京セラTORQUE SKT01 その2 充電台の自作

前回書いてからすぐに到着するとは思っていなかったのですが、品物がすぐに届いたのにはびっくりしました。同じ日に購入したmicroSDカードと液晶保護シートがまだ届いていないので本格的な設定には着手していませんが、ワイヤレスゲートのSIMを登録し一応は使えるようになりました。

それと平行して行なったのが防水防塵を謳い文句にするTORQUE SKT01の機能を損なわないように、本体を乗せればそのまま充電できる充電台の自作です。純正のものもあるのですが一個5千円台と高いので、ちょっと作業する気があればそちらの方が楽です。前回のエントリーで書いた通り、私が今使っていて全く使わずに余っているauのガラケー「GRANTIA」用に作られた充電台の接点で充電できるものの、スマートフォンを置くにはガラケーの形に合わせた枠がじゃまになります。

改造充電台

ということで、早速このじゃまな部分をカナノコで切ってしまいました。かなり荒い仕上がりだったのでビニールテープで補修し、何事もなかったかのようにしましたが、もう一つ邪魔な部分があります。

加工前後の比較

写真ではわかりずらいかも知れませんが、加工していない方の充電台ではガラケーを充電する場合、台にはめ込むことで、中から出てくるポッチを押し込むことによって接点の部分がせり上がってくるような仕組みになっています。しかし、その機能を残してしまっていると充電台に置いたスマホがずれるたびに接点が外れてスマホの充電が止まってしまう恐れがあります。

充電台内部部品

そこで、裏にある4本のビスを細いプラスドライバーで外し、バネの入った写真の白い部品をはじき飛ばすようにして外しました。こうすることで常に接点部分が上にせり上がっている状態になり、スマホの位置合わせをしてセットすると、これもバネの力で接点が押されてうまくスマホが固定されるようになります。ちなみに、その作業をしてから知ったのですが、この充電台には裏面の見えるところに4箇所のネジがあるのですが、その4本だけを外してもフタは外れません。外れない方のゴム足を剥がすとそこにもびすがあるので、もっと楽に取り外しをしたい場合はそのネジも外して下さい。

自作充電台で充電

一通り作業を終えてから位置を決めて自作充電台に乗せたところ、何とか充電中の赤ランプが付きました。これで、充電の都度にUSB端子のキャップを外す必要がなくなり、キャップを壊して防水機能をだめにする恐れがなくなりました。今回充電台を作るのに使ったのはauの卓上ホルダ「KYY06PUA」という型番のものです。単体で購入するのも安いので、自宅用と持ち出し用に複数持っていると便利です。

ちなみに私はこのホルダが2つあるのですが、今年の11月まで1台のガラケーを利用する予定なので、機種変更なりMNPして充電ホルダが必要なくなった時点で同じ事をやってTORQUE SKT01用の充電台をもう一つ作る予定です。

その後、主にBluetoothでのテザリングを試しましたが、この機種ではUSBによるテザリングの設定はありませんでした。しかし防水上の理由でできるだけ本体のフタやキャップは開けたくないので、それはそれでいいかなという気がします。どうしてもUSBテザリングをしたかったら素直にモバイルルーターにSIMを差し換えて使えばいいですし。
というわけで、将来的にTORQUE SKT01が欲しいと思っている方は一つだけでも自作するための準備としてこの卓上ホルダを用意しておくか、私と同じようにauのガラケー「GRANTIA」を使っている(いた)方は、ちょっとの作業でTORQUE SKT01用の充電台になることを覚えておきましょう。

※京セラTORQUE SKT01について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 ずっと見送りつつも購入したわけ
その2 充電台の自作
その3 ファーストインプレッション
その4 文字入力アプリは「Graffiti Pro」で決まり?
その5 本体に導入したアプリ
その6 格安グッズでカーオーディオにも
その7 本体をガラホのように使う
その8 各種センサーの不足分は代替品で補う
その9 ネット接続のいらないアプリを導入する


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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