車種・車関連コラム」カテゴリーアーカイブ

軽自動車は新車で買うべきか?

R0010370

 こんな題名の特集が、リクルートが出している中古車の情報誌「カーセンサー」でされているのを見て、読んでみました。このブログでも今新しく出ているHONDA NBOX+やスズキの新しいワゴンRやスペーシア、ダイハツのムーヴやタントなど、昔の軽自動車というイメージで見るとびっくりするくらい質感も乗り心地もいいものに仕上がっています。現在の中古車相場にはそれほど詳しくはありませんが、特集の結論としては高年式の中古車を買うよりも新車を長く楽しむ方がいいのではないかと、ちょっとこれで掲載のある中古車業界からクレームが出るのではないかとすら思える内容でした。

 正直なところ、私でも実際に現行の車種を乗り比べてみたらその良さに感激し、欲しいと思ってしまうかも知れません。ただ、新しい技術が全ていいのかというと、そういうものではないという部分もあります。

 というのも、私の場合は軽自動車を車中泊仕様として考えているからなのかも知れません。現行車の中古車に比べての燃費の差はもちろんのこと、その装備と内装の良さは了解した上、やはり空間自体の広さがあった方がいいと思ってしまいます。NBOX+はそれなりの積載スペースを確保したまま2名就寝可能な空間を作ることができますが、運転席助手席を潰してしまうため、寝床をセットしたまま車を移動させたい希望があるなら、前の座席を残したまま2名の就寝スペースを作れる従来のワンボックスカーの方がいい場合もあります。まだワンボックスタイプの軽自動車は新しい技術を投入したものは出ていませんので、装備より空間を優先するような場合は走行距離の少ない中古車のワンボックスを探す方がより安く満足な結果を得られるような気がします。

 あと、以前にこのブログで何回も書きましたが、今の新車の軽自動車にことごとく付いていないスペアタイヤ+ジャッキ搭載の車の方が安心だとか、CVTは嫌だとか、アイドリングストップ車はどうも不安だという場合には中古しか選択肢に入らない場合も出てきます。ただ、それも時間の経過とともに現行車が中古車となっていくわけですから、妥協せざるを得ないところも出てくるでしょう。私自身、今後の軽自動車はここからどのように進化していくのかという点についても考えつつ、自分の車選びをしていきたいと思っています。

T-Value ハイブリッド の保証と中古車としての価値

 すでに派手なテレビコマーシャルでご存知の方も多いかと思いますが、トヨタが本腰を入れてハイブリッド車の中古販売についての保証制度をスタートさせました。ハイブリッドカーはまだ発売されてから年月が浅いこともあり、その耐久性能についてはまだ誰にもわからないというのが正直なところだろうと思います。

 初代プリウスが出たのが1997年ということで、これを書いている2013年から16年前ということになります。さすがに発売当初の車は中古市場にはもう出回っていることはないと思いますが、ハイブリッド車を中古市場で買うのは電池が劣化したりハイブリッドを実現する機能がおかしくなった場合のことを考えると、今まではちょっと躊躇せざるを得なかったように思います。

 今回、トヨタの中古車ディーラーでハイブリッド車の中古車を購入する場合に限って新たな保証が付くようになりました。通常の車でもT-Valueでは1年間の保証が付くのですが、ハイブリッド車には新車登録より10年間ないし、通算走行距離20万キロまでは、

・メインバッテリー(駆動用電池)
・ハイブリッドトランスアクスル
・ハイブリッドコントロールコンピューター
・バッテリーコンピューター
・スタータージェネレーター
・インバーター
・DC-DCコンバーター
・冷却装置

 これらの部位が中古保証の対象になるとのことです。また、購入時にはハイブリッドシステムの診断書を発行し、動作を保証するというわけです。

 こういった保証をトヨタ以外の中古車業者がやるのはちょっと無理だと思いますので、今後中古でハイブリッドを購入したいと思われる方はトヨタから直接中古を買われるのがまずは安心でしょう。この仕組みで売りに出されている車の中で最安の車というのは、あくまで私がネット検索で調べた中ではプリウスのシリーズでした。具体的には、

・2008年式 プリウスEX 走行121,000km
・2005年式 プリウスS  走行108,000km

 あたりで、だいたい60万円前後(車体価格のみ)といったところです(2013年5月27日現在)。それほど距離を乗らないなら2008年式の方なら5年は安心して乗り続けられますし、かなり距離を走るなら2005年式のものでも2年で10万キロ走る方もいると思いますのでそこまではいざという時にも保証があると思えば普通のガソリン車との差額を結構稼げるのではないかと思いますね。また、新古車のような高額な中古車を購入する場合は、新車で購入するよりもハイブリッド機能についての保証は長くなる場合も出てくるので、あえて新車で購入しないで中古の高年式・走行距離が少ない車を狙うというのも手かも知れません。

 それにしても、このようなサービスをトヨタが開始したことで、今後の他社や中古車業界自体がどうなってしまうのかという問題も出てきたと言えるでしょう。全ての車がハイブリッドになるとは思いませんが、購入したメーカーにより下取り額が変わってくれば、ハイブリッド車を選ぶ消費者はトヨタに殺到し、他のメーカーの開発にも影響が出てくるでしょう。全ての車の中に占めるハイブリッド車の割合が増えてくるに従って普通車のセダンタイプは中古車市場から消えて行き、プリウスのみが生き残るような(販売チャネルはトヨタの中古車店のみになりますが)状況も予想されます。

 とりあえず現状では軽自動車のハイブリッド化の動きはないようなので、私自身の中古車購入についての影響はないのですが、タクシー業界なんかもどうなってしまうのかついつい考えてしまいますね。トヨタの中古車の保証があったとしても、10年か20万キロ乗られた車は、それ以降にハイブリッド機能にトラブルが出た場合にはまず間違いなく廃車から解体へというコースをたどることになるので、特にタクシー会社はハイブリッドに全面的に移行するのか従来の車を使い続けるのかの判断を迫られることになってくると思います。まあ、一般のユーザーは新車や中古車を購入しても20万キロまで乗ることはないので、多くのハイブリッド車に乗るドライバーが影響を受けることはないにしても、今までは10万キロを超える過走行車であっても輸出することで、海外でさらに長く乗られるという一面もありました。ただ、過走行のハイブリッド車を海外輸出することは無理でしょうから、そのまま解体される数が増えていくわけで、日本の国内外において様々な影響が心配される部分もあるということも覚えておいて損はないと思います。

駐車場内では静かな車に注意しよう

 普及してきたと言ってもまだまだ社会全体に浸透しているとはいえないかも知れないハイブリッド車ですが、先日ちょっと怖い目にあいました。大型ショッピングセンターの駐車場内で車を停めてから店舗入口に向かって歩いていた時のこと、こちらとしては何の前ぶれもなく急に車の姿が入ってきました。はっきり言って全く危険ではありませんでしたが、こちらとしては全く車の来る気配がないところから急に出てきたのでびっくりしてしまったというのが偽りなき実感でした。

 その車はハイブリッド車で、低速走行時には全くエンジンを動かさずにモーターだけで走るので、私と同じようにびっくりしたという方もいるかも知れません。確か、こういった無音で走る事について問題提起をし、タイヤホイールの部分に音が鳴る仕組みを作った人もいたようでそうしたことがニュースになっていたという事を覚えていますが、まだこういった無音に対する対策については解決していたわけではなかったということなのでしょうね。

 まあ私のようにハイブリッド車の無音について、過敏にびっくりしているだけならいいのでしょうが、実際にコツンとでも人にぶつかり、体力の弱い人が危険な倒れ方をしたらいくら低速走行でも危ないですね。そして私にはちょっと気になるのですが、よるあるアクセルとブレーキを踏み間違えて建物や人にぶつかってしまう事故が頻発していますが、あのような状況でハイブリッド車はとうなるのかという事も気がかりです。

 実際のところはタイヤが空転する音がけたたましく響くことでモーター音はかき消されてしまい、全くの音無しで突っ込んでくることはないだろうと思いますが、ガソリン車と比べるとエンジンの音がしないというのはエンジン音の前ぶれがないため、車を降りて歩行者になるとやはり怖いというのが本音です。現状でメーカーに噛み付いても紹介したような危険はすぐになくなるわけではないので、今後はある程度の認識を改め、今以上に周辺に気を付けながら歩いて大きな駐車場内を移動する際には注意しようと思います。実際に事故があれば歩行者の方が保護されるので保険で治療費などは見てもらえるとは思いますが、怪我をしたらやはり大変ですので。

 逆に、これからハイブリッド車に乗り換えようと思っている方々についても、こうした危険があることを意識して運転していただきたいですね。まだ視覚や聴覚を使って反応するだけの子供さんや、こうした体の機能が衰えつつある人にとっては、ふいに車がやってくるように見えるはずで、そういう方を見掛けたらより注意して運転をしていただきたいと思います。

車にも災害対策のされたローテク仕様があってもいい

 新しい車選びは、現在乗っている車が車中泊にも何とか使えそうなのがわかってくるにつけ、その情熱が冷めかけていたりするのですが、情報収集は続けています。基本は軽自動車にすると決めているものの、ここまで考えながら候補をしぼっていくと、普通の方には全く乗る魅力のない車になってしまったりするのですね(^^;)。つまり、私の希望するo普段は市街地走行中心ながら、ひとたび車中泊の旅でかなり過酷な走行をしても耐えうる車というのは今の車のマーケットではあまり好まれないという事なのかも知れません。とりあえず、ここまでいろいろ考えてきた中で私の購入のための条件を挙げてみます。

・スペアタイヤが搭載されている
・ミッションはCVTでない従来のオートマ(3ATおよび4AT)
・窓はパワーウインドウより手動がいい

 このうち、最後のパワーウインドウについてはネットで調べてみると、軽の5ナンバーでは全てパワーウインドウになっていそうですが、商用の4ナンバーあたりなら何とかありそうです(^^;)。普通車のように横幅が広い車ならパワーウインドウがどうしても必要という場合もあるかと思いますが、私の場合は軽自動車の幅くらいなら、手動で開けられるので、ハンドルを回して窓を開ける方式で十分です。私自身には経験はないのですが、長く大切に車に乗り続けてきた人にとって切ない故障というのがあって、それがパワーウインドウの故障という話があります。パワーウインドウは車の動力とは直接関係なく、故障しても運行には影響はないはずですが、開いたまま閉まらなくなった場合は運行に影響が出て来る場合もあるでしょう。多くの方はおわかりでしょうが、窓が開いたまま故障して、雨とか嵐になってしまったら、もはや運転どころではなくなってしまうでしょう。普段のことなら中古のパーツで修理すればそれほど費用はかからないとは思いますが、そのまま乗り続けるには応急処置として窓にビニールを掛けてガムテープで固定するくらいしか方法がなく、旅行中に窓が開かなくなったら現地での修理を手配しないと高速道を走るような場合は走行自体が難しくなるのではないかという恐れがあります。ロードサービスを利用する場合でも新品を取って修理という事になると、結構な請求になる事が予想されるため、個人的には手動の窓の方が嬉しいのですが。

 ただ、世の中の車がほとんどパワーウインドウになっているという現実もあり、パワーウインドウの方が全て手元で操作できて便利だというのはわかりますが、例えば車が水中に落ちたり、災害時に電気系統がやられて窓が開けられなくなった場合に何とかして車内から脱出するためには窓を割るしかないというのが現状です。私の車には脱出用のハンマーをドアの収納スペースに入れてあるものの、座席から身動きが取れないような状況でハンマーを収納している場所に手が届くかという問題もあり、せめて窓を自分の力で開けられる手動ハンドルがドアに付いていれば、何とか開けられるのではないかと思うのですが。ただ、そうなると選択肢が軽の商用車一択となり、ダイハツハイゼット、スズキエブリィ、スズキアルトバンあたりに限定されてしまいます。まあ、私はそれでもいいとは思っているのですが、他の車と比べると相当野暮ったい車である事は確かなわけで、何か複雑な気持ちですね(^^;)。

 それでも今の時期だからまだこのような車が販売されているとも言えるかも知れません。将来に向けては、パワーウインドウの普及とともに最初に挙げたスペアタイヤ省略、ミッションのCVT化へと全ての軽自動車が舵を切って行くのではないかとも思われますし。あくまで個人的な希望ではありますが、非常用コックを使って手動で窓やドアを開けられるような災害対応の車の販売もメーカーには視野に入れてもらえるとありがたいです。さらに、高価な燃料電池やリチウムイオンバッテリーではなく、安価に入手できる鉛蓄電池を増設でき、オプションで太陽電池パネルやガソリン式の発電機を内蔵した軽ワンボックスが出たら、車中泊用車だけでなく災害の処点としての活用もできそうですし、それなりに引き合いはあるのではないかと思うのですが。

軽乗用車でもコットで寝床作り

2001

 車の買い替えを画策しながら家にある普通の軽自動車を使っているのですが、せっかくなので、今乗っている車で車中泊のための環境を作る事ができるのか試してみようと思います。ちなみに、その車は写真のSUZUKI keiで、ターボ仕様になっているので市内走行でも以前のワゴンRよりきびきび走るように思います。5ナンバーではあるものの、3ドアなので後部に荷物を載せまくり、まるでパズルのようにコンテナを組み合わせて中の荷物が動きにくいようにしています。

2002

 まず、基本的なフルフラットですが、助手席のヘッドレストを外して後部座席に付けるようにして倒すことで実現できますが、これだと後部座席の背もたれをフラットにすることはできません。大雨の中、外に出られないような状況で就寝場所を確保するような場合はこうしたシートアレンジも仕方ないかと思いますが、Keiの場合は後部座席を前に倒すことでかなり長い積載スペースを作ることができるのが特徴になっています。

2003

 しかし、助手席と後部座席の部分を写真で見てもらえばおわかりの通り、かなりひどい段差が生じています。これは、元々車中泊のためにシートアレンジが考慮されていないということなのですが、この上にかなり厚手のマットをひいたとしても、これだけひどい段差だと体にはこたえますので、何とか別の対策を立てる必要が出てきます。

2004

 そこで、用意したのがとりあえず助手席側のスペースを解消するためのコンテナボックスです。助手席の上にかぶせるようにして、だいたい後部座席の高さに合うようなものを手に入れました。ちなみに、サイズはタテ36センチ、ヨコ48センチ、高さ17センチのものが偶然手元にあったので、これを使いました。

2005

 コンテナを置き、荷物を半ば強引に運転席側に移動させるとこのようになります。ここまで就寝スペースを作った後にどうするかというと、私の場合はベニヤ板のようなものは使わず、使わない時はしまっておけるキャンプ用のベッド「コット」です。写真手前に緑色の袋がありますが、これが畳んだ状態のコットです。私の持っているのは「ボイジャーコット」と言いますが、現在はOEM製品の「B24 cot」がかなり安価で手に入り、体重が重い方でも安心して使えます。このコットがなかったら今の車で車中泊をやろうとは思わなかったでしょう。

2006

 作業するために後ろのドアと助手席側のドアを開けてまずコットを広げてみました。写真のようにうまく平らに置けていることがわかります。これをこのまま組み上げていていけば、簡単に寝床が完成するのです。

2007

 これで大人一人が十分寝ることができるスペースが完成しました。荷室側に頭を置くようにすればそれほど天井の圧迫感は感じません。出入りは運転席から行なうようにするとスムーズにコットに乗ることができます。さすがにコットに座って作業をするのは人によっては難しいとは思いますが、この就寝環境は以前乗っていたワゴンRのシートアレンジではとても実現できないくらい快適で、コット導入のメリットを感じます。

2008

 コットを車内で使うことのもう一つのメリットは、写真のようにコットの下の部分がまるまる空くので、収納スペースとして使えることでしょう。かさばらないものはコットの下に押し込むことで、運転席側の荷物をそこまで積み上げなくても良くなります。

 このようにワゴンタイプでない軽自動車でも、ちょっとした小道具とコットの組み合わせでここまで車中泊に適した車になってしまうというのは、実際にやってみなければわからないものですね。同じように後部座席が前に倒すことでフラットになり、助手席を後ろに倒して後部と連結できるタイプの車でしたら、マットを敷いて就寝スペースを作るよりも、寝る場合の快適度は高いと思います。コットを使った就寝環境構築は車中泊だけでなくキャンプや自宅でのお昼寝にも使えますし、コンパネとマットを先に考えていた方にもご一考いただければと思います。

ミッションは低燃費重視か耐久性重視か

 先日のブログで紹介したスズキのアルトエコの低燃費技術を使ったトールワゴンタイプの軽自動車「パレット」の後継車「スペーシア」は燃費のカタログ値で29.0km/lということで、今後それなりに注目を集めることでしょう。私も次の車を探して行く中でいろいろ調べていっているのですが、残念ながら私が購入したいと思っているダイハツアトレーやスズキエブリィのような商用ワンボックスタイプの車にはこうした低燃費の仕組みであるCVTを使ったシステムというのは将来的にはわかりませんがすぐには搭載されなさそうだということがわかってきました。

 というのも、ミッションの繋ぎめを失くしたCVTの技術は登場してから旧来のミッションと比べるとそれほど時間が経過しておらず、現在でも改良が進められている状態にあるといえます。従来のミッションと比べるとまだ耐久性が十分とは言えないというのがまず一つあり、また軽のワンボックスは大量の荷物を乗せて運ぶ事を前提に作られているため、現状では発進時のトルクがATを上回らないデメリットを考えると、最大積載量近くの荷物を積んで坂道を上る際などの安全性が確保できないという事もその原因と言われています。

 ちなみに、以前私が乗っていたMH23SのワゴンRは、オートマでしたがCVTではなく4ATでした。同時にマニュアルの5MTもラインアップにありましたが、フルモデルチェンジした現在のMH34Sになって、ミッションはCVTのみになってしまいました。これは、ワンボックスの軽自動車を除く他のメーカーの軽自動車と共通の流れでしょう。私の場合、荷物を載せても車中泊のための道具を乗せるくらいで一人で出る事が多いためその点については問題ないと思いますが、果たしてどのくらいの年間走行距離でCVTを酷使するかという懸念材料は捨て切れません。

 というのも、トランスミッションが故障してしまった場合どうなるかを考えてみると、気にしすぎと言われるかも知れませんが、かなり不安になるのですね。もし保証期間を過ぎてトラブルを起こし、交換ということになるとちょっとやっかいです。一般的に中古の部品が出回るにはそれなりの時間がかかり、新しい車が解体業者に入るパターンの多くが事故によるものである事を考えると、そこでお目当ての中古のCVTを見付けるのは困難になるでしょう。もしあっても流通している数も少ないので高くなるでしょうし、すぐに直して乗りたいということならディーラー経由で新品部品と交換する方が現実的です。そうなったら一体いくらかかるのか、ちょっと考えたくありませんね(^^;)。

 同じCVTの場合でも発売されて10年以上経過した車ならば、乗りつぶすような形で廃車にする状況も増えるでしょうし、解体業者によって主要な部品は取り置きされている可能性は高いのでそこまでの出費にはならないでしょうが、旧来のミッションの場合は更に多くの部品が流通しているので、比較的簡単に中古パーツを探すことはできると思います。単に部品を外しただけのパーツだけではなく、分解して再度組み上げたリビルトパーツなら動作確認も済んでいて初期不良にも対応できますので、比較的安心して乗せ換えることができる気がします。車自体トラブルが皆無で乗り続けられれば言うことはありませんが、こればかりは乗り続けてみないとわからないところもあるのが正直なところです。そんな中、ある意味「枯れた技術」を採用している車の方がトラブルがあってもそれを安く改善して長く乗り続けるのには適していると私には思えます。

 ただし、日本の軽自動車のメーカーがミッションをCVTに全面的に移行する理由というのもそれなりにあるわけで、遠出はそんなにしないで走行距離もそれほどないような場合は新しいものをある程度の期間で乗り換えて行く方が快適で何よりも楽しいことも確かです。私の場合は軽自動車でもかなりの長距離を走らせることを前提に車を選ぼうと思っていますので、現状では限りなく新車に近い状態で軽自動車を物色する場合、いろいろ考えてはみたものの、結局アトレーかエブリィの二択になってしまうのかなと思えてきてしまいました(^^;)。これから車を選ぼうと思われている方で、特に新車でなく中古車を購入しようと思われている方は、こんなことも参考にされて選ばれるのがいいかなと思います。

自動車メーカーが燃費の数字にこだわるわけ

 これを書いている2013年の2月中旬から下旬にかけて、かなりレギュラーガソリンの店頭価格が上昇しています。表示価格では1リットル160円に迫る勢いで、こうなってくると新しい車を選ぶ判断基準として、燃費の数値がいいものを選ぶようになるのは仕方のない感じもします。

 私は以前からメーカーが単に車重を軽くする努力をするだけならまだしも、応急用としてはないと困るのではないかと思われるスペアタイヤまでを省略して燃費のカタログ値にこだわるのは本末転倒ではないかと思っていました。しかし、先日のニュースでスズキの新しい「アルトエコ」のJC08モード走行燃費が33.0km/l(2WD車)と、ハイブリッド車のプリウスの数値32.6km/lを抜いたということがニュースになっていました。これは、車重を20キロ軽量化したことと、ワゴンRで搭載した新しい技術を投入したことで実現できたとのこと。テレビコマーシャルではミライースに遅れを取った感がありますが、燃費にこだわり安くというニーズにはアルトエコの方が現状では優れていると思わせるには十分で、企業も競争の中でとにかくカタログ値を超える努力をしていることはわかりました。

 グレード別では2WDのECO-Lで90万、ハイグレードのECO-Sでも100万と、3人ぐらいまでの街乗りでの使用なら(一応4人は乗れますが(^^;))プリウスより相当安く購入でき維持もできるでしょう。しかし、ここまで注目されるにはやはりカタログ上のデータでプリウスの上を行ってこそということはあるのですね。個人的にはハイブリッドカーよりも低燃費なガソリン車があるのなら、そちらの方を選びたいですし。

 スズキの低燃費技術はワゴンRと同じようにリチウムイオン電池を併用していますが、長く乗り続ける場合この電池の信頼性および交換費用が気になるものの、市街地走行で平均的に燃費が20km/lを超えてくれれば、一昔前の原付バイク並みに乗ることができるわけで、私にとっては相当インパクトがあります。

 普段はこうしたエコカーを使いながら旅行の際にはレンタカーでしのぐのも手でしょうし、今後こうした技術がメーカーの他の車でも採用されていく中で、同じくスズキのエブリィバンあたりにこうした技術が導入されて、CVTの設定で出てくるようなら、今まで軽ワンボックスのウィークポイントだった燃費の問題を解決してくれることになるかも知れないので、リッター30キロとは行かなくてもかなりの人気車種になりそうな気もするのですが。

 話をアルトエコに戻しますと、同時に用意されたフルタイム4WDでも30.4km/lの燃費を誇ります。冬の移動でもそこそこの動力性能が期待できる上に、一昔前のいわゆる「燃費のいい軽自動車」以上の経済性があるなら、あえて4WDを狙ってみるのもいいかも知れません。そして同時に、あえてこの車でどう車中泊をするのかということを考えてみるのも面白いかも知れませんね。

ワゴンRから乗り換える場合次は?

 今乗っている型式MH23Sのスズキ ワゴンRですが初年度登録が平成22年1月の車を中古で購入したので、来年早々に車検時期がやってきます。私の場合それほど遠方へ車中泊の旅をこの車でしてきたわけではないので距離を乗っているわけではありません。しかし今後の事を考えると、このまま車検を通してあと2年乗るか、別の車に乗り換えるかということをわりと真剣に考えていたのですが、今車を下取りか買い取りに出すのと2年後に出すのとではあからさまに評価は落ちるだろうことはわかるので、とりあえずは車を乗り換える方向で行くことにしました。

 私は別に軽自動車にこだわっているわけではないのですが、普通車で車中泊しやすい車というのをみていく場合、選択肢というのはそれほどないのですね。個人的にはワゴンRをひとまわり大きくしたような同じスズキのソリオあたりでもいいかなと思っているのですが、まだ発売されたばかりで予算的にちょっと厳しいものもありますし、何より軽自動車の税金の安さと全国を旅して回る場合の有料道路の安さには捨てがたいものがあります。

 となると、購入しやすい価格で売られているもので車中泊のできる軽自動車ということになると、ワゴンRを除けば(当然NBOX+も予算の面で除外しています(^^;))、やはりワンボックスタイプの軽ワゴンになってしまうのですね。

 改めてスズキ エブリィ(4ナンバー)の新古車(登録はしているがほとんど走っていない車)で中古車雑誌を調べてみると、車体価格がだいたい80万円弱ということで、車検費用にもう一声出して今の車を処分すれば何とかならない金額ではありません。今乗っているワゴンRは中古で購入した際には走行が1万8千キロもあったため、ちょっと走るとすぐに走行距離が進んでしまうことを恐れて遠出は控えたようなことにもなってしまったため、ほぼ走っていない車がそれくらいで手に入るなら今よりもさらに車中泊のために出掛けることができるようになると思いますし、なかなかあっても組み立てて使おうという風にはならなかったキャンプ用のコットも普通に使えるようになりそうなんですね(^^;)。

 そういうわけで、目標としては年度末あたりにかけて何とかして車を乗り換えることができるようにいろいろ考えてみたいと思います。以前人から借りて同じような軽のワンボックスタイプの車を使って車中泊の旅をしていた際は自宅で使っていた布団をそのまま持ち込んで寝ていたのですが(^^;)、その当時からするとかなり経験値を積んできたと思いますので、いろいろ試してみたいこともありますしすっかり車を乗り換える気になっているのですが果たしてどうなりますか(^^)。

自分の車の塗装色がお店にない場合には

 新しく車を購入する場合、車種そのものや性能だけでなく、色で選ばれる方も多いだろうと思います。白や黒、シルバーなどの定番では面白くないとあまり一般的でないカラーのものを選んだ場合、ちょっとした補修をしようと思った場合に困ることもあります。それだけでなく、車もちょっと古くなってしまうと、いわゆる定番の色以外のものについてはなかなか店頭で見付けることが困難になってしまうという現状があります。

20121115_142425

 写真はとあるカー用品専門店で撮影させていただいたものですが、これだけの種類がペイント缶が揃っていても、自分の車の色がない場合があります。お店に備え付けの色見本の冊子にも載っていない場合もあり、どうしたらいいかわからずにそのまま帰ってきてしまう方が多いとは思うのですが、カー用品店によっては見本にない色を調合してくれるサービスを行なっているところがありますので覚えていて損はないでしょう。

 色を調合してもらうためには普通の車ならボンネットを開けたところに付いているプレートに刻印されている3桁の数字とアルファベットで構成された「カラーナンバー」を知らせる必要があります。現車でお店に行けばお店の人に調べてもらえるので心配ないですが、そうでない場合は車の取扱説明書でどこにカラーナンバーが表示されているかを調べ、「メーカー名」「車種」「カラーナンバー」およびおおよその色をメモしたものを渡すことで調合できるかどうかを調べてくれます。また、車によっては上下2色の色が番号付けられているので、カラーナンバーだけでは確定できない場合もあるのでそうした情報についても(欲しいのは上下どちらの色かなど)しっかりメモを取ってお店の方に渡しましょう。そして、スプレー缶かタッチアップペンの形のどちらで作ってもらうかということもしっかり伝えましょう。そうして調べてもらって調合可能の場合、仕上がるまでにはある程度の時間もかかり、お店に置かれているものよりも多少金銭的な負担が増えますので、その点も作ってもらう前にお店の方に確認しておいた方がいいでしょう。

 私の場合はドアの縁など、自分ではそれほど意識がないまま塗装が剥がれてしまうような事が結構あるので、タッチアップペンを使って上塗りし、錆を防ぐような事を想定してタッチアップペンを常備しているのですが、幸いにして車の色はスタンダードな黒なので既製品として置かれている色で間に合っています。ただ、今後購入する車によっては、恐らくまた中古車で探すことになると思うので、そう都合良く既製品がいつでも購入できる色になるとは限りません。場合によっては調合して作ってもらうことにもなるかも知れませんが、実際に使う時にも注意したい点があります。多くの色を調合して色を再現している関係から、完全に色が混ざっていないところがあり、違う色が出てくる場合も0とは言えませんので、使う前にはしっかり振って、別の場所に試し塗りしてみて色の状況を確認してから使うようにするのが大事です。それほど多くの方が役に立つ情報ではないかも知れませんし、使い慣れない方がやみくもに使ってもかえって塗ったところが目立ってしまうようなこともありますが(^^;)、車の色を調合してくれるサービスがあるということを覚えておいて損はないと思います。

新型ワゴンRの発電システムへの期待

 現在販売されている新型ワゴンRの仕様は、私の乗っている旧型からはかなり変わっています。「発電するエコカー」というわかったようなわからないようなキャッチフレーズでコマーシャルを展開していますが、基本的にはハイブリッドカーの類ではありません。普通のガソリンを使い燃料をできるだけ走行のためだけに使い、アイドリングストップを減速時にも行なうことでリッター30km/lに迫る(カタログ値では28.8km/l)性能をたたき出しているということです。果たして車中泊カーとしてはどうなのか、考えながら紹介させていただこうかと思います。

 普通の車の場合、エンジンの力によって常時オルタネーター(発電機)が回って走行および車内で使う電気をまかなうようになっています。備え付けの鉛蓄電池に充電される分を超過して発電してもそのままになってしまうので、先日こちらのブログで紹介したようなアイソレーターという機具をつなげると、常に出力を出し続けている発電機から余った電機をサブバッテリーの充電に充当することになるので、ある意味効率的に電気を貯めることができます。

 しかし、わざわざサブバッテリーを搭載したり、電装品をこれでもかと付けまくるようなユーザーはワゴンRのユーザーにはそれほどいないでしょうから、メーカーの方では燃料を車の推進力に極力使うため新たなシステムを作りました。オルタネーターの能力を上げつつアクセルを踏んで回転が上がる場合には敢えてオルタネーターを動作させず、ブレーキを踏むなどして惰性で車が進む時に(当然ながらそういう状態の場合には燃料はほとんど消費されません)積極的にオルタネーターを動かし、そこで充電するというシステムを作りました。そうして作った電気を付属の鉛蓄電池に充電するだけでは走行時にメインバッテリーが減ってしまうので、助手席の下に置いたリチウムイオンバッテリーにも充電することで、走行中の電力消費にも対応したというわけです。車を運転していて常にアクセルを踏み込んでいるわけではないので、惰性で車が動く時だけ充電するような仕組みでも十分だということなのでしょうね。

 そう考えると、走行中充電を見越してポータブルバッテリーや自作の鉛蓄電池によるサブバッテリーを使おうと考えた場合、新型ワゴンRの場合はまずリチウムイオン電池から放電され、それが足りなくなったらオルタネーターが作動するような感じになるのかも知れません。基本的には走行中にオルタネーターを作動させないということですから、走行中にサブバッテリーを充電するためにリチウムイオン電池を放電させることになるのでしょうが、そのようにして放電と充電を多く繰り返したリチウムイオン電池の消耗度にどんな影響が出るのか、これはある程度時間が経たないとにわかには判断できないでしょう。しかし、ハイブリッド車に搭載されているような燃料電池と比べてリチウムイオン電池は安価に交換できると思いますし、上記のように特殊な使い方をしなければ(^^;)十分リチウムイオン電池は長期間性能を維持すると思いますので、以前のワゴンRとそれほど変わらない価格で燃費が伸びるということにメリットを感じるならば、乗り換えをする意味も出てくるでしょう。

 なお、カタログによるシートアレンジを見ると今までのワゴンRのように助手席を前倒しにしてフラットな空間を作ることはできそうですので、その点では車中泊に問題はないでしょう。ただ、私自身がワゴンRに乗っていて言うのも何なのですが、スペアタイヤを省略してまで燃費を伸ばすよりも、いざパンクをした時にタイヤ交換で何とか走れるという装備は付けた上で燃費向上を目指して欲しかったと思います。元々、こうした軽自動車で長距離の移動を含めた車中泊の旅なんてものはメーカーが想定していないと言われればそれまでですが、今の軽自動車は人にもよると思いますが、長距離走行をしても普通車並みに走らせることができると思っている方もおられることでしょう。ホンダのNBOX+のような車も出てきただけに、単なる燃費競争でない魅力的な車中泊にも使える車を出してほしいですね。今回のスズキの技術を使えばリチウムイオン電池ではなくユーザーレベルで簡単に交換可能で安い大型の鉛蓄電池をセットして充電し、家電製品も使えるコンセントが付いたサブバッテリーを標準で搭載することもできるかも知れませんし、将来車のボディに塗装するタイプの太陽電池が実用化されれば、さらに面白いレジャー用の車が作れそうな気もします。どちらにしても今後のこうした技術の発展には大いに期待していいのではないでしょうか。