アクセルを踏んで車を避ける心理

東名高速道路の新城PA付近で起こった観光バスと乗用車の事故が2017年6月10日朝にありましたが、最初はラジオの交通情報で付近が通行止めになっているくらいの認識だったのですが、観光バスに備えられていたドライブレコーダーの映像を見て思わず背筋が凍るほどのショックを受けました。何といっても、観光バスが右車線を普通に走っている状態で、かなりの距離のある反対車線から乗用車がジャンプするように突っ込んできたのですから。

テレビニュースの中でその映像を見た専門家の話として、乗用車は下手をしたら130km/Lくらいのスピートが出ていたのではないかという予測を口にしていました。さらに現場付近がちょうどパーキングエリアになっていて、もしかしたら左車線を走っていた車がパーキングを出て高速道路に流入してくる車を避けようとして、ブレーキを踏まずにそのまま抜けようとしたのか、急に車線変更をしようとしたのかはわかりませんがスピードが上がった状態で体勢を崩し、左路面にあるガードレールにぶつかった反動で車を制御できなくなり、横滑りするような形で一気に中央分離帯から反対車線までジャンプしてしまった可能性があるとのことです。

確かに、高速道路をスムーズに走っている中で、急に合流してきた車が遅いため自分の車のスピードを緩めなくてはならないような状況になるのはイライラするものです。ただ、現場が直線でなく緩いカーブだったりすると、カーブに入ってもスピードを落とさず、逆にアクセルを踏み込んでしまったとしたら、緩いカーブを曲がりきれずに重大事故ということにもつながります。たとえ直線が続く道だったとしても、ちょっとしたことでも車の姿勢がふらつくようなスピードが出ていたとしたなら、まずはアクセルを踏み込んだままハンドルで逃げることなく減速をしながらまずは流入車に車線を譲ってから、改めて安全に車線変更をして抜きにかかるような動きをしないと、今回事故を起こしたドライバーと同じになってしまいます。

今回の事故の原因は完全に解明されたわけではないですが、こうした事故が起こる落とし穴として、自分の車は自分の運転でコントロールできているという過信を多くの人が持っているという事もあるでしょう。車の安定性は道路状況だけでなく風や雨など自然環境によっても変わってきます。

特にこのブログを読まれる方は普通車でも多くのレジャー用品を積んで走ったり、キャンピングカーを運転したりキャンピングハウスを牽引しているような場合には、自力で制動することは難しくなりますので、高速走行の折にスピードを出し過ぎることでさらに危険度は増します。そのような状況の中で、何か予期しない事が起こっても避けられるような余裕を持った運転をすることがまずは大事です。こうしたニュースがないと考えないという批判もあろうかと思いますが、同じような事故が再び起きないように、さらに自分がその当事者にならないように自分自身を戒めることも忘れないようにしたいと思います。


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