auが沖縄県の離島である実験を行なったことがニュースになっています。auと言えばStarLinkの通信衛星を使ったサービスを行なっているのですが、今回の実験は普通のスマホで直接StarLinkの衛星と通信を行なうための実験だったということです。
今回実験した衛星は、通常の(Starlink内で比較)通信衛星より低い軌道で地球を回っている衛星と通信をしたということですが、今回の実験ではSMSの受信がモバイル回線の届かない場所で利用できたということです。
ちなみに、衛星からの電波はBand1が使えるスマホ(一般的にはこのBandが使えないようなスマホはないように思えます)ならどのスマホでも使えるということですが、OSについてはAndroid15の新機能である「サテライトモード」が使える必要があるということで、今後Starlink経由で直接通信を使いたい場合は、Androidスマホを買う場合にはAndroid15でサテライトモードが使えるかどうかが一つ鍵になることは確かです。先日紹介した楽天モバイルとのサービスおよび価格がどんな感じになるかということもありますが、SMSのみを地上の基地局が使えない時だけ使うなら、そこまで料金は掛からないのではと思います。
あと、auのサービスと言ってもサブキャリアのpovo2.0やUQモバイルは使えるのか、au回線を使ったMVNOはどうなっていくのかということも気になります。通信衛星にもトラブルはあると思うので、もしpovo2.0で使えるようならメインの電話番号を変え、通話定額のみを付けて使う可能性もありますし、別の衛星通信サービスは使いつつも、予備的に複数契約で2つの衛星をいざという時に使えるように準備するという事もできるかも知れません。
こうなってくると、ドコモとソフトバンクが災害対応の通信についてどのような形でサービスを打ち出すのか、通信衛星とは別の方向からサービスを提供してくるのかということも気になります。今後も新たな流れが出てきたところで半分自分のためということはありますが、ここで紹介することができればと思っています。
てらさん、こんばんわ。
衛星と直接通信が出来る様になると、災害時や電波の届かない場所での通信には役立ちそうですね。
povoとか、他の格安SIMでも使える様になると良いのですが(auには戻らないと思うので・・)
では~ ahiru
ahiruさん コメント欄が利用できずご不便をお掛けしました。
auのstarlink乗り入れはとりあえずSMSのみのようですが、個人的にはpovoでも何とか利用できるようになると良いですね。