DAZNが起こした「変化」によってサッカー・ワールドカップアジア最終予選が多くの人に開放されるか?

日本の男子サッカー代表チームは、史上最強と言われて最近はワールドカップアジア最終予選では無敗を続けていますが、個人としてはその強さをいまいち実感できていません。というのも、契約の関係で以前は必ず地上波かBSのテレビで日本チームが出場する試合は生中継されていたのですが、放映権の高騰などの理由によって見られなくなってしまっていたからです。

日本のサッカーについてはJリーグの放映権も基本はネット配信のDAZNによって独占されており、全国放送される試合は限られ、どうしても見たい試合がある場合は、今までは有料でDAZNと個人で契約をするしかありませんでした。同じように、日本で開催されるアジアサッカー連盟主催のサッカー・ワールドカップアジア地区最終予選のうち、相手国で行なわれるアウェー戦についてもDAZNに加入しないと見られない状況になってしまっていました。

こうした状態は、来月にインドネシアで行なわれる日本対インドネシア代表戦から変わるのではないかというニュースが入ってきました。「100万回パスをつないで みんなで#代表みようぜ」企画というのがそれで、Xで「#代表みようぜ」を含むポストの総数が100万回を超えると、本来は有料でしか見られない2024年11月からの日本代表戦(2連戦)を課金なしに見られるというのです。

現在でも、課金なしでもIDとパスワードで登録すれば見ることのできる無料番組というものはありましたが、今後はログインしなくても配信を見られるような形での対応も考えられているようで、今まで有料でないと見る手段が無かったことから考えると、かなりの状況の変化だと言えます。

こうした無料でアプリを使って見ることができるというのは、ボクシングで注目の世界タイトルマッチを配信したドコモの動画サービス「Lemio」ではすでに行なわれていて、私も登録した上でリアルタイム観戦できました。ボクシングももはや地上波で見ることができないスポーツになってしまいましたが、世はネット中心に動く中で、スマホやチューナーレステレビでも何とか工夫すればテレビと同じように試合を楽しむことはできるようになっています。今回のDAZNの方針転換も、この延長線上にあるのではないかと思います。

ただ、Xのポストが100万回カウントされなければどうなるのか? という不安はあるのですが、さすがにこれだけ大々的に発表しておいて、「代表戦は無料で見られません」ということにはならないのではないかと思います。現在私は、テレビにAmazon Fire StickTVをつなげて、DAZNアプリをインストールしてテレビで見られるようになっています。

パソコンがある方は、テレビとケーブルをつなげてパソコン画面をテレビに映すこともできますので、今回のニュースで気になる方は、スマホの小さい画面だけでは不満のある方は、自宅のテレビやモニターでも見ることができるような準備を行なっておく必要があります。ちなみに、日本対インドネシアのアウェー戦は2024年11月15日なので、それまでにネット配信をテレビで見られるような環境を作っておくことをおすすめします。

カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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