月別アーカイブ: 2011年12月

SANYO 充電器 NC-MDU01

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 前回紹介したパナソニックのBG-BL01Gの充電器としてのウィークポイントは、単四電池の充電ができないことと(バイオレッタソーラーギアは付属のアダプターによって二本同時なら充電可能)、一本単位での充電ができないことです。

 全ての電子機器を単三で統一できればこれでも問題ないのですが、限られたスペースに多くのものを詰め込んでしまう私のクセは直らず(^^;)、より小さくできる単四電池で動くものも出先で使いたい衝動に襲われる時があります。そのために用意したのが最初の写真のUSBによる単三・単四電池充電器のNC-MDU01なのですね。ただ、これ単体で売っているわけではなく、単三エネループ2本とセットで販売されています。

 元々はパソコンを使って仕事をしている人向けの製品なのだろうと思いますが、今ではシガーソケットから5V500mAのUSB出力を供給するアダプターもありますから、車の中で使うには都合がいいですね。必要によっては同じものを2つ購入して4本同時に充電するという使い方もありでしょう。

 私の場合はBG-BL01Gの出力端子にこれを繋ぎ、単四電池の充電に使おうと思って携行しています。普通のエネループ型単四電池の場合、1本なら60分、2本でも120分で満充電が可能とのこと。充電した電池で未充電の電池を充電するというのはかなり効率が悪い気がしますが、上記で紹介したように車のシガーソケットから充電できるときにしておくというのが一番効率的であると言えるでしょう。

 このブログでは、さまざまな電池を使ったグッズを紹介してきましたが、単三や単四電池一本のみで動くものもLEDライトやICレコーダーのようなものなど結構あります。いざという時の事を考えると、できるだけ消費する電池は少ない方がいいに越したことはないわけで、一本だけでも充電可能というこの充電器の活躍するところもそこそこに出てくるのではないかと思います。しかしながら、BG-BL01Gで普通の充電器のように単三と単四を混ぜたり、一本だけでも充電できるようになっていればもっといいのですけどね。

パナソニック コンパクトソーラーライトBG-BL01G を評価する

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 今回紹介する、太陽電池が搭載され携帯電話の充電もできるコンパクトソーラーライトBG-BL01Gについては、製品が出る前からこのブログで紹介させていただいていました。しかし、製品発表のニュースの前に、別の太陽光発電で単三・単四電池を充電可能で、オプションの購入によって給電も可能な太陽工房の「バイオレッタソーラギア」を購入していたということもあり、しばらくの間は自分で買って使う余地というのはありませんでした。しかし、単三電池2本で動くテキスト入力マシン、ポメラを購入するに及んで、車の中に常備するのではなく日々持ち歩くものとしてBG-BL01Gを持った方が便利な点があると思い、改めて購入してしまいました。

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 この製品についてもう少し説明すると、パナソニックの充電できるニッケル水素電池エボルタの単三型が2本付属しておりまして、これを本体に入れるとさまざまな用途で使えるようになっています。本体裏のボタンを一回押すとLEDライト(弱)が点灯し、もう一回押すと光量が(強)になります。もう一回押すとライトは消えますが、パソコンに付いているのと同じUSB端子から5V500mAの給電のみが行なえます(ライト点灯時も給電可能ですが、給電する時間が短くなります)。給電は写真のように普通のUSB端子から行なえますので、汎用品のコードが使えます。ニッケル水素電池の充電は本体ででき、2通りのやり方があります。写真にはありませんが、本体に電力を供給するためにはmicroUSB端子を使い、パッケージにはmicroUSBのコードが付属しています。そのコードを使いパソコンなどUSB出力のあるところに繋ぐとおよそ7時間で2本の単三電池の充電ができます。そして、自力の太陽電池を利用しておよそ15時間かけて充電することが可能になっています。

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 その他本体の特徴として、本体上部2ヵ所にストラップホールがあり、本体下部にはプラスチックベースの三脚取り付け穴があります。これは、本体をそのまま立てておくことが難しいための措置だろうと思いますが、これらは手持ちの環境においてなかなか便利に使えるものです。早速私は100円ショップで金属製のストラップを買ってきて、写真のように両側につなぎました。これをバッグに引っ掛けることで移動中も充電を行なってしまおうというわけ。さまざまなバッグにも工夫次第で取り付け可能になるので、歩いての移動が多い方はこうした利用が有効でしょう。また、こうしてストラップをつなげると、いざという時に首から下げて使う事ができます。少々格好は悪いですが、両手を自由にして前方を照らすこともできます。

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 そして、三脚に固定することで自由に太陽の方を向けて設置することができると同時に、ライトとして使う場合もスタンドのように目的とするところをきちんと照らしてくれるようになります。カメラ用のきちんとした三脚でなくても、写真のような100円ショップに売っているミニ三脚でもそれなりに便利に使えると思います。

 このように、色々便利に使えそうなBG-BL01Gですが、ちょっと不満の残るところもあります。太陽光発電が開始されるとパイロットランプが付き、充電されると消えるようになっていますが、空が曇ってきたり太陽電池パネルの一部が影になったりうまく太陽光がパネルに当たらないとすぐにパイロットランプが消えてしまいます。また、充電がどこまでできているかということは本体のランプではわかりません。この点はバイオレッタソーラーギアの方が曇り空でも粘るような感じで充電ランプが付きますし、電池の残量もボタン一押しでだいたいの量がわかるなど、かなりの点で優れています。またバイオレッタソーラーギアでは付属のアダプターを使うと単四電池の充電も可能でしたが(どちらも二本単位の充電のみ)、BG-BL01Gではそうした機能はなく単三電池の充電のみといった仕様になっています。

 私たちは太陽光発電というと夢のエネルギーとして期待ばかりが先に出てしまうような感じがありますが、この製品はたかが単三電池を2本満充電するだけなのに、太陽電池を使う場合にはこれだけ苦労するのだと改めてわからせてくれるような商品だとも言えるのかも知れません。それでも、ライトと給電バッテリー、有線と太陽光での充電機能が一つになったものなので、荷物を減らしてこれ一つという感じでまとめ、後は予備の単三電池を多めに持っていけば何とかなるでしょうし、ラジオを聞くくらいの電力だったら何とかこれだけで作ることもでき、災害時にはそれなりに役に立つのではないかと思われます。先日紹介した手回し式発電機付きラジオとは全く性質の異なったものですが、どちらがいいのかというのはちょっと決められないですね。これにラジオが付いたらもっといいのになと考えるのは私だけでしょうか(^^;)。

音声通話のできる日本通信イオン限定SIM発売

一部の方の間では、月980円のイオン限定の日本通信b-mobile SIMで通話もできたらいいのにという声がありましたが、今回まさにそういったプランのSIMが販売されるようです。

(ここにそのリンクを貼っていましたが、リンク切れのため外してあります)

仕組みとしては、従来のデータ通信プランABCに組み合わせて音声通話のできるプランを付けるというものです。無料通信がおよそ32分・75分・178分で別のコースとなり、それぞれ月額1,290円・2,100円・3,675円となっており超過の場合の課金にも違いがあります。最安は980+1,290円の組み合わせで、2,270円が基本料金となります。

こんなのが出てしまうと、IDEOSで提供されたIP電話は何だったのかと思われる方もいるかも知れません。解約の際の追加料金も1年間継続すればそれ以降はかからないようですし、今現在ドコモ以外の携帯電話を使っていて、車中泊の旅の中、山の中などで安心して過ごすためにエリアの広いドコモの携帯電話が欲しいと思われる方には朗報でしょう。ただ、既にイオンの契約がある方はMNPを利用して一旦解約してから新たに契約し直しになるようです。

個人的にはGalaxy Tabを使うにあたってドコモと契約をしてしまったので、MNPで移行するという手はあるものの、まだ契約してから日が浅いので当面は様子を伺うことになると思います。また、SIMフリー端末を使う場合は問題ないと思いますが、ドコモの白ロムスマートフォンを使われる場合は少々注意が必要です。

というのも、スマートフォンのアップデートが出た場合、通信料は無料なのですが、イオンや日本通信のSIMではデータがダウンロードできない場合があります。古いバージョンのまま使い続けて問題がなければいいですが、セキュリティ対策のアップデートもありますので、気になる方はドコモのガラケーを最安で維持しながら白ロムのスマートフォンをイオンSIMで使うというようなやり方もありでしょう。どちらの方がいいかというのはその人ごとの使い方によっても違ってきます。ただ全くドコモと契約をしなくても、安い値段で通話もデータ通信もできるというのは魅力には違いないでしょう。

既にドコモのスマートフォンを持っている方で、毎月の料金支払いに大変な思いをしている場合はこのプランは意味が出てくるかも知れません。ドコモからのMNPで番号をそのまま移行できれば、劇的に電話料金を下げることができるかも知れません。ただ、この点については確認して書いているわけではないので、このように移行されたい場合はまず日本通信に確認を取ってから動かれることをおすすめしておきます。

日本通信IDEOS その20 ソニー電子書籍リーダー 格安通信料のPRS-G1との比較

 現状で外からのネット接続で最安と一口で言っても、毎月の支払だけではにわかに判定することは難しいと言えます。よく、価格比較サイトで「1年契約なら」とか「2年契約なら」という条件付で順序付けています。そうではなくて、普通に購入して毎月の利用料だけで比較した場合、スピードの遅さに目をつぶれば、以前紹介したイオン限定のb-mobile Aプランの月980円/100kbps最大が恐らく最安でしょう。イオンではdocomoで提供するものと同じSIMカードなので、SIMフリーのスマートフォンおよび日本通信が動作確認をしているドコモのスマートフォンに差せばスピードはともかく一通りのことができます。ただしアプリのダウンロードや動画の再生というのはほぼ無理と諦めなければなりませんが。

 個人的にはこれ以上安く通信料を設定しているものはないだろうと思っていましたが、ソニーの書籍リーダーPRS-G1で提供されるwebアクセスサービスは内蔵のau下り最大3.1Mbpsが使え、電子書籍購入の他に簡単なウェブブラウザによるインターネットアクセスができて月580円で提供されます。とにかく安くネットが見られるという条件で、さらに旅行中どこでも電子書籍をダウンロードして読みたいと思われる方にはいい選択ではないでしょうか。旅先で時間を持て余してしまった際にも、書籍をダウンロードして読むことが習慣になっていればいくらでも時間をつぶすことができます。詳しい内容については以下のリンク先を参照して下さい。

http://www.sony.jp/reader/network/index.html

 ただ、この端末自体がリーダーが主の端末で白黒のため、Flashや動画の閲覧はほぼ無理で、文字を入力するにもいろいろ大変だろうと思われます。あくまでブックリーダーとしての利用が主ということならこのタイプの契約も有りでしょう。ちなみに、さらに用途を限定して電子書籍のダウンロードのみに使う場合は、年間1,050円(初年度は無料)のプランもあります。プラン変更も自由という事なので、旅に出る時だけ月580円のプランにするということも可能です。外部メモリカードも使え、音楽の再生も可能ということですから、純粋に電子書籍を楽しみたいということであれば、これはこれで便利だと思います。

 個人的な評価としては、電子書籍サービスというのをどの程度利用するかによって変わってくるように思います。タブレット端末にも青空文庫を読ことのできるリーダーアプリがありますので、一通りのネット接続によるメールの送受信が必要な場合は、ideosやLight Tab、また中古のタブレット端末にイオンで契約したb-mobile SIMを差した方がいいと思われる方も当然多いでしょう。それでも、電子書籍サービスを満喫しつつ、一応ネットから各種情報を簡単に得られるということもあります。普段はWimaxやイーモバイルなどで不自由はないものの、高速インターネットが繋がらない場合で補助的に閲覧できればいいと思われるなら、毎月の支払を抑える意味でもこちらのブックリーダーも考慮する価値はあるでしょう。

 ただ問題は、ハードを長く電子端末リーダーとして使い続るならいいものの、他の用途を考えれば、ある意味つぶしの利かない端末であるということがありますね。ideosの場合は海外でも使えますし、日本国内で使う場合でもb-mobileの通信カードを抜いたまま、Wi-Fiで繋げてskype用の端末として使えるなど今後も長く使って行けるように思います。端末の値段としてはideosとじくらいの設定になっていますので、主にネット閲覧のために購入しようと思われている方は購入前にじっくりと自分の使用パターンを検証した方がいいかなと私は思います。

事件が起こると思い出す事

 このブログはあくまで車中泊の旅について書いているということがあるので、キャンプ用品を多く紹介している所はあるものの、厳密に言うと旅のスタイルとしては違うのですね。それでも、キャンプ場に車を入れてそこの施設を使いながら車中泊することも現実問題として有り得るので、火器の類については車内で使わないというスタンスで紹介しています。

 私の車はできるだけ非常用の品々を入れておこうとも思っているので、中を調べられて不審だと思われないように気を付けています。個人的には自分で自分の持ち物に責任を持てばいいのではないかという思いもあるものの、面倒を起こして旅自体が台無しになるのはばかばかしいので、その点には気を付けているつもりです。

 私が気を付けているものというのは、刃物に関するもので、ハサミも中には入れていません。これを書いている少し前、刃物で女の子を傷つけた16才の男子高校生の実行犯が警察に身柄を拘束されましたが、こんな事件が起きるとまた警察の取締が厳しくなり、多くの人が十徳ナイフやカッターナイフあたりの携行で嫌な思いをするかと思うと悲しくなります。特に今回の事件と関係があるかのように報道されていた中で、女の子をカッターナイフを持った男がつけ回していたという話もあり、この件については未解決なので現場周辺では学生以外の人間がハサミやカッターナイフを持っていて、携行の正当性をその場で証明できないようだと、ひどい場合には事件の容疑者とされてしまうかも知れません。ほんの僅かな不心得者のおかげで、多くの人が迷惑してしまう構図がそこにはあります。

 こんな風に書いても何の解決にもならないのですが、改めて年末年始に車中泊の旅をされる方は、くれぐれも銃刀法違反や軽犯罪法違反にならないように包丁を持ち運ぶ場合は厳重に梱包の上、持ち運ぶ正当性をきちんと主張できるようにしましょう。そういう事がめんどくさいと感じられる場合は、騒動の種になるものは持って行かない方がいいと私は思うのですが。

キングジム ポメラ DM100 その5 キーボード回りとデータ移動・日本語入力について

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 ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、小さなノートパソコンとでも言うような感じのポメラの本体について紹介しましょう。私がキーとキーとの間が離れたアイソレーションタイプのキーを使うのは初めてだったのですが、多少打ちにくい感じはあるものの、本体の薄さを稼ぐためには仕方のないものだとも思えます。強く叩きすぎると音は出ますが、HHKのようなキーボードと比べたらはるかに静かに打鍵できます。それほど響くものでもないだけに、電車の中などでも普通に打って大丈夫なような気がします。親指シフトの配列で入力する場合、スペースバーが長すぎたり、一部のキーの間隔がずれているという評判がありますが、私などは専用のキーボードでなく普通のノートパソコンのキーボードで親指シフトを使ってきましたので、それほどの違和感は感じません。このキータッチでは使う気になれないというような、純正配列の親指シフトキーボードを使い慣れてきた方もおられるようですが、そこまでのキーボードを望むならばWindows Mobile機に親指シフトに最適な外付けキーボードという組み合わせで使われた方がいいのではないでしょうか。私が使っていてひとつ気になったのは、キーボードを親指シフト配列にしてしまうと、かなで言うと「け」のキーがバックスペースになるのですが、元からあるバックスペースキーが利かなくなってしまいます。ただ、これも徐々に慣れていきながら違和感なく使えるようになるしかないでしょう。

 ほとんどノートパソコンと同じようなキーボードで文字入力ができるというのがポメラの特徴ですが、画面の左右にボタンがあり、国語・英和・和英の辞書をワンタッチで呼び出せるようになっていたり、カレンダー表示にしてスケジュールを打ち込んだり、携帯やスマートフォンのカメラで撮影すると、ポメラで入力したデータを読みとることができるQRコード作成機能があったりします。また、Bluetoothを使っての接続も前面のボタンで行なうようになっています。

 次に、ポメラから別の機器へのデータ移動についてです。多少いじった程度ですが、ノートパソコンへのデータ移動はSDカードスロットを使ってのやり方が簡単で便利ですが、携帯電話やスマートフォンへはQRコードを利用でもかなり早くできるので、あえてQRコードを利用した方が簡単なような気がします。外でカード類を抜き差ししてどこかに落ちてしまったら目もあてられません(^^;)。ただ、私の使っている携帯電話ではQRコードから読み取ったデータはコピーペースとしてメールの本文に張り付けることができず、テキストファイルの添付ファイルとしての扱いになってしまうので、メールを利用してブログやつぶやきの投稿をするためにポメラを使いたいと思われている方は、お使いの携帯電話がQRコードを読み込んだ後、テキストファイルの編集や内容の切り張りができるのかということを確認しておいた方がいいかも知れません。アンドロイドOSのスマートフォンの場合でも問題なく編集できるテキストエディタがありますし、ネットにアップする文章を中継するだけだったら、単にコピーペーストできればいいですし、それほど心配することなく導入して大丈夫だと思います。スマートフォンのカメラでどんどん認識して、16分割までされた長文をしっかり読み込んだのには感動しましたが、これはポメラの液晶にバックライトが付いているからでしょう。以上のように、テキストの受け渡しについてはかなり使えるので、iphoneやipad用のアプリのようにQRコードを素早く変換できるように早くアンドロイドのアプリとしても対応していただきたいものです。

 そして、日本語変換ソフトとして搭載されているATOKですが、私はパソコンでは全く使っていないため改めてその使いにくさを実感することになってしまいました(^^;)。ちゃんと使うためにはやはりパソコンからユーザー辞書のコンバートが必要になると思いますが、私のように元々ATOKを使っていない方は困りますね。変換で出てこない述語などについては付属の国語辞典で出したのをコピーペーストするという技が使えますので、少々入力の効率は落ちるとは思いますが、何も方法がないよりはましでしょう。徐々に学習していくことにより入力のしやすいユーザー辞書を作っていくのもそれはそれでいいのではないかと私は思います。

 ちなみに、このブログの文章はポメラではなくアイソレーションキーボードでないノートパソコンのキーボードから入力しています。キータッチの差というものはやはりあり、ポメラで延々とキーを叩いているとやはり疲れは出てくるので、使い分けというのもやはり大事でしょう。一日のほとんどを外で過ごすということならポメラのキーボードに慣れるしかありませんが、全てをポメラに任せるにはまだ少々心もとないといったのが正直なところです。今後新しいポメラが出てきたとして、キーボードの質感が上がったものがもしできたとしても、その価格は定価ベースで10万円前後くらいになるかも知れませんし、それでも買う人が多くいるかといった問題もあります。さしあたって、現在これだけのクオリティの高い製品が出てきたことに素直に感謝したいと思います。

キングジム ポメラ DM100 その4 購入前に揃えたいもの

 本体のみでほとんど完結するポメラではありますが、購入前に揃えておきたいものはやはりあります。購入後にすぐ使いたいと思っている場合にまず必要なのは単三の乾電池です。

 時計機能を保持するボタン電池CR2016は最初から入っていて、使用する時にシートを抜けば作動するようになっていますが、肝心の単三電池は別売りなので注意が必要です。アルカリ乾電池の方が駆動時間は長めですが、トータルコストの削減ということを考えると充電式のニッケル水素電池の利用がおすすめです。長期間保管してもそれほど放電せず、継ぎ足し充電も可能と言うだけでなく、ポメラ自体の設定にもその名がある、eneloopに準じる容量が2000mA前後の製品を使うのが無難です。それと、ボタン電池の予備ということで、CR2016を100円ショップで見かけたら確保しておくことも重ねておすすめします。

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 次に本体以外にデータを記憶できるメモリカードについてです。今回のDM100からマイクロSDカードから通常のSDカードがそのまま使えるようになりました。多くの方は普通のSDカードを使うか、写真のようなマイクロSDカードをアダプタを使ってそのまま使うかのどちらかだと思いますが、私はマイクロSDカードを使うことにしました。おそらく使うことはないとは思うのですが、いざという時にアダプタなどなしに携帯電話やスマートフォンへ直接挿入することでデータのやりとりができる分頼りになるからです。そして、これは気休めに過ぎないかも知れませんが、一応防水機能を持ったカードにしています。最悪の場合でもデータだけは救出できるかなと思ったのですが、果たしてどうなのでしょうか。

 そして、最後にケースについてです。私が純正のものよりもと用意したのが専用でないケースです。とりあえず私はバッグに入れてポメラを持ち運びたいと思っているのですが、バッグの中で動いたり他の物に当たったりして破損するのを防ぎたいので、本体に合いそうなケースを100円ショップで物色していたところ、大型のペットボトルケースにいいのがありました。

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 写真のように、ほぼぴったりといった感じで収納可能なので、バッグの中に入れても安心して持ち運べます。紐を絞って締めるため、ファスナーのように簡単に壊れるリスクも回避できるでしょう。もちろん、純正とは違って簡易的なものに過ぎませんので、これだけで持ち歩く時には注意が必要かも知れません。それでも、この程度のものでも十分役に立つと思いますし、こうした簡易ケースの限界を感じた時に純正に行けばいいのではないかと思います。

東芝 防水形充電ラジオ TY-JR50

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 東日本大震災の後、災害に備えるためのラジオというのは、今のところ従来品の販売継続といった感じですが、今回紹介する東芝からは災害用の手回し充電機能を搭載したAM・FMの2バンドラジオTY-JR50が新しく出ていますので、家電店でちょっとさわってきました。

 本体内蔵の充電池に手回しや、ACアダプタから充電して使用する方法の他、乾電池(単四×3本)でも動き、LEDライトやサイレンという機能があります。そして携帯電話やスマートフォンを手回しハンドルで充電できるといったように、あまたのメーカーから出ている防災ラジオと同じようなスペックですが、今までの同種のラジオと違った特徴が2つあるように思います。

 一つは商品特徴にもありますが、手回しハンドルが従来品よりも軽く回ることです。実際に回してみて、これで本当に充電されているのかと思ったぐらいです。これくらいの軽さなら、力を入れすぎてハンドルを折ってしまうようなリスクもある程度は回避可能ではないかと思われます。さらに軽いハンドルは、長時間回し続けても疲れにくいということもあります。携帯電話の充電を十分にするのに、手回し発電だけで行なうのはほとんど無理ではないかと思いますが、扱ってみた感想としてこれなら暇を見て惰性で回していられるといった感じがします。

 そしてもう一つの特徴が、携帯電話充電のための端子の形状です。多くの手回し発電ラジオによる携帯電話充電用のコードは、本体付属のものしか使えない特殊形状になっていることが多かったと思います。だいたい買ってからしばらく使っているうちにコネクタを無くしてしまって使えなくなる場合が多いですが(^^;)、この製品では接続端子は普通のUSBになっているので100円ショップで売っているようなコネクタを後から購入して使うことも可能です。メーカーは保証してはいませんが、最大出力で5V 500mAの対応になるということで、ポータブルゲーム機の充電にも試してみたくなりますね。

 しかしながら、こうしたラジオ共通の残念な仕様として、肝心の充電池が駄目になったらどうしようもないということがあります。ただ、東芝のホームページからダウンロードできる使用説明書の最初のところに、廃棄する際の充電池の外し方が載っているというのがちょっと興味を引くところです。DC4.8Vのニッケル水素電池が入っていると思われますが、この充電池はラジオのために新たに設計されたものとは考えにくいので、中の電池がどんなものかわかれば、社外品を調達して自分で充電池の交換ができるかも知れません。ただその場合は当然のごとく防水性能については自己責任で、さらに充電池が消耗する前に開けたらメーカー保証が受けられなくなる可能性があることを覚悟しなければならないでしょうが(^^;)。

 出たばかりということもあり、まだそれほど注目されていない製品ではありますが、太陽電池による充電というのは天候に左右され、さらにすぐには充電できませんし、いざという時にすぐ使いたい場合や、とにかく携帯電話の充電ができるグッズが欲しいと思われている方がいましたら、購入候補に入れておくのもいいかも知れません。これまで書いてきた特徴を理解すれば、単体のラジオとしてそこそこ妥当な金額かとも思えますが、同じようなラジオが格安で売られていることを考えると、果たしてどれくらい売れるのだろうかというのが正直なところですね。ともあれ、これから家電量販店でも出てくると思いますので、興味のある方は実際に触ってみてはいかがでしょう。

キングジム ポメラ DM100 その3 なぜポメラか?

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 以前からこのブログで紹介していた簡易ワープロとでも言うべきポメラDM100をようやく入手することができました。発売日当日に入手した方と比べると、多少は安く買うことができましたが、それでも3万円弱という値段は高いと思われる方が多いでしょう。巷では下手をすると2万円を切るような型落ちのネットブック(小型ノートパソコン)が売られている場合もあります。車で移動する場合はシガーソケットに差すインバーターとの組み合わせで使い続けるのにそれほど不安もなく、なぜこんな機能の限定されたワープロを高いお金を出して買うのかといぶかしがる方もおられることでしょう。これからポメラについてのレポートを書いていくにあたり、そこまでして購入したことについて私なりの理由を書いていきたいと思います。

 私の場合、ポメラを使おうと想定しているのは旅やお出掛けの際の記録やブログ更新のためのツールとしてです。普段の生活の中ではノートパソコンを使って文章を書いていますので十分な入力環境を維持できていますが、それは常に安定した電源を確保できているという状況によるところが大です。私の場合は常に車で移動する旅ではなく、電車も使って動くこともないことはないので、全てをノートパソコンで行なおうとするととたんに、あとどれくらい使えるかという不安が出てきてしまいます。

 旅の記録やブログを書く場合、車中泊場所を決めた後やホテルに入った時ならパソコンを開いて書くのもそれほど問題ないと思いますが、旅行中にさっと取り出してそこで書いておきたいような事が私の場合はあるので、ちょっと困ることがあります。今まではメモに走り書きした内容を改めてまとめるような方法を取っていたのですが、ポメラは本体を開けばすぐに文章入力できるような状態になります。私自身がわざわざパソコンをその都度立ち上げ、起動するまで待つのが耐えられないという我がままなユーザーであるということはありますが(^^;)、これなら数分の時間でも数行の入力は可能になるので、できれば嬉しいものです。パソコンを使う際にわざわざ終了しないでスタンバイ状態にしていればそれほど復帰まで待たされないということも当然あるのですが、過去そのようにして気付いたら何らかの要因で放電していたらしく、バッテリーが空っぽになっていたトラブルを経験している私としては、書くためのパソコンの代替になるなら多少高くてもいいという思いがありました。この辺については、もちろん異論のある方もおられるでしょう。

 私の場合、以上のような経験からポメラの採用する電池システムに強く惹かれました。ポメラのシリーズは電源に市販の乾電池を採用しています。DM100が出るまでのシリーズは単四電池2本でしたが、今回のDM100から単三電池2本になりました。アルカリ電池では30時間、ニッケル水素電池でも25時間の電池寿命をカタログ値では誇っています。ノートパソコンと違って電池容量がなくなってしまった場合でも、コンビニや普通の商店でも単三のアルカリ電池はさすがに日本国内なら簡単に入手できるでしょう。

 一般的な車中泊のスタイルとして、多くの方々がサブバッテリーを用意することを前提にして車内で使える電気製品を設置していますが、私はスペースの限られた軽自動車で出掛けるため、できるだけサブバッテリーを使わないようなグッズを中心にそろえています。車内スペースと、ガソリンさえあれば車のバッテリーおよびサブバッテリーは充電することができますが、特に今年の東日本大震災後に現実に起こってしまったような、ガソリンが手に入らなくなるような状況もあり得ることを実感したという事もあります。何のエネルギー源も手に入らない中、最悪太陽電池を利用して電力を手に入れられるものということで考えたら、既存の単三型(単四型もあり)のニッケル水素電池を充電できるシステムを組むのが一番安上がりで安心だと思い、そうした製品を物色してきました。太陽工房の「バイオレッタソーラーギア」やパナソニックのコンパクトソーラーライト「BG-BL01G」のように、移動運用を想定した製品と組み合わせることによって、長期間コンセントすらないような状況にも何とか対応できます。特にBG-BL01Gではそれ自体にLEDライトや携帯電話の充電機能も有しているので、ポメラと携帯電話・スマートフォンとの組み合わせで最強の旅先および災害時の情報発信セットになるであろうことが予想されます。BG-BL01Gについては、今回のDM100購入で背中を押されるように買ってしまったので、これについてのレポートはまた改めてここで書いていく予定ですのでそちらもどうぞお楽しみに(^^)。

 以上が、あくまで私の考えるポメラを手に入れるに至った理由です。あくまで必要性のある人向けの製品ではありますが、これからは細かく本体の使い勝手やさまざまな連携などについてのことを書いていこうかと思っています。

イエデンワでFAX送受信は可能か?

 ウィルコムのだれとでも定額を付けたイエデンワは発信が10分間無料ということで、ファクシミリに転用できないだろうかと考える方も多いのではないかと思います。しかし、ACアダプター端子の他には何も付いていないこの電話機で外部機器との接続は無理でしょう。唯一あるのが赤外線端子ですが、これはデータ転送用なので通信用としては今のところ望み薄といったところです。その状況を打破しようと、久しぶりに持ち出したのが写真のハンディカプラーでした。

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 その昔、モジュラージャックからこのハンディカプラーに繋ぎ、電話の受話器をマジックテープで密着させて文字によるネット接続を行なったものですが、これをイエデンワの受話器に固定し、さらにファクシミリにつないでしまおうというわけ。

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 写真にはありませんが、カプラーを繋いだ先にこれも以前使っていたファックスソフトの入ったモバイルギア(NECのキーボート付き携帯端末)を繋ぎ、受信待ち受け状態にして自宅のファクシミリからイエデンワに電話して、電話がつながったところを確認した上、書類の送信を行ないました。ファクシミリ側のスタートボタンを押して送信待ち状態になったところで受信を行なうかどうか確認しましたが(通常の場合は自動的に接続する)、残念なことに全く反応せずでした(;_;)。

 ハンディカプラー自身の通電は確認しましたが、壊れていたのかいないのかはちょっとはっきりしないので、同じようなカプラーを持っているが試した場合とは結果が違うかも知れませんが、一連の結果はあくまで私の場合である事をお断りしておきます。ただ、すでに製品自体が中古でもなかなか入手できそうにないハンディカプラーや音響カプラーを利用するという前提での話というのは、全くこうした用意がない場合についてはかなり厳しいと言わざるを得ません。もしうまく動いたとしても、カプラー自体が電波の状況や周辺の騒音にも影響を受けるものでもありますし、何か他の方法を探した方がいいのかも知れません。せめて赤外線通信を使って何とかできればと思うのですが、そうなるとますます持ち物が増えてしまいそうな気がするので(^^;)、イエデンワはやはり通話専用ということでいいのかも知れません。

 ちなみに、私が今使っているNECのファクシミリ・スピークス(現在は販売が終了しています)は、有線LANでルータに繋ぐと、ファクシミリの内容をメールで送信してくれます。メールのあて先はgmailにしているので、いつでもスマートフォンやタブレットで内容を確認することができます。受信内容の印刷や、旅先からのファクシミリ送信にはコンビニを利用すればいいので、個人的にはイエデンワでどうしてもファクシミリにする必要はないのですね。現状で音響カプラを入手するよりも、メール送信に対応したファクシミリを手に入れる方がたやすいと思うので、物理的にファクシミリの送受信を旅先でやりたい方はあまりイエデンワにこだわらない方がいいと思います(^^;)。