ドコモのhome 5G HR01は他社のSIMが使えたという報告が 今から楽しみな中古市場

2021年8月末からサービスが始まった固定運用が基本のドコモのWi-Fiサービス「home 5G」とルーター「home 5G HR01」どんなサービスで、ルーター自体の性能は実際どうなのかということが個人的には気にかかりますが、ネットを見ていると、サービスに申し込まれた方からの使用レポートがそれなりに上がってきています。

通信スピードは有線の光インターネットとほとんど遜色ないであろうことはわかっていましたが、安定のドコモ回線を使ってのネット環境は、使っている方のレポートを見るとかなり良さそうで、これなら工事費用を掛け、工事を待って光インターネットを引かなくても十分ではないかとネットの報告を数件見ただけですが思いました。

その辺については何となく想像していたのですが、気になっているのはやはりデータ通信使い過ぎがどのくらいで、その場合どんな制限になるのかということですが、これについてはまだサービスが始まったばかりなので、そこそこ使っていても制限も掛かっていない模様のようです。

ただ、これからユーザーが増えて無茶をしてデータのダウンロードをしまくる人が出てくれば、有限である無線によるインターネットを提供しているドコモとしては、3日間のデータ量によっては具体的な数値を表示して制限を行なうようになるのではないでしょうか。その時にユーザーはどんな行動を起こすのか、その点が個人的には気になります。

というのも、このドコモの「home 5G」サービスについてはいつ解約しても違約金は発生せず、支払うのはホームルーターである「home 5G HR01」の料金39,600円と毎月の通信料4,950円だけです。ルーターを分割で利用している方は3年間使い続ければルーターの料金が割引の適用で実質無料にはなりますが、思っていたパフォーマンスで使えなくなった場合、解約を考える人も出てくると思います。

今のところ、一部のサイトでの情報として出ているのみなので本当に使えるかどうかはわかりませんが、「home 5G HR01」は他社のホームルーターと違って他社のSIMでも使えるという話が出ています。ドコモ系の格安SIMだけではなく、私の使っている楽天モバイルのSIMでも使え、さらに楽天のオリジナルエリアのみを掴む(auのバンド18は掴まない?)という話もあるので、例えば今ドコモと契約して「home 5G HR01」を手に入れて、制限がかかった時点で楽天モバイルを契約するか、それまで0円で維持していた楽天モバイルのSIMに入れ換えて使うような事も可能になるかも知れません。

楽天モバイルの固定化利用について色々な方法を考えている方は、もし情報通りに他社(楽天)のSIMを入れて使えるルーターであるなら、多少お金を出しても中古白ロムが欲しくなるでしょう。そうなるとお店での買い取り価格は高止まりし、ネットオークションやフリマで高額で取引されることも可能になります。さしあたっての快適さを求めて「home 5G」に先走って加入し、一括でモデムを購入したもののその後不満を感じ解約するような事になっても、その高額なハード購入資金を回収する手段が出てくるため、そこまで覚悟しなくても「home 5G」にまずは加入するという方も出てくる気もしますね。

逆に、楽天モバイルの固定化をすでにして使っている私などは今後の展開を見つつ、「home 5G HR01」が中古市場で一定数出てきて、白ロム・中古の良い状態のものを安く手にすることができれば、今のモバイルルーターに入れての運用より高速で安定した楽天モバイルでの運用を目指すことも可能になるかも知れません。

もちろん、今後こうした報告を見たドコモの方で対策がされ、ドコモの専用SIMしか使えないようになってしまう可能性も0ではありませんが、そうなれば市場価格は一気に下がると思いますので、今後はhome 5Gの通信制限の状況と「home 5G HR01」の中古価格の推移を見つつ、別に楽天モバイルのSIMをを入れて安定して使えそうな製品としてのルーターが出るのを待つというのもいいかも知れません。

また、ドコモが行なう制限が楽天の1日10GB使用で最大3Mbpsというものよりゆるく設定され、それが安定して運用されるようならいったんドコモと契約して楽天の契約は0円で維持しつつ、状況を見てドコモ解約楽天復活というパターンもありかも知れません。そんな事ができるプランを提供しているのも楽天の強みと言えるのかも知れませんが、とにかくこのドコモのプランとルーターの状況には個人的にはかなり興味があるので、ある程度多くの契約者が出て、その中で状況が落ち着くことを期待しながら推移を見守りたいですね。


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