日本で配信が開始されたスマホ用のゲーム「ポケモンGO」ですが、私が使っているスマホもタブレットもAndroid4.2なので、4.4以降でないと使えないポケモンGOのアプリはインストールすることができませんでした(^^;)。
ただ、以前購入して今はほとんど使っていなかった最新のAndroid OSにアップグレードしたNexus5があるのを思い出し、こちらの方にアプリをインストールしてみました。問題なく正規のアプリを導入できたので、一通り使ってみたのですが、多くの方が気にするところはこのアプリは低速SIMでも使えるのか? ということでしょう。
Nexus5には低速(最大200kbps)ながらデータ容量無制限のロケットモバイルの神プランのSIMを入れて使ってみましたが、問題なく使うことができました。というのも、このゲームは歩きが基本で、実際の地図を出しながら移動して行き、その場その場でモンスターやアイテムをゲットしていくということで、カーナビアプリと似たところがあります。カーナビアプリは低速でも十分動きますし、地図にはマークの付いたポイント以外には何の記載もないためデータ量はカーナビアプリより少なくて済む可能性が大きいと思えます。
ただ、ポイントをクリックして事前に用意されていた場所(ポケストップ)の写真を出す際に、低速だと少し待たされることがあるのですが、アイテムをゲットする場合には写真が出てくるまで待たなくてもポイントの写真が出る部分をタップして回転させるとアイテムの方はすぐに出てくるので、どうしてもポイントの写真を早く見たいというのでなければ、今のところ月額298円(税抜価格)のロケットモバイルの神プランがあればゲーム用としては十分のように思えます(あくまで個人的な感想ですが(^^;))。
セルスタンバイ問題の発生しないスマホと組み合わせて使えば、お子さんのゲーム用としては十分のような感じがしますが、スマホだけでは電池がすぐに無くなってしまうので、モバイルバッテリーで充電をしながらやらないといよいよという時に電池切れになってしまいます。
私の場合、Ankerの小型バッテリーを持っていたのでこの写真のセットを持ち出していますが、数時間歩けばNexus5の電池は半分近くまで減ってしまいますので、こうした充電池で時々充電しないとまともにゲームを続けられないと思います。
昨日はこの夏の旅行のためのチケットを買いに駅まで歩いて行ったのですが、モンスターやアイテムをゲットするために遠回りしたりして(^^;)、普段よりも歩く歩数は増えます。歩きスマホの状態になりがちにはなりますが、アプリを立ち上げておけば画面が消えていても周辺を捜索し、モンスターが近くにいるとバイブレーションで知らせてくれるので四六時中画面を見ながら歩かないようにもできます。アイテムをゲットできるポイントの目星がつけば、スマホの画面を見ずにそこまで歩けばいいわけですし、何よりもこのゲームは歩いた距離によって結果が変わってくるので、ポイントとポイントを結ぶところは歩く方に重点を置いて途中でモンスターが見付かったら回りを見て迷惑にならないところに移動した上で冷静にモンスターをゲットすればいいでしょう。くれぐれも歩きスマホだと他人から指摘されないようにゲームを楽しみたいものです。
あと感じたのは、いったんスマホをゲームに使い出したら電池の減リが半端ないので(^^;)、電話を受けたり掛けたりする頻度が多い方は、電話はガラケーにして、2台持ちとしてゲーム専用のスマホにポケモンGOを入れて使うようにした方がいいかも知れませんね。
(追記)
上の所で書いたのは、まだ一定のレベルに達する前の、歩いてモンスターやアイテムを集める行動についての事です。今後、レベルが上がりバトルをするようになると、ポケモンの表示が3Dになるケースで低速SIMの場合表示が追いつかない状態になったり待たされたりする場合があるという報告が出ています。
そうした状況を折り込み済みで安い低速SIMを使うという方法もありでしょうが、できるだけ安くストレスなくゲーム全般を楽しみたい場合は素直にDTI SIMやFREETELのポケモンGOを立ち上げて利用するデータ通信を規制しないプランに入るか、500kbps以上3Mbps以下の中速無制限のSIMで使うか、OCNモバイルONEの一日コースで、バトルの前にアプリで高速に切り替えて使う(高速クーポンは翌日繰越が効くので千円前後の価格でもゲームで使い切ることはないと思います)というような低速プランに少し色を付けたプランを検討するのもいいのではないでしょうか。