先週いっぱいで千葉県津田沼に残っていた大型小売店舗のイトーヨーカドー津田沼店が閉店したということがニュースになっていました。多くの小売店がしのぎを削っていた時を思うと、本当に時代は変わってしまったと思います。
こうした大規模校利点ではイオンモールの躍進が目立ちます。先日訪れた長野県松本市でも、イトーヨーカドーが閉店へ向かうのに対し、イオンモールには人が集まっていました。人口は減っても買い物需要はどの地域でもあるわけで、今後も少ないパイをめぐっての競いは続くでしょうが、以前のように大規模校利点の出店ラッシュにはならず、地方住まいの私としても今あるお店が何とかそのまま営業を続けて欲しいという感じにしか考えられなくなっています。
ちなみに、私の自宅周辺にはスーパーが無く、自転車があれば買い物には行けるものの、歩いて行くというような事はもうできなくなっています。数年前までは歩いて行ける距離にスーパーがあったのですが、そのスーパーが経営戦略を変更し、通常のスーパーではなくプレミアム感のある高級品を集めたお店を複数出す方向に転換してしまったので、古くからやっている通常形態のスーパーを閉店してしまったのです。これも、時代の流れといってしまえばそれまでですが、そうした高級路線というのもいつまで続くのかという感じもあり、今後さらに状況が変わってしまうと、我が家の日常の買い物がどうなってしまうのか心配になります。
それでも、自宅からは何とか自転車を使えばJR静岡駅までそこまで苦労することなく出て行けるので、全く買い物ができないということにはならないとは思います。しかし、駅構内のお店はテナント料が高いということもあり、街のスーパーよりどうしても品物の価格が高くなってしまうことになります。それでも何とか買い物ができる環境にあることは幸いですね。今後は、状況によって近くのお店で売っている価格と比較しつつ、すぐに必要でなく定番の商品についてはネット通販(ネットスーパーの利用を含む)によって対応していくしかないのかも知れません。
こうした地域のお店が衰退していくことは、車でのお出掛けをする際にも訪れる事ができなくなるということがあります。地域にあるスーパーでは、全国で販売していないその地方だけの商品が売っていることも多く、それ自体がお土産にもなりますので、私は旅先でその土地のスーパーに入るのが楽しみでもあるのですが、今後はそうした機会も減っていくのかと思うと寂しさはありますね。
あと、スーパーではありませんが、かつて栄華を誇った宿泊施設の栄枯盛衰というのも激しいです。まだ大企業がこぞって団体旅行で利用していた頃には、大規模な旅館・ホテルが有名な観光地ではどこも繁盛してきました。しかし、そうした需要がなくなると、とたんに大規模施設の経営がおかしくなり、場所によっては廃墟になってしまったところも多くあります。
先日宿泊した松本市の浅間温泉では、かつての大規模旅館を買い取ってリニューアルし、経費を切り詰めることで当時では考えられなかった値段で宿泊ができるホテルに宿泊しました。実際に泊まってみて、空調設備が古くて部屋全体を冷やせないような時代を感じる部屋をあてがわれてしまいましたが、それでもスーパーと違って観光地には海外からの宿泊客も来てくれる可能性があるので、コストをかけずに薄利多売で営業する宿泊施設は、そこまで費用を掛けたくない私にとっては有難いものです。
実は、そういったかつての有名旅館を大手リゾート会社が買い取って安く宿泊できるようにリニューアルした施設を予約しました。たまたま平日に出掛けられる事になったので、その日に安く泊まれるプランがあるのを発見し、直前に部屋を抑えました。前回泊まったのは伊藤園ホテルズのグループでしたが、今回は違う系列のホテルグループなので、前回との比較でどうなっているのか、さらにそのホテルが買収前に営業していた時と比べてリニューアルしたようなので、その様子はどうなのかなど、気になるところも多いので、こちらも近いうちに紹介したいと思っています。
以前は東横インやアパホテルのような簡便なビジネスホテルは安く利用できていたのですが、場所にもよりますが海外からの旅行客の影響もあるのか、それなりに値上がりをしているという実感があります。それなら、大型リゾートグループが経営する温泉付ホテルリゾートにすれば、こちらの方は基本一泊二食(バイキング)付きの料金なので、結果的には安くさらにかつてのあこがれの宿に泊まれるというメリットもあります。今回の予約もそうですが、全てネット上で予約を完結させることができ、車での訪問でも駐車場の無料利用への道も用意されているので、車中泊に疲れて行程中にリフレッシュしたい場合でも、部屋が空いていれば利用可能というのも嬉しいですね。どちらにしても、時代というのは自分が思っているのとは違う方向に流れていくこともあるので、それに自分の方から対応しに行くことは大事だろうと思います。
イオンモールもテナントの入れ替わりは多いです。テナントで100均のダイソー、セリアは多いですがよく客も入っていますね。食品スーパーとしてのイオンは安いとは言い切れないですが、PB商品は安い。
自社店舗ですべてカバーしようというのではなく、専門店としてのテナントを活用していると言えるし、テナントも自社で建物まで確保して出店するよりはコストを抑えられる。
最寄りの駅までは無料の送迎バスも提供している店舗もあります。
以前は売上自体はヨーカドーより多いが、利益率は低いと揶揄されていましたが、今やヨーカドーは見る影もない。イオンはコンビニ系はミニストップがありますが、弱小。ただ小型店舗のまいばすけっとは多いです。近所にイオンがありますが、同じマンション群内にもあります。近くで済ませたい人が良く来るようです。品数は多くないけどコンビニよりは安い。
イオンはスーパーでなく不動産賃貸業とカード事業がメインですね。不動産業のイオンモールで集客の為にスーパーがある。
ちょっと遠くですが、ヨーカドーもありましたが、閑古鳥が鳴いており閉店となり、今はヤオコーが入って営業しています。
東横インはたまに成田早朝出発の時には利用します。幸い羽田は近いので早朝から直行バスもあります。一人で泊まるには便利ですね。
ケータイオタクさん コメントありがとうございました。
地方の場合、その場所だけでなく周辺の市町村からも集客できるだけの大きさのものを建ててしまうというのが多くのイオンモールで見られるところです。私の住む静岡市に出店はありませんが、浜松市には複数のイオンモールがあります。ただ、住民にとっては未来永劫大型店が出店を続けてくれるという確約はまるでないため、現在の状況に一喜一憂することなく、常に最悪の状況を考えながら生活を設計していき、必要なら実店舗不足な点をネットで補うような事も考えるべきでしょう。
宿泊の形態も色々と変わっています。まだこのブログで紹介していないものも含め、今までの常識で考えていると置いていかれるような状況もあるかと思います。多くの宿泊施設は公式ページを持ち、公式ページから直接ネット予約することで、ぎりぎりのタイミングでも安い部屋を確保できたりするので、そうした自由自在な利用の仕方をするには、ネットが使えるか使えないかというスキルが絶対に必要になってきます。個人的には競争相手が少ない方が自分で宿が取りやすくなるので良いのですが。今後も色々な情報を入手しながら、ユニークなコンセプトでリーズナブルに利用できる宿を使って、ここで紹介していければと思っています。