Googleフォトの使用を中止した場合の落とし穴

Googleフォトが今まで無制限で使えていたものが、2021年5月いっぱいでGoogle DriveとGmailと合わせて無料では15GBの制限が付くようになるということは先日発表になったばかりですが、さらなるGoogleが提供するドライブの制限についてのさらなる発表がありました。

今回の発表では、2年間使っていないアカウントや、保存容量を超過しているまま使い続けているアカウントの保存データを削除するということですが、捨てアカウントのように取得したものの全く使っていないような場合(主にGoogle Driveの容量を無料で多く使うため?)の対策としてはしょうがない部分もありますが、普通に使っているアカウントでも使っていないサービスがあれば削除が実行される可能性があるということらしいです。

例えば、今回のGoogleフォトの改変を受けて、GmailやGoogle Driveは普通に使うものの、Googleフォトについては代替サービスの方に切り替え、スマホで撮映した写真を別のサービスにアップロードする設定に変更して、Googleフォトの方に新たな写真をアップしないようにした場合、もしかしたらその状態で2年経過したらそれまでアップしていた写真データが消されてしまうという風に読めてしまいますね。

ニュースではGoogleの方から消えてしまう恐れのあるファイルのダウンロードの方法についてのお知らせが入るということですので、普段使っているアカウントであれば、いきなり写真データが消えてしまうということはないとは思うのですが、それでもきちんと対応をしておかないと、今までコツコツとアップしていた写真をまるごと失ってしまう心配が出てきたということは知っておいた方がいいでしょう。

基本的には全て無料で使えるサービスが未来永劫続くということはないと思うので、今便利に使っている無料サービスがもし無くなったらということを考えながらデータの管理を行なった方が良いということを、改めて心に刻みつける必要がありそうです。

そう考えると、特に写真の場合、デジタルデータで残すことで、決して色あせない写真を再びプリントすることはできるものの、ハードディスクやフラッシュメモリにデータを避難させてもハードが破損した場合、全てが失われる危険がありますし、そういう意味では昔のフィルムやプリントされた写真というのは、大きな災害に遭ってもデジタル的に復元が可能ということもあるので、ちょっと時代に逆行するかもしれませんが、旅の記録としてチェキなどのインスタントカメラを持って行くとか、旅の記録をフォトブックにして出力しておくとか、そんなことも大切なのかも知れないなと思ったりもします。

先月プリンターは購入したので、いちいち厳選した写真をプリントアウトしてアルバムを作ることもできますが、基本は写真は出力せずスマホの画面やパソコンのモニター上で過去の写真を確かめるくらいのことしかしていませんでしたが、今回の発表で改めて、しっかりデータ移行の事も考えながら複数のデータ保存場所を常に確保するとか、色々と考えていきたいですね。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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