ドコモガラケーiモード機種販売終了の影響

NTTdocomoが、iモード搭載のガラケーの販売を在庫限りとする(つまり新しいiモード対応ガラケーは作らない)という発表をしました。iモード自体のサービスは継続されるということですが、新品のiモード対応ガラケーは下手をすると今年いっばいまでしか入手ができないということになりそうです。

ただ、これでガラケー自体がなくなっていくかというと、そうではありません。iモード対応のガラケーはFOMA(3G)回線専用でしたが、まだFOMA回線を使える非iモードのSPモードでのネット利用の可能なガラホはありますし、先日出たばかりのLTE回線に対応したVoLTE対応ガラホもあります。ただし、普通のガラケーが売り止めになると、次に来るのはFOMA専用のガラホの生産中止という方向に行くかも知れないので、その影響を考えておく必要があります。

というのも、現在私がauからの通話専用に使っている回線をドコモに乗り換えることを考えているのですが、ドコモの新しいVoLTE対応のガラホには通話プランは2つしかありません。それが5分間の通話なら定額の「カケホーダイライト」と、5分以上でも上限なく通話可能(ただし長時間の通話は規制される可能性あり)な「カケホーダイ」の2種類から選ぶことになります。

私自身は電話を掛けることが多いので「カケホーダイ」で何も問題はないのですが、全てのガラケーユーザーが私と同じ思いではないでしょう。今までのガラケー(FOMAプラン)で「カケホーダイ」が実施される前には、無料通話が付きさらにその無料通話分を全て使い切れない場合に翌々月まで繰越が可能なプランが普通で、また無料通話はない代わりにiモードメールの送受信に限りデータ通信料定額の契約を選ぶことができています。

最安のケースは2年継続を約束する必要があるものの、月1,000円分の無料通話が最大3,000円まで繰り越しできる「タイプSSバリュー」が934円(税抜価格 以下同じ)でiモードを契約しないでも利用できますし、メールを主に使いたい場合には「タイプシンプルバリュー」743円にiモードの300円と「パケ・ホーダイ シンプル」を付けて合計1,043円にして、iモード端末の方でブラウザなどウェブ通信しないように本体を設定すれば、それ以外のメールは定額になり、あとは通話分の負担だけでキャリアメールは送信受信し放題にできます。

新しいガラホの場合が今までのiモードと違うのは、OSにAndroidを利用している関係から全くウェブやアプリを起動して使っていなくてもバックグラウンドで通信してしまう「パケット漏れ」がデータ通信を有効にしている以上どうしても発生してしまい、もしFOMA回線対応のガラホで「パケ・ホーダイ シンプル」を契約したとしたら、全く使った覚えがなくてもいくらかのパケット使用料が請求されてしまう可能性がiモード対応ガラケーより出てきます。もちろん、ガラホにもいいところはたくさんあり、iモードガラケーでは使えなかったMVNO契約のSIMを入れて通話もデータ通信も使えるというような事もあるのですが、今まで通り通話とメールで最安で使いたいという方には良くないこともあります。

また、もう一つの問題として「カケホーダイ」をガラホで使っている場合、中に入っているSIMの形状が同じだからと言って同じドコモのスマホや、ドコモでない他社のガラケー・ガラホ・スマホ・タブレット端末に差し替えた場合、無条件で月額料金が500円上がってしまうという仕様があります。これは、ドコモがガラケーとスマホで同じ「カケホーダイ」のサービスに料金の差500円を付けて提供しているので、スマホで安く電話を使い放題にされないようにしていると思われます。

ホムテル3G

しかし、FOMAの従来の無料通話のあるプランならスマホでも他の端末に入れて使っても追加料金を請求されることはありません。私自身は手持ちの端末の中で写真の「ホムテル3G」の中に入れていざという時には使おうと思っているのですが、「カケホーダイ/カケホーダイライト」契約のSIMをドコモガラケー以外の端末に入れて電源を入れただけで500円毎月余分にかかるというのはどうにも解せないのですが、それが決まりというなら仕方ありません。

幸い私自身は現状でFOMA回線を一回線持っていて、通話専用の「タイプSSバリュー」のみの契約しているので、その回線は3G停波まで維持しようと思っています。私のようにすでにFOMA回線を持っている人については今使っているガラケーが壊れても市場にはまだ多くの白ロムガラケーが出ているのでその入手を考えればいいのですが、問題になるのが新たに安くガラケーを使いたいと思っている方です。特に月額1,000円以下で通話がそこそこできる回線を維持したいと思われる方や、キャリアメールを無制限に使いたいという方にとっては、ガラホではなくiモード対応のガラケーがあるうちに確保しておき、無料通話付きのFOMAプランが契約できるうちに契約しておいた方がいいと思います。


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ドコモガラケーiモード機種販売終了の影響」への4件のフィードバック

  1. けいたいまにあ

    LTE非対応のFOMA(3G)専用のガラケーは、3G停波の時期が未定とはいえ迫っているので、開発は難しいでしょう。
    それはガラケーだけではなく、3G専用のスマホも利用できなくなることでもあり、
    大手キャリアなら無償で交換の保障が受けられる可能性が高いですが、
    SIMフリー端末での利用では、自分で変更が必要になるでしょう。
    その時、SIMサイズの変更などの手間がかかることもあるでしょう。
    MVNOは安いゆえのデメリットですね
    楽天モバイルがシャープのLTEガラホ投入の話も出ていて、またガラケータイプも盛り上がりそうですね
    そういえば、楽天モバイルはLTE端末のみの対応でしたね

  2. てら 投稿作成者

    けいたいまにあ さん コメントありがとうございました。

    この種のエントリーはたまたま私のメイン使いのガラケーが12月に更新月を迎えるにあたって調べ始めたものを書いてきたものですが、ちょうどいいタイミングでドコモが新製品を出してくれました。今使っているauは、私が機種変更をしたすぐ後にガラホを出して来られたので、ある意味縁がなかったという気もします。

    今使っている3GのSIMカードではLTEのガラホは使えないのが問題だと思われる方も少なくないでしょうが(逆は可能)、3Gでないと契約できないプランがあったりするのでまだ多少は混乱が続くのではないでしょうか。安く無料通話のあるプランがドコモで必要な場合は、5分以内定額か通話定額のプランしかないVoLTEのガラホを持つと後悔するかも知れません。

  3. ケイタイオタク

    いつまで3Gケータイが使えるか、心配なところですね。音声とデータ通信と分けて考える必要がありますね。iモード版らくらくホンが販売継続なのでしばらくはiモードも利用可能だと思いますが。
    SIMフリーの端末もauはVoletに対応ですが、ドコモのVoletには対応していない(4月発売機種)。auは早々に音声も4G化する(せざるを得ない)ですが、ドコモは当分音声は3Gが継続するのでは。2GはPDCと言う日本独自の方式だったので国内事情だけで停波出来ましたが、3Gは国際規格なので日本の事情だけは停波出来ないでしょう。ガラケーも音声に関しては10年は大丈夫ではないですか。

  4. てら 投稿作成者

    ケイタイオタク さん コメントありがとうございました。

    ドコモユーザーで定額での通話よりも無料通話付きのプランの方が安く上がりそうな場合は、あえて4Gのガラホには手を出さない方がよさそうですね。

    VoLTEの方も、同じ会社同士の通話にしか適用されないというのが残念で、これがLTE対応の端末同士ならどの会社とも使えるようになるならいいのですが、当分は3Gを中心にドコモに乗り替えて使ってみるつもりです。あとは、auが完全に4Gのみの運用となった場合、山間部など3Gでしかつながらなかったエリアがどうなるのかという点も注目して今後の動向を見ていきたいと思っています。

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