飲食中にも飛沫を飛ばさず受けないためのグッズ

政府や自治体がGoToキャンペーンを継続したまま感染者を増やさないための方法として、会食の際にもマスクを付けることを推奨しています。食べたり飲んだりした後の歓談の時間であればマスクを付けたままというのは有りかも知れませんが、さすがにマスクをしたまま飲食はできませんし、マスクを付けたまま飲食をするためにマスクに穴を開けたらマスク本来の機能が損なわれてしまうわけで、これを何とかしないとおちおち外食もできなくなってくるような気がします。

イタリアンファミリーレストランのサイゼリアでは、店にある紙ナプキンを流用して、付けたまま食べたり飲んだりできる「しゃべれるくん」のような例もありますが、お店の方でこうしたものを用意するというのも、一つの感染予防策ということで評価できると思うものの、全ての飲食店でそうした用意ができるわけではないので、食事で利用するために外出する際に、何とか食事の際中でも飛沫を飛ばさない(受けない)工夫が必要になってくるところだと思います。

そんな中で、扇子を利用して飛沫を受けないようにしているという方の話が心に響きました。扇子は団扇のようにかさばらないで持ち運べ、涼が欲しい時にセルフで風を送ることができる道具として私の夏のお出掛けには定番アイテムになっていますが、日本では扇子で口を覆うことにより、笑った時に自分の歯を見せないというエチケットアイテムでもあります。ですから、飲食の際に片手で箸あるいは盃を持ち、片手で口をガードするように使うことで、何も対策しないよりも会食の際の感染症の伝染を抑えてくれるのではないかという期待があります。

ただ、このように扇子を使う場合には外で使用した扇子には危険な菌が付いてしまっている可能性があり、布製のマスクのように洗えないという問題があります。紙性の安い扇子も100円ショップでは売っていますが、一回ごとに捨ててしまうのももったいないですね。今のところ布製の扇子を使い、使用後は除菌スプレーを吹き付けた後に天日で乾かすか、そもそも材質的に薄いプラスチックを使った扇子をメインに使用し、使用後は丁寧に除菌するという方がいいかも知れません。

このプラスチック扇子は、夏の水場で濡れても使えるという触れ込みで、100円ショップのダイソーで夏場に見掛けたのですが、長く使っているとプラスチックの折り曲げた部分が切れやすくなるので一シーズン終了で交換するくらいのものだったのですが、今後夏の海やプールを連想させるようなデザインではなく、飲食店内で使っても違和感がないようなものが出てくれば、感染症対策グッズとして使う状況も増えてくるかも知れません。

ただ、こうしたグッズを利用したとしても、市中感染が広まっている場合は、他にも対策をした上で出掛けなければならないでしょう。それでも、無策よりはいいと思うので、今後どうしても外での食事をするような可能性のある方は、食事中でマスクがなくても感染しないようなグッズとして扇子の携帯を考えてみたらいかがでしょうか。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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