電波・GPS時計よりスマホと普通の腕時計の組み合わせ

すでにスマホがあれば腕時計はいらないと思っている方も多いと思いますが、それも毎日きちんとスマホを充電できるライフラインがあってこそのものなので、今後起こることが予想される南海トラフを震源とする大規模な地震が起こった場合、スマホの電池を節約するためにふだん切っておくことが多くなると、常に正確な時間を知るためには腕時計のお世話になることも出てくるでしょう。

趣味でロレックスなど高額な機械式時計を持っている人は別にして、多くの方は電池式のクォーツ時計を使っているかと思います。その中でも市場で多く見掛けるのが、電波時計というやつで、かく言う私も出た当初に電波ソーラー時計を買ってしまいました。

普段の生活の中で標準時を発信している送信所からの電波を一日一度受信し、常に正確な時刻に修正してくれるというのが電波時計で、技術の進歩というものを感じるところですが、この電波時計というのは使っていると一つの問題につきあたります。

例えばしばらく電波時計を使わないで電波の届かないところにしまっておいたものを再び動かしたい場合、ソーラーの場合は太陽にしばらく当てていれば動きますが、電波を受信できなければそれまでは正確な時刻を表示してくれません。手動で時計を合わせる方法もあるとは思いますが、そんなにあることではないので、改めて説明書をダウンロードして時刻の合わせ方を見ているうちに自動的に時刻が合ってしまうかもしれません。

ただそうして電波の受信が安定してできる環境にあれば問題はないものの、過去にも東日本大震災において日本に2つしかないうちの日本標準時送信所のうちの一つが止まってしまい、主に東日本に住む人全体が電波を受信できず正確な時刻を電波時計が表示しないという事がありました。その経験を機に、私自身の腕時計を選ぶ基準が変わってきたのです。

最新の機種では電波だけでなくGPSからの信号を受信して地上の建物が壊れても正しい時刻を人工衛星から取るものも出てはいますがゴツくなりますし高価になります。それならとふと思ったのは、同じGPSを搭載しているスマホのアプリで何とかならないかということでした。

私が現在持っている車に備え付けの古いカーナビの時計は、空からの衛星を使って正確な時刻を表示しています。これをスマホのアプリで表示できるのがAndroid用のアプリになりますが、GPSからの電波を受信することでも正確な時刻を表示できます。これをスマホで表示する方法にはいろいろありますが、時刻表示に特化したアプリとして「衛星時刻リーダー(無料)」があり、誰でも無料で使えます。

このアプリをスマホに入れてGPSを起動させ、正確な位置の測定ができれば、ネット回線に接続しなくても正確な時刻を表示させることができます。そこでいざという時にはこのアプリを入れたスマホを動かして正確な時刻を秒単位で調べ、改めて時計を取り出して時刻合わせをすればいいのです。いちい時計を合わせるのに説明書を見なければならない時計よりも、竜頭を回すだけで針を動かして時刻合わせができる自動巻きかシンプルなアナログ時計で一日に一回時刻を合わせれば、高額なGPS機能付きの代わりとして十分なものになると思います(^^)。

こうした前提のもとに腕時計を選ぶとすると、あえて高額なGPS搭載の腕時計や、電波時計すら選ぶこともなくなります。普段の生活の中では使うことはないとは思いますが、アプリを入れておきいざという時に使えるようにしておくことで安心できるのではないでしょうか。


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