テレビ文化が衰退していると言われている中、NHKの受信料を払いたくないがためにテレビを止め、代わりにチューナーのないモニターだけを購入し、インターネット配信の動画やインターネットテレビだけで済ましてしまうような方も少数派ではなくなってきています。
そんな中、既存のテレビ局でもインターネットを利用した見逃し配信が充実しつつあり、民放の「TVer」とNHKの「NHK+」は結構利用していますが、今回はそのうち「NHK+」についてのお話です。
「TVer」の方は基本的に毎週放送している番組の中で、見逃していたり地方の違いで見られない番組を見るというような感じですが、NHK+の方はちょっと違うような感じがします。もちろん、連続ドラマや定番のバラエティ、ドキュメンタリーなど見ている番組が見られなかった場合にTVerと同じように利用することもあるのですが、NHK+の場合は単発の番組や貴重な再放送が平日の深夜に突然放送されることがあります。多くの場合は放送に気付いた時にはもう放送が終わっていて、録画することもできずに諦めるしかなかったのですが、NHK+で見逃し配信を利用することで、見たかった番組を見逃すこともなくなりました。
昨日は、本放送がされていることすら知らなかった過去の「銀河テレビ小説」の「まんが道青春篇」(藤子不二雄さんの自伝をドラマ化・本編は東京での生活が中心)を見ることができました。上京前のシリーズはたまたま放送前に情報をキャッチし、深夜の放送ではリアルタイム視聴はきつかったので、録画したものを見ることができたのですが、今回は全くそうした情報をキャッチすることができず、以前なら後から放送されたことを知っても諦めるしかなかったでしょう。
私の場合、毎日ではありませんがアプリの「NHK+」を開いてこれまでどんな番組が放送されていたのかはチェックするようにしているのですが、今回はそうした行動が功を奏した格好です。見逃し配信を利用するためには受信契約をしてログインすることが必要なのですが、個人的には受信料を払うならとことんコンテンツを利用しまくるという感じで考えているので、今後も貴重な番組アーカイブを追加料金なしで利用するために、少なくとも一週間に一度のチェックは欠かさないようにしたいと思っています(見逃し配信は基本的には一週間までなので)。