キャンピングカーショーの展示車 その2 王道のハイエース

あくまで車中泊という範疇で車の入手を考える場合、専用のキャンピングカーほど駐車場で主張したくはないものの、できる限りキャンピングカーに近い車中泊プラスアルファの環境を手に入れたいと思う場合は、やはりベースとなる室内空間が広い車が好まれるところがあります。

今回のキャンピングカーショーでいろいろな車を見たのですが、普通車の4ナンバーをベースにした車の室内空間は思った程広くなかったので、コンパクトにまとめたいなら軽のワンボックスでもいいかなと(あくまで居住空間の話です)思ったりもしました。そうでなく、夫婦だけでなくお子さんも連れて車中泊に出掛けるとか、一人ないし二人で出掛けるにしてもいろんな装備を満載して居住環境を上げたいと思い、それでも専門のキャンピングカーまでは買いたくないという場合には、今回紹介するトヨタ・ハイエースをベースにした車が合っているように感じます。

ハイエース キャンピング1

ハイエースなら普通の駐車場でも何とか収まりますし、写真のようにオプションのタープやテントを出入口に付けると電源の取れるオートキャンプ場を利用すれば電化製品を十分に使いこなすことができ、自宅と同じような生活環境をそのまま外に持ち出せます。

ハイエース キャンピング2

さらに、利用人数が多い場合にはちょっと窮屈かも知れませんが二段ベッドをセッティングして多くの人が足を伸ばして寝ることが可能になります。利用する人数や装備によってどういう改造をした方がいいかという事は変わってくるとは思いますが、まさに「動く家」という感じで使えるのがハイエースベースのキャンピングカーのいいところだと思います。また、設計の仕方でこの写真とは違った形で、キャンピングカーのようにシンクやトイレを車内に配置した上で就寝環境を確保するようなこともできるでしょう。

そして、このサイズではぎりぎり日常使いにも使えるというのがポイントが高いところですね。理想的には日常の買い物用には軽自動車がもう一台あれば言うことはありませんが、これ一台でも何とかなりそうです。

そしてもう一つ、ハイエースベースの車を持つメリットということで言えば、車を乗りまくって処分するようなことになっても、それなりの高値で買い取ってもらえる可能性が高いということです。これは主にハイエースの過走行車についての話です。国内では過走行のハイエースが引き取り手がなくても、海外用に輸出され、海外で人気なため引き取り価格も上がる傾向があります。そこまで高値で購入しても十分商売になるのは、多くの場合後部に座席を置いてバスのように使われる用途が多く、現地でお金を稼げる車として更に活躍することが見越されているのです。

現地には多くの日本車が入っていることもあり、現地で修理専門の業者も多く、日本で手に入らない部品は自分らで作るなどしてある事味メンテナンスの面でも安心なのだそう。将来的にこの傾向がずっと続くかというとそこまでは言えないものの、別の車がハイエースのように売れなければ中古車の市場に入ってこないわけですし、何よりこの文章を書いている時点ではハイエースの中古車相場が高いので、今後もその傾向が続くなら、古くなればほとんど0円で買い叩かれるような車とは違い、乗り潰すほど使った後であっても資産としての価値も持続するというわけです。

ただし、そうした人気がある車の宿命として、管理をしっかりしておかないと盗まれるリスクも他の車と比べると高いことが挙げられます。基本的なことですが、どんなに短い時間であっても車から離れる時にはキーは取ってロックしてから車を離れることが大事ですし、自宅に置いていても盗まれるケースも有るため、盗難対策および、盗難を保証する自動車保険のうち車両保険の加入はかなり古くなったとしても必要であるということは頭に入れておいた方がいいと思います。

※2016年に行なわれた「キャンピングカーショー」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観を変えない軽ワゴンタイプ
その2 王道のハイエース
その3 ポップアップルーフかルーフテントか
その4 大型キャンピングカーとトレーラー


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