モバイルよもやま話」カテゴリーアーカイブ

スマートウォッチは普及するか?

 Appleの記者発表が先日行なわれましたが、個人的にはiPad miniの新しいものが出たら、先日iPad mini2を購入したばかりの私としてはがっかりしてしまうところでしたが、大きな発表はiPadではなく、腕時計型のモバイル端末、スマートウォッチの「Apple Watch」でした。単体では実力を発揮できませんが、iPhoneとの連携をすることで単なる腕時計以上の能力を発揮すると思われるハードです。

 話の流れでは、Apple Watchによって腕時計が売れなくなるのではというウェブページもありますが、一番安いものでも4万円ちょっとと、それなりの腕時計が買えるくらいの価格です。その他にも多くのバリエーションがあり、10万円以上のものや、一本200万円なんてものもあります(^^;)。この価格と、満充電しての連続駆動時間が18時間というスペックを見ると、これは腕時計としてはとても使えないのではと思われる方も少なくないと思います。ただ、Appleの出した腕時計型の端末の初代機でもありますし、今後の技術革新や腕時計としての質感の出し方によっては、腕時計メーカーの脅威になる可能性はあると私は思っています。

 私自身も、現在一応スマートウォッチと言えるであろう、Bluetooth4.0接続のCASIOのG-Shockを持っています。時計としての存在感というのはベーシックなG-Shockと全く変わらないと言えますが、メールやtwitter、facebookの通知を受け取れることとは別に、もう一つ大きな特徴があります。今の時計の中で電波時計以外のものは時間がずれてしまった場合、修正が必要になります。カレンダーも付いていないアナログの時計なら手動で簡単に時刻の修正ができますが、カレンダー付きのアナログ時計を修正するのは大変な場合もありますし、デジタル表示の時計を修正するのは何回もボタンを正確に押し続けなければならないなど結構面倒なものです。唯一時刻合わせの必要のないとされる電波時計でさえも、いったん止まってしまったらきちんと電波を受信できる場所に置いてしばらく置かないと時刻は合いません。また、さまざまな付加機能を使って画面表示を変えたいと思っても、すぐに設定を変更させることは難しいでしょう。多機能化した製品の中でユーザーが操作方法を覚えられないというのが今のハイテクを駆使した腕時計の弱点の一つだと思いますが、いわゆるスマートウォッチなら、スマートフォンやタブレット端末と連携することが前提であるので、スマートフォン側でアプリを起動してその画面で設定を行ない、その情報をスマートウォッチに飛ばすことで簡単に設定や時刻修正、さらには今までの腕時計の常識を超えた複雑な動作までも対応していくことが考えられます。

 ちなみに、私の腕時計はBluetoothによる接続をすることで日時が合うので、電池の節約のため朝に接続して夜に接続を切るような使い方をしているうちは、時刻修正の作業は全く必要なくなりました。接続を続けている場合でも、専用アプリから手動(ボタンプッシュのみ)で時刻を合わせることもできます。このように、スマートウォッチに搭載された全ての機能を直感的に操作できるスマートフォン用のアプリを使ってできるようになるなら、今まで憧れつつも使えなさそうだと多機能時計を敬遠していた人も、スマートフォンとスマートウォッチをセットで使うというパターンならと、今までの腕時計から変える可能性は出てくると思います。

 さらに、これは売る側の立場としてみると、このスマートウォッチというのはスマートフォンと同様に先が見えない形での進化が見込まれるハードでありますから、今までの腕時計のように一台買ったらしばらくは使い続けるという利用パターンから、スマートフォンの進化とともに新しいモデルに買い換える消費行動が見込まれます。そうなると、ユーザーの方では今のスマートフォン業界の中のiPhoneのように、Apple Watch以外のスマートウォッチの選択肢はなくなるわけですから、この分野でAppleに先を越されないように他の時計メーカーが躍起になっているのはこのせいでしょう。今まで高価な購入費だけでなく定期的なメンテナンスに相当のお金を出していた人が、それまでの価値観を変えて腕に巻く最新のテクノロジーを求めるか否かは、やはり魅力的な製品を出し続けていけるかにかかっています。このままApple Watchが確固たる地位を築くのか、従来の時計メーカーや、今まで時計とは関係がなかったメーカーが割って入るのか、これから見ものになってくると思っています。

もしもの場合の家族・親戚内の連絡方法を再考する

 昨日は東日本大震災から4年という日で、改めて自分のところで何か大きな災害が起こった場合の連絡方法について考えてみました。私自身はスマートフォンを使っている人に対してはGmailを使ってのやり取りで十分だと思っていたのですが、人によってはGmailを単にサービスを受けるためのIDおよびパスワードとしてしか認識していない場合もあります。というのも、今まで使っていたキャリアメールのアドレスをスマートフォンでも引き継げるので、あえて新しくGmailのアドレスを告知する必要がないということと、キャリアメールのアドレスを含む、複数のメールアドレスをGmailで一括管理することは可能なのですが、そこまで設定を自分でやることができないということもありますね。

 このキャリアメールというのがパソコンを使ったメールを使っている側にとってはいろいろ厄介で、キャリアメールを使っている方の設定によっては、パソコンからのメールやGmail経由で送ったメールを全て迷惑メールフィルターでカットしてしまい、寸前まで届いているのに相手に届かないという状況も生み出します。何回もキャリアメールのアドレスにメールを出しても届かないというのは、受け手側のメール受信用設定に問題がある場合があるのですが、これはガラケーの時代にパケット量で毎月の料金が上下するプランに入っている場合、パソコンから大きな写真が添付されたメールを受け取るだけで翌月の料金が上がる状況もあるので、迷惑メールフィルターを外してくれとお願いしても、簡単にはいきません。Gmail経由のメールではスパムメールも多いので、自分の特定のアドレスを例外にして登録してもらう必要があり、それをやってもらうのはちょっと難しい場合もあるでしょう。

 特別なことをしなくても届けられるメールサービスとしては、電話番号に直接短いメールを送るSMSのサービスがあります。緊急時であればこれが一番信頼でき、相手に届いたかもわかりますが、送信する際に一通3円+税という料金がパケット定額の契約をしていてもかかるのがネックです。せっかくのパケット定額なのに、定額の料金内でちょっとした連絡くらい何とかならないのかと思っていたのですが、最近になってようやく解決しました。

 といってもここを読んでいる方にはすでにおなじみで、私が改めて書くまでもなく方法もご存知だと思うのですが、LINEによるメッセージのやり取りです。アプリを使ってのメッセージのやり取りはパケット通信の範囲内ですので、いくらやっても料金はかからず、どのキャリアのスマートフォンであっても、LINEアプリを入れてさえいれば問題なくメッセージのやり取りができます。

 既にアプリを使っている人にとって、友人とのメッセージのやり取りが基本だと思いますが、もし家族や親戚でガラケーからスマートフォンに変えた人がいたら、機会を見付けてLINEのアプリをインストールさせ、友だちとして追加しておけば、いざという時の連絡方法の一つとして十分活用できるようになると思います。

 家族だけなら問題なく安否確認をLINEできると思いますが、親戚あたりまで入れたグループを事前に作っておけば、うまく操作できない人でメッセージがあったら表示してくれる設定にしておけば安否が簡単にわかりますので安心でしょう。メッセージを送った側も、だれがそのメッセージを読んだかわかるのは心強いと思います。また、自分から発信したいのにやり方がわからないような場合でも、アプリが使える人に頼んでメッセージを送信してもらうという方法があります。

 LINEというとメッセージのやり取りにしばられたりして大きな事件に繋がるというような暗い面もありますが、災害時に活用できれば通話やキャリアメールが集中して繋がりにくい場合にはむしろ有利に働くこともあります。年度末にかけてもし親戚が一堂に会する場があったら、興味はあるけど導入する機会なかった人はこの時とばかりにLINEを使っている親戚に頼んでアプリのインストールおよび友だち登録をしてもらうなり、逆にガラケーからスマートフォンに変えた親戚を見付けたら、アプリをダウンロードさせて登録まで本人の了承の上でやってあげるなどしてあげるのもいいかも知れません。ある程度防災についての意識のあるうちにいざという時のネットワークを作っておくことはしておいた方がいいと私は思いますね。

パソコンソフトのダウンロード購入について

 前回紹介した家計簿ソフトは、店頭でも販売しているパッケージ版もありましたが、あえて新バージョンをダウンロード購入しました。こうした入手方法に不安があり、やはりパソコンソフトはパッケージに入ったCD-ROMでないとと思う方も少なくないと思います。

 ただ、今のスマートフォン用のアプリのほとんどは公式ショップから有料のアプリを購入しているわけですし、ゴミも出ずかさばらないダウンロード販売のメリットはそれなりにあります。今回購入したのはアマゾンのサイトですが、一応購入したソフトについては、ネット環境に接続できる対応パソコンからなら、サインインすることでいつでもダウンロードおよびインストールができるようになりました。

 クレジットカードで決済を行なう場合にすぐに使えるのもダウンロード販売の魅力ですが、それだけではありません。例えば災害に遭ってしまって逃げる時に、つい手持ちのハードを持って逃げようと思ってしまいがちです。すぐに持って逃げられずにパソコンを取りに戻って命を失うのはいやですので、ハードウェアが失われてもすぐに環境を復旧できるようにしておけばいいわけです。ダウンロード購入したソフトを含めてほぼすべての環境設定に必要なものをネット経由で入手できるようにしておけば、あえて今使っているハードウェアにこだわることもなくなります。

 現状でも頻繁に変更する書類はクラウドに入れて管理しているのですが、パソコン用のソフトもスマートフォンのアプリのように、そのほとんどをサイトからダウンロードしなおして導入できるのが理想なので、今後は使っているパッケージソフトのバージョンアップをする場合には、できるだけダウンロード販売のものを購入しようと思っています。ただ開発が終了したり会社がなくなってしまったような古いソフトで現在入手が難しいものや、日本語入力システムの設定ファイルなどはおいそれと入手することは大変なので、クラウドにまるごと入れておくようにしたいと思います。今後については、自分で使いやすいようなカスタマイズをまっさらなパソコンからでも回復できるような手順を書いて、これもクラウド内に保存しておきたいと思っています(^^)。

家計簿アプリの探求

 お金の管理をスマートフォンでやっている方は多いと思います。いろんなところで評判の高いアプリもありますが、いかに続けられるかということと、入力したデータをパソコンでも使い回せるかというのが長い間の懸案でして、いろいろなアプリをスマートフォンに入れて試してみたのですが、どうにもしっくりくるものがなくて、今までは結構めんどくさい方法を取ってきました。

 というのも、エクセルに限らず表計算アプリが動けば使えるファイルを作り、ごくごく簡単な金銭出納帳のテンプレートを月ごとに作ってクラウドの中に入れ、財布の中身とファイルの中身が一致するようにその都度入力していきます。そうして作ったファイルは今後どんなハードやOSの変更があっても使えますし、後から見ることのできる記録として保存しています。ただ、その記録だけではどうにもならない場合もあるので、パソコン上で使える銀行口座やカード決済と連動する家計簿ソフトを併用し、改めてパソコン上で入力していました。しかしこれだと二度手間になってしまうので、何とかしてもう少し入力環境を改善できないものかと思いつつ時が過ぎてしまいました。

 私が今使っているパソコン用の家計簿ソフトはウィンドウズ対応の「Master Money」というものですが、このソフトは現行のスマートフォンとの連携機能がありません。ただ、私がこのソフトの導入を決めたのは、はるか昔になりますが、まだモバイル機器としてのPalmが現役だったころ、Palm上で入力したデータを取り込む機能が付いていたからでした。しかしPalmが廃れていけばこの機能も使うあてがなくなってしまうわけで、Palmでやっていたことと同じことが今のスマートフォンででき、クラウドにも対応する家計簿ソフトをいろいろ探してみたのですが、なかなかうまくはまるものがないというのが正直なところでした。

 幸い、「Master Money」は今に至るまで販売は継続されていて、「Master Money6」はWindows8でも動作が確認されています。現状でのモバイル対応はどうなっているかというと、これも時代遅れの感が拭えませんが(^^;)ドコモ携帯電話用のアプリがあるのですが、アプリ自体は無料で使えるようなので、今使っているドコモの携帯電話にアプリをダウンロードして試してみることにしました。

 その携帯アプリは、アプリ上から入力した内容をコンマ区切りテキストに変換し、指定のメールアドレスに添付ファイル付きメールとして送信できるようになっています。パソコンでそのメールを受けたら添付ファイルをソフトで読み込ませることでデータをソフトに流すことができます。

 こうした一連の流れがわかれば、スマートフォンを使ってベースとなるコンマ区切りテキストファイルを作り、表計算アプリで更新したものを読み込ませれば「Master Money」のデータを更新することができることはおわかりでしょう。ソフトで読み込める形式のファイルを作り、それをクラウドに置いた上でスマートフォンやタブレット端末で更新し、ころあいを見てソフトで読みこませればいいのです。この方法だとソフト自体を動かすためには母艦としてウィンドウズの走るパソコンが必要ですが、データ入力のためのファイル自体はアンドロイドでもiPhoneでも、Chrome OSでも問題なく編集して使うことができそうですね。

 今回はあくまで私の例で説明させていただきましたが、パソコン上で動く他の家計簿アプリでも、入金出金データをインポートでき、さらに家計簿のデータをクラウド上で保存できるものなら(試用したソフトの中にはデータの保存場所を指定の場所から動かせないものもありました)、同じようにデータ入力はスマートフォンでということができると思います。個人的にはまだ確定申告の手続きができていないのですが(^^;)、このシステムがうまく使えれば、来年の計算はかなり楽になるだろうと期待しています。

Chromebook 今導入すべきか否か

 最近はさまざまなハードウェアを使っている中で、あまり意識することはないかも知れませんが、ハードに入っているOSの違いによっての使用感の違いはあります。iPhoneやiPadに使われているiOSと、Googleが提供するAndroid搭載のスマートフォンやタブレット端末はその見てくれは似ているものの互換性はありませんし、使い勝手にも違いがあります。WindowsやMacについてもそうで、それらのどれとも違う、新たにGoogleが出した「Chrome OS」を搭載したパソコンが最近いくらか出てきています。

 ここまで読んで、googleが出すのだからAndroidと同じではないのと思われるかも知れませんが、内容は全く違います。というのも、OSの名前に付いている「Chrome(クローム)
」というのがインターネットのウェブサイトを見るためのブラウザであることが、このOSの大きな特徴なのです。

 今までのパソコンにしろスマートフォンにしろ、OSだけでは何も使えず、ソフト(アプリ)がなければ何もできないものであるのですが、このChromebookにはソフトはインターネットブラウザのChromeしか入っていません。

 今のパソコンでもインターネットブラウザだけでメールを送ったり、クラウドにアクセスして書類の内容を閲覧して編集することもできていましたが、Chrome OSはネットにつながっているのが前提で、全ての作業をChrome上でやってしまうパソコンなのです(^^)。

 このため、電源を入れてからの起動が早く、電源を入れればすぐに使える状況になります。セキュリティについてもChromeをアップグレードすることで対応するので、お金もかからず(別途通信料は必要ですが)安全に運用することができるという特徴があります。今までのパソコンやスマートフォンはシステムの更新を行なうにつれて動きが遅く重くなっていきましたが、Chrome OSは単にChromeを更新していくだけなので、電源を入れて待たずにストレスなく使いたいというニーズに応えるためにはいいものだという気がします。なお、すでにgoogleのgmailアドレスを使っている場合、その設定でログインするので、メールやブラウザの設定をそのまま使ってスマートフォンとのデータを共用できます。

 最近は私が使っているぷららLTEのように無制限に使えるモバイル通信も出てきているので、このような端末をモバイル環境で利用することも可能です。ただ、良くも悪くもブラウザだけで全てのことをやろうとするOSであるので(Webアプリとしてさまざまなものが提供されますが)、現状では今までのハードで気に入って使っているソフトやアプリが使えなくなることを覚悟しなければなりません。

 あと、現状では小型でも11インチ程度のノートパソコンタイプのものが一番小さく、価格も3万円前後と、それほど安くありません。私自身はキーボードの入力方法にローマ字入力をカスタマイズした独特な入力方法を使っているので、決してメイン機にはならないと思いますが、興味はあります。モバイル用として使うなら、現行機では大きいだけでなくACアダプタも大きく専用品になってしまうので、その辺もクリアしてほしいところです。

 大きさは10~11インチあたりでもいいですが、5V2Aの汎用USBアダプターやモバイルバッテリーでも充電でき、直接SIMカードが差すことのできるモデルが出れば、急にネットを開きたいような事があった場合、最速で電源OFF状態から起動してすぐに確認できるマシンとして重宝するように思います。というか、今私が使っている中でWindows7の入った古いノートパソコンなどは、電源を入れてから数分経過しないとブラウザを開いて見ることができないので(^^;)、早くモバイルで使えそうなChromebookが出てこないかなと期待するところです。

ドコモが開始する4G通信「PREMIUM 4G」に期待すること

 携帯電話網を使ったネット通信は今でもそこそこLTEで早いのですが、今度はLTE-Advancedという4Gのサービスに携帯大手3社がサービス提供予定の中、ドコモが先行して最大下り225Mbpsというスピードのサービス「PREMIUM 4G」を、通信が混みあう都市部から導入することになったそうです。

 ドコモは300Mbpsという現在LTE通信で提供している下り150Mbpsの倍のスピードでの提供も視野に入れているようですが、新サービスの早さを得るためには新しく出るモバイルルーターやスマートフォンに機種変更しなければなりません。まあ、今使っているものの電池が消耗してくるなどして交換時期になったら今のLTEのように誰もが使うようになると思うのでその点は心配していませんが、早いからすべていいとは言えないので、冷静に状況を見ていくことが大事だと思います。

 というのも、現在下り最大150Mbpsと光ファイバー並みの高速通信が可能なLTEをドコモで契約していても、高速通信の容量に制限があるのでドコモの方でも「外出先ではLTEでも自宅へ帰ったらWi-Fiに切り替えて光ファイバー経由に」という主張を前面に押し出したテレビコマーシャルを放送しています。この主張が新しいサービスの展開とともに変わっていくのかというのが私の今の関心でもあります。

 たまたま昨日、タブレット端末に入れていたmicroSDカードのデータが飛んでしまいまして(^^;)、SDカードにインストールしていたアプリが全て使えなくなってしまいました。今後、出先でも自宅でも常にクラウド上にあるデータを使ってパソコンやスマートフォン、タブレット端末を使うのが当り前になってくれば、こうしたデータ消失の心配は個人レベルではしなくて済むことになります。そのためにも、データ通信を提供する業者さんには、高速通信を追い求める一方で、少なくとも常時オンラインでネット閲覧およびネットアプリを使っての作業がストレスなくできるだけの通信スピードを低価格で提供してほしいところですね。例えばgoogleの提供するChrome OSを使ったChromebookのようなものを使おうと思ったら、今のドコモのデータ通信プランではすぐに高速通信の容量を使い切り、とても使いものにならないでしょう。

 ドコモの新サービスでは、都市部の通信が混みあう場所においてスムーズにつながることが期待されているとのことなので、新旧サービスをうまく使って都市部の昼休みでも極端に通信スピードが落ちたりすることなく、安定してつながる数Mbps程度の安価なプランが出てきてくれないかなと思ったりします。

インターネットブラウザは最低2種類インストールすべし

 昨日の夕方、知り合いの方から電話がかかってきて、かなり悲痛な訴えをされました。仕事でウィンドウズ7を使っていて、急にインターネットブラウザのインターネットエクスプローラーが開かなくなったとのこと。

 すぐに自分のパソコンを開いて確認したもののそのような現象は出ず、原因がどこにあるかわかりかねたのでなかなか良い回答を出せないでいたのですが、困ったのが、その方はインターネットブラウザを1つしか入れていないので、インターネットエクスプローラーが起動しなければ、別のインターネットブラウザを検索した上でインストールすることもできません。最悪の場合、こちらの方で入手したソフトをメールに添付して送ることも考えましたが、とりあえずシステムの復元をしてみて駄目だったらということにして電話を切ったのですが、このトラブルはかなり多くの人が巻き込まれている可能性があることがわかりました。

 というのも、その方の入れているウィルス対策ソフトの「ノートンユーティリティ」を更新したことがこのトラブルの原因だったということが後からわかり、ネットにその対策が掲載されているのを見付けて何とか開けるようにできたのですが、そうした事情が飲み込めない人だと、何の理由もなくインターネットが使えなくなるということになるわけで、週明け以降にはかなり大きな問題があちこちで出てくるような気がします。

 電話をいただいた方は業務で使っているツールがインターネットエクスプローラーで使うことを前提に作られていたということで、ネットを利用するためのブラウザは1つしか入れていませんでした。もしその時に、何か別のブラウザを導入していれば、ノートンユーティリティに関する情報や対策をネット検索して何とかなる方法も見付けられますが、今回のようなトラブルがあってから何とかしようとしても遅いわけです。これを読んでいる方でパソコンの中に1つのブラウザしか入っていない方は、すぐにchromeでもOperaでも、Firefoxでも入れておき、ブックマークも共有しておくことをおすすめします。あと、複数のパソコンを持っていても、同時に同じようにシステムやソフトのアップデートを行なわないようにすることが、結果としてそれまでの作業内容や仕事を守ることになります。

乾電池・エネループを使ったガラケーは実現できるか?

 つい先日のネットニュースで、かなり前に発売されているだけでなく、2G対応といいますからそのまま導入しても日本国内では使えないガラケーが話題に上がっていました。その電話機は「SpareOne Plus」という台湾のメーカーが出しているSIMフリーのガラケーで、単三電池1本で10時間の通話ができるそうです。

 この電話機自体、電波の関係で日本では使えませんし、新製品でもないのになぜ今さらというところでもあるのですが、これには今の日本で思いの外ガラケーを使い続けている人が多いのではないかというニュースに対応したものではないかと思われます。古いガラケーを使い続けていると、本体の機能は問題なくても、内蔵のバッテリーが使えなくなって端末も使い続けられないという事もあり、そこでコンビニでも買える単三電池で動くガラケーがあるということで注目されたのではないかと思います。

 私自身、充電して使い回せる単三や単四電池で動く携帯電話があるといいなとは思いますが、たとえ将来3G対応版が出たとしても、この「SpareOne Plus」をメインで使おうとは思いません。何せ通話のみの電話帳もなく、当然液晶画面も省略しているのでメール関連も使用できないというのが大きいですね。この製品はあくまで災害時の電源が使えない状況の中、使えなくなった携帯電話やスマートフォンに入っているSIMカードを入れ替えながら暫定的に使うものであると思います。

 もし、このハードが日本で使えるようになって売られた場合、ドコモかソフトバンクの契約があるなら非常用持ち出し袋の中に入れておくのもいいかと思いますが、現状ではauのガラケーの中に入っているSIMカードを入れても使えないと思いますので、その点は注意しましょう。ただ、そこそこ安い値段で出てきたら、いざという時のために買ってしまうかも知れません。でも、本音ではこうしたジャンルこそ日本のメーカーのノウハウを投入したものを出してほしいと思うのですが。

 個人的には単三電池が2本ないし4本か、単四電池4本を使うタイプで液晶画面くらいは付いたもので、電話帳機能はもちろん、せめてSMSくらいは使えてほしいところです。SIMカードは標準・micro・nanoの3種類のどれでもアダプター無しで使い分けられるようなものでないと、これだけスマートフォンとiPhoneが普及した日本で多くの人の役に立つものは作れないと思いますね。ソニーか松下あたりで、FMラジオとLEDライトの付いた災害用ガラケーを出してくれれは、多少大きくなってもそこそこのニーズは出てくると思うのですが。

ガラケーの出荷台数が前年比より増加のわけ

 調査会社のMM総研が3日発表した2014年の国内携帯電話出荷台数によると、「ガラケー(フィーチャーフォンのこと)」の出荷台数が、前年比5・7%増の1058万台と、07年以来7年ぶりに増加したとのことで、ニュースになっています。なぜ急にガラケーの契約が増えたかというと、やはり考えられるのが今までPHSのウィルコムを使っていた人がMNPで携帯電話3社のガラケーに移行してきただろうとということです。

 というか私がそうなのですが(^^;)、インターネットおよびメールすら使わないで通話オンリーにしたauのガラケー契約で、特定の機種を利用すると2年間はおよそ1,000円ちょっと(ガラケー用の通話定額プランの2,200円からの端末継続使用による割引があるため)で維持しながら携帯および一般電話に掛け放題になるのですから、よほどPHSに固執するのでなければ、時間制限もなく広いエリアでつながる携帯電話会社への移行は自然な流れだと思われます。さらに、通話中心にPHSを使ってきたユーザーはあえて通話定額の基本料やデータ定額料の高いスマートフォンに変えることは考えにくく、すんなりと携帯電話会社のガラケーに移行するような傾向は今後も続くのではないかと思われます。

 さらに、今までずっとガラケーを契約してきた人が機種変更をする場合、店側はガラケーの時よりも高額なパケット通信料を請求しやすいスマートフォンへの変更を勧められることが多いと思います。そうして一旦はスマートフォンに機種変更したものの、毎月の請求金額が高くなったり、電池の持ちが悪い、パフォーマンスの低下で激遅になったり最悪フリーズするなどのスマートフォンに特有の扱いにくさを肌で感じた上でガラケーに戻した可能性もありますね。

 すでに家族や知人との連絡にLINEを使っているような場合はスマートフォンの方がいいでしょうが、個々の連絡手段として通話およびSMSで十分というなら、ガラケーの方が電話としての使い勝手に安心感があります。個人的には、今後多くの人が私が今契約しているような、一台目はガラケー(私は通話定額の契約のみですが無料通話付きプランも有)で、二台目 スマートフォン(MVNOのデータ定額契約)という月々の通信料金を二~三千円強で維持したり、MVNOの提供する通話機能付きデータ定額SIMを使って月額二千円前後で収める状況が増えてくるようになると、結果的に携帯電話会社の売り上げが減ることにもなるので、ガラケーでも今までのようなデータ通信料金を維持してやっていくことができるのか興味深く動向を見守りたいですね。

MVNO契約をつなぎ止める新たな方法

 ドコモ、au、ソフトバンクの携帯3社以外に回線を借りて提供するMVNO業者を選ぶメリットというのは単価が安いということと、契約後の解約についての縛りがないという風に今までは言われていました。しかし、最近の新たなMVNO関連のプランを見ていると、契約者がいったん加入した契約を解約しにくい仕組みが増えてきたように思えます。

 その一つが、今までのデータ通信専用のSIMだけでなく、データ通信と通話のできるSIMに関する継続利用の仕組みです。さまざまな業者がこのプランを出していますが、3Mbps上限ながら制限なくデータ通信のできるぷららLTEでも通話利用プランができたそうで、待ち受けが中心なら税込でも4千円を切る価格で利用できるようになりました。ただ、ぷららの場合でも契約月の翌月を1ヶ月目として6ヶ月目以内に解約すると違約金が発生する決まりになっているそうです。しかしこれはMNPで端末を安く入手したり特典のキャッシュバックや商品券を荒稼ぎするような輩を締め出すための仕組みなので利用者側も我慢しなければならない部分はあるでしょう。

 今回私が懸念するのは、もう一つの契約形態として、各社が競争のように行なっている家庭内の光回線とのセット契約についてのことです。私はMVNOの良さというのは新しく魅力的なプランが出てきたらすぐに乗り替えができることだと思っているのですが、光回線とデータSIMカードをセット契約して安く使っていると、データSIMを解約すること自体を躊躇する場面が出てくるでしょう。さらにそれに家族全員が入ることができるSIM複数枚契約がからむと、家族全員の了承がないと契約を移ることができなくなるわけで、さらに乗り替えのハードルは上がります。

 もちろん、まとめることによる経費面のメリットはあり、セットで契約し続けるというのもひとつの考え方ではあると思いますが、通信技術は日進月歩で変わっていくので、やはり時間が経てばどんなすばらしい(安い)と思った契約でも新しいものと比べるとそれほど魅力を感じられなくなる時がやってくるというのが私が今まで沢山の事業者を乗り換えてきて感じているところです。

 私自身はできるだけこうした他の契約とのしがらみがない状態で契約を続けていこうと思っています。安さ便利さも大事ですが、いつでも止められる状態でないと、文句がありながら使い続けざるを得なくなることにもつながってきます。セット契約に手を出す前に、こうしたことも考えることはこれから大切になっていくような気がします。