ワークマンのキャンプグッズはウェブ限定いつでも材庫なしでは意味がない

このブログでも度々紹介しているように、キャンプブームで多メディアでキャンプに関する作品が出たり、芸能人の方々がキャンプをする動画が再生回数を伸ばしたりしている中、今まで特殊で高額だったキャンプグッズを安く用意するお店も増えてきました。

100円ショップのダイソーは、ソロクッカーのシステムまで提案したりして、あくまでお店の単価最高額の1,100円(税込)内ではあるものの、魅力ある製品を出してきてくれています。ただ、その価格が故に限界もあります。

そんな中、別のアプローチから新たなキャンプグッズの開発を行ない、2月22日から出してきたのが、少し前までは作業用衣類を中心に販売していた「ワークマン」です。今回、ソロテントを4,900円で出してきたり、ダウンシュラフも7,800円という安さで出してくる中、果たしてどれだけの耐久性が有り、今まで大きなスポーツショップ(登山用品専門店ではない)で売られているような、いわゆる激安のキャンプグッズと比べてどうなのか? というのが今後製品を購入した多くのユーザーによって検証されるでしょう。個人的には、以前に揃えた道具があるのですぐに飛び付かないで、今後今の装備では不足する部分をこうしたワークマンのキャンプグッズで穴うめすることができるのか、ちょっと興味があります。厳冬期は無理でも朝夕肌寒い春や秋にも使えるシュラフであればと思ってウェブ検索をしてみたのですが、快適利用温度4℃・使用可能温度-1℃と、スペック的には良さそうでしたが、人気は予想以上に高いようで、ワークマンのウェブサイトを覗いたらほぼ現時点での入手は難しい感じでした。

ダウンシュラフはすでに次回入荷予定が4月となっていて、他の商品についても翌日の午前10時から購入可能となっていたものの、ウェブ上で争奪戦になりすぐに売り切れになってしまうことはほぼ確実です。安いものであればあるほど店頭でその質感や細かいところを見て購入したいというのが普通だと思いますが、こうしたキャンプギアはほぼウェブ上でしか買えない限定品であり、ウェブ上での説明では「不良品以外の返品・交換不可」「店舗での開封不可(ネット注文で店頭受け取りなら送料無料なので)」「店頭での取り寄せ不可」とありました。

これだと、アンバサダーである有名なキャンプブロガーが関わっているという自慢の製品であっても、自分の用途に合わない場合はまさしく人柱のようにお金だけ払って使えないような状況になることも十分に考えられます。個人的には興味ある商品もあるのですが、安いからと言っても中味もしっかり確かめられないで買うというのは、今流行りのエコという観点でも使えずすぐ処分することになりかねないので、しばらくは様子を見るしかないかなと思います。

ワークマンにとってもこうしたキャンプギアの販売は初めてであり、このままこの路線を続けるかというのは売上がどのくらいになるかによって変わってくると思います。ただ、やはり個人的には安いものであっても、しっかり現物を確認した上でその使い道を考えながら買いたいというのが正直なところです。その点、ダイソーのキャンプグッズは店頭でその内容を見ることができ、もし失敗しても諦めが付きやすいので、つい買ってしまうのですが、今回販売された製品が多くのユーザーの声によってあるものは淘汰される中で、今後全国のワークマンのお店の中で「キャンプコーナー」ができ、作業用衣類と同じように中味を吟味した上で買うことができるようになることを望みたいですね。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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