「FM補完放送」を活用しよう

先日、友人の車に乗せていただく機会がありまして、その友人は私と違ってAMでなくFM局を主に聴くような人だったのです。このAMメインかFMメインかというのは、FMの方では曲をほぼフルコーラスで流すとか、英語のアナウンスがちょいちょい入るだとか、あまり根拠のない思い込みが今まで多かったのですが(^^;)、できればモノラルのAM放送を聞きたいなあと思いながら車内で流れる放送を聞いていたところ、ところどころにちょっとFM局らしくないような所があると思っていたら、その人はたまたま「FM補完放送」で地元のAM局の同時中継を聴いていたらしく、私自身が今までFM放送について抱いていた偏見を訂正せざるを得なくなりました。

改めて思ったのは、同じ局を聴くのでもステレオで曲や喋りが聞こえてくるだけで相当聞いた感覚が違うということでした。特に音楽を聴かせてくれるような番組では、あえてFMに合わせて車の中で聴いてみたくなったことは言うまでもありません。今後新しく発売されるカーオーディオは安いものでもFMワイドが聴ける「FM補完放送」対応のものがほとんどだと思いますので、長距離を同じ放送局に合わせながら夜中に進む場合はAM、長距離の移動はせず、狭い範囲を動く場合はFMというように、今後はFMとAMをうまく切り替えて利用しようと思っています。

カーラジオでの「FM補完放送」の活用とともに一つ思ったのは、今後のスマホに求める機能についての事でした。最近では国産であればSIMフリーのスマホであってもワンセグTVのチューナーが搭載されていることも多いですが、私が最初に購入したSIMフリースマホ、IDEOSでは確かFMラジオチューナーが付いていたことを思い出しました。

当時はAMラジオが聴けなくては意味がないと思っていたのですが(当時はまだradikoなどのインターネットラジオのサービスはありませんでした)、「FM補完放送」で国内のAM放送がFMでも聴けるということになれば話は別です。現在はスマホのインターネットラジオでほとんどのラジオ放送が聴けるとは言っても、災害などで国内の携帯電話のネットワークが止まってしまったらそれまでです。万が一に備えて別に災害用ラジオを持つという選択肢もありますが、もしスマホ単体でもイヤホンをアンテナの代わりにすれば国内のFM放送が聴けるということになれば、いざという時に役立つ可能性はあるわけです。

今のところAMの内容をFMでそのまま補完放送していないNHKでも、大災害が起こればFM放送を含むラジオの番組を一元化して放送するでしょうし、ワイドFMが聴けるスマホがあればコミニティFM局とAM局FM局と3種類の放送をそのまま聴けるようになるので、災害用に役に立ちますし、radikoを聴くのは高速通信のクーポンを消費するのが心配だという場合の代替手段にもなります。

さらに嬉しいのは、今のところNHKが受信料の対象と考えているスマホはワンセグ搭載のものだけなので、FMラジオ付きのスマホなら国の制度の影響を今のところは受けることもないということです。私自身ラジオ付きのスマホを買っても普段はあまり使わないことが予想されるのですが、とりあえず別に同じように日常的にはほとんど使わないであろうラジオを持ち歩くよりはいいだろうということで、次のスマホを探す場合にはラジオチューナーの付いたSIMフリースマホというのも候補に入れたいと思います。

ちなみに、こちらのわかる範囲で言うとSIMフリースマホの中でFMラジオが付いているのはASUS ZenFoneの一部シリーズ、nuu mobileのNuu X4、Freetelの一部シリーズ、sonyのXpedia Z3 Z4 Z5、モトローラのMoto G4 Plusあたりですが、スペックでFMチューナーの周波数が90MHzまでしかない場合は、「FM補完放送」は90MHzから95MHzまでとなっているのでAM局が聴けなくなってしまいます。中古白ロムでも後日アップデートが行なわれてワイドFM対応になっている機種もありますので、上記機種を狙っている場合はしっかりと調べた上で購入されることをおすすめします。

ただし、大人気のiPhoneは古いものも新しいものもワンセグはもちろんFMラジオも当然付いていませんので、iPhoneを選んでしまったらその点については諦めて小型のライターサイズのラジオでも探すのがいいかと思います(^^;)。


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