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キングジム ポータブックXMC10 その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定

前回紹介した設定作業で、ポータブックが一通りWindows10の入ったパソコンとして使えるようになったわけですが、サブマシンとしてでも旅行中にメインマシンと同じように使うためには、データをどのように保存し、メインマシンとどのように同期を取るのかを考えなければいけないでしょう。

昔は手動でSDカード経由でデータのやり取りをしたり、メールの形で自分のアドレスに送るなどして共有していたものでしたが、今はどれだけバソコンやスマホなど端末が増えても一つのクラウドに保存しておけば常に新しいファイルをどの端末からでも利用することができるので、セキュリティの面から安心できないという方は無理かも知れませんが、日常的に利用するファイルをクラウド経由で利用するというのがなかなか便利です。

さらに、本体にはデータを置かず、クラウド上に置くことでもしハードを落としたり盗まれたとしてもそこまでショックは起こりません。私自身2万円から3万円くらいのパソコンやタブレットを何台も持っているのですが、海外旅行などで無くしてしまう危険性がある場合には現状での利用頻度がそれほど高くないWinタブレットと外付けの安いキーボードをセットで持って行くようにすれば、作業的にも自宅と同じ事ができ、さらに無くしても何とか新しいものを入手すればネット環境さえ整っていれば設定して、データ自体はすぐに使えるようになります。ただし、その場合は他人にクラウドにアクセスされないように、それまで設定していたパスワードをすぐに変える方が安心ですが。

話をポータブックに戻しますが、他のノートパソコンでは各種クラウドが用意したアプリをインストールするとデータは本体のメモリに入るのですが、ポータブックで同じことをしようとすると、ただでさえ少ない本体のメモリを圧迫するためそのままではなかなか使えないということになってしまいます。そこで考えたのが、Mac用のSDカードアダプタを使って出っ張らないようにして、microSDをポータブックで常用するようにしてその中にクラウドのファイルを入れて使うということです。しかしこれは、クラウドによってはSDカード内にそのまま移動することができないケースがあるということで、ここでは利用している方も多いと思われるOne DriveとDropboxの2つのクラウドのファイルをSDカードに入れて使う方法について紹介します。

まずはmicroSDカードをフォーマットするのに、ローカルディスクと同じ「NTFS」でフォーマットして下さい。そうしてセットした後で行なっていただきたいのが過去にCloudbookを購入した時にも紹介したのですが、以下のブログサイトで紹介されているようにmicroSDカードを本体メインのCドライブにマウントしてクラウドのデータファイルをmicroSDカードの中に置き、普通の場合と同じように利用することができるようになります。

johokankyo.com さんの解説ページ
http://johokankyo.com/cloudwork/onedrive/tablet_microsd/

One DriveやDropBoxの無料利用分だけでは少ないと感じられる方もおられるかも知れませんが、もちろんGoogle Driveも同様にSDドライブ上に同期ファイルを作れます。Google Driveのアプリインストール直後に「同期オプション」からmicroSDカード内に作った「Google ドライブ」フォルダにGoogle Driveの中味を同期させるようにすれば、クラウド上のファイルは本体メモリでなくmicroSDカード内にバックアップされるようになります

さらに写真や動画についてはGoogleフォト(無料で無制限利用可)や、Amazonプライムフォト(プライム会員なら追加料金なし)の方に保存すれば写真や動画のファイルは全てそちらにすることで効率的に複数のサービスを使えるようになるでしょう。もし見たい写真があればポータブックでなくてもスマホからでも専用アプリを使って見ることができるようになるので、各々のハードを渡り歩きながら探す必要からも解放されます。ただあえて有料のサービスを使うまでもなく、他にどうしても本体内に保存しておきたいものは、SDカードの空いているところにデータフォルダを作って保存しておけばいいでしょう。

ここまででハードの設定については完了と言っていいでしょう。あと、このポータブックを使う上でカギとなってくるのが少ない本体メモリの中にどんなソフト・アプリを入れるかという事です。当然このポータブックで何をやりたいかという事によって違ってくる可能性はありますが、次回は私のケースということで紹介したいと思います。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価

キングジム ポータブックXMC10 その4 本体Cドライブ容量減への対策

説明書の通りポータブックをインターネットに接続しない状況で、本体の空きメモリは14GBちょっとと、このままでも今後の事を考えると空き容量が心もとないわけですが、ここからWi-Fiに接続して各種Windows Updateをダウンロードし実行する作業が待っています。小さな更新なら問題ありませんが、ポータブックはまだ本体にAnniversary Updateされる前の機種なので、この膨大なディスク空き容量が必要となるUpdateをどうするかというのがまず関門になります。

ただその前にやっていただきたい設定が、前回にも書きましたが電源関連で時間の経過とともに本体がスリープされないように本体スリープについて、AC電源で使用時には「なし」にしておくことです。これをやらないと、膨大なアップデータをダウンロードしていたり、インストールしている最中にも本体がスリープしてしまう可能性があります。後から気付いて電源を入れ直しても根元的な設定を変えない限りは何度もこの作業は中断してしまうことにもなりかねませんので、途中でアップデート作業が止まらないようにしてから始めましょう。手動でアップデータの確認およびインストールをスタートさせるには、スタートメニューから歯車のアイコンの設定を開き、そこにある「更新とセキュリティ」から「Windows Update」を選んで「更新ブログラムのチェック」から始めてください。

時間を掛けつつUpdateを続けていると、私の場合はメモリの空き容量が足りないというエラーメッセージが出ましたので、ここで改めてポータブック本体にUSBメモリを接続し、アップデートをダウンロードするドライブをUSBメモリのドライブに指定します。するとTempフォルダをUSBメモリの中に作るので本体の容量不足を補うことができます。

ポータブックを購入する前に超小型のUSBメモリの購入をおすすめしたのは、普通のUSBメモリを差したままポータブックを持って移動しようとして、途中でメモリが外れてしまった時の事を考えなくないからで(^^;)、ほぼ本体と同化するこうした超小型のUSBメモリなら、今後さらなるWindows Updateが出た時にも安心して利用することができるだろうと考えてのものです。

とにかく、ポータブックはWindows10が載ったパソコンであるので、インターネットに接続して使う場合は最新のアップデータを更新して使うということが大切です。逆に言うと非Windows機であるポメラと違って大いに手間がかかるところです。ちなみに、私の場合は全てのアップデートを行なったら、本体メモリの残りは2GB弱とかなりまずい事になってしまいました。

このまま使ってもいいのですが、さすがに今後のアップデータによってさらに空き容量を圧迫されるのも困るので、ディスク容量を増やすためにCドライブのアイコンを右クリックし、「プロバティ」から「ディスクのクリーンアップ」を行ないます。ただ、このまま「OK」を押して余分なファイルを消してもそれほどの容量が消えるわけではありません。ここでは「OK」ではなく、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックして、さらに先に進みます。

するとまた同じような画面が出るのですが、ここで上半分にある「削除するファイル」に注目してみましょう。チェックの入っていないファイルの容量を見て、Windows Update関連のファイルで一時ファイル「一時 Windows インストール ファイル」があればその分は消しても大丈夫です。問題になるのは、もしアップデートで問題が出た場合に元に戻すためにストックされた「以前の Windowsのインストール」のファイルです。
私の場合はこのポータブックはサブでそれほど使わないという事もあるので、いざという時に元に戻すためのダウンロードした過去のファイルを削除することにしました。もちろん、先にメインのパソコンでアップデートをして問題が出ない事を確認した上の事です。そうすると、最低限のアプリを入れた状態でも空き容量が7GB前後にまで回復しましたので、現在は安心して使うことができるようになっています。

ここまで説明しているだけでもなかなか大変だと思えますが、しかしこういった手間はどのデータ容量の少ないパソコンでも起こることですし、常にCドライブの残りの容量を気にしつつ、必要があれば説明させていただいたディスクのクリーンアップをその都度試してみるといいでしょう。ポータブックを持って旅行に出る前には、念のためアップデートの有無について確認をし、必要ならば自宅で更新した上で出掛けるようにしたいものです。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価