ついに起こってしまった楽天モバイルの通信トラブル その時の対応について

それは、2021年9月11日の午後に起こりました。それまで問題なく使えていた自宅のインターネットがいきなり繋がらなくなりました。私の自宅ネット環境は、モバイルルーターに楽天モバイルのSIMカードを入れ、モバイルルーターに付けたクレードルから有線LANでWi-Fiルーターに接続して家の中の様々なインターネットを賄っているのですが、そのWi-Fiルーターの調子がおかしくなったのかと最初は疑いました(Wi-Fiルーターの表示もおかしくなっていました)。

というのも、楽天SIMを入れたモバイルルーターの方の表示は通常そのものだったので、まさか楽天モバイルの回線が不通になっているとは思わず、ちゃんとした表示に戻すべく、Wi-Fiルーターの再起動や再設定を繰り返していたのですが、それでも全くネットに接続できません。

しびれを切らして、楽天SIMの入ったモバイルルーターに直接スマホのWi-Fiをつないでのネット接続を試みましたが、そこで不通になったことを確認してはじめて「これは楽天モバイルの問題ではないか」と思いました。そこで、スマホのWi-Fi接続を切って、スマホに入っているUQモバイルのSIMでニュースサイトに訪問することで、楽天モバイルで回線トラブルが起こっていることがわかったというわけです。ネットが不通になった時にはネットショッピングで物を買おうと思っていた時だったので、本当に困ってしまいました。

楽天が不通だとわかれば、代替回線は豊富に用意しているので高速通信を残しているモバイル回線をパソコンに繋ぎ一時しのぎをしているうちに、Wi-Fiルーターの表示が正常に戻ったことを確認できました。時間にしては数時間くらいの不通騒ぎではあったものの、最初は先日購入したばかりのWi-Fiルーターが壊れたことをまずは疑いました。そうなると購入店に連絡して送り返すのも大変だなどと思ったのですが、そうならなくてすぐにネットも復旧したのは不幸中の幸いだとしか言えません。

ちなみに私のモバイル環境は、楽天モバイルの他にmineo(ドコモ回線)、UQモバイル(au回線)、日本通信(ドコモ回線)と一部かぶってはいるものの、残している高速クーポンは3回線合計で10GB以上は常に確保しているので、必要最低限の事をするのであれば、数日間トラブルが続いたとしてもブログの更新からネットで色々調べることも何とかできるようになっています。

やはり、固定回線を使えない分、いざという時の回線バックアップ手順を用意しておくことは必要であるということを今回の事では感じましたね。ネット上では、楽天モバイルが「安かろう悪かろう」というような批判も見え隠れしますが、私としてはそうしたトラブルについてはある程度は織り込み済みで、楽天モバイルのみで使うというのは、エリア外に入ってしまうと例えば電子マネー決済(QRコード利用など)ができなくなる可能性があるので、できればいざという時にお店でWi-Fiが使えればすぐに切り替えて使えるような体制を取ったり、別の回線を使って(テザリングやスマホへのSIMカード2枚差しなどで)、使える回線へ切り替えて使うような準備は必要になると思います。

障害の原因について発表があるまで待とうと思ったので直後の報告でなく一日明けての紹介になりましたが、今回のデータ通信不通の原因は、ハード的なものではなくソフト的なシステムトラブルという風に発表がありました。データ通信ができなかった時でも音声通話(Rakuten Linkを使っての通話はできなかった可能性があります)のみは使えていたという話を合わせると、今後みずほ銀行のシステムトラブルのようにアップデートの度にデータがストップするような事が起きない事を祈ります。今後、同様なシステムトラブルでデータ通信が使えなくなるような事があれば、いくら安くサービスを提供しても、ユーザーは離れていく可能性もあるので、その辺はしっかりやって欲しいですね。


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