昨年末は今まで便利に使っていたスマートバンドを失くし、急に購入するというようなあたふたした買い物をしてしまいましたが、本来はそうした急に迫られての買い物ではなく、狙った品物が通常価格よりも安くなったところを狙って最安値で欲しかった品物を買えるようにと、例年以上に考えることになってくると思います。今回はなるべく無駄なく自分の欲しいものを安くゲットするための私なりの方法をその経験とともに紹介します。
まず、基本的なことなのですが、私たちの普段の生活の中で、生活必需品を含めて何をどのくらいの金額で買っているのかという値段の把握をしておかないと、普段の買い物よりも安く物を買うことができないということがあります。以前はネットでお米を購入していたのですが、最近ではネットでの価格がそれほど安くなくなったことと、近くのスーパーで売っているお米(だいたいはネットと同じか少し安い)でも毎日食べるのに問題がないことがわかったので、ネットよりもスーパーでの直買いを選択しています。
ただ、あまり買わないもののなかなか安く買えないような日用品がネットで安く買えることもあります。そうしたものは、日々メールなどでやってくるお店からのお得なお買い物情報をまとめたサイトを利用してチェックし、今の自分に必要かどうか? ということを考えながら買い物の参考にしています。
こうした安くて魅力的なものが多数紹介してあるサイトを見ていると、ついいらないものも買ってしまいそうですが、私はそれでも買い物メモを作ることによって「本当に今の自分にとって必要なものか?」ということを考えるようにしています。ただそれでも、安いと思いつつも今後使うのかな? と思って買わなかったものが、それ以降安くならなかったり、さらには販売をしなくなったりして手に入らなくなるようなこともあります。ただ、食料など消費するものでなく物として残るものについては、あまり増やし過ぎるとその後の処分も大変ですので、メモを取る時にも買うものを絞ることが今後は大切になってくるかも知れません。
メモを取る中で、現状の通常価格では欲しくないものの、セールなどで安くなったらぜひ欲しいと思えるものもあります。そういった場合に頼りになるのが、ショッピングサイトに欲しい物の具体的な商品名を登録しておくことでしょう。Amazonの場合、マイリストの中に「欲しいものリスト」という項目があります。ここに、欲しいけど高いからセールを待ちたいと思っている商品を登録しておくと、タイムセールなどで安くなった時に通知をくれます。
私自身はPRIME会員で、さらにEcho Showと同じ表示が可能なFireタブレットを目覚まし時計代わりに常時画面を出しているのですが、ある時に「お知らせあり」という画面をクリックすると、それこそ安くなったら買おうと思っていたコーヒーミルが一日の中でも制限時間ありのタイムセールで2割引で売られているというお知らせでした。当然その機会を逃さずに購入したわけですが、すぐに買って使おうとは思わないものの、いつかは安く手に入れたい商品を登録しておくことの効果が出た一例として、スマートスピーカーとの連動もかなり役に立ったというのが個人的な感想です。
また、アマゾンではそうした意図的なセールとは別に、いきなり半額で商品が出ていたりする事があるのですが、その時購入した商品もリストに入れていつでも見られるようにしてあったのですが、通常では2,400円くらいするものが、たまたま割引の表示なく一つの色のものだけ半額になっていたものがあり、色々と考えつつ買おうか買うまいか悩んでいたところ、その商品自体に50%割引がいきなり適用され、通常2,400円のものが600円になっていたのです。私は最初、変な業者の価格で送料が高いのでは? と思ったくらい安くなっていたのですが、どうやらアマゾン本体からの出品らしく、たまたま価格を機械的に変えていたことで、本来はあり得ない価格になっていたことがわかり、速攻で注文を入れて、まさかの破格値でゲットしてしまったこともありました。
このような価格の変化は、価格コムのようなサイトで欲しい商品をチェックしていると一日で価格が上がったり下がったりすることもあるので、粘り強くチェックし続けるということも大切になります。それでも、目を皿のようにしてあらゆる価格をチェックするというよりも、自分の欲しいものメモを基本に、その情報に引っかかるサイトやリストを登録しておくだけでも違ってきます。
昨年から値上げされない物の方が少ないのではないかと思えるほどの値上げラッシュが続いていますが、日々出掛けるための費用をストックするためにも、安く物を買う知恵があると違ってくると思います。これらはあくまで私の場合で、抽選や特別なスクリプトを組まないと購入できないようなセールでの購入は想定していません。そこまでしなくても、今年も良い買い物ができるよう、そして自分にとって使いやすいものを買って紹介できるような買い物をしたいものです。