ついに自分のスマホに「5G」の表示が出たものの実際のメリットは有るか

昨日、自粛生活が続く中で久しぶりにお出掛けをしてきて、無料で見ることができる梅園に行ってきました。紅白の梅はまだという感じでしたが、蝋梅はそこそこ咲いていました。

梅園のある場所は市街地から外れたところにあるのですが、昨年訪れた時にもまだ自宅では楽天モバイルのエリアになっていない時に、その場所がすでに楽天のエリアになっているという不思議な地域で、今回改めて自分のスマホの表示を見たところ、先日新しく契約したばかりのソフトバンク回線のLINEMOのSIM表示が「5G」になっていました。

ようやく自分の地域で5Gが使えるのかと思いましたが、そこでスピードテストをやったところ、まさかの40Mbpsで表示が止まってしまいました。これは、すでにソフトバンクの利用をされている方ならおなじみの現象かも知れませんが、表示だけ5Gでも中味は4Gという「なんちゃって5G」のエリアに過ぎなかったということになるのかと思いました。

ただ、手元にあるスマホの中で5G対応をうたっているのは今メインで使っているReno5 Aだけなので、きちんと5Gを表示できていることを感じられただけでも良しとしなくてはと思います。

ただ、改めて考えてみると、現在私のLINEMOのプランはミニプランの月3GBなので、高速だからと色々やっていればすぐさま3GBを使い切ってしまい、速度が最大300kbpsにまで制限されてしまいます。LINEMOの場合、繋がってすぐは高速が出るバースト転送にも対応していないようなので、基地局に5Gが増えたとしても、あまり意味がないのではないかと思わざるを得ません。

一つ希望があるとすれば、3Gから4Gになって今までは128kbpsから200kbpsがせいぜいだった制限時の低速の最大値が300kbpsから1Mbpsに上がったように、ある程度低速で自由に使えるだけのスピードも底上げされないかなという事がありますね。

現在、外でスマホを使う事を考えると、高速と低速をアプリで切り替えることができ、低速が最大1Mbpsで使えるUQモバイルのくりこしプランMぐらいが私にとって一番使い勝手が良く、UQの方では低速1Mbpsなら今のところは無制限で使えるような事になっているようです。今後、5Gで今より最高速が伸びることで、今まで300kbpsがせいぜいだったくりこしプランSやLINEMOのミニプランでも低速1Mbpsで使い放題な段階になってくれれば、その分当然Mプランの方も低速で3Mbpsくらいは出て欲しいですし、そうなるとまたモバイル回線の使い方も変わってくるように思います。どこかのサブキャリアがたとえ高速1GBでも、低速最大1Mbpsで利用可能なプランを出してくれたら、とりあえず私はそのプランを通話専用のOCNモバイルONEと合わせてスマホに入れて使うようになると思います。

ちなみに、現状では自宅用の通信用に使っている楽天モバイルのSIMについても4Gでしか接続していません。現在はNECのモバイルルーターに入れて使っていますが、今後5Gが使えるホームルーターを導入して現在のスピード制限がどうなるかというところにも注目したいところがあります。現在の楽天モバイルの規制は、一日10GBを超えると最大3GBにその日だけ制限されるというものですが、この低速の押し上げがあり、低速制限でも5~6Mbpsくらい5Gの利用で出るようになれば、もうほとんどADSLの代用として使えるようになるので、まだ時間はかかるかも知れませんが、次にホームルーターやスマホを購入する場合にはそれが5G対応であるかということが私の中では大切になってきそうです。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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