒーを置けるようにして車窓の風景を楽しみながら一杯のコーヒーをいただきました。コンビニのコーヒーカップよりさらに小さいUCCのインスタントコーヒー用のカップですが、二つ重ねてコンビニカップに入れると外側のカップを汚さずに飲み切ることができて具合が良かったです。

こうしたコーヒータイムを持てたのも、山の中をゆっくり走るローカル線を利用しているからと言うこともできると思います。今回は旅先で思い付いたようにコーヒーを購入しただけでしたが、熱いコーヒーを12時間以上経っても十分作れるだけの真空断熱ボトルがあれば、現地でのB級グルメを食べる際に温かい飲み物をどこでも調達できるので、食べる予定にしているものによってお湯とともにお茶や粉末スープなどを合わせて持って行くことで、どこでもほっこりできると思いますので、用意していくのもいいのではないかと思います。

※静岡から下呂・高山までの旅について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました(番外の内容は除く)。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 名古屋のきしめん
その2 日帰り温泉でもタオルは2枚
その3 「鶏ちゃん」は多人数で
その4 高山ラーメンを15時過ぎに食する難しさ
その5 車内で飲むコーヒーとお茶受け
その6 まとめ ローカル線区間の難しさ

(2019.3.20追記)

ニュースですでにご存知の方も少なくないと思いますが、アルフォートの原料(膨張剤)において、製造会社の設備トラブルにより金属片が混入している可能性があるので、一部のロットにおいては開封・未開封に関わらずメーカーへ返送の必要があるそうです。メーカーのホームページに記載されているのは以下の情報になりますので、もし購入した商品が以下の内容と合っていたら、とにかく食べずにメーカーへの連絡および返送をお願いします。

賞味期限 2020.02
ロット番号 MU 19E12 ~ 14

カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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