月別アーカイブ: 2013年4月

メーカーによるユーザー囲い込みは業績を伸ばすか?

 先日、PHS電話のウィルコムから新しい電話機の発売に関するメールが来ました。WX03SHというシャープ製の端末は、防水だけでなく防塵性まで付けたという事で、詳しい機能をネット上で調べてみました。

 この機種の売りの機能は防水防塵だけでなく、Bluetooth機能搭載でスマートフォンと連携できるというものもあります。Bluetooth機能でスマートフォンからの着信を受けたり、スマートフォンの番号で発信できるというのは私の持っているソチウスやHoney Bee5と同じですが、この機種には更に「CLIP DISPLAY」機能というのが付いていて、スマートフォンに専用アプリをインストールする事によって使える機能だそうです。スマートフォンに届いたメールやSNSのメッセージを当機種の画面上でまるでスマートフォンのサブディスプレイのように閲覧できるとのこと。これは便利だと色めき立ったものの、注釈がありました。

 使えるのはアンドロイドスマートフォンの中でもバージョン4.1以上か、4.0の中でもメーカーが同じシャープ製のスマートフォンに限られるとのことです。私が使っている古いスマートフォンはバージョンを4.0.3まで上げてあるものの、シャープ製ではないのでこの機能は使えないという事になりそうです。

 このように、新しい機能をアピールするのは結構なのですが、多くのユーザーをぬか喜びさせておいて、結局自分の会社の製品(今回の場合はスマートフォン)を買わせるために付けたような機能を宣伝されても困るのですね(^^;)。こういった話というのは以前もあって、スマートフォンとの連携という事で言えば、カシオが発売したBluetooth4.0を使ってスマートフォンとの通信ができるGショック BLUETOOTH WATCHがありました。その1号機はカシオと提携しているNECの一部の機種としか連携できない仕様になっていたのです。カシオは次機種になってようやくアンドロイドの他iPhoneや、シャープの一部機種でも使えるようになったのですが、私の持っているスマートフォンではどちらにしても使えないので、興味はずっと持っていたものの今も購入できずにいます。しかしiPhoneに対応した意味は大きく、常にiPhoneを持っていたくないユーザーには朗報であることは間違いありません。電話やメールの着信をGショックの画面で確認できるので、今回紹介したウィルコムの電話機とスマートフォンを連携させるよりも、iPhoneを使っている方はむしろこのGショックシリーズを使った方が便利で長く使えるのではないかと思います。

 今回紹介したスマートフォンとPHS電話機を連携させるという場合、もう一つの問題があります。現状で電話機やスマートフォンを普通に購入する場合、そのほとんどが2年などの縛りが付いていまして、途中で清算するような事をすると一時に大きな金額の支払いを迫られるようになってしまいます。今回のように他の端末の組み合わせて便利な機能があるものが新たに発売された場合でも、現在自分が使っている端末に対応していれば問題ないのですが、特にアンドロイドのスマートフォンは多くのメーカーが製品を提供していても細かいOSのバージョンや機能の違いがあり、さらにアップデートに対応するしないの差もあるため、使っているスマートフォンでそのまま新しい機能を使えるかどうかは疑わしいものです。自分の端末が対応していない場合で、何とか連携する機能を使いたい場合は、今使っているスマートフォンが自由に機種変更できるまで割賦金を毎月払いながら待つのが普通です。もし機種変更してから日が浅かったら、割賦での購入期間を終え、ようやく対応する端末を探そうと思っても、スマートフォンの商品サイクルが早いこともあり、当時対応端末としてカタログやサイトに掲載されていたものがすでに店頭では品切れになっているような状況も当然考えられます。私が思うに、魅力的な機能を打ち出すのなら、多くの人がそのまま使えるよう、発売時に多くの人に使われているスマートフォンのOSバージョンくらいは出来るだけカバーするようにされた方がいいと思うのですが、現状はこんなところなのですね。結局、新しい魅力的な機能があってもそれを使う端末が手に入らず、便利な機能が使われないまま商品としての終焉を迎える可能性すらあるのです。

 そう考えるとウィルコムのWX03SHは従来の端末と比べると防塵機能が必要な場合は機種変更するかも知れませんが、何しろ私が現在使っているPHS電話機、ソチウスの割賦支払い期間が終了していませんし、私が買える状況になって市場から消えていたらそれはそれで諦められる端末であると言えるかも知れません。日本のメーカーもユーザー囲い込みのような新製品を出したところで、ほんの一部の稀有なユーザーにしか使われないであろうという事をしっかりと認識していただきたいものです。


So-net NURO LTE 低額プラン「NURO LTE ライト」の損得勘定

 ここのところNTTdocomoのスマートフォンやタブレット端末用の通信カードを低額で使えるドコモMVNOを利用した通信サービスの新しいものが続々出てきていますが、So-netも新たにこの分野に参入してきました。

 高速通信をうたうサービスもありますが、私が注目しているのは低額で使える月額980円の「NURO LTE ライト」です。通信速度が上下とも最大150kbpsとアナウンスされているので、ここだけ見るとIIJmioのサービスに近いのかなと思います。さらに、別途料金を払って高速通信を使えるチャージができ、100MB分が525円、500MBが2205円、1GBが3990円となっています。当月中の最大チャージは3GBまでですが、チャージの効力は手続きの翌月から3ヶ月までとのこと。ただ残念なことに、他の業者が行なっているようなユーザー側での高速と低速の切り替えは不可で、一旦チャージすると容量を使い切るまで高速通信のみとなります。また、そうしたチャージをしている状況でもデータ量によっての速度制限は行なわれ、当日を含む直近3日間で500MBを超えるとスピードが制限されるようです。さらに最低利用期間が1年なので、契約後1年以内に解約した場合、違約金3,150円がかかるという点にも注意が必要です。

 ここまで見ていくと、IIJmioと比べるとわざわざ乗り換えるメリットはなさそうに思いますが(^^;)、実はもう一つ大きな特徴があります。契約申込時に限りますが、SIMカードを2枚追加して合計3枚体制で使う事ができるとのこと。具体的には追加SIM1枚につき月額158円とユニバーサルサービス料を支払えばいいという事です。机上の計算だけですが、申込時にSIM3枚を使うための料金は、

980円+158円×2+3円×3=1,305円+消費税

 となるはずです。家族で使い回すような場合を考えSIM1枚あたりの基本料金を計算すると、1枚あたりは435円+消費税となり、DTIのSIMカードの基本料金より安くなります。(この記述についてはネット上の情報を調べて書いていますので、実際の料金請求に関して違った金額になる場合もあるかも知れませんので、契約を考えている方はSo-netの方に料金の確認をしてから判断される事をおすすめします。)

 私が現在使っている楽天ブロードバンドLTEとDTIのカード2枚で月額は約1,500円となっていますので、それよりも安くさらにもう一台に差して使うことができるという点からすると、So-netのサービスを選ぶメリットもあるというわけです。

 ただし、一度チャージしたらそのまま高速で使い切らないといけない高速通信のシステムや、解約する際は3枚いっぺんになるため、家族3人でそれぞれ使っているような場合、解約する場合は全員の契約が解除になってしまうなど、すぐ飛び付いてあとでこんなはずではなかったと後悔しないように、十分な自分の使い方の分析が求められる契約ではないかと思います。

 このプラン内容を見て使えそうだと思ったのは、個人でスマートフォンとタブレット端末など複数の機器を使い回したい場合などや、将来iPhoneの新機種をdocomoが出した時に備えて標準SIM microSIM nanoSIMの3枚で契約する(So-netでは上記3種類のSIMカードを用意しています)というパターンは面白い気もします。もしdocomoからもiPhoneが発売されれば、時間の経過とともに白ロム端末も出回るでしょうから、今からこの組み合わせを持っていれば、通信サービス自体が端末に対応しない場合を除き、古いもの新しいものを含めてアダプターを利用しなくてもサービスをカードを差すだけで利用する事ができるようになるでしょう。もちろんアダプターも多く市販されているので、現状でもnanoSIMをmicroSIMや標準SIM用の機器に差して使う事も持っている端末によっては不可能ではないと思います。単に金額的に安いという事だけではなく、あらゆる状況に対応する複数の通信カードを気軽に持ちたいという方には意外とおすすめなサービスかも知れません。ただし、以前のOCNのサービス紹介の際にも書きましたが、サービスの開始とともに混雑時のスピードがどうなるかという問題もありますので、急ぎでない場合はネット上の様々な口コミをじっくり読んで判断するのがいいのではないでしょうか。


静岡名物の「安倍川餅」をいただく

 これは先日の話ですが、休日に市内中心部に行ったり、どうしても中心部を通って出掛けなければならない場合、下手に車で出掛けると渋滞にはまってどうしようもなくなってしまうことが結構あります。そういった理由で遅れたくなかったということもあり、時間通りに用意を済ますために車でなく原付を使うことにしました。久しぶりの原付によるちょっと遠くへのお出かけとなりました。これから天候も良くなるにつけ、こういった機会も増えてくるでしょう。

 用意の方はつつがなく終了し、そのまま帰っても良かったのですが、普段なら行くことのない観光名所でバイクを停めました。江戸時代から続く安倍川餅のお店「石部屋(せきべや)」さんです。

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 店構えからそれなりに歴史を感じるところではありますが、写真の奥にある駐車場には数台の車しか入れないため、混んでいる場合は諦めざるを得ないというのが正直なところなのですが、原付の場合は余裕です。ただ、入店した時には他のお客さんも全くいなかったので、一人で店内で食べることなく、折り詰めのおみやげ二人前(1200円)を持ち帰ることにしました。

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 おみやげ用の安倍川餅は、店内で食べる時と同じようにあんこ餅ときな粉餅が半々に入っています。また、きな粉にかけるお砂糖は別になっています。店頭だけで販売するメニューにはわさび醤油でいただく「からみ餅」もあり、そちらも絶品ですが、そこは安倍川餅の名前の由来となったきな粉でいただくのも乙なものです。ちなみに、店頭で食べる場合は安倍川餅もからみ餅も一人前600円となっています。

 私のように持ち帰る場合に注意したいことは、おみやげと言いつつもつきたてのお餅で混ぜ物なく作っているということもあり、夏の間は当日中に、その他の季節でも翌日までしか賞味期間がありません。駅周辺や高速道路のサービスエリアなどでおみやげとして売られている安倍川餅とはそこが違いますので、名物となった当時そのままの味を楽しまれたい方はぜひ現地まで足を伸ばしてみてください。店頭で食べられるにこしたことはありませんが、店が混んでいるような場合は今回の私のように折り詰めにしたものを買って景色のいいところで食べるというのもまたいいものです。

 今回購入したお餅は自宅でゆっくり食べようと思ったのですが、突発的にやって来られた親戚にそのほとんどを食べられてしまいました(;_;)。地元で生活していてもつきたてのお餅を食べる機会はそうそうないため、やはりおいしかったようですね(^^;)。まあ、食べたければまた買ってくるなり、空いている時間だったら直接お店の中で食べればいいので近いうちにまたリベンジしたいと思っています。


テロ社会では車中泊も難しいので……

 アメリカ・ボストンで起こったボストンマラソンのゴール付近の2回の爆発は、私がこの文章を書いている時点ではまだテロ事件と決まったわけではないものの、世界中にテロの恐怖を改めて感じさせることになりました。私が身近に体験した爆発と言うと、かなり昔の話になりますが、静岡駅前のゴールデン地下街という商店街で起こった大規模なガス爆発事故でした。たまたま事故があったその日の午前中、用を足しに事故現場である場所の上を自転車で通っていたので、事故の惨事を見てその大きなエネルギーに大変な恐怖を覚えたものです。

 どちらにしてもボストンでの爆発は偶然による事故ということはほとんど考えられないので、今後はなお一層のテロ対策が世界中で講じられるようになるでしょう。日本においても今後のオリンピック招致の結果如何によっては首都圏を中心としたかなりの範囲において大規模な警備が行なわれることになると思います。

 過去の日本でも駅からごみ箱が撤去されたり、検問が強化されたりしましたが、さまざまな荷物を積んで車中泊をするなんてことは、取り締まる方からするときな臭さいっぱいの車と見られてしまうでしょう。以前ロケット砲が発射されたテロが起きた際には、天体観測用に望遠鏡を車で運んでいた人が、検問中に何度も望遠鏡の入った箱から望遠鏡を取り出し、それが決して武器ではないことを説明しなくてはならくなったというような都市伝説がありました。現在のテロの形態は今回のような爆発物を使った無差別型のものもありますが、目標物がはっきりしている場合は自動車に爆薬を積んで突っ込む自爆テロもけっこうあります。恐らくテロを取り締まる側としては普通でない怪しい車と見れば徹底的に調べられることが予想されます。かくいう私の車も普通の軽自動車ではあるものの、コンテナの中に必要なものを詰め込んでいますので、検問で止められてコンテナのものを全て出されて検査され、またしまって少し走ったらまた検問にあって同じようにコンテナの中味を出し入れされるような事になったら出掛けることですら自粛してしまいそうです。そのように調べられて、単に中を見られてお咎めなしならそれでもいいですが、もし包丁類が見付かれば軽犯罪法にひっかかりますし、ガス缶、液体燃料を積んでいる場合もかなりまずいように思います。車中泊の旅に出掛ける最中だとなおさら、説明のためにかなりの時間を要することが予想されますので、旅の行程自体が変更を余儀なくされてしまうかも知れません。というわけで、実際に検問が張られている所を通行する際には、凶器や爆弾を連想させるものは車らか降ろしておかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がなくはないので改めて注意しましょう。

 また、深夜に駐車場を使い、カーテンで中を覗き込まれないようにして何をやっているかわからない車が道の駅や高速道路のサービスエリアを占拠するような状態も当局には好ましくない状況だと言えます。仕事で首都圏を抜けるトラックもあるので深夜の休憩や仮眠を含んだ深夜の駐車車両を全て追い出すことは難しいとは思いますが、危険が予想されるエリア内においては今後、車の中で寝ることすらプレッシャーがかかるぐらいの巡回が繰り返され、普通の神経では仮眠すらできないような状況が起こるかも知れません。

 そう考えるとオリンピックの招致活動をもろ手を挙げて賛同できないと思うわけですが、サッカーのワールドカップの当時にはテロが起こるなんてことはあまり考えずに多くの人は世界的なスポーツイベントを楽しんでいたように思います。当時の事を思うと改めて時代は変わったなと思いますね。ちなみに、私はその時に24時間インターネット上のFIFAのサイト張り付いて静岡で行なわれた予選リーグドイツ対カメルーンの試合と、準決勝のトルコ対ブラジルの試合のチケットをゲットしました。準決勝の試合の場所は埼玉スタジアムだったので車で行ってきたのですが、行き帰りの東名高速道路はサービスエリアを含め目立った警戒もありませんでした。FIFAのサイトからは頑張れば日本国内で行なわれる試合のチケットを結構取ることができ、大分での試合のチケットが取れそうになった際には行こうかどうしようか迷った挙句放流したことがしみじみ思い出されます。当時でも何とか外からのインターネット接続環境は持っていたので、やろうと思えばワールドカップ開催期間中は仕事をせずに(^^;)、車中泊で移動しながら日本全国を飛び回りつつワールドカップを堪能することもできたと思うと、今になってそういう事をやっておけばよかったと後悔する部分もあります。

 今後の車中泊に関する世間の目ということを考えた時、小規模なものでも実際にテロ事件が起こってしまったというような状況になってしまうと、しっかりとマナーを守ってやっていても地域や場所によっては車中泊すること自体がNGになることも十分考えられるところです。そうなってくると、やはりいつか行こうと思って行けないままでいるというのは行けなくなってから後悔する可能性もあるので、行こうと思う気力があり、行ける環境があるうちに行っておこうと個人的には思っています。


Google Nexus 7 その6 外付キーボードとマウスで最高の入力環境を作る

 一般的にアンドロイドやiOS搭載のiPhoneやiPadでキーボードから入力するためにはbluetoothで接続するキーボードを使うのが一般的だろうと思います。Nexus 7用にも本体の画面を保護するケースとしても使え、まさにあつらえたような小型のbluetoothキーボードが売られていますが、セットで持ち出せるコンパクトさはともかく、ノートパソコンのキーボードと比べても満足に入力を行なえるだけのものではないでしょう。少なくともノートパソコンと同等に日本語入力をしたい場合にはもう少し大きなサイズのキーボードを選ぶべきでしょうし、個人的には以前紹介させていただいたNintendo DS用に売られていたポケモンキーボードくらいの大きさのものは必要ではないかと思います。

 ただ、Bluetoothキーボードはどうしても売っている数自体が少ないということもありますし、自分の手になじむキー配列や打ちやすさを追求したキーボードを使うためには別の選択もあります。というのも、Nexus 7はbluetoothによる無線接続だけでなく、ケーブルによる周辺機器接続をサポートしています。さらに前回紹介したようにUSBハブをホストケーブル経由で接続すれば、キーボードとマウス(トラックボール)を同時に使う事ができます。使用する機器に制限はないので、USB接続のものならまず普通に動きます。というわけで、手近にあったキーボードとマウスをつないでみました。

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 このキーボードはpfuのHappy Hacking Keyboardの廉価版でLite2というものですが、キーの打ちやすさはProfessionalには劣るものの、キーボード本体に2つのUSB出力端子が付いているので、別にハブを付けなくてもマウスやテンキーを付けて同時に使えます。このように、安価なUSB接続キーボードでもいろいろ便利な機能が付いているものがあるので、持ち運びをするためのサイズとキーの大きさなどのバランスを考えて選ぶのがいいでしょう。もちろんこのキーボードはUSB接続のものですから普通のパソコン用のキーボードとしても使えますので、入力のしやすさにこだわって購入するのもいいのではないでしょうか。

 マウスについても手に馴染むものであったり、そもそもモバイルで使うことを前提にするという事でしたら、マウスパッドのいらないトラックボールの方がいい場合もあるわけで、使われる方の使用条件によっても必要なものは変わってくると思います。写真に写っているのはかなり昔に購入したモバイル用のマウスで、光学式ではありません。とりあえず新たにマウスを購入することもないと思うのでこのまま使いますが、スタンドにNexus 7を立ててキーボードから入力するように使っていると、やはり画面をタッチして使うよりもマウスやトラックボールでアイコンを選択したり画面をスクロールする方が楽ですので、安いものでもキーボードとセットでそろえておけばパソコンと比べても違和感なく使えるようになってくるでしょう。

 ケーブルで周辺機器をつなぐ事についてのメリットとして、無線のように設定する必要がなく、うまく繋がらない場合があったとしてもケーブルの抜き差しで解決する場合が多いということが挙げられます。Bluetoothでの接続はいったん繋がってしまえばわずらわしいケーブルから解放され、Nexus 7を使いながら充電できるというメリットももちろんありますが、いざ使おうと思った時に突然接続が切れてしまって設定の方法がわからないなんてことになったらストレスがたまりますし、Bluetoothを使う周辺機器は電池を使うためどうしても電池切れの場合も出てきます。本当は無線でも有線でもどちらでも使えるキーボードが出てくれればいいと思うのですが、もし自分の回りに小型のUSB接続のキーボードがある場合はまずは接続してその扱いやすさを体験してみるのもいいかも知れません。


無料送迎バスの情報を仕入れよう

 昨日はちょっと変わった形でお出掛けをしてきました。先週の金曜日にJR東静岡駅のすぐそばに三菱地所がプロデュースした大型ショッピングセンター、「MARK IS 静岡」ができたのですが、さすがに大混雑は目に見えていたので、わざわざ行く気はなかったのですが、たまたま車で近所に買い物に出たら、その大型ショッピングセンターへ行くための臨時駐車場が出来ており、さらにそこから無料の送迎バスが出ていることがわかりました。

 自宅からその臨時駐車場までは歩いても行ける距離でしたが、こういうのも面白いだろうとわざわざ車を使ってその駐車場に車を停め、そこからバスでショッピングセンターまで向かいました。ショッピングセンター併設の駐車場は有料ですが、臨時駐車場はお金を取らず、送迎バスも当然無料なので、何か得をした気分でした。

 バスに乗って現地へ近づくにつれ渋滞は激しくなって行きましたが、その辺はさすが直行の送迎バスで、普通の車が遠くの駐車場に誘導されるところ、割と近くの場所まで行くことができ、帰りも一般車両がほとんど通らない道を通る事ができたので、かなりスムーズに行って帰って来られました。さすがにお店の中は大変な混雑でしたが、実際に出掛けてみて次に行く場合の傾向と対策が考えられましたので、あえて混雑が予想される中でしたが出掛けてみてよかったです。

 多くの方が車で旅をする場合、車というのはどこでも行けるためつい無理をして渋滞の激しい市街地に入って駐車場所に苦労する事もあるかも知れませんが、もし事前にこのような無料送迎バスがあるという事がわかれば利用しない手はありません。私は昨年のゴールデンウィークには金沢市を観光するために郊外の有料駐車場所に車を停めて、シャトルバスで市内中心部に入りましたが、その際には単なる駐車場と市内の往復ではなくて、効率よく市内のスポットを巡る事ができる駐車場利用者専用のバスが動いており、そのため観光のための交通費はかかりませんでした。金沢市の場合は今年(2013年)はこうした取り組みは行なわないようで残念ですが、多くの人が訪れる観光地で駐車場が少ないような場所では同様のサービスが行なわれる可能性がありますので、事前に自分の行きたい観光地の交通事情についてよく調べてから旅立たれるというのがおすすめです。

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 今回私が使った送迎バスは単なるショッピングセンターまでの移動だけなので観光ではおすすめしませんが、人出は多いと思われるので、とりあえず土日とゴールデンウィーク期間は継続して実施されるようです。混んでいる店内で一番の人気は写真のファースト・フードの「クリスピー・クリーム・ドーナツ」でした。約1時間待って多くの人たちがドーナツを箱買いしていましたが、静岡の人にとっては東京や名古屋まで行かなくても食べられるというのはある種の人によってはインパクトが高いようです。それでも最近では大規模なショッピングセンターが増え、状況によってはそれを旅の目的の一つにする方もおられるかも知れませんので、このような無料送迎バスと駐車場の情報についても一応チェックしておくと何かの役に立つかも知れませんね。


これは本命か! OCN モバイル エントリー d LTE 980 の仕様について

 Amazonのショッピングサイトに出現した、NTTコミュニケーションズが販売する初期費用3,150円、通信料月980円のLTE通信ができるSIMカード、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」が大きな話題となっています。私がこれを書いている2013年4月13日現在、標準SIMは月末の出荷が可能になっていますが、多くの方が使われるだろうマイクロSIMタイプは入荷未定となっています。それだけ注目され、多くの注文が入っているからなのでしょう。

 それもそのはずで、LTEのハイスピードが1日30MBまでの限定ながら(30MBを超えた場合はスピードが100kbpsに制限されます)使えるというふれこみなので、単純に一か月30日としても一月で900MBもの高速通信ができてしまうわけで、これまでの他業者が月1GBで安いところでも1,980円でやっていたことを考えるとおよそ半額で使えてしまうわけです。もちろん、1日ごとに高速通信できる量が決まっているので映画や大量のファイルをダウンロードするには向きませんし、1日ごとのデータ量は翌日に繰越することはできませんので、毎日使わないとメリットが出てきません。しかし、スマートフォンやタブレット端末をデータ通信を抑え気味に使う分には全く問題なく高速通信を楽しめるでしょう。

 とりあえず製品についての説明からわかっていることは、これを書いている現状ではLTE通信専用になっているので、3Gのルータやスマートフォンにカードを挿入して使えないということがあります。もっとも、NTTコミュニケーションズもこういったユーザーからの声を受けて、3G端末で使えるように仕様変更を近いうちにするというアナウンスをしているため、もしこのSIMがIDEOSのようなテザリング可能なSIMフリーのスマートフォンで使えるようになれば、多くの端末で使えるようになるため、なかなか魅力的に映ります。

 ここで、こうした内容を冷静に分析すると、やはりポイントはどういった使い方をするかということに尽きると思います。音楽や動画をダウンロードするような使い方は論外として、IP電話やネットラジオなど常時データをやり取りする使い方でも1日30MBの容量はすぐに使い切ってしまうでしょうが、ネット閲覧やメール送受信に加えて、ちょっとしたアプリのアップデートくらいに使っているなら、何とか一日30MBくらいで収まるかも知れません。ある程度自分で使うデータ量を抑えながら使おうと努力できるなら、こちらのプランが最強かも知れません。

 その上であえて現状での問題を挙げてみると、提供されるSIMが標準とマイクロしかなくnanoの設定がないという点と、良くも悪くも1日30MBを超えると速度規制が入るので、旅行の際など1日に30MB以上高速で接続したいと思っている人にとっては追加クーポンで高速通信が使えたりするサービスの方が使い勝手がいいということもあるでしょう。また、他社が現状のサービスを続けるのかそれとも対抗措置を出してくるのかという見極めも購入のタイミング的に重要になります。

 個人的にはこうしたサービスを渡り歩き、すぐに乗り換えれば乗り換えるほど初期手数料の分だけ余分にお金を払うことにもなりますし、プロバイダが宣伝するスピードに踊らされず、ユーザーによって明らかになるであろう実質の速度(非規制時・規制時それぞれ)をまずは確認してから乗り換えを考えればいいのではないでしょうか。

 これから初めて購入したいと思われる方は、まずはSIMカードが潤沢に在庫として存在するまで待てないなら他社に行かざるを得ないでしょうが、多少待てるというなら安定してSIMカードが供給されるまで待ってから購入を検討されるといいでしょう。その際、毎日少ない量の通信をするならこれでいいでしょうが、旅行などの時だけそれなりにまとめて高速通信したいと思われるなら、月200MBまで高速通信が使える楽天ブロードバンドLTEや、毎月の費用や追加クーポンの価格が安く、スマートフォン上のアプリでクーポン適用のON OFFが自在にできるDTIの490円SIMという選択もいいかも知れません。高速通信よりも常時100kbpsを割る事のない安定した回線の方がいいというならば、IIJmioという選択も十分にあり得ます。

 ただ、ここでもう一つ気になることがあります。サービス開始を伝えるニュースの中で、こんな一文を見付けました。

「1枚のSIMカードで通信速度や通信容量を選択・変更できるサービスの提供も検討中」
(ケータイwatch 2013.4.8分のニュースより)

 つまり、普段は低速通信で使っておいて、必要な時に高速で使えるデータ通信を確保するような使い方がきめ細やかにできるサービスがこれから出てくる可能性も今後あるということです。こうしたサービスは現状のサービスを使っている人にそのまま受け継がれるのかも知れませんが、契約内容の変更ができず、改めての新規購入が必要になる場合もあるわけで、やはりあせって契約するにはまだちょっと時期が早いのではないかと私自身は思います。

 ともあれ、NTTの関連会社であるNTTコミュニケーションズがサービスを開始したという意味は軽くはなく、同業他社の動向も含め、改めて自分の利用形態に合ったサービスを提供してくれるところをじっくりと判断していきたいと思っています。


片手で簡単に日本語を入力する方法がある?

今回はキーボードによる日本語入力の方法に関わる話です。皆さんはキーボードによる日本語入力というと、英字を使ったローマ字入力か、キーボードに刻印されているカナを直接入力できるJISカナ入力しかないと思われるかも知れませんが、長いキーボードによる日本語入力の歴史の中で、細々とではあっても使い続けられてきた特殊な入力方法というものは存在します。この辺の話は以前もこのブログでさせていただきましたが、今回は片手入力という入力方法について詳しく紹介させていただきたいと思います。

一般的に片手による日本語入力といいますと、手の指一本でキーボードの刻印を見ながらローマ字入力する方法が思い浮かぶと思いますが、もっと簡単に3段10列キーボードの一部を使ったり(ホームポジションの右手側と左手側を利用した別の設定があります)、テンキーを使って(こちらは右手用のみ)日本語入力をする方法があります。これは、主にキータイピングのメール講座(有料)を行なっている増田忠士さんが考案された「チョイ入力」という独特の入力方法です。この入力方法はキーに書かれている文字を基準にするのではなく、あくまでキーボード上に置く指を基準にして入力するため、最初はとっつきにくいかも知れませんが、規則性があるので慣れてくれは手元を見ずに入力できるようになります。具体的にどのように入力するのかは、こちらの図をご参照下さい。

第一打
第二打
人差し指
中指
薬指
小指
人差し指
中指
薬指
小指
NumLock
/
*
NumLock
/
半濁音
タ行
ナ行
ハ行
+
エ段
オ段
9
濁音
ア行
カ行
サ行
+
ア段
イ段
ウ段
同上
マ行
ヤ行
ラ行
enter
1
2
3
enter
ワ行
0
.
enter
0
0
.
enter

 

指の動かし方については両手で入力するよりも片手の方が動きは少なくて済むので、入力の早さは両手入力より遅くなるとは思いますが、片手を怪我したような場合は両手で自在に入力すること自体が無理になるわけですから、かなり実用的に使える入力方法だと思います。また、車中泊の旅の中でパソコンが使える場合は、外付けのテンキーをつないで手元でネット検索のためのキーワードぐらいを入力できれば十分でしょう。特に冬などはこうした入力方法が使えると寝袋や布団の中に入ったまま作業できますね(^^)。ただ、この入力方法を実現するためには、ATOKやMicrosoft IMEでは使えません。実は私たちが無料で入手できるパソコン用(Windows)のIMEの中で、Google日本語入力において設定ファイルをセットすることで使うことができるようになったのです。これは実に画期的だと思うのですが、まだほとんど入力方法を含めて知られていないのが残念です。

http://keyboard.la.coocan.jp/others.html

興味のある方は上のリンクから問い合わせて無料の資料をメールで送ってもらい、添付で付いている設定ファイルをGoogle日本語入力の「プロパティ」→「一般」→「ローマ字テーブル」の編集ボタンをクリックして登録すればすぐに使えるようになります。いつも使っているローマ字入力などの入力方法はATOKやMicrosoft IMEで使うようにすれば、片手入力を使いたい時だけGoogle日本語入力に切り替えればいいだけで、日本語入力の方法を使い分けるにはIMEを変更するだけですから簡単です。個人的には片手入力だけなら有料の講座を受講しなくても一通り打てるようになると思いますが、両手を使った発展形の日本語入力「両手チョイ入力」を極めたいような場合は有料の講座で少々タイプの練習をすれば従来の日本語入力よりも高速で日本語の入力ができるようになると思いますので、現在の入力方法に不満がある方にもおすすめです。

改めて片手入力については、以前は独自配列の片手キーボードが多数存在していましたが、ハードは企業の方針転換や倒産などユーザーには関係ない所で使い続ける事ができなくなってしまう可能性が高く、悔しい思いをしている方も多いかと思います。その点、今回紹介したGoogle日本語入力に設定ファイルを読み込ませるだけという方法はお金もかからず、極端な話Googleという会社が潰れない限り使えると思いますので、両手だけでなく片手で日本語入力をしたいと思われている方にとっては一つの選択だと思います。また、今回紹介した方法はパソコンのGoogle日本語入力のみで使えるもので、同名のアプリがあるアンドロイドのスマートフォンなどでは使えませんのでご注意下さい。もし今後アンドロイドのスマートフォンやタブレット端末で使えるようになればさらに便利になるのですが、今後こうした動きがあるような場合は積極的に導入してここで紹介させていただければと思っています。


Google Nexus 7 その5 有線LANを使えるようにするメリット

 元々Nexus 7はワイヤレスでのネット接続を前提に利用方法が考えられたものでありますが、いろいろ調べてみたところUSBの有線LANアダプターを使ったインターネット接続ができたという興味深い内容を見付けたので、まずは手持ちのUSB接続のLANアダプタで試してみました。結果は品物がかなり古く、恐らくUSB1.0の製品だったと思うので、手持ちのアダプタでは動作しませんでした。と、これで終わらないのが私のブログで(^^;)、それならば動作するものを入手しようと思いUSB2.0接続のLANアダプタを入手してきました。

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 Nexus 7と有線LANアダプタについては多くの方の報告がすでにネット上にあるので、今後こうした形での通信をしたいと思われる場合はインターネットで検索して、動作確認が取れているものを購入すればいいと思うのですが、くれぐれもUSB1.0の製品は購入しないように気を付けて下さい。古いパソコンで使うために、あえて古い規格のものも混ざって売られている場合がありますので購入時には注意しましょう。私が購入したのは、写真のエレコムLAN-TXU2CというUSB2.0に対応したLANアダプタで、ホストケーブルに接続すると、ドライバなど入れないでもインターネットに問題なく繋がります。ただ、Nexus 7の画面が消えると接続も切断されてしまい、回線も切断したままになってしまうのでケーブルをつなぎ直す必要があります。そうしたことをわかった上で、実際わざわざNexus 7を有線で使うことができて何がいいのかという事について今回は考えてみます。

 私がインターネットを使えるパソコンやスマートフォンなどを使う場合、現在ではほとんどがWi-Fiによる無線通信になっています。例外は外出である程度のスペースが確保できている場合にWimaxのブロードバンドルーターをUSBケーブルで接続してモデムのように使うことはあります。しかし、自宅内では電波が問題なく通じる場所で動かしていますし、出先では携帯電話の3GやLTEを使った無線通信が中心になるので、そうした使い方の中では有線接続の出る幕はありません。

 ではどんな時に使うかというますと、それは旅行でホテルを利用するような場合です。ホテルでのインターネットは一部のホテルでWi-Fiが客室内でも可能なところがあるものの、多くのホテルでは有線のケーブルが設置されているだけというところがまだ多いように感じます。ノートパソコンを持ち運んでいる場合はほとんどのノートパソコンにLANケーブルがそのまま差さるので直接繋げばいいのですが、スマートフォンやタブレット端末しか持っていない場合は困ることになります。車で出掛ける場合はパソコンを持っていくことはそれほど大変ではありませんが、自分で全ての荷物を持って行かなければならない公共交通機関を使っての旅行の場合はできるだけ荷物を減らしたいと思うのが人情でしょう。

 スマートフォンでは作業領域が狭いとなると持ち出せる大きさとしてはNexus 7の大きさが妥当ではないかと思えます。しかし、LANケーブルを直接Nexus 7に差す事はできません。そこで、考え方は2つあります。1つ目は有線LANにつなぐ小型で持ち運び可能な無線ルータを持ち運ぶ方法、そしてもう一つがアダプタを介して強引に有線LANにつないでしまう方法です。

 小型のポケットルータは私も持っていますが、一つ問題なのはルータ自身に電源がいることです。私が持っているものはUSB端子から電源を取る事ができるのでいくらかましですが、それでも電源供給用のACアダプタなどが必要になります。このようにどんどん持ち物が増えてしまうと、用意している際にどれか一つでも忘れたら通信自体ができなくなるような事にもなりかねません。その点、有線LANアダプタは一つあれば直接差して使えるので、持ち物を減らす事ができるという点は優れているのではないかと思います。

 また、緊急時などにインターネットを使わせていただく場合、ルーターに差すだけでいいので(その場合はLANケーブルも必要ですが)、使わせていただく方の無線環境に影響を与える恐れはありません。セキュリティの面からいっても無線より有線の方が安心なので、すでにポケットルータで運用している方も、いざという時のために有線のセットを用意しておいてもいいのではないかと思います。

 実際、私もこのセットを使う可能性というのはそうそうあるとは思えませんが、外でモバイルで運用する場合はあらゆる可能性を考えておけば、一つの接続方法がだめでも次の方法があるというように他の人が使えない状態でもネットに接続できる可能性は高まります。ちなみに、USBハブを経由しても問題なくインターネット通信できますので、同じく有線でキーボードやマウスをつなぎながら有線LANを使えるようになるのが嬉しいです。アダプタやLANケーブル自体は高いものではありませんので、もしものためという事でも用意し、一度自宅のルータにつないでみることをおすすめします。


雨の日の傘の置き場について

 車の中にそれほど荷物を入れていない方はあまり感じられないかも知れませんが、私の車は無理やり車中泊用の荷物を詰め込んでいまして、ある程度の空間を確保するために、運転席と助手席の後ろにも結構な荷物を押し込んでいます。

 通常時にはそれほど不具合はないのですが、問題が出てくるのは雨が降った日です。それでも一人で運転する場合は助手席側に傘を置くので後ろの荷物は無事なのですが、助手席に人が乗っている場合に自分の傘を置く場所がなくなり、直接運転席の後ろに置いてある荷物に触れてしまって荷物が濡れてしまうという実害が出てしまうのです。

 以前の車ならわざわざ座席下にまで荷物を置くことはなかったので後部座席の方に傘を無造作に置いても良かったのですが、今後はしばらくそういうわけにも行かなくなってしまったので、対策を立てる必要に迫られてしまったのです。

 といっても対策というのは簡単で、まずは雨を多く受けた傘から水を撒き散らさないように、汎用の傘袋に傘を入れることにしました。これだけでも水滴は多く傘袋の中に入るので、車内が水びたしになることは避けられます。さらに、荷物自体にも濡れても大丈夫なように水をはじくタイプの袋に入れる事にしました。

2001

 さらにあるものを使って水を漏らさない工夫として、皆さんおなじみのケロリンの風呂桶を使う事にしました。この風呂桶は東急ハンズで昔購入したものですが、旅先の日帰り温泉へ行く際に活躍してくれます。持ち込んだ先の浴槽に同じケロリン桶があった場合は自分は桶を決して盗んでいないというアピールをしなければなりませんが、かなりラフに扱っても大丈夫なので車に入れっ放しにしているのですが、写真のように傘の先がこの桶に入るようにしておけば、車内にたまった雨水はこの桶の中にたまるだけですので、後片付けは水を捨てるだけで良くかなり便利です。もちろん、雨が上がれば洗って乾かしておきます。

2002

 実際に傘袋に入れた傘を立ててみるとこんな感じになります。これなら数本の傘を入れても何とかなるでしょう。今後梅雨時の集中豪雨や、台風の中で車に乗らなければならない場合を考えると、できるだけ車内を濡らさないためにもこのような対策をしていた方が、いつまでも車内が乾かずに不快な思いをしなくて済むかも知れません。ケロリン桶は私がたまたま持っていたものというだけですので、他の風呂桶だったり、もう少し底の深い入れものを使ってその中に傘を入れるようにしておけば完璧でしょう。こういった準備は雨が降ってからでは遅いので、梅雨に入る前に一通り準備しておきたいものですね。