MVNO SIMで「おサイフケータイ」を登録する

 今回、約1万円と安値で買うことができた富士通のスマートフォンF-10Dですが、それでも突然の出費は痛いものです。今まで使っていたスマートフォンを壊してしまった私が悪いのですが、それまで使っていたGalaxy S2との違いをうまく利用して料金を節約できないかと考えました。その時、私がスマートフォンを使う中で初めて「おサイフケータイ」機能が付いたものだという事を思い出しました。

 私は今まで、携帯電話で「おサイフケータイ」を使っていたのですが、データ更新などは携帯電話のネット通信を使っていたのではなく、自宅や公衆無線LANを使って携帯電話のインターネット網に入る「Wi-Fi WIN」というサービス(auのみのサービス)を使っていたのです。私の携帯電話でインターネットを使うためには無線LANの使える場所まで行き、いったんWi-Fiにつながったのを確認してからアプリやブラウザを起動するというかなりめんどくさい作業を行なっていて、そのかわり月額525円(別途EZ WINの315円も必要)という安価でおサイフケータイが使えていました。

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 しかし、新しいスマートフォンにiiJmioのデータ通信専用SIMを入れた状態でも、全く問題なくおサイフケータイが使える事がわかっていたので、Wi-Fi WINを解約しておサイフケータイを新しいスマートフォンに一本化させることにしました。携帯電話に入れていた「QuichPay」「nanaco」「Edy」「モバイルSuica」は、メニューにある機種変更の手続きから行なえば全く問題なく移行できました。その際、登録していたメールアドレスは、携帯電話のメールアドレスからスマートフォンで使っているGmailのアドレスに変更することをおすすめします。

 移行手続きの中で一番めんどくさかったのがヤマダ電機の会員登録でした。アプリをダウンロードして会員情報を移行し、メールアドレスを変えるまでは同じなのですが、店頭でおサイフケータイをかざしてスロットを回したりポイントをレジで確認するためには店舗まで出向いで店員の方に新しいスマートフォンを渡してFelicaの登録をしてもらうことが必要になります。ただそれは店舗へ出掛ける際にやってもらえばよく、手続きが終了すれば来店時にスロットも回ります。

 こんなに簡単に移行できるならもっと早くおサイフケータイ対応のスマートフォンを買っておけばよかったと思いますが、とにかくこれで毎月かかっていた525円が節約できますので、長く使えば使うほど端末代を回収できる勘定になります(^^;)。今使っているスマートフォンにはIIJmioのカードを入れていますが、単におサイフケータイを使えるようにするだけならDTIの月490円のカードでも十分で、家族で複数持てる環境にあるならexite BBのSIM三枚プランなどもっと安く電子マネーをスマートフォンに集約できますのでかなりお得ですね(^^)。アンドロイドではさまざまな電子マネーのアプリがあり、しっかりチャージしておけば本体の電池が切れた状態でも使えますので、おサイフケータイ未経験の方も登録だけしておくといざという時役に立つかも知れません。


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