2025年3月いっぱいで営業を終了するアピタ静岡店がイオン系のショッピング施設として再営業することに

以前、私の住む静岡市の地域情報として書かせていただいたのですが、静岡駅の南口から一直線で行くことのできる(車だとだいたい5分くらい)、駐車場も平面と立体があって利用しやすいショッピングモールでユニー系の「アピタ静岡店」がこの3月30日で閉店することになり、もはや閉店カウントダウンというところまで来た時点で新たな展開がありました。

元々、このアピタ静岡店が開店したのが2005年で、今年で19年目になります。一階と二階が店舗で、三階より上が駐車場になっていて、屋上の駐車場は毎年7月にある安倍川花火大会には一般客に開放され、店内で購入したものを楽しみながら花火大会を楽しめるなど、静岡市民に寄り添った営業をしていたので、この撤退のニュースは唐突で、当初はその後に撤退した後にこの施設はどうなるのかということも発表されていませんでした。

撤退の理由として、集客はそれなりにあるものの、設備の老朽化によるところもあります。上記で書いたように屋上を駐車場として使用しているため、屋上の防水についても対策が必要になるでしょうし、そうした費用をどのように負担するのかという事になってアピタ側はそのような負担をせず撤退という形になったのだろうと推測はできました。
閉店をすぐ前にして、「イオンリテール」が撤退するアピタ静岡店の後に入ることが決定したというニュースが入りました。全国的には大型スーパーの地方都市からの撤退が当り前のようにニュースになる中、このアピタ静岡店の場所がまたショッピングモールになるということで一安心というのが地元に住む人間としての第一の感想です。

ただ、先述の通り屋上の防水工事および、空調用の機器の入れ替えなど、改めて営業を開始するには大規模な工事が必要になるということで、イオン系のショップが営業を開始するのは翌2026年の春を予定しているそうです。

静岡駅周辺は、新幹線を使えば東京まで約1時間で行けるということもあり、首都圏からの移住先としても注目されていますが、実際に移住を考える方にとっては、日常的な買い物などの利便性がどのくらいあるかということも考えなければいけません。静岡の駅周辺はコンパクトにまとまっていて、駅まで出てしまえばそれなりに買い物はできるのですが、車を使って買い物をするには、アピタ静岡のような駅から近くても車が停められて食品から衣類、日用雑貨なども一通り揃うショッピングモールは便利でした。

ただ今回、撤退した後に入るテナントが一応決まったことで、近所の人からすると一安心といったところではありますが、予定はあくまでも予定であることも確かです。特に老朽化した店舗を改装して再オープンとなるとかなりお金も掛かりますから、本当に来年の春新しく再オープンできるのかというのは、近所や地元の人だけでなくこれから静岡市に移住を考えている方にとっても気にしておいた方が良いと思います。

静岡市における大型商業施設といえば、こちらはまだ全く予定がはっきりしていないのですが、東名高速道路の「日本平久能山スマートインター」付近に静岡市が用地を確保し、広くテナントを募集するという話もあります。今後、アピタ静岡のところにイオンが入り、さらに別の施設が郊外にできるということになると、かなり車での買い物環境が良くなることが予想はできます。

ということで、まずは来年春までの状況を確認しつつこのブログからも状況を発信していければと思っています。静岡市自体が人口がそれほど増えていないというところはあるのですが、今後は静岡駅南口にも再整備計画があり、今まで無かった駅の南側にも大きな商業施設を作る計画もあるそうなので、行政の頑張りにも期待したいです。

カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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