月別アーカイブ: 2017年1月

ガラホとスマホ2台持ちで役立つ「LINE」でのデータ共有

先日新たに契約したLINE MOBILEのSIMカードはスマホに入れてメインの利用はスマホですることにしたのですが、そうなると、ドコモのガラホにはどれも標準で入っているLINEアプリの使い道がなくなるという残念なこともあります。

もっとも、知り合いによってLINEのアカウントを使い分けたいという人にとっては2台の端末に別のアカウントを入れたLINEを用意し、別々に使うというのもありかも知れません。

ただ、そこまでしてアカウントを分けるメリットがあるのかと考えた時、2台のデータ連携という点でいえば、なかなか面白いのではないかと言うことで、今回改めてガラホで別アカウントを取り、LINEのアプリを設定してみました。

新たに友だち登録をする予定もないのに(^^;)、なぜ増やしたかというと、まず2台の端末に入っているアカウントでのみ参加できるグループを作り、そこにちょっとしたメモとか写真をアップしようと思ったからです。こうすればガラホでアップした文章も写真もスマホおよびパソコン上で共有が簡単にできるということになるので、あえてガラホの方からファイルをアップロードするというような気がなくても、自動的にグループ内で発信したものは共有されているので意識しないでもガラホからの発信を他の端末でも利用できるようになるわけです。

この技は、自分一人でグループを作って自分だけのメモ帳をLINEグループの中で作るという使い方の応用ということになるでしょうか。これならほとんどガラホでLINEを使わなくても、例えば旅行の時に使った支払いの詳細についてメモをする(例えば「昼食1,000円というような内容をその都度アップして後でまとめる)とか、ガラホで撮った写真のうち、これだけはクラウドに保存しておきたいとかいう場合があっても、LINE経由でアップさえしておけばいいわけです。

ガラホの方に低速無制限のSIMを改めて入れれば、ビデオ通話についてはガラホによっては自撮りカメラが付いていないものがあるのでできないものの、音声通話なら時間帯や通話時間に関係なくお互いで利用できるようになります。普段から2台持ち間の中でということになるので、トランシーバー的な使い方になるかとは思いますが、通話定額でも音声通話対応でもないデータ通信専用SIM同士でもLINEアプリを使って通話ができるようになるのは、なかなか便利です。

ただし、通信専用SIMをガラホに入れて使う場合に注意したいことがあります。というのも、ガラホという端末自体通話を目的に作られた端末なので、過去のスマホの中でその発生により電池の消耗が激しいと言われた「セルスタンバイ問題」が発生することがあります。少なくとも私の使っているSH-06Gでは電池消費量の一番は「セルスタンバイ」でした。予算的に問題がないようならSMSオプションの付いた通信専用のSIMを導入して使った方がいいかも知れませんが、まめに充電することが可能ならばあえてセルスタンバイでの電池を減りは気にせず使うこともできますので、物理的キーから直感的に入力できるガラホとスマホの双方でLINEアカウントを取って使うことも考えてみても面白いでしょう。

LINEモバイル


最初の当選は1,000名当選のQUOカードでした

こちらのカテゴリーがあること自体をご存じない方がほとんどかと思いますが2016年の10月にネット懸賞に応募しはじめて、実は今まで3ヶ月少しずつではありますが途切らす事なく応募し続けていました。

その後、出した懸賞が当たったという報告は一件もなく(^^;)、わざわざカテゴリーを増やした事は間違いだったかと思い始めた2017年1月になって、ようやく最初の当選の知らせと景品が届き、ここでようやく紹介できることになりました。

何が当たったかというと、CMキャラクターの姿がプリントされた「サロンパス」のQUOカード1,000円分という、個人的にはかなりおいしい景品です。コンビニや各種小売店で利用できるプリペイドカードなので、今使わなくてもいつでも使えるというのが嬉しいところですね(^^)。ちなみに当選品は1,000名と、内容と比べてもかなり当選確率は高いものだったかも知れません。

今回の懸賞は商品を買わないでも応募できるものでしたが、今後湿布を購入する必要に迫られた際にはサロンパスを選ばなければバチが当たりそうなので、そんなことも考えなが購入物を選ばなければと思う次第です。

ともあれ、新たなカテゴリーが全く更新しないで終わってしまうことは避けられてほっとしました。今後も何か当選品が届きましたらこのカテゴリーを更新させていただきたいと思いますので、同様にネット懸賞にチャレンジしている方の参考になれば幸いです。


「カメラのキタムラ」は今後どの方向へ行くのか

先日紹介したドコモのガラホ「SH-06G」は14ヶ月の継続利用が必要ということはありますが、オンラインショップで契約しても私の方で直接負担する金額はないいわゆる「0円」端末に極めて近いものでした。端末を0円にするために別に何かのサービスに加入させられることもありませんし、とりあえず何かあった時のために端末を確保するという意味では良かったと思っています。

ただそれは限られた端末や契約に限られた話で、相変わらずスマホの人気機種というのは政府からの勧告もあり、売価を下げられない状態が続いています。そんな中でニュースになったのは、いわゆるデジタルカメラの販売不振からスマホを中心とした販売もやり始めた「カメラのキタムラ」に関する話題です。

端末を安く売ることができないことと関係があるのかはわかりませんが、全国の店舗の中でかなりの数のお店を閉店することが大々的に報じられ、その理由にスマホを割引で売れなくなったことが原因の一つにあるのではないかということなのです。政府を攻撃する立場からすると、首相は今まで雇用を伸ばしていると発言をしていますが、逆に政府の方針によって店舗が閉鎖され、雇用が失なわれては本末転倒ではないかという論調で語られることもあるようです。ただ私はそんな単純な問題ではないと思っています。やはり、携帯電話販売という業種というのはかなりの競争になるので、単に大手キャリアのものだけを売っていてもうまくいかなくなることも多いのではないでしょうか。

ちなみに、私の自宅の近くにあるショッピングモールに出店しているカメラのキタムラは、ほぼiPhone売り場と化していまして、修理受付を店頭でやっていることからかなりのお客さんで賑わっていて、今回の整理対象にも挙がっていません。しかしそのお店にはカメラのプリント用の機械が他にあるだけで、肝心のデジタルカメラが外から見える場所には置いていないのです。個人的にはやはりちゃんとデジカメはお店に置いて欲しいですし、カメラ屋さんだか携帯ショップだかわからないような店舗を多数作ったことで、デジカメを買いに来たお客さんを逃しているのではないかと思います。デジカメ、特にコンパクトタイプのデジカメについてはスマホがあれば必要ないと思う人も多いですが、やはりコンパクトタイプでもスマホで撮れない写真が撮れるのはデジカメの方なので、スマホを売りながらもデジカメを売るような販売方法というのは全ての店鋪であってもよかったのではないかと思います。

ただ最近では格安SIMを入れて使うSIMフリースマホの中にも比較的高額なものを中心にして魅力的な端末が増えてきました。レンズが2つあるHuaweiのスマホMATE9は、カメラについてはiPhone7と比較されるほどですし、スマホの裏側にレンズやスピーカーを付けられるようになっているモトローラのSIMフリースマホも出てきています。もしキタムラがそうした格安SIMを入れて使うスマホの中でもカメラ機能に重点を置いたものを店舗に置いてみたり、さらにカメラの品質はそこそこでも安いSIMフリースマホも置き、カメラ店ならではのスマホでの撮影のための講習を行なったり、改めてデジカメのスマホと比べた優位性を伝えるような営業もやっていれば、他の大型家電量販店とは違った形で認知されたのではないかと思うのですが。

現在の大手キャリアのiPhoneを含む高グレードのスマホを手に入れるためには毎月の通信料金に加え、物によっては10万円以上もするスマホにもお金を出さねばならず、多少は安く買える代わりに最近では24ヶ月ではなく36ヶ月にわたって分割支払いのある契約に入らなくてはいけなくなっています。あくまでユーザー目線から言うと、SIMフリーのスマホなら、型落ちの製品だけでなくスタンダードタイプの新型機種でも2万円以下で新品が買え、さらにSIMもデータ専用ならいつでも解約して違うものに移行できるMVNOに移行できるものなら移行したいと考えるのも無理からぬところではないでしょうか。

そう考えるとキタムラには各カメラメーカーと取り引きがあり、大量仕入れによる割安な販売をデジカメで行なっているのですから、政府の勧告とは関係ないあくまで家電製品としてのSIMフリースマホをデジカメと同じように取りあつかってくれれば、個人的にも近くに多くのSIMフリースマホを実際に触ってその良し悪しを感じられる分、今までネットで購入していたケースでもその場で手に入るなら買う人も私を含めて結構いるかも知れません。


エイビット ホムテル3G のアップデート案内

私が普段使っているデータSIMは、そのほとんどがSMSオプションも付けない安いものです。最近使い出したドコモのガラホについてはやはりというか音声通話SIMかSMSオプションの付いたSIMカードを入れないと電池の減りが早くなるセルスタンバイ問題を引き起こしてしまいますが、メインで使っているSIMフリースマホはセルスタンバイ問題を起こさないものを使っていますので、あえてSMSオプションを付ける必要はないのですが、実は今回紹介する家族用電話機のような形をした「ホムテル3G」のために高速データ通信のできるOCN モバイル ONEの1日110MBプランにSMSオプションを付けています。

このホムテル3Gはほとんど電話にしか使わないのですが、もう一つ特徴があります。LTEではなく3G通信に限定されますが、モバイルルーターのようにデータ通信をシェアすることができるのです。とは言ってもLTEの使えるモバイルルーターはもっと小型のものも安く購入できる中、なぜこの端末にこだわるのかと思う方もいるでしょう。それははっきり言って、利用できる電源にあります。

すでに紹介したことではありますが改めて紹介すると、ホムテル3Gの電源はACと専用電池の他、単三電池4本でも動き、なおかつ単三エネループでも利用できるのです。これは、長期間停電になり専用電池の残量がなくなったとしても、太陽電池でエネループを充電したり、支援物資として単三電池が入手できればすぐにでも入れて使い続けることができるということになります。

本来の電話用として使うのもいいですし、ドコモ以外の電波が利用できないような場合にはWi-Fi経由でネットをシェアして使うこともできるので、非常用の通信機器として常にメンテナンスをしながら保存しているような感じで今は持っています。

そんなホムテル3Gにソフトウェアアップデートの通知があったので、早速OCN モバイル ONEのSIM(大きさはnanoSIM)をカードアダプターを自己責任の元使ってアップデートを完了しました。それ以前に私は頻繁にMVNO間を移動しているので、新しくOCNの3G専用apnを設定するところから始めなければなりませんでしたが、この手順を踏まないと利用すること自体ができませんので、今回改めて利用できて良かった面もあります。

アップデートは本体メニューからキーを操作して行ないますが、それほど難しいこともなく、じっと待ちながら動作を確認し、最新のアップデータを当てることができました。私が今使っている通話用SIMのうち、ガラホに入れているSIMはケータイ用のカケホーダイ契約で安く使っているので、ドコモのガラホとガラケー以外の端末に入れるとデバイス外利用ということで500円余分に端末に入れて使い出した瞬間からかかってしまうので、そのSIMは入れません。

ドコモと契約している通話回線で一回線残している無料通話の付いている3Gの通話専用SIMならかかる料金は変わらないのでいざという時にはそのSIMを入れるか、親に持たせているプレフィックス番号を入れなくても5分間までの通話が定額でできるDTI SIMのSIMカードを入れるかして使うことになると思います。待ち受けだけでなく定額通話ができデータ通信も使えるDTI SIMのプランはあまりいいという話は聞きませんが、個人的にはいいプランだと思うのはこんなところにも理由があります。さらに単三エネループ自体かなり保存していますし、使い切る前に充電できるだけの装備も揃えていますので、本体と電池さえ切らさなければ、災害時には役立つものになると自負しています。

今後、できればLTE対応の電話機も出して欲しいですが、てんこもりの機能を盛り込むよりも、今ある機能くらいで十分なので、安定して利用できる物としての信頼性あるハードとして後継機を出して欲しいというのが正直なところです。それと、ポメラの新機種のように単三電池稼働を捨てることだけは止めて欲しいですね(^^;)。それがなければ災害用としてのメリットの一つが失なわれてしまいます。

なお、このホムテル3GにSIMを入れて使う際の注意点として、メーカーがおすすめする標準タイプのSIMを入れて使っていてもSIMを出す際にはそのままではなかなかSIMを取り出すことができないということがあります。説明書にはセロテープ(メンディングテープ)を上に貼った状態で引き抜くことが安全にSIMカードを取り出すためにすすめられていますが、いざという時になかなかセロテープを持っていないという事もありますので、使いたい時に使えるように、小型の携帯用セロテープを用意することにしました。この用途以外にも何かの時に役に立つこともあると思いますので、私と同じようにホムテル3Gを災害時に他のSIMを入れて使いたいと思っている方は、本体と一緒の箱にセロテープを入れておくか、自宅以外の車の中にでも入れておくかを考えながら用意しておくのがいいと思います。

(追記)

ホムテル3Gについて、利用できるSIMカードについて補足説明させていただきます。SIMカードの大きさは一番大きい「標準SIM」で、通信回線は名前の通り3G回線となり、LTEは使えません。回線はドコモのものならLTE用のSIMカードでも3G通信をサポートするので、ドコモのスマホに入っているSIMカードを利用することは可能です。ただ、メーカーの方でSIMアダプターを使うことは禁止されているのでSIMアダプターを使ったことが原因の故障については自己責任になりますのでご注意ください。

MVNOのSIMでもドコモ回線を使っているものなら通話できますが、MVNOの中にはLINEモバイルのように3G回線が使えないサービスもありますのでこの端末で利用したい場合にはMVNO業者の内容をよく読んで、3G回線をカバーするものを選びましょう。

さらに、通話については問題ありませんが、データ通信専用のSIMカードを中に入れて今回のようにソフトのアップデートをしたり、テザリングで使いたいという場合、SMSオプションが付いたデータSIMでないとテザリングが使えません。ですから、音声通話付きのデータSIMなら通話もテザリングもホムテル3Gででき、SMSオプション付きのデータカードならテザリング専用の端末として使うことができるようになります。常に使わなくてもいざというときに使えるようにするため、自分で必要な機能のついたSIMカードを用意しておくことをおすすめします。


HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro その4 私のお気に入りアプリ

この文章を書くまでに何とか普段使いのための設定を終え、いろんなアプリを導入しては消すことを繰り返しながら自分なりに使いやすいアプリやシチュエーションを図ってきましたが、基本的にはスマホと比べてすぐ出せる状況にある場合はこちらの方を主に使う方が画面も文字も大きいですし、かなり便利です。なお、本体メモリが必ずしも多くはないだけに、SDカードに移動できるアプリについては極力SDカードに移しました。

そんな中、スマホに入れずにタブレットに入れたアプリとしては、各種辞書があります。国語・英和・和英・漢字の辞書はパソコンで作業をしながら別ウィンドウを開くよりも手元に置いて結果を確認できるので、タブレットに入れておくと日常的にそうした辞書を使うようになると思います。辞書は人により好みがあるかと思いますが、新語に強い「三省堂国語辞典」のアプリはオフラインで使えますし学習にも役立つのではないかと思います。三省堂の国語辞書というと「新明解国語辞典」もアプリ化されていますが、こちらの方は語句の解釈を味わうのも面白いので、単に言葉を調べる以上の知識を得たい場合はこちらのアプリがおすすめかも知れません。

また、普段の生活の中ではそれほど使わないものの、先日、データの入力をして集計する必要に迫られて少し作業をしたのですが、困ったのは常用漢字表にない人名や地名を漢字で入力しなければならなくなった時です。この場合、パソコンの日本語入力ソフトに付いている入力方法のうち、「手書き漢字入力」という、漢字を直接ワク内に書いて認識させる方法がありますが、パソコンでそれをやる場合、マウスで漢字をワクの中に収めるように手書きするのも大変なら、ノートパソコンのタッチパッドで書くのはさらに難しくなります。この点では手で直接パネルの上に書くことのできるスマホやタブレット端末の優位性が際立つところです。

Android用のアプリの中では、漢字の読み方や意味を調べるためにはネット環境が必要にはなりますが「手書き漢字認識辞書」が便利です。タッチパネルの感度に不安があるMediaPad T2 7.0 Proでもすんなり漢字を出すことは可能ですので、わからない漢字をパソコンで入力する助けとして活用されるのもいいでしょう。

あとは、実際に外で使う場合、Google Mapのような地図アプリを使って歩きナビのように使ったり、鉄道の時刻表のようなスマホではちょっと文字が小さくなってしまうアプリの利用に使うなど、旅行の時にも便利に使えるように今後も使えるアプリを増やそうと考えています。現状で入れている旅行系アプリには以下のようなものがあります。

・時刻表pro(時刻表そのものをタブレットで見られるアプリで有料ですが無料でも路線検索はできるので鉄道旅行の前だけ利用権を購入することも)
・Y!乗換案内(電車移動中の路線検索に便利)
・ドライブコンパス(高速道路料金・ルート検索)
・温泉天国(旅館だけでなく日帰り温泉の検索も可)
・旅比較ネット(複数のトラベルサイトの宿泊料金を比較できる)
・Y!地図(地図アプリですがナビや天気、混雑情報なども見られます)

本体のメモリに限りもあるため、自分で使うのに必要最小限のアプリを選びましたが、旅先でのちょっとした調べものならこのタブレットで十分できるだけの能力を持っていると言えるでしょう。ゲームの「ポケモンGO」もプレイできるようですが、私は入れていません。ゲームを楽しむためにこの種のタブレットを使う方も当然いらっしゃるでしょうが、どのゲームが動くかという事について、私自身がゲームをほとんど入れていない関係からここで紹介することができないことをお断りしておきます。

あと、機種名にもある「メディアパッド」という名前の通り動画閲覧やテレビのリモート視聴と、雑誌や漫画・活字本リーダーとしても活躍してくれるのではないかと思っていて、電子書籍のどのリーダーを入れようかと画策中です。テレビのリモート視聴という点については自宅のネット回線が貧弱なので、外出先でWi-Fiに接続できたとしても最低画質でもカクカクするという問題はありますが、地上波だけでなくBS・CSも見ることができる機器を設置しているので、あまり画面が大きくなく画質が悪くてもそれなりに見られそうな7インチのタブレットというのは使いやすいと思います。これ以外の件にはまた気付いたところで紹介させていただこうかと思いますが、何しろ私が最初に購入したのが同じ7インチの「Nexus7」だったため、今後買い換えとなってもこのサイズのタブレットには注目していきたいですし、もっと多くの方にこの大きさのタブレットの良さを伝えていきたいと思っています。

※HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proについて書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 購入前に気を付けたいこと
その2 購入までの紆余曲折と利用SIM
その3 ファーストインプレッション
その4 私のお気に入りアプリ


ブルボン 保存缶ビスケット 回収のお知らせを見て考えること

このブログでは昔からある5年間賞味期限がある缶入りの食品(主にお菓子)について、様々な種類を紹介してきました。以下に紹介する品については私自身は実際に購入はしていないのですが、その内容からして小さいお子さんがいるご家庭では備蓄用の食品としてまだ非常用持出袋の中に入ったままというところもあるかも知れません。

ブルボンの保存缶ビスケットの一部商品について、密封の度合いが甘く、中味が酸化したものがあるという事で代金返還または代替品送付のお知らせを告知しています。先日たまたまテレビコマーシャルでこのお知らせを知ったのでご存じない方もおられるかも知れません。テレビで告知しているのは、そろそろ生産してから5年が経つため、こうした事実を知らないで中味を食べてしまうケースを防ぐためだと思われます。該当する製品をお持ちの方は、以下のリンクを辿ってメーカーにまずは連絡をしてみてください。

(ここに掲載させていただいたリンク表示はページが削除されたため消去させていただきました)

(ここから引用)
「プチバラエティービスケット保存缶」
JANコード 4901360298389 全商品
「ディズニーオールスターデザインバラエティービスケット」
JANコード 4901360301676 全商品
「プチクマビスケット保存缶」
JANコード 4901360300433
賞味期限2017.9.12 までの商品
(引用ここまで)

ここで紹介したのはメーカーが製品を製造するにあたって密封できなかったための不具合でありますが、購入したユーザーが何らかの原因で密封ができない状態を作ってしまったことがもしかしたらあるかも知れません。考えられる原因は大きく分けると2つあります。

その1 缶が破損してしまった場合

これは、不可抗力で缶が潰れてしまい、中の空気がもれてしまったような場合です。日本の缶詰の製造技術は高く、東北地方で被害を受けた海産物の缶詰は凹んでいても中味に影響がなく、被災地支援の品として販売された実績はありますが、それはきちんとした品質管理の賜物です。ですから、いざ缶を開けようと思って隙間があった場合には外の空気が入り中味が酸化している場合があります。ですから、実際に缶を開ける前には外装に凹みや傷がないか確かめた上、慎重に食べられるかどうか判断するようにしましょう。

その2 人為的に開けられている場合

これは、人間の心理として、災害用の食べ物だと言っても、つい開けて食べてしまいたくなることから起こります。大人なら開けたら最後まで食べて代わりに新しいものを補充することもできますが、子供さんの場合はちょっと違うかも知れません。

罪悪感を持ちながら食べるようだと、一回で全てを食べず、少し食べて残して戻すという形になり、そのまま食べたことを忘れてしまうことも考えられます。明らかに密封されたものを再度食べることはないとは思いますが、そこから年月が経ち非常用食料を開けている時、誤解からすでに数年前に開いていたにも関わらず、誰かが開けて少し食べたのかと思って残った中味を食べてしまうケースもあるかも知れません。ですから、これから賞味期限の残った保存缶を開ける時には、周りに他の家族のいる所で行なうようにして、すでに開いていて誰かに食べられた形跡があった場合は食べずに処分することを徹底することが大事です。その際、家族に隠れて食べたとしても、中味を残したまま非常用持出袋には戻さないことも家族の約束事として徹底しておくことをおすすめします。

以上のように、中味を食べる前の確認というのは大事な事で、下手をすると家族中で体調を崩してしまうことにもなりかねません。こうした事を避けるためには、中味を確認するのを5年に一回にしないで、一年に一回、震災について語られることの多い1月17日・3月11日・9月1日などに行なうことも一つの手です。その際、思わぬところで食品だけでなく薬などの賞味期限切れを見付け出せるかも知れません。いざという時にせっかく用意した防災用品が使えないことがないように、改めて定期的な点検を欠かさないようにしたいものです。


HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro その3 ファーストインプレッション

とりあえず実際にMediaPad T2 7.0 Proを使ってみての使用感などをここで紹介していくことにします。同時に購入したものはガラス製の液晶保護シートと、シェルカバー型の透明ケースのみです。手帳風の蓋の閉まるケースの方がいいとも思われますが、とにかく持ち出す厚さを薄くしたかったので、あえて蓋のないカバーを選択しました。

SIMカードはnanoSIMとmicroSIMの両方で使えるようですが、写真のようにnanoSIMを使えば、microSDカードを同じトレーに乗せて使えるようになりますので、メモリカードが使えなくなるmicroSIMを使うより、nanoSIMを使った方がいいでしょう。このトレーは先の細いピンで押して出す必要がありますので、出先でSIMカードやメモリカードを交換したい場合は注意しましょう。

購入後に気になったのは、口コミでも多く報告が挙がっていたパネルの引っかかりについてでした。一部の製品については正確なタップができなかったりスクロールもスムーズに行かないという話があったのですが、私の元に送られてきた個体は問題なくタップもスクロールもできました。たまにタップの際の反応が悪い時はありましたが、そう気になるレベルにはなく、併用しているWi-Fi専用のiPadmini2と比べてもそんなに違和感を感じない程の使い勝手です。もし購入後すぐ使ってみて著しく操作にストレスが出た場合は、Y!mobileのお店に行って実際にお店でその様子を訴えることで、対処してもらった方がいいように思います。

アプリを入れつつ設定もしていて、この機種特有の指紋認証機能も使うようにしました。画面を消した後に再度使う際に画面ロックがかかり、そのロックを解除する方法として自分の指紋をセンサーに触れるようになぞることでロック解除ができる仕組みです。この指紋認証については、過去に富士通のスマホF-10Dで使ったことがあったのですが精度が悪いのかなかなかロックを解除できずにロック解除に指紋認識を止めた経験があります。その頃と比べてどうなっているのか、興味深く思いつつ指紋認証機能を使ってみました。

結果、たまにうまく認識しない場合はあるものの、きちんと登録した指紋が読み取られているようで、時間もかからずにすぐに使える状態になりました。本体価格も安い廉価版のタブレットでありながら、この機能は実に有難いですし使いやすいと感じることができました。

また、SIMフリーのタブレットということでプリインストールされているアプリは限られているのですが、意外と便利なのは小さい文字を拡大してカメラ経由で見ることができる「拡大鏡」が地味に便利ということと、オフィス互換の格安ソフトということで私自身がWindows10のパソコンで便利に使っている「WPS Office」のAndroid版がプリインストールされているのは、簡単な表計算のシートやワープロ書類をMediaPad T2 7.0 Pro上で編集する際に結構役立ちます。

中国製のアプリということで、さらに無料で使えるものの試用期間後に広告が表示されたり、一部便利な機能が使えないのを気にされる方もいるかも知れません。過去にこうしたアプリに表示される広告で、システム関係が正常に動いているのか不安になるような語句が並ぶ広告を配信して、自社のユーティリティアプリを購入させるような手法が問題になったことがあるので気にする方もいるかも知れません。私はそんな広告が出てきても改めて別のウィルス対策アプリやシステムを軽くするアプリを使って対応しますので広告に躍らされることはありませんし、無料で使うくらいで十分だと思いますが、何も使わないで消す前に一応どんなものか使ってみることをここではおすすめしておきます。

また、過去に購入されたパソコンに「Kingsoft Office」(windows版でもandroidやiOS版のライセンスが含まれているものがあります)の製品版がバンドルされたパソコンを持っている場合、もしかしたらAndroid版のアプリのライセンスもシリアル番号の記されたカードが付いている可能性があります。このシリアル番号を2017年9月までに登録すると、広告なしのままで使い続けることも可能なケースもありますので、興味があって今までのパソコン購入の中で思い当たる点がある方については、シリアル番号が書かれたカードを探してみて、あればアプリの登録を試してみるのもいいでしょう。ちなみに、Google Playで購入するなどしたAndroid専用の「kingsoft office key」で入手したシリアル番号でも広告を出さなくすることはできますが、その場合は効力が1年間だけとなるので、安く広告をずっと消したい方はまだ売られているWindows用の過去製品のパッケージ版を購入して(プレゼンをしないならワープロ・表計算だけのPersonalパッケージで十分でしょう)、WindowsパソコンもWPS Officeにアップグレードしつつ、スマホやタブレットでも利用するのがいいと思います。

あと、これもフリーのアプリで代用はききますが、本体裏のカメラと隣合っている撮影用ライトを懐中電灯として使える設定が本体に組み込まれる形であります。この種のものは常用を目的に使うものではないと思いますが、手元に明かりの元がない時には結構日常的にも役に立つ機能ですし、いざという時は「設定」メニューからすぐにアクセスできますので、その事だけ覚えておくといいかも知れません。

まだ、全ての機能を試したわけではないのですが、最近ガラホをメインにいじっていたので、GPSがちゃんと動いたことだけでも素晴らしいと思っただけかも知れませんが、GPSの補足は確実でした。さらに公衆Wi-Fiのエリアに入ったら即つながるアプリを本体に入れてショッピングセンターを訪れて試したところ、ちゃんと自動的にWi-Fiをつなげてくれて利用できました。OCN モバイル ONEのWi-Fiサービスはセブン-イレブンやローソン、スターバックスやタリーズコーヒーで利用できますので、車での旅の途中でリアルタイムにニュースを発信してくれるAbemaTVなどをWi-Fiサービスを提供しているところまで移動して視聴することもできます。

なお、本体のスピーカーはモノラルのもの一つで音質についてはそれほど考えられていないように思うので、ハンズフリーの通話についてできる程度に作られていると思った方がいいと思います。音楽や動画をいい音で楽しみたい方は、別にスピーカーを用意して持って行かれるのが賢明でしょう。

現在、安く購入できていたAmazonのサイトでは売り切れになってしまっていて、MediaPad T2 7.0 Proはもう過去の端末になってしまっているかも知れませんが、今後同じようなタブレットを購入される場合の比較対象にはなるでしょう。LTE通信による通信と通話も可能な7インチタブレットが2万円を切る価格で購入できるようになれば、そのスペックを比べてみて、それなりに省略された機能も確認の上、どの機能が自分で使いたいかという優先順位を付けて自分にふさわしいタブレットはどれか考えてみてください。

※HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proについて書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 購入前に気を付けたいこと
その2 購入までの紆余曲折と利用SIM
その3 ファーストインプレッション
その4 私のお気に入りアプリ


HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro その2 購入までの紆余曲折と利用SIM

私が今回MediaPad T2 7.0 Proを購入しようと思ったのは、現在使っている7インチタブレットのドコモSH-08Eを中古白ロムで購入したものの、その使い勝手に不満を感じたためです。というのも、ドコモ端末の仕様で、ドコモのデータSIMを本体にセットしないとアップデートもまともにできず(MVNOのSIMを入れてもシステムアップデートができない仕様になっているのです)、更に中古のため使っていないのにすぐに電池が減るという不満がありました。その点については将来的にドコモに依頼して電池交換をしようと考えていたのですが、ドコモが提示する電池交換の料金も昨年より千円弱ですが上がっている事を知り、それならそこまでお金を掛けるより、Amazonで新品が当時18,000円弱で購入できたこのタブレットに魅力を感じたからです。

私が注文したのは2016年12月24日で、色はゴールドにしたのですが、予定の正月明けには届かず、一週間到着を延ばされました。そうして待っている中、年明けに同額で注文した人を中心にアマゾンから製品を確保できないからということで突然キャンセルを食らった人がネット上でその不満をぶちまけていて、中には私よりも早く12月22日や23日に注文した人もAmazonから注文のキャンセルを食らったという書き込みを見るにあたっては、これはもう製品は届かないだろうと思わずにはいられませんでした。
しかし私が注文したゴールドの本体は何とか無事に発送され、奇跡的とも思えるような感じで我が家にやってきたのです。この事については実に復雑な気持ちではありますが、これからMediaPad T2 7.0 Proについて紹介していくのがいいのか悪いのか、ちょっと購入までにいろいろあったことで迷うところもあります。

ただ、一般的な話をすると、同じタブレット端末であってもその大きさによって利用する状況は変わってきます。スマホやガラホ、小型ノートパソコンらと一緒に持ち歩け、出先でもすぐに使える端末ということで言うと、やはり7インチのタブレットは多くの人が片手で持つことができ、さらに使おうと思えばハンズフリーによる通話用としても使えるものもあります。何をかくそうMediaPad T2 7.0 Proも通話可能なものなので、かなり多くの人にとっても、あると便利なタブレットであるということは間違いありません。

ということで、今後の事も考えてMediaPad T2 7.0 Proについて、その大きさでできる事について主に考えていくことで、多くの情報を共有できればと思ってしばらくは書き連ねていきたいと思っています。

まず、MediaPad T2 7.0 ProにどのSIMカードを入れればいいかという事について書きます。私の場合はいろんな端末を使っているうちに使うものが増え、次第に複数持っているスマホやガラホ、タブレット端末用にそれぞれ使えるMVNOのSIMカードを契約するようになってしまいました。現在持っているのは以下のものになります。

・Wonderlink 高速クーポン1GB/月 クーポン消費後最大700kbps データ専用SIM
・OCN モバイル ONE 110MB/一日コース SMSオプション付 データ専用SIM
・ロケットモバイル 神プラン 最大200kbps固定 データ専用SIM
・LINE MOBILE LINEフリープラン 高速クーポン1GB/月 データ専用SIM
・nuro mobile 0SIM 高速クーポン500MB/月未満で0円 データ専用SIM

と5つもあります。しかし、これだけ持っていても月額3千円台で済んでいるのですから、うまく複数台の端末に入れて使い回すことでそれぞれのデータSIMはちゃんと使っているつもりです(^^;)。

というのも、この中の「ロケットモバイル」のSIMは、ほとんど車の中で使い古しのNexus5の中に入れてカーナビ及びカーオーディオ用として使っており、あえて小型のカーナビを揃えるよりも毎月の通信料を払っても十分にその分を使いこなせるのです。そして0SIMは必要な時に使え、毎月少しでも使えるように手持ちのガラホの中の一台に入れ、LINE MOBILEはメインで使っているスマホに入れて使う予定なので、MediaPad T2 7.0 Proの中に入れるSIMカードは高速で一定のファイルを扱えるOCN モバイル ONEか、中速でも条件がよければ動画も見ることが可能で安定して使えるWonderlinkのどちらかに絞りました。

現在、Wonderlinkはモバイルルーターの中に入れて使っていて、外でパソコンを使う場合に利用することが多いのですが、もしMediaPad T2 7.0 ProでWi-FiテザリングだけでなくBluetoothテザリングもできていればモバイルルーターの代わりにもなって良かったのですが、やはりBluetoothテザリングもスマホからリモートコントロールして使えるルーターとしての用途は今後もあるので、それは専用機にまかせるという意味であえてそのままにして、OCN モバイル ONEのSIMをMediaPad T2 7.0 Proには入れることにしました。

OCN モバイル ONEでは公衆Wi-Fiが使えるサービスもありますので、エリアに入ると自動的に接続してくれるアプリもAndroid用に用意されています。そのエリアはコンビニに多い傾向にあるので、取り出してすぐに使えるタブレットで使った方が、かえって一番使いやすいのでないかと思います。

OCN モバイル ONEは低速で使っていてもバースト転送がありますので、普段はあえて高速クーポンを使わずにおき、本格的に使う時に高速クーポンをONにすればかなり効率的に高速通信が使えるでしょう。もしその日の高速クーポンを使い切り、さらにWi-Fiも使えないということになったらモバイルルーター経由でWonderlinkの中速をMediaPad T2 7.0 Proを使えばSIMを入れ替える必要もないわけですし、持ち歩く端末が増えるのを覚悟の上でこうした構成にして使っていこうと思っています。

※HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proについて書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 購入前に気を付けたいこと
その2 購入までの紆余曲折と利用SIM
その3 ファーストインプレッション
その4 私のお気に入りアプリ


LINEモバイル データ専用の「LINEフリープラン」は最安のテレビ電話?

先日紹介した通り、LINE MOBILEのSIM発行手数料が翌月から請求される事になったので、ついにLINE MOBILEのSIMに申し込んで発行手続きを取ってしまいました。今年は長らく会うことのなかった知り合いに会う機会があるので、その時にもし誰かに教える目的でLINEのIDを聞かれたらどうしようかというある意味どうでもいい不安があったからかも知れません。

なお、LINE MOBILEについて説明する中で、過去に書いたこととだぶるような記述が多く出てくるかと思いますが、検索でたまたまこの記事だけを見る人もいるかも知れませんので、再度同じような内容になってしまう箇所があることを最初にお断りしておきます。

普通のMVNOが発行しているSIMでも当然問題なくLINEを利用することができるのですが、LINE MOBILEが出てくるまでは年齢認証は大手キャリア発行のSIMでしかできず、知り合いとLINEの交換をするには直接会えれば「ふるふる」でも「QRコード読み取り」でも問題なくできるのですが、その場にいない人との登録についてはちょっと手間がかかるのがストレスの種でした。

ただ、スマホで出したQRコードのスクリーンショットを撮り、その画像ファイルを添付メールの形で相手に送れば、相手がLINEアプリを使って添付されたQRコードを読み込むことによって自分を登録してもらうことは可能です。しかしそうした操作に不慣れな方や、お子さんの場合は自分でできなければそのまま登録できないままということにもなりかねません。そんな中、MVNOで安いSIMであってもLINEの年齢認証ができ、IDによる友だち追加が可能になるLINE MOBILEの登場には多くの人が興味を持ったはずです。今後同じLINEによるコミュニケーションが多くなる場合には、とりあえずこのSIMは持っておこうと思ったのですがいろいろあってなかなか申し込めなかったのでした。

さらに、LINE MOBILEの特徴として、一番安い「LINEフリープラン」であっても、LINEのサービスを使っている分には高速クーポンを消費しないような、LINEのみの「カウントフリー」機能が付いています。主にLINEを使ってコミュニケーションや情報集収をするなら、それほど高速クーポンを必要としないので、一番安い月額500円の(税抜価格・以下も同じ)「LINEフリープラン」でも私には十分実用になるというわけです。

さらに、文字によるメッセージだけでなく、LINEを使った音声通話やビデオ通話についてもカウントフリーで利用できるので、仕事などでLINEを使っている方にとっては月500円で音声だけでなくビデオ通話も実用的な速度で使い放題になります。音質はIP電話クラスなのでその音質に違和感を覚える方もいるかも知れません。しかしよく通話する相手も同じLINE MOBILEで揃えれば24時間いつでもテレビ電話し放題というメリットは考えてみるとすごいことです。単身赴任をしている人と家族とか、遠距離恋愛でなかなか会えない場合とか、LINE経由で顔を見ながら話すことができるのは、距離を理由にして良好な人間関係を続けたいと思う人にとっては、ハンズフリーで通話のできるタブレットにSIMを入れて使うと、新たにテレビ電話専用回線を持てるような感じになりますのでおすすめです。

私自身はSMSオプションのない、とにかく一番安いプランで契約しようと思ったので本サイトから直接契約しました。ウェブから申し込む時には支払いのためのクレジットカードの他に、本人確認書類をデジカメで撮影したファイルを用意しておくと早く認証ができ、スムーズに申込みが進みます。私の場合は申し込んだ翌日にSIMカードが発送され、翌々日には手元に届きました。

先に紹介したLINE MOBILEで年齢認証を行なうためには多少の設定が必要で、SIMを入れてLINEを使い出せば自動的に設定されるものではありません。まずはスマホで使っているLINEアプリで「LINEモバイル」を友だちに追加してアプリから契約情報を見られるようにしてから、「LINEモバイル」で表示される内容の通り、「契約者連携」「利用者連携」を行ない、LINEモバイルの公式ブログにある「LINEモバイルのSIMが届いたら必ずやっておきたいこと」の中にある「LINEのID検索機能のON(年齢認証)」の通りに設定すればキャリア利用の時と同様にID検索機能が使えるようになります。ここまでの設定はきちんとやっておかないとLINE MOBILEのメリットが得られないので注意しましょう。

実際にメインでLINEを利用しているスマホにSIMを入れてみましたが、今後はコミュニケーション以外にもLINEを使ってカウントフリー機能を活用してみる気になりました。今でも「LINE NEWS」をフォローしていて一般的なニュースについては定時配信してもらっていますが、自分だけのグループラインを作ってメモ帳的に使ったり、様々な公式アカウントを活用したりしようと考えています。

あと、興味があるのは、高速クーポンの1GBを使い切った場合、安定して200kbpsが出るのかどうかという点があります。これは実際に使いながら高速クーポンを使い切った後に、radikoや音楽のストリーミングサービスがどのくらい実用になるかという点について検証する予定にしています(逆に言うとそれができれば低速でも200kbpsに近い速度が安定して出ていることが予想されるので)。何か安いSIMばかり増やしている印象もありますが(^^;)、それぞれに特色のあるものを使うのも面白いと思います。

LINEモバイル


auのタフネスガラホ 京セラ「TORQUE X01」が登場

すでに通話用のSIMを全てドコモに移してしまった私にとっては、やはりauのガラホ(4Gケータイを含む)とは縁がなかったのかと思わざるを得ない、今回のauの新ガラホ「TORQUE X01」の発表でした。私自身あえてauのタフネスケータイである「G’s One」を使っていた時期もありましたので、ある意味呆然とこのニュースを聞かざるを得ませんでした。

何しろドコモのガラホと比べると機能的にも多彩で、VoLTE対応でワンセグ、Wi-Fiによるテザリング機能もあり、おサイフケータイも付いています。さらに普通の防水防塵だけでない高耐久性能を持ち、各種センサーを内蔵しているので温度計・電子コンパス・気圧計・高度計、さらに潮汐表示など、野外で活動する人にとってはあると便利な機能がてんこもりで、それだけでわくわくするほどです。

さらに手袋をしていて本体の操作ができない時でも上記計測機器類で得た情報を音声で定時に読み上げてくれる機能があったり、LTE通信エリアの圏外・圏内通知も読み上げてくれる機能があります。簡易ライトはテント内でちょっと明かりが欲しい時に重宝するでしょうし、ブザー機能にはホイッスル音や熊よけの鈴の音も登録されていて、アウトドアで使える機能が付いていて、まさに至れり尽くせりです。

キーも手袋をはめたままでも操作しやすいように工夫されていたり、スピーカーも大きいものが2つあるので、単体で野外での音楽を楽しめるようになっていたりと、とにかくアウトドア指向のガラケーから派生したガラホというのが「TORQUE X01」であると言えるのではないでしょうか。

こんなに魅力的な端末をすぐには入手できないであろう私が憎まれ口を叩くわけではないのですが(^^;)、ちょっと残念なのはシャープ製のガラホに付いていて現在便利に使わせていただいているキーボード全面をタッチパッドのようにポインターを移動させたりタップすることのできる「タッチクルーザー機能」は付いていないので、特に外からアプリを入れて動かす場合の操作性に不安が残るというのが気にかかります。また、電波はauのガラホ全体に言えることですが3Gは使えず4G専用なので、山の中で圏外表示が出た場合の対策が必要だと思います。

可能であれば、予備に一台ドコモのガラケーか、ドコモ回線のデータ通信SIM(当然音声通話付きSIMでもOKです)を差したスマホを用意し、auの電波が圏外になった場合、事前に電話を転送するように設定し、その番号をスマホの電話番号か、データ通信SIMでも使える050から始まるIP電話の番号を登録しておきましょう。もしドコモでも圏外だった場合に備え、IP電話になら留守番電話に吹き込まれたメッセージを音声ファイルの形で添付メールにして自分のアドレスに送ってくれるサービスを利用すれば、一方通行ではありますが、とにかく自分が電波の圏内の地域に入った時に連絡を取ることができます。

今後、このシリーズのSIMフリー機が出てくれれば、今のドコモのSIMを入れてメインにして使う気満々なのですが、この段階でこういう事を書いてもちょっと実現するのは難しいかと思います。もし数ヶ月早くこのニュースを聞いていたらauのメイン通話回線をドコモにしないで、「TORQUE X01」に機種変更して使っていた可能性もあるかと思うと、つくづく更新月のタイミングでしか機種変更をすることが難しい現在の三大キャリアの端末販売方法は何とかならないものかと思ってしまいます。

でもこんなことをくどくど書いていてもしょうがないので、個人的には現状で「TORQUE X01」を使っている方を横目で見つつ、以前購入したSIMフリースマホの「TORQUE SKT01」の利用も改めて考えてみようかなと考えています。