災害時に使えるモバイル端末を考える その1 モバイルバッテリーをまずは用意しよう

スマホやタブレット、ノートパソコンなどを外で使う場合、基本的には一日の終わりにコンセントから充電できるという前提がありますが、ひとたび停電になったら一気に困ることになります。

先日の熊本での地震の本震直後も、スマホの充電ができずに困った人は多くいたと思います。つくづく、コンセントに差せば安定して電力が供給される普段の生活の有難さを感じるわけですが、いざという場合に備えて何らかの準備をするには何を用意したらいいのでしょうか。

基本的な考え方として、今のところ乾電池で動くガラケーやスマホがない以上、直接USBにつないで充電できるアダプターやモバイルバッテリーを用意することから始めましょう。車がある場合はシガーソケットからUSB出力を得られるアダプターに容量の多いモバイルバッテリーを用意して時間がある時にはモバイルバッテリーの方に充電するのがおすすめです。これは、太陽電池パネルを使って充電を行なう時も同様です。

というのも、直接スマホやガラケーを接続して充電することはできるのですが、車のエンジンを掛けている時間に制限があったり、太陽の光が時間によって陰ったりすると充電が途中で止まってしまいます。また太陽光は時間によって当たる場所は変わるので、充電を続けるためには常に太陽の位置を気にかけていなければなりません。

とりあえずの充電先をモバイルバッテリーにすると、こうしたロスが発生するのは同じですが、バッテリー自体は充電しないと容量が減らないため、充電した分だけ電気を貯められるようになり必要な時に必要な分だけスマホやガラケーを充電できるようになります。

ただ、熊本での震災の後の状況を見ると、なかなか避難所から移って自宅に戻れないようなケースもあります。避難所でコンセントを使うのもあまりに長い期間では申しわけないという場合のために、急速充電のためにはコンセントが使えるカフェやレストランをリストアップしておき、一つのコンセントから多くのUSB出力を取ることのできる汎用アダプターを用意するのも一つの手です。どんなものかというと、以下の商品リンクのようなものです。

コンセントが少なく充電したい人が多いという場合、USB出力が多く取れるものの方が多くの人と充電利用をシェアできますので、充電用のコードとともに揃えておくといいでしょう。コードについては、ガラケーを充電するくらいなら100円ショップのケーブルでも大丈夫ですが、大きなタブレットなどそれなりに電力を食うものを充電する場合は、ケーブルもタブレットの充電が可能な2A以上の電流にも対応するものを選んだ方がいざという時に充電できないというトラブルを回避できます。

ここまでのまとめとして、今使っているガラケー、スマホ、タブレットについて、どの端末も使いながら充電できる専用ケーブルと大出力のモバイルバッテリーを用意した上で、さらに車のシガーソケットを付けて使える充電器や、コンセントからUSB出力のできる充電用アダプタ、そして余力があれば太陽光バネルを使った充電セットを用意しておくというのが個人的にはおすすめです。

また、これもいざという時のために備えている方がいるかも知れませんが、手回しハンドルの付いた災害用ラジオではとてもスマホやタブレットを使いながら充電できるだけの発電はできません。基本的には端末の電源を切った状態で充電することをおすすめします。ただこれも、雨の時などは少しでもモバイルバッテリーを充電しておくという気休めにはなるかも知れませんが、あまり回し過ぎると手首が腱鞘炎になるかも知れず、避難所の中で回していると不快な音を出すので回りの迷惑になるかも知れませんので、利用できるケースは限られるのではないかと思われます。

こうした状況を冷静に受け入れつつ、節約しながらガラケーを主に、使う時だけスマホの電源を入れて使うなどの利用方法の工夫も大切になるでしょう。


スポンサーリンク

コメントを残す