衛星放送受信の不安定さとネット配信への期待

一昨日の静岡市の雨はえげつないもので、私の住んでいる静岡県中部には土砂災害警戒情報とともにレベル4の避難勧告が出ました。実際には、自宅は川の近くにも山の近くにも位置していないのであえて猛烈な雨の中で外に出て避難所への移動をするよりも、自宅内で情報を仕入れつつ待機という形を取りましたが、家は大丈夫でもこんな天気の時には衛星放送が全く映らなくなってしまいます。

たまたま一番雨がひどくなった時に、衛星放送の2時間ドラマを見ていて、犯人がわからないまま衛星放送が電波を受信しなくなってしまい(^^;)、結局ドラマの結末がわからないまま離脱ということになってしまいました。別にそこまで真剣に見ていたわけではないのですが、しみじみ今年開かれる予定の東京オリンピックがそのまま開催されていたら、感動的な瞬間を見逃す可能性もあったのではないかと思ってしまいます。

何せ多くの競技が行なわれ、その全てを地上波で見ることは不可能なくらいあるわけなので、いわゆる人気競技以外にどうしても見たいものがあった場合、現状ではどうしても衛星放送BSの生中継に頼ってくるところも出てきてしまいます。

さすがに同じような状況で台風の時には諦めますが、今回のような梅雨の長雨による厚い雲がアンテナと放送衛星を遮り、放送をLIVEで見られなくなるような状況がたとえ来年にオリンピックが開催されることになったとしても起こってくるのではないかと思うのですね。

すでに今回のオリンピックでも計画されていたということですが、オリンピック中継を電波ではなくネット配信で提供するようになり、さらにテレビの画面上で見られるようになってくれれば、アクセス集中時の対策は必要になるものの、少なくとも天候の影響は受けなくなります。まだオリンピックを開催できるかすらわからないのですが、NHKや民放は同時配信にするのか後からの見逃し配信にするかわからないものの、オリンピック動画配信用のコンテンツを作ることは間違いありません。

もしうまく2021年に東京オリンピックが開催できる運びになったとしても、来年も同じような梅雨時の長雨と集中豪雨は高い確率で起こると考えなければならないでしょう。恐らく、ネットによる中継は行なわれると思いますので、感動の瞬間を見逃さないためにも、パソコンだけでなくテレビ上でもネット配信を見られるようにするなどの準備および、少なくとも地上波並みの画質でネット配信を見られるくらいの回線を用意しておくことも必要になるのではないかと思います。

また、今までは地上波や無料BS以外のスポーツコンテンツをテレビで見るためには有料のBSCS放送への加入という方法が主流だったのに対し、まずスポーツの専門チャンネルDAZNがネット配信でサッカーJリーグの全試合および、ヨーロッパのサッカーリーグ、野球も国内プロ野球からアメリカのメジャーリーグ、さらに多くのメジャースポーツの配信を実現しています。もしスマホ・ガラケーでドコモの回線を契約していれば、ドコモの契約とDAZNを紐付けすると月々の料金が安く利用できますし、同様にソフトバンクおよびY!mobileにスマホ契約で加入することで日本のプロ野球のパ・リーグの試合が見られるYahoo!プレミアムに無料で加入できるようになっています。スポーツ好きな方は、今後のオリンピック開催でどうなるかを見ながら、そうした付加価値を評価しつつ利用する回線を選ぶというのも一つの方法です。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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