mineoのSIMが届いたので平日お昼の速度制限中にRakutenLinkからの電話利用を試みる

先日申し込んでいたmineoの新しいSIMが届きました。無事に審査を終えまして、私自身はmineoについては使っては解約、使っては解約を繰り返していたのでちゃんと審査を通るのか、少々心配するところはあったものの、何とか無事に回線を開通させることができました。

私がここまで解約と開通を繰り返していたのは、最近は大手キャリアとそのサブブランドによる格安SIMの展開が広がる中、やはりmineoが回線を借りて営業しているという点で全ての時間に同じようなスピードが出なかったりするので、その問題点を残して使おうかどうしようかと考えていたのです。

今回は「マイそく」という、MVNOが大手キャリアから回線を借りている事のディメリットを逆手に取ったような、特にアクセスが集中してMVNOのスピードが出にくくなる平日のお昼(12時から13時)の速度を思いっきり絞る代わりに、月額税込990円という安さで、残りの23時間ずっと高速というより「中速」とでも言うべき最大1.5Mbpsというスピードで利用できる(平日お昼は最大32kbpsに制限)というプランに契約しました。

mineoのSIMは今までUQモバイルのSIMが入っていたスマホに入れました。そのスマホには、楽天モバイルのRakuten Linkというデータ通信を使って通話が無料になるアプリを入れて使っていたのですが、ここで問題になるのは、平日お昼の最大32kbpsという制限されたスピードでRakuten Linkが実用になるかという点です。そこで、早速調べてみることにしました。

これについて、まずは制限されている時間にどのくらいの速度が出るかということでも違ってくると思うので、事前にインターネットのスピードテストでその速度を計ってみたところ、何と32kbpsどころか、4~5kbpsあたりから10~11kbpsあたりしか出ませんでした。そうなると、さすがに音声通話でも電話は厳しいだろうと思いつつのテストになりました。

結論から言うと、電波の状況によってつながる時もありましたが、基本的にはつながる前に切れてしまうパターンが多く(Rakuten Linkから通常の番号に掛ける場合)、普通に電話をする前にスピードテストをして、スピードが出ていなかったら相手のためにも電話を諦めるか、他のスマホからテザリングして掛けるしかないでしょう。二台持ちであれば、お昼の間だけは他のスマホからテザリングして使うというのも一つの道ではありますが。

逆に、他の回線から電話する場合、電話が掛かってきた場合の番号通知自体はデータ通信制限時でも受けられるので、「不在着信」として掛けてきた番号は表示されるものの、電話を掛けた後には電波の状態が悪いか電源が入っていなくて掛かりませんというメッセージになってしまいます。まあ、その点は仕方ないと諦め、平日お昼にはその辺は考慮しつつもしどこかからRakuten Link経由の不在着信があった場合、13時を待ってから掛けるようにすればスピードの方はほぼ1.5Mbpsは出ていますので、日のうち23時間(平日)はかけ放題になると考えても良いでしょう。

まあ、昔のソフトバンクのホワイトプランのように、時間を待って同じソフトバンク番号との通話フリーを試した経験がある方であれば、そこまでストレスは感じないでしょうし、親しい人にはお昼休みは電話に出られないかも知れないという風に事前に言っておくことも効果的ではあります。

のっけから厳しい結果になってしまいましたが、それはmineoが大手キャリアから回線を借りている中でやりくりしている中で出してきたプランであることを考えると、かなり頑張っていると思います。どうしてもmineoを入れたスマホで高速通信をしたい場合にはアプリからの申し込みでpovo2.0と同じく24時間データ使い放題が一回330円で利用できますが、そこまでする必要は個人的には感じません。開通初日から制限時の限界について実感したことで、あとは中速で使える時間に何をどう使うかを考えればいいということになります。

今までサブで使っていたUQモバイルの「くりこしプランS」は低速の場合最大300kbpsで、You Tubeは低解像度で止まらずに見られるものの、他の動画サービスはぎりぎりか頻繁に止まってしまうくらいのクオリティなので、今後は外で見る動画についてはmineoの回線で見るようにと考えています。mineoの回線は3日で10GBという制限があるのですが、動画を極力低解像度にすることで何とかスマホ上での動画視聴であれば、そこまでデータ量を消費せず、制限を受けることなく何とかなってしまいそうな感じではあるのですが。

ただし、失敗して一度規制を食らうと、そのスマホは翌日から翌々日の朝まで最大32kbps(最初に書いた通り、場所や時間により実際はさらに遅くなる可能性があります)でしか使えなくなってしまいます。そうなると月額0円で利用が可能なdonedoneやトッピングなしのpovo2.0よりも使えない回線になってしまいますので、特にお出掛け先で動画を連続して見るような場合にはあえて低解像度にセットするとかの工夫は必要になってくるかも知れません。とりあえず、そんな時の事も考えて平日昼間関係なくデータ通信のできるUQモバイルの回線を残してあるのですが。とにかく出先で利用する場合の動画の利用時間とデータ量との関係については、改めて出掛けた時にでも使いながら調べてみたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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