車から出る様々な警報音・警告音について考える

多くの車では、キーを付けたままドアを開けた時に高い音での警報音が鳴るようになっています。私自身はこの音が聞こえれば車は正常かどうか見るためのものとして利用しているような感じなのですが、世間ではこの音について様々なご意見があるようです。

一般的な感想としてはこの音がうるさいという声で、具体的な車種ではこうやれば音が小さくなったり音を止めることができるという内容が書かれたウェブページも見付けることができます。車中泊を多くする方なら、深夜に駐車場に出入りする際、多くの人が車の中で寝ている事が予想される中、たとえ小さな警告音でも意外と気になる人はいるものです。盗難防止用のけたたましいクラクション鳴らしのパターンのように、説明書の通りにセットすると消せるようにできればいいのですが、さっとネットで見た限りではそのような方法でないやり方で音を小さくしたり消したりを行なっている方がほとんどだったので、どうしても気になる方は購入店で相談するしか無いでしょう。

また、音のパターンによってはすごく気になる音の高さのパターンか、割と平気で聞いていられる音のパターンなのかは、実は購入時に試し聞きできる機会を持っているわけです。ですから小さな音でもかなり気になるという方は、購入車種を絞る中で、実際にお店に行って各種の警告音警報音は自分に合っているかなんてことも確かめるべきなのかも知れません。

そんな中、たまたま私が先日遭遇した話をさせていただきたいと思います。上記のようなパターンとはちょっと変わっていて、音を消したいという考えとは全く反対のケースです。その方は古いスズキのエブリィワゴンに乗り替えたばかりの70代の方だったのですが、以前乗っていたホンダのアクティバンと比べるとキーを付けたままドアを開けた時の警報音があまりよく聞こえないので、もう少し大きくできないかというのです。そう言われて私自身も聞いてみたのですが、古いエブリィワゴンの警報音はかなり高い音が「ピーピーピー」と早く鳴るような感じなので、もしかしたらあの「モスキート音」のように加齢の度合によっては聞こえにくい場合もあるのかも知れません。

よく、高齢者の運転について、視野が狭くなったりアクセルとブレーキを踏み間違えたりという事例で語られがちになりますが、今後の事を考えると、車内の様々な警報音を聞き逃すことで生まれてくる不具合や危険についてもメーカーの方にも考えていただいた方がいいような気もするのです。

例えば、ライトを点灯したままキーを抜いた際の警告音が聞こえなかったらすぐにバッテリーを上げてしまうでしょうし、キー差し警告音が聞こえにくい場合、キーを差したまま車を離れることで車自体を盗まれる危険性があります。さらに事故に繋がりかねない想定として、ギアを「R」にセットした時に本来鳴っているはずの警告音が聞こえなかったのでまさかアクセルを踏んで車が後退するとは思わず、アクセルをふかしてしまって事故になってしまうこともあるかも知れません。

こうした警報・警告音について、ここまで説明してきましたように運転する人の年齢や車を利用する状況によって音がしない方が良かったり、逆に音が運転者に聞こえるくらいまで大きくできた方が良かったりする場合が出てくると思います。スマホやデジカメでも全ての本体から出る音の大きさを調整できるようになっているので、運転席から簡単に可変できるように考えられた人に優しい車というものも、これからの高齢化社会の到来を控えて必要になってくるのではないでしょうか。


スポンサーリンク

コメントを残す