真夏の自動車トラブルではちょっと考えられないトラブルも起きていた?

私は長年JAFの会員としてサービスを利用していますが、今の車でロードサービスを呼んだことは数回あります。やはりあるのが出掛けた先で急にエンジンがかからなくなってしまうバッテリーに関するトラブルです。

実は今使っているバッテリーは出先でバッテリー上がりを起こしてJAFの方に来てもらってエンジンを掛け、その足でカー用品店に飛び込み、決してグレードの高くないバッテリーに交換して今に至っているのですが、これについては自分でメーカー品をネット通販で購入し、自分でバッテリー交換をすることで、低コストで新しいバッテリーを利用することを考えています。今は遠出の予定はないので、もう少し待ってから交換する予定ですが、もし近いうちに車で出掛ける計画を立てている方で、バッテリー交換をしていない方については、自分で交換できる方は交換してから出掛けられることをおすすめします。

バッテリーに負担がかかるのは夏の気温上昇で、車内エアコンを使ったり、最近では複数のモバイル機器を充電するなど、かなりバッテリーに対する負担があることの他に、車が走行中にバッテリーを充電する充電器がこの暑さで正常に動作しなくなるというトラブルも結構起こっているとのことです。このように、ここのところの暑さゆえの車のトラブルについて、その傾向を追っておくことで、出動を頼んでも時間がかかるロードサービスを使わなくても済むこともあるかも知れません。その顕著な例が、最近ほとんど聞かなくなった「インキー」のトラブルです。

たまたま、このお盆の時期のJAFの職員に密着したニュース映像を見ていて、車の中にキーを入れたまま車がロックしてしまい、車を運転するどころか中にも入れなくなってしまうのが「インキー」と呼ばれているトラブルです。昔は針金を強引にドアの鍵に突っ込んでガチャガチャやっていればロックが外れるような車が多かったのですが、最近の車は盗難防止機能があり、ドアロック解除も難しくなっています。素人が自分で何とかしようとしないで、JAFなどプロのピッキングに頼る事が推奨されますが、最近のキーは車内にキーを放置してあればロックがかからないようになっている車が主流なのだそうで、「何故インキーが起きる?」と思いがちです。実はインキーによるトラブルが増えているのは、この暑さにも関係あるという話がニュースで出ていました。

車のロックを管理するシステム自体がこの暑さでうまく動作しなくなり、本来ありえない状態でインキーが暑い中だと起こる場合があるのだそうです。というわけで、ドライバーが車を離れる場合には、車内にキーユニットを放置することは避け、鍵穴のある車では自分の手で車を開け、電子ロックの場合でもリモコンは常に携帯し、自分の手元にキーユニットがある事を確認した上で車を離れるように心掛けることも、トラブル防止には役に立つのではないかと思います。

さらに、キーユニットを動かすための電池の消耗によって、リモコンボタンが効かないような場合もあると思います。その場合は、常に自分の手元に予備の電池を持っておき、動作が不安定な場合には電池を交換して状況を見ることも大切なのではないかと思ったりします。電池は1年くらいでの交換が推奨されるような情報も見られるのですが、ついそこまで考えずに使ってしまいがちです。

あらゆる事が便利になっても、トラブルは起こります。ただ今回紹介したインキーのように、人間のうっかりミスがなければ回避することもできるものもあります。こんな時期でもありますので、バッテリートラブルもインキーも、出先で起こすことのないように、もう一度、しっかり確認してから出掛けるようにしたいものです。


カテゴリー: 車中泊での心構え | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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