テンマクデザインのモノポールインナーテント(メッシュ)を買い足したのは……

Amazonを定点観測していたら、先月購入してその組み立ての簡単さと安さに満足してたテンマクデザインのモノポールインナーテントのうち、色が黒で全体がメッシュになっているタイプのものに10%オフのクーポンが付いていて、4千円弱で買えるようになっていました。一部だけメッシュで白色のインナーテントで十分かなとは思ったのですが、ちょっと考えることがあって、メッシュタイプもつい購入してしまいました。

テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュ

まだ現物は到着していないのですが、大きさなどは全く同じで、違うのは全面メッシュであることだけなので、手持ちのコットの上に乗せて使うには全く問題がないことがわかっています。基本的には室内や車中泊で使うことを考えているので、先行購入した全面メッシュでないタイプのもの一つあれば十分であるとも言えるのですが、実は一つ全面メッシュであることのポイントがあるのです。

夏はメッシュの方が涼しいとは言うものの、メッシュが細かければ風もなかなか通らないので、夏にそこまで涼しくはならないというのは実際のところだと思います。今回購入した理由は、ズバリ流星を見たいと思った時に役立つものであるという事があるのです。

メッシュで外から丸見えになるということは、テントの中から外の様子が見えるということになります。毎年、夏の流星群と言えばペルセウス座流星群があり、暗い所で見ると全天で1分に約一つほどの流星が見られます。ただ、流星観測に関しては様々な問題があります。

まず、空全体を見渡した上でじっと流星の出現を待つ場合、立って首を曲げて待つとほぼ確実に首が痛くなります。できれば流星観測の基本姿勢は地面に寝っ転がって見る方が体に優しいだけでなく広い視野で多くの流星を見ることができます。

ただ、特に夏に流星観測を行なう場合には大きな問題があります。周りに建物や灯りのない場所というのは自然が豊かなところであり、どうしても「虫」の問題が出てきます。虫除けスプレーを用意していても、耳の周りで羽音をたてられるとそれだけでビクッとしてしまう方も少なくないのではないでしょうか。蚊取り線香やUSB電源で使える電気式のリキッドタイプの蚊取り装置もありますが、風などがあるとなかなか周辺全てのカバーできないという事もあります。

そこで、このメッシュのテントの中で観測を行なうようにすれば、自立している蚊帳の中にいるのと一緒なので、少々見にくいところもありますが、虫の影響を避けながら安心して流星を見ることができます。虫の影響が少ない冬でも、メッシュとは言えテントの中に入れば多少暖かくはなると思うので、空の見える場所にテントを設営し、流星群を心ゆくまで楽しめます。

今回たまたまクーポンで通常時では少し安い非メッシュのものよりも安く買えたのはラッキーでした。私の使い方ではそこまで使い込むことなく、使ってもコットの上に載せるようにして使うので、底面の傷みもそこまではなく、長く使えるかなと思っています。唯一の懸念である、グラスファイバー製のポールが破損した場合も、基本的に同じサイズの製品が2つあるので、最悪二つのタイプのテントを使い分けることもできます。ともあれ、これからの季節は部屋で昼寝をする場合にはこちらの方が涼しいと思うので、窓際に置いて使おうかなと思っています。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す