Chromebookと普通のノートパソコンとの差を今年の地震の後の状況を見ていて感じることになった

昨年からWindows11の入ったノートパソコンを買おうと考えていたのですが、今回ついに我慢できず、セールで安くなったという理由で新しいノートパソコンの注文をしてしまいました。それはChuwiという中国のメーカーが出しているMinibook Xという10.5インチのミニノートで、CPUにインテルの廉価版n100を積んでいるものです。定価は51,900円ですが、その価格でもこのくらいの大きさで、ビジネス用途(動画編集やゲームは基本的にしない)で普通に使えるだけでなく、液晶を反転させてタブレットのようにも使える便利さがあるので、発売開始時からそれなりに注目されていました。

私は最安値ではないと思いますが、たまたま楽天のChuwi直営店で楽天ポイントの還元分を大盤振る舞いしており(現在は終了しています)、そのポイントを毎月の楽天モバイルの支払いとか、ガソリンの支払(私がよく行く出光スタンドでは楽天ポイントで給油が可能)に使うことで、毎月の口座支払いを減らせるので、それを考えるとだいたい3万8千円ちょっとで購入できることがわかったので、用意していたパソコン用の会計の中から支払うことにして注文してしまいました。当初は8万から10万くらいの予算でノートパソコンを購入することを考えていたので、かなり安く済みました。

Minibook Xが採用しているN100は、実は同じChuwiのお店でメモリやストレージの構成も同じMiniPCを購入して使っており、自宅でブログを書いたりウェブを見たり、ちょっとした作業をやるには十分であることを実感していました。ただ、MiniPCといってもデスクトップなので、自宅で使うか、今モバイル用途および部屋の中で気軽に使うために持っているChromebook上でリモートデスクトップを使い、外でも使えるようにはしてあります。当初はこれで旅先で使うにも十分だと思っていたのですが、その考えを変えざるを得なかったのが今年のお正月の地震です。

Chromebookはリモートデスクトップを使う時だけでなく、ほぼ全ての機能を使う場合、インターネットの接続が必要になります。私はそのために日本の携帯キャリア全てに加入し、もし物理的にもソフト的にも通信障害が起きても、何とか生き残っている回線で使えれば何とかなる(Chromebookで作業できる)と思っていたのですが、今回の地震では全てのキャリアで通信できない場所も多くあったようでした。そうなると、残念ながらそういった状態ではChromebookはなかなかうまく使えないということになってしまいます。

そこで、今使っているChromebookは自宅でテレビを見ながら気軽に使う用にすることにし、本格的に外に持ち出すためのモバイル端末としてMinibook Xを選んだわけです。まだ注文しただけで到着していないのでレビューは後ほどになりますが、Windows11が載ったノートを外で使うということになると、かなり状況は変わってきます。全くネットが使えない場合でもアプリを起動して使うことができるというのは当然として、スマホからのテザリングのうちBluetoothでのテザリングが使えるようになるので、スマホの電池を節約しながらテザリングをすることもできるのは嬉しいです。そしてMinibook XはUSB-Cでの電源供給をするタイプなので、本体の電池残量が少なくなっても、PD出力のあるモバイルバッテリーから充電が可能で、今使っているChromebookと同じように使えるのでACアダプタも共通化でき荷物も減らせます。

いざという時に汎用のACアダプターが使えるという環境(WinPCで)ができただけでも大きな進歩です。ちなみに、テキスト入力マシン、キングジムが出しているポメラDM250の実売価格が4万2千円くらいなので、その大きさに比べてできることも桁違いに多くなるMinibook Xには期待しています。中国メーカーを嫌う方もいるかとは思いますが、他の小さなモバイルノートパソコンを購入検討すると、少なくとも15万円くらいは用意しなければならず、できれば他のものにもお金を掛けたいので、出先で最低限の事ができるならと実機に期待しています。


カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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