ここのところ、自分でお湯を沸かしてコーヒーを淹れるようにしているのですが、今の時期ですとドリップして落としたコーヒーを氷で冷やすことで簡単にアイスコーヒーが作れ、そのコストについても豆から調達していくとコンビニのコーヒーよりも安く自分の好みに合った味のものが作れるので、最近はさっぱりカフェに行かなくなってしまいました。
飲み物については、大きなペットボトルや紙パックに入ったそのまま飲めるアイスコーヒーも売っているので、わざわざドリップしなくてもそうした製品を自宅で楽しんでいる方も少なくないと思いますが、今の時期になると暗澹たる気分になるのは、冷たいスイーツをお店で食べようとした場合に、その価格がかなり上昇していることだったりします。
先日、あまりに暑いのでかき氷でも食べようと思った矢先に、地元テレビでかき氷のお店のレポートをやっていたのですが、ノーマル(シロップのみ)のかき氷が7~800円、トッピングを付けると千円以上になってしまうかき氷は、元が水とシロップだけに、さすがに高すぎるのではないかと思ってしまいました。
昔からやっている夏にかき氷を出してくれるお店もあるのですが、最近の物価高騰のあおりなのか、昔300円ぐらいで食べられたものが500円くらいに値上がりしているのがネットを巡回しているとわかってしまうので、それなら安いかき氷器を買って自宅で作った方が経済的だと思ってしまう反面、いわゆる「インスタ映え」などどうでもいい身としては、もっと手軽に食べられる夏のデザートを提供してくれるところがあっても良いと思うのです。
色々調べたところ、昔からかき氷を出している個人商品よりも、全国チェーンのファミリーレストラン「ガスト」で出している氷の方が安い可能性が高いことがわかりました。車旅の中で、氷が食べたいと思ったら、あえてガストに飛び込んだ方が無難というつまらない(^^;)結果になってしまったのですが、逆に言うと個人商店自体の経営が立ち行かないような状況も全国である中で、結局は全国チェーンに人が流れるというような感じが今後も続くのかなという感じがします。
安い氷というと思い出すのが、九州や沖縄のスーパーに行くと「ガリガリ君」と同じか少し安い価格で売っている「袋入りかき氷」の存在です。九州地方の方ならおなじみかと思いますが、夏の暑い時に九州・沖縄を旅行した時に袋入りかき氷をいただいた時には、本当においしくてその感覚が今でも残っています。私の地元では袋入りかき氷は見たことがないのですが、旅に出てそうした地域特有のスイーツを安く食べられるようになることを願いたいですね。