NTT docomo SH-08E その2 あえて低速無制限SIMを入れる

一般的に、ドコモのスマホやタブレット端末の場合、数少ない例外を除いてはMVNOの格安SIMを入れた場合、本体の中でのネットはできるもののテザリングをして他の機器をネットにつなぐことはロックが掛けられて使うことができません。ですから、データ通信用のSIMを使って本体だけでなく他のものもネットに繋ぎたいと思っている方はSH-08Eは購入してはいけません(^^;)。

私の場合はすでにSIMフリーでテザリング可能なモバイルルーターを持っていることもあり、あえて高速通信を使ってテザリングの親機とするよりも、低速でも安定して使える格安SIMを中に入れて使うことを想定していました。ということで前回ちょっと触れましたが、今回SH-08Eを購入する前に申し込んでしまった格安SIM「ロケットモバイル」の「神プラン」を使うことにしました。

ロケットモバイルSIMカード

まずびっくりしたのが、送られてきたSIMカードの台座には何も書いてないまっ白のものだったということです。送り方もクロネコヤマトの書類を送ってくるような簡易封筒のみで、中に入っている説明書も本当に簡単なものでした。でもこれで十分と言えば十分なのですが。

ちなみに、このプランは最大200kbpsの低速ながらデータ容量は無制限で、月額はFREETELの最低額より1円安い(^^;)、298円/月で維持できます。なお、5月末までに申し込むと6ヶ月は500円引いてくれるということなので、神プランなら半年弱基本料が0円で使えるということで、まずは使い勝手を試そうと入手してしまったわけです。

カード挿入部

SH-08EのSIMカードは防水になっているキャップを慎重に開け、カチッと音がするまで押し込むことで装着できます。今回頼んだのはあえて他のものに使い回しできるようにnanoSIMにアダプターを付けます。これを付けることによって本体にSIMカードが認識しなくなったりする場合や、接触が悪くてSIMの性能を十分に発揮できないことがありますので、あくまで自己責任でお使い下さい。本来のSH-08EはmicroSIM対応です。

今回のSIMアダプターを使ったSIMカードセットは無事に完了し、低速でもきちんと200kbps近くまで出るのかということが気になり、スピードテストを試してみました。開始したら一気に数Mbpsにスピードが出たので、バースト転送機能があることがまずは確認できました。スピードテストアプリの数値は以下のように上下とも430kbpsとかなり出ているように思われますが、これはそれだけバースト転送機能で最初だけ速度が出ていることの証でしょう。

ロケットモバイルスピードテスト

その後、パソコン用のスピードテストサイトで、大きめのファイルをダウンロードする形での速度計測を行なったところ、最終的なスピードでも平均すると200kbpsを少し上回る速度くらいの感じでした。まだサービス自体も知られていなそうな「ロケットモバイル」だけに、今のところはまさに「神プラン」という結果になりました(^^)。バースト機能は思いの外速く、普通のサイトなら一気に読み込んでしまうので、ゆっくりネットを見ていくには今のところこの低速無制限で十分ではないかとすら思えてきます。コストパフォーマンスは今のところなかなかいい感じです。

もっとも、お試し期間のうちにいろんな状況は変化してくることも予想されますのでそこは冷静に判断して無料期間終了後も続けるかどうかは判断したいと思っています。今のところネットラジオも音楽ストリーミングでも調子がいいので、この調子が続いてくれれば他の人にも紹介できるのにと思いますが、無料体験が終わってもこんな感じで使えてくれれば、7インチタブ専用として使う格安SIMとしては合格であると思うのですが。

※ドコモのタブレット端末「SH-08E」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 購入までのいきさつと購入時の注意
その2 あえて低速無制限SIMを入れる
その3 旅先にも卓上ホルダとセットで
その4 LTEと3G別 対応バンドのお話
その5 一応のまとめと今後への展開


カテゴリー: タブレット端末 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す