京セラTORQUE SKT01 その3 ファーストインプレッション

まだ注文したmicroSDカードの到着が遅れていることもあり、本格的にアプリをインストールして試すのは後になりますが、とにかくSIMカードを入れて動かしてみたのでその様子を紹介します。

電池やSIMカードを入れるには裏蓋を開けて行なうのですが、コインを当てて回すネジになっています。ネジはかなりきつく締めるのかなと思っていたのですが、回すのに全く力はいりません。ただ、手で直接は回せないので、きちっと回して止めたのを確認すれば問題なく密封されるようになっているようです。

SIMカード挿入部

蓋を開けると電池があって、電池を取ると中にSIMカードとmicroSDスロットがあります。SIMカードは金属の挿入部にスライドさせるように入れ、蓋をした後でロックするように取り付けます。対応するSIMカードはmicroSIMですが、この形式だと厚味を変えないタイプのSIMアダプターなら問題なくnanoSIMも使うことができます。スロットに押し込むタイプのものだとSIMアダプターとnanoSIMが中でずれないように固定したり、取り出すために専用の器具を使う必要もありますが、このTORQUE SKT01ではそういうこともなく、必要に応じて差し替えも簡単にできます。

そうして電池とSIMをセットして、LTE通信に必要な設定をし、まず確認したのがBluetoothテザリングでどれくらいのスピードが出るかということでした。モバイルルーターに入れて使っている場合とTORQUE SKT01に入れて使う時との速度の差が出ると、当所もくろんでいたモバイルルーター代わりに使おうと思っている事自体ができなくなってしまいます。

今回使ったワイヤレスゲートの最大3MbpsというSIMは、購入当初と比べて速度の低下がひどいのではないかと問題になっていますが、私の周辺でもやはり遅くなると1Mbpsを割ることもあり、これはモバイルルーターをUSBテザリングしても、無線で接続してもそう変わらないというのが正直なところでした。逆にスビードが出る時には問題なく1Mbpsを超えるので、TORQUE SKT01が悪いから遅いということはなさそうです。

今回私がTORQUE SKT01を購入したのは、メインのスマホとして使うためでは決してなく、今のところは無制限にネット接続できるモバイルルーター兼、防水・防塵機能の付いたデジカメとして使うためです。もし、MVNOでも無制限に使える通話定額のプランが自分の許容範囲の品質になれば、ガラケーの代わりに使うつもりでいます。どちらにしても本体の動きを遅くさせ、フリーズを頻発させるようなアプリを多量に導入する気はないのですが、今後は最低限のアプリとはどういうものかと考えながらアプリを入れていきたいと思っています。

大きなスピーカー

ただ、そうは言ってもこのハードの大きな特徴を生かせるようなアプリは入れておきたいと思っています、写真のように本体正面に大き目のスピーカーが付いているので、ストリーミングで音楽を聴いたりラジオ放送を多くの人と一緒に聞けるだけの音量が見込めます。何せ今使っているauの白ロムSHL23のスピーカーが本体裏に小さな穴が開いているだけとあまり良くないので、旅先では自作の充電台に置いた状態で、音楽を聞くような用途にも実用になろのではないかと思っています。

※京セラTORQUE SKT01について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 ずっと見送りつつも購入したわけ
その2 充電台の自作
その3 ファーストインプレッション
その4 文字入力アプリは「Graffiti Pro」で決まり?
その5 本体に導入したアプリ
その6 格安グッズでカーオーディオにも
その7 本体をガラホのように使う
その8 各種センサーの不足分は代替品で補う
その9 ネット接続のいらないアプリを導入する


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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