海外からの旅行客の影響か、ビジネスホテルの料金も上がる中で車中泊を選択する方もいるかと思います。ご夫婦や家族で車中泊をする場合には、それなりに大きな車を選び、家族全員が手足を伸ばして寝られるようにすれば、その日の宿を考えずに体を休めることができますが、一人で車旅をする場合には他の選択肢もあるかと思います。
さらに、シートをリクライニングさせるぐらいで体を伸ばして休むことができない車を乗っている方は、一日だけならまだ我慢もできるでしょうが、連日狭い車の中で車中泊をするような「修行」はエコノミークラス症候群で最悪の場合命にも関わることがあります。どんな場所でも良いので、体を休ませることのできる施設を利用する方が良いと思います。
テントを持って行ってキャンプ場というパターンも十分ありですが、今回は地方にも多く駐車場も完備している、恐らく郊外型のカラオケ店の居抜きが多いと思われる「ネットカフェ」の中、今回は私の地元にも店舗の多い全国チェーン「快活クラブ」の利用について調べてみました。他のネットカフェでも同じような利用はできると思います。
このネットカフェは、24時間営業していてパソコンをはじめとする様々な時間を過ごす設備があり、パソコンでなくても漫画も常備されており、昔は終電を逃した際の始発までの時間を持たせるために利用させていただいていました。となると主に大都市の駅近でお店を探すことが多かったのですが、今回紹介する快活クラブは地方にも駐車場付き(無料)の店舗があるので、そうしたお店を旅先で見付けて体を休めるために立ち寄ることもありという気がします。無料で使えるシャワーもありますし、Web予約が可能な鍵付きの個室が休憩に利用する場合にはベストです。
ただ、気を付けなければならないのは、ネットカフェは宿泊業ではないので、普通にビジネスホテルやカプセルホテルに泊まるのとは違ったルールが存在します。その一つが「ネットカフェ側が提供する食材は個室で食べることができない」ということです。
ネットカフェでは基本料金だけでフリードリンクや、ソフトクリームなどを飲食可能な場所で食べることができ、さらにお金を出して食事を出してもらうことができます。本来なら人に見られない個室で食べたり飲んだりしたいところですが、その辺は宿泊施設でないため、制限があるのです。
しかしながら、多くのネットカフェでは一旦受付をすると出入り自由で、コンビニやファーストフードなどで買った飲食物をネットカフェ内に持ち込むことができます。個室に持ち込むことはネットカフェ提供の食料ではできませんが、ネットカフェとは関係のない所で利用者が購入したものであれば、個室内の飲食は可能というルールもあります。まさに娯楽・休憩施設と宿泊施設とのグレーゾーンで営業しているという感じですね。
実際に旅行中の宿代わりとして使う場合には、事前に食事をしてから入館するか、食事は外でテイクアウトして個室で食べつつ、ネットカフェが提供する飲み物などを飲む時だけは部屋を出て所定の場所でいただくようにするという利用の仕方が良いでしょう。
もっとも、ネットカフェの料金の仕組みは日毎の料金ではなく、時間に対して上がっていくようになっています。限られた時間の中で体を休めるということを考えると、「ナイトパック料金」が設定されている場合にはその時間内に出られるようにネットカフェでの時間の過ごし方を考え、シャワーで汗を流して仮眠を取ることに重きを置いて過ごし、フリードリンクだから、ネット使い放題だからといって体を休めることを第一に考えて利用することが大事だと思います。
ただ、今後の海外からの観光客の動向によって、ネットカフェのサービス形態も変わってくる可能性は十分にあります。料金も高くなるかも知れませんし、他の宿泊方法と比べてメリットが少なくなってくる可能性もありますので、その点は最新の情報を旅行前にきちんと確認してからお出掛けになることをおすすめします。