先日購入して使い始めた、新しいスマートバンドXiaomi Smart Band9は、バンド装着の方法が変わったことで、今までのように本体が知らないうちに取れてしまう(構造上、ゴム穴にはめ込む方式であるため急激に力が加わると外れてしまう危険がある)こともなく、さらに時間表示だけの常時表示が可能になったことで普通に時計としても使えるようになり、さらに過去のものよりもかなり電池持ちが良くなったと、良いことばかりな乗り換えでしたが、一つ問題がありました。
というのも、現在スマホとペアリングして通知してくれるような設定にして使っているのですが、前のバージョンではRakuten Linkアプリでも着信すると同時に呼び出し中にスマートバンド自体も震え続けて知らせてくれたのに対し、Band9ではRakuten Linkでの電話について、着信と同時にバイブレーションすることなく、電話が切れてから「不在着信」の通知だけがされるようになっていたのです。通常の電話アプリでなく、楽天モバイルで使えるIP電話が使えるアプリ「Rakuten Link」だからだめなのか? と思ったのですが、以前のスマートバンドでできていたことができなくなるというのは堪えます。今後もRakuten Linkでの着信中にバイブされないということになると、今までその機能が便利でスマートバンドを使い続けていたところもあるので、根本的にスマホの運用を考え直さなければならなくなってしまいます。
現在は片手の中に収まるRakuten Hand 5Gを使っているので、スマホ単体で常に胸ポケットに入れて使うこともできるのですが、使っているうちに反応がもっさりとなり、いざという時に電話が取れないということも起こってきています。そこで、今後機種変更をして反応がスムーズで、さらにもっと大きな画面のスマホに変えた場合、さすがに大きなスマホを胸ポケットに入れて使うのはしんどいので、通話のためのBluetooth子機でも追加で買おうかと思っていたところ、思わぬ解決となりました。
というのも、先日何とかならないかと思ってXiaomiの提供するスマートバンド用のアプリを起動させたら、本体のアップデートが来ていたので、わらにもすがる気持ちでアップデートを行ない、改めて自分のスマホに他のスマホから電話を掛けてみたところ、何ともあっけなく呼び出し中にリアルタイムでスマートバンドが震えて知らせてくれるようになりました。
改めて思いますが、使っていて不具合を見付けた場合は特に、常にアップデートを気に掛け、来ていたらすぐにアップデートを行なうことは大切ですね。これで、注文して実際に届いても、本当に使えるかどうかわからないBluetooth子機を購入せずに済み、今後大きなスマホに機種変更しても、今と同じようにズボンのポケットに入れていても使えるような状況はキープできるようになりました。これで、今の通話用スマホを機種変更することにゴーサインを出せるかな? と思っています。現在、Rakuten Hand 5GはeSIM専用のスマホなので、新しくスマホを変えたらSIMを物理SIMに変え、いざという時には楽天モバイルのSIMカードをホームルーターに入れ替えて使えるようにしたいと思っています。
そうすると、電話として楽天モバイルの回線は使えないかと思われるかも知れませんが、実はホームルーターから接続したパソコン(Windows)にデスクトップ版Rakuten Linkアプリを仕込むことで、パソコンの方から電話やSMSを楽天モバイルの電話番号で利用することが可能になります。そうなったら持ち運びのしやすい、受話機型のイヤホンマイクを買い足すのも良いのでは? と思っています。