古くてもきちんと設計されたThinkPad X270の基本性能が良いので今後の持ち出し用に決定?

ブログでは昨日の今日の事になってしまいますが、とある中古ショップでThinkPad X270を購入して昨日届きました。そのショップでは判定が中古Cランクだとちょうど1万円くらいでしたが、判定Aランクのものが1万2千円くらいで出ていたので、今後使うことを考えてランクの高いものにしたのですが、結果として外れではなかったようです。

天板にはちょっとスレはあるものの、肝心のキーボードについては文字のカスレがないだけでなく物理的に気になるところもなく、個人的にはこれで全く問題がありません。トラックポイントこそ、写真に撮っても使い込んだ感じがしていますが、何せ2017年くらいに出たものなので、その点は十分理解しています。とにかく、それだけ前のものでも古さを感じさせないのが嬉しいですね。恐らく企業が使ったリース物だと思うのですが、底面のゴム足の欠損もありません。今、ThinkPadにLinux Mintを入れた後にこの文章を書いているのですが、キーボードは今まで使っていたどのノートパソコンよりもスムーズで、道具としての満足感は高いです。

ただ、Linux Mintを入れるにしてももし保証期間中に何か問題が起こったらまずいので、まず入っているWindows10の回復ディスクをUSBメモリを使って作ってからOSの入れ替えを行ないました。大体16GBの容量のUSBメモリがあれば回復ディスクは作れるので、保証があるショップで購入する場合には手間はかかりますが、そうした作業の後にOSの入れ替えをすることをおすすめします。

買った時に届いたのは、本体とACアダプターだけでしたが、購入と同時にUSB-Cに差すThinkPad用の電源変換プラグを購入していたので、双方USB-Cのケーブルに差して最初から使っています。変換プラグでも問題なく充電できますが、本体にあるUSB-C端子からでも問題なく充電できます。写真ではUSB-C端子から直接充電していますが、ケーブルを抜いて変換プラグを付けると、USB-C端子を空けながら電源端子に差せば問題なく充電できるので、かえってこうした構成の方が便利になるかも知れないと思いました。

そんな中でも一つ気がかりなことがあります。自宅で用意しているPDケーブルは全て長さ1mと短く、今後外に持ち出して使う際、コンセントから離れた場所で使う場合に不具合が起きそうな気がしたので、改めて2mのケーブルを買い足しました。このケーブルも、ThinkPadだけでなく他の機器の充電に使えるので、旅行用および日常使い用としてそれなりに耐久性の高そうなものを購入しました。ただ、変換プラグと合わせても2千円くらいのもので、今回新しくモバイル環境を作るためにかかったコストは1万4千円くらいで済みました。

なにせ、Linux Mintではインストールした時点でフリーのオフィスソフトがインストールされていて、画像関連のソフトも入っているのでかんたんな画像の加工もでき、テキストエディタもそこそこ軽快に動くものが最初から入っています。今のところは日本語入力をMozcにしたのと、動画閲覧用にVLCメディアプレーヤーを入れ、さらには音楽配信ソフトのSpotify、あとコマンドプロンプトからの動作になりますが、今回の写真でも撮影情報をまるごと消してからアップロードするために「exfitool」というソフトを入れるくらいで、ブログを書いてデータのやり取りをしてというところはほとんど間に合ってしまいます。改めてここまでLinuxを使いやすくしてくれた先人の皆さんに感謝したいと思います。

改めてThinkPadを使っていて感じるのは、キーボードの良さももちろんそうですが、トラックポイントやトラックバッドの使いやすさにより、あえて外付マウスを持ち歩かなくても本体だけで十分な感じがすることです。もちろん、マウスをつないだ方が便利に使えることは確かですが、荷物が増えることのリスクも当然出てきます。

出先でマウスを忘れたり、過去にはマウスに入っていた電池を電池のフタごと落として、マウス自体が使いものにならなくなったことも過去にはあります。また、今回購入したX270は発売時期の関係でポート類もちゃんとあるので、USBハブを必要としません。必要に応じて持って行くのは各種ケーブルくらいで済みます。出先での充電の事を考えると、汎用のACアダプターとできれば65Wくらいの出力のあるモバイルバッテリーも一緒に持って行ければ良いですが、これは今後スマホで利用する人のために、多くの新製品が出る中で安く買えるチャンスがあれば、その時に購入するということで十分かと思います。映像系のケーブルについても、最近はUSB-Cで利用できるものもありますので、どちらも用意しておくと確かに便利でしょう。また、有線LANケーブルは巻取り式のものがあるので、それも持っておくといざという時に役立つかも知れません。

あと、データを本体だけでなくバックアップしたり、手持ちのデジカメで撮影した画像を取り込むために、通常サイズのSDカードが読み込めるスロットは今でも実用的だと思います。本体が壊れても中に入っているデータをSDカードに読み込ませていれば安心ですし、ケーブルレスでSDカード対応のデジカメの画像を本体で確認できるので、旅先では強い味方となりそうです。

あと、バッテリー絡みで言うと、このノートは一個のバッテリーを外して交換できます。個人的には本体から取り外すことのできるバッテリーを状況に応じて買っても良いと思っているので、無茶な使い方をせずにまだまだこのThinkPad X270を使い続けられるようにできればと願っています。

カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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古くてもきちんと設計されたThinkPad X270の基本性能が良いので今後の持ち出し用に決定?」への3件のフィードバック

  1. 匿名

     自分は家に未だWindows10でupdateも出来ないノートPCがあるので、代替え用に第8世代CPUのノートPCが安かったので購入してしまいました・・(富士通のLifebook 939)
     今まで使用していたノートPC(Let’s Note CF-SX3)は、Windows11に裏技でupdateするか、てらさんを参考にLinuxとのDual bootにしてみようかな。ちなみに、ChromeOSと言うのもありますね。

     では~                       ahiru

  2. てら 投稿作成者

    ahiruさん 新しいノートパソコン購入おめでとうございます。

    今使っているThinkPad X270も裏技でWindows11にアップデートしている人がいるそうなのですが、そこまでして今後Windowsを使い続けるのか? というところもあったりします。仕事を止めたら恐らくMicrosoft Officeは使わなくなるのではと思うので、最初からOffice互換アプリが入っているLinux Mintの方が私には良いです。

    あと、大々的に書くと使えなくなってしまう可能性があるのでこのコメントにぶら下げますが、同じく最初から入っているアプリの中には、世界のテレビが見られるアプリがあります。といっても多くの国の放送は見られないのですが、国内の地上波、BS、4K(NHKのみ)はネット経由で見られてしまうので、特にテレビ東京やMXが全国どこでも見られるというメリットはChomeOSより大きいです。

  3. 匿名

    てらさん、こんにちは。
    情報どうもありがとうございました。

    TV見れるのは良いですね。まずはお試しで、Windows PCに仮想マシーンでLinux Mintをインストールしてみようかな。。

    では~                    ahiru

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