携帯電話ショップの中を見て改めて感じる幅広いスマホについての知識の必要性

昨日は、自分の契約とは関係ないのですが、とあるキャリア系携帯電話ショップに行ってきました。ちなみに、今のスマホ関係のお店は基本的には予約制になっているので、中に入っても店員さんに何かを聞かれるわけでもなく、今回は知り合いの方のご高齢の親族の方がガラケーを折ってしまったということで、現在入手できるガラホ(外見はガラケーそのものですが、4G対応でネット接続も可能な端末)に関するパンフレットをもらってきました。一応お店の中にもガラホが展示されているコーナーはあって、主に電話を中心とした使い方をする人にはまだまだ需要はあるようです。

その前に行った家電量販店の携帯電話コーナーでは、お目当てのキャリアの総合パンフレットすら置いていなかったのですが、さすが専門店だけあって総合パンフレットだけでなく、特定のガラホについては単体のカタログも置いてありましたのでそれを入手しました。ただ、機種変更の場合は恐らくそのガラホを使う方が使うであろういわゆる「らくらくケータイ」の値段が5万円くらいするのですね。これにはびっくりしますが、まずは機種変更と同時に使っているSIMカードをnanoSIMに変えてもらわないと、中古で多く出ている以前の価格がこなれてきたガラホを非常用として用意することすらできないので、さすがに知人にSIMカードだけを持たせてサイズ変更をいきなり言い出すのもかなり不自然ですし、新しいガラホがなければどうしようもないので、この辺の負担は仕方がないと思います。

今回、お店に訪れて変わったなと思ったことは、これも予約制であると思うのですが、お昼休みの時間でもこのショップを利用しているキャリアユーザーのために「スマホ講座」のような事が行なわれているということです。今までガラケーで通して来た人がキャリアがおすすめするままにシンプルスマホに代え、その使い方を教わりながらショップにとっての上客になってくれるようにと言ったらかなりえげつない話ではありますが、結局はそういうことなのだろうと思います。

個人的にはご本人にスマホを使いたいという意志がある場合は、こうしたお店の利益を考えた催しにも積極的に参加し、そのノウハウを学ぶことは重要だと思います。ただ、お店のやることをそのまま受け入れているだけだと、スマホの使い方のノウハウは覚えても、通信費の節約とかの方向には進んでいきませんので、やはり自分の入っているキャリアではなく別にお金を掛けてアドバイスをしてくれるような各キャリアから距離を置いたパソコン教室などの業者からスマホの使い方を学ぶという考え方が必要になる場合もあると思います。以前、政府がそうした場所を作るということを言っていたことがあったかと思いますが、あまり露骨にやると大手キャリアから営業妨害だと言われかねないので、その辺は難しいと思いますが。

昨日紹介して、すでに申し込んでしまったラインモバイルのLINEMOなどは、こうした販売手法とは趣を全く異にし、契約者が自らネット経由で申し込みをしないと申し込めません。逆にそうした事をユーザーが行なうことによって、通信費が劇的に下がるわけなので様々なスマホ・ガラホ用のプランについて知っているのかいないかが、毎月の通信費をどれだけディスカウントできるかの鍵になります。

話は最初に戻りますが、今回パンフレットを取りに行った知り合いの方は、利用する親族がご高齢で自分からお店に行ったり意志を伝えるのが難しいので、携帯の名義を自分に変えたいということを言っていました。そうなれば、時期を見てこちらでキャリアからの離脱および現在の使い勝手を変えないでキャリアよりも相当安くなる料金プランを提案し、それを知り合いの方で実行してもらって、出来上がった格安ガラホをご親族にそれとは知らないまま使ってもらうことも可能になります。もし、自分の親御さんや祖父母の方のスマホやガラホについて考えなければならない場合には、先に自分の名義に変えてしまうことで、自由な選択を好きな時(新しい画期的なプランは突然出てきますので)、前の契約から変えられ、それが通信費の節約につながってきますので、単に代理で手続きするだけではない事も考えてみた方が良いかも知れません。


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