Chromebookは将来的にAndroid化すればモバイル関係のハードは最少限にできる?

海外のネットニュースで、現在のChromeOS(Chromebookに入っているOS)をAndroidOSに統合するのでは? という話があるという記事を読みました。まだすぐにというわけではないとは思うのですが、Android陣営は学校の授業用に特にiPadとの勢力争いを繰り広げていますので、今後は10インチクラスのAndroidタブレットでできることが広がれば良いと思うのですが、その際には色々問題になりそうな事もあります。

私は現在、持ち出すキーボード付きの端末ということでは、Windows11のミニノートの他、もはやWindows11にアップデートできないノートパソコンにLinux Mintを入れたのを便利に使っています。Linux MintはOSの料金がかかりませんし、ベースとなるパソコンは使い終ったものが中心なので、中古市場で購入しても格安(1~2万円程度でも可)で購入できます。それで、今ではWindowsパソコンでやっていたことがほとんどできてしまうのですから、もはや現状ではChromebookよりもLinux Mintという風になってきているのですが、もしChromeOSとAndroidの統合が行なわれると、また違った可能性が出てきます。

今のChromeOSをインストールしたChromebookは、一部のAndroid用のアプリが動くようになっていますし、Linux環境をインストールすれば、Linux Mintで私がやっていることもできるようになりますが、メモリを消費したり動作が不安定になったりするので、今持っているChromebookではLinux環境をアンインストールし、基本的にはChormeブラウザのみで使っています。

ただ、現状のChromebookで私にとってネックなのは、WindowsやLinuxで使える「Google日本語入力(Mozc)」と同じ入力用のカスタマイズ機能が無いことです。今のAndroid端末にこの機能さえあれば、10インチくらすのAndroidタブレットにBluetoothキーボード、マウスをつなぐことで外での簡単な作業は全てAndroidに一本化できます。そう思っていてもその辺の進化はないので、手持ちの古いノートをLinux Mint化して使っているという状態です。

今後、そうした状況が改善し、iPadに対抗できるような新Androidタブレットが出てきたら、恐らくSIMフリーの通信機能が付いても圧倒的にiPadより安くなると思うので、持っている周辺機器を有効に使いながら、旅行用の持ち出しのためのモバイル機器のコンパクト化に一役買うのではないかとも思うのですが、そこに一つ考えなければならない問題も潜んでいます。

というのも、現在のAndoridのOSを積んだタブレットやスマホは、購入時に入っているOSのバージョンからのバージョンアップがあるかどうか不透明なので、できるだけ現行での最新OSが載っているものを購入して、できるだけ使える期間を伸ばす必要があります。その点、今のChromebookは発売してから10年はサポートがされるので、安心して使えるようになっています。今後ChromebookとAndoidが統合するなら、せめてiOSと同じくらいは長く使えるようなサポート体制を考えてくれれば、そこまでCPUの負担になるような作業をしなければ、安心して長く使えるようなものになるのではないかと思います。

AndroidはiOSと違って多くの国やメーカーで作るので、少しずつ仕様も異なるなど、統合に向けて難しいところは当然あると思います。それでも、Androidで動くアプリというのは本当にたくさんあり、今のChromebookでそうしたアプリが安定して動くようであれば、現在のブラウザのみの使い勝手とは変わって、一通り使えるOSになってくるのではないかと思います。ただ、キーボードを使っての入力方法については、やはりパソコンではできるきちんとしたカスタマイズはできるような形で統合して欲しいなと思いつつ、今後のChromebookの進化を待ちたいと思います。

カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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