車が山の中に入った時にもラジオから「インターネットラジオ」への切替が良いと思ったこと

先日ちょっと車で遠出したのですが、その際感じたのが、ちょっと山の中に入ると一般道の場合なかなかラジオ(AM)が受信できないということでした。私の車のアンテナの性能がそれほど良くないということもあるのかも知れませんが、雑音が入るということではなく、音量を上げても場所によって全く音が出なくなるほど入感しないようになってしまうのです。

これだと、定時のニュースを車の運転をしながら聞けなくなるばかりか、走行中には必要だと思われる周辺の交通情報についても入って来なくなるので、何とかならないかと思ったのですが、ふと良い方法を思い付きました。

先日は行程の一部で、車に固定したタブレットを使って動画配挙によるニュースを見ていたのですが、ラジオなら途切れ途切れになるケースでもほぼ問題なく動画を見ることができました。当然ながらラジオのAM波と携帯電話の電波というのは性質が違って、AMラジオは一つの送信所から出力されたものを広範囲エリアとして送り出すのに対し、携帯電話の電波は数多くの基地局を様々な場所に置くことによって、人口カバー率を上げていくということで、車がそれなりに通る場所であれば、まず途切れることなく通信を続けることができます。

そこで、帰りには地元のラジオ局のインターネットでの同時配信(Radiko)を使って、車内で安定してラジオからの情報を拾うことができました。さすがに本当に山の中に入ってしまった時や、古いトンネルで携帯電話の電波が中継されていないような場所では通信が切れて使えなくなってしまったことはありましたが、それ以外の野外では比較的安定して車内でラジオを聞き続けることができました。

ちなみに、私の場合ですが車内オーディオはスマホ対応になっていないので、しっかりと音を出すために外付けのBluetoothスピーカーとペアリングをさせています。最近の車では純正オーディオでもスマホと接続でき、車内スピーカーを使えるものもありますので、ラジオの入感がされないような場合は、積極的にRadikoとカーオーディオを接続して情報を入れることはやった方が良いと思います。

なお、交通情報を仕入れるためにインターネットラジオを聞く場合は、県をまたぐ際にはRadikoの場合は、スマホの位置情報で聞ける放送局が変わってくるので(無料会員の場合)、その都度変更をかける手間がかかりますが、NHKの提供する「らじる☆らじる」の場合、同時配信地域をアプリから「札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・松山・福岡」から選べるようになっています(デフォルトでは東京になっています)。大雑把でも交通情報を入れたい場合には走行中の地域に近いところに合わせて利用するのがおすすめです。地震情報が番組の途中に地域から流れることもありますので、面倒だとは思わず、聞く前に設定で地域の変更を行なった上で利用することを心掛けましょう。

カテゴリー: 車中泊実践編 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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